南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

荒沢神社の不動滝

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 南三陸町の滝                        志津川湾


 巨木を見に出かけたら、偶然にも滝を見つけました。 ラッキー。

 宮城県南三陸町志津川。
 海のすぐそばにある荒沢神社。
 目の前の海岸は津波によってガチャガチャに壊され、只今復興の真最中。

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 この説明文を読むと、かつてはここで滝修行を行っていたらしい。

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 社殿の裏手を沢に下りて行くと、滝がありました。
 滝行するにはちょっと窮屈なサイズかと。

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 昨年暮れからずっと渇水状態が続いているので、流れ落ちる水もごくわずかです。
 水量あれば、見栄えも違っていたはず。
 上流が宅地開発されてしまい、水質いいとはいえず。
 しかし雰囲気は悪くありません。
 現状放置状態ですが、手を入れれば絶対良くなる滝です。

 印象度  

                    宮城県南三陸町志津川  荒沢神社 不動滝


  1. 2017/02/18(土) 20:13:00|
  2. 南三陸町の滝

まんず咲く か

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 野の花々


 そっかあ。
 もう花巡りを開始した方もいらっしゃるんですね。
 人間は昨年のことすら忘れてしまうけれども、花はちゃんと時期が来れば忘れずに咲きますからね。

 これから、あのシーズンがやって来ます。

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 杉花粉が飛散するシーズンです。

 これ、杉が悪いわけじゃなくて、行政の失策ですね。
 岩手県の山林の6割以上は人工林で、そのほとんどが杉なんですから。

 馬鹿は風邪ひかないといいますが、花粉症にもならないんじゃないだろうか。
 我が滝見隊、誰一人として花粉アレルギー患者がおりません。
 ま、そうじゃなかったら春先山に入れっこないんですが。

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 蕾が膨らみ始めたコブシの木。
 栄養状態の良いコブシは、木いっぱいに白い花をつけて、そりゃあ見事なもんです。

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 春、ダッシュ一発で咲くマンサク。

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 でも、とにかく地味。

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 近くによらないと、咲いてるのかよく分からない。

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 以上、陸前高田市内で拾ってきた画像でした。  春よ 来い。


  1. 2017/02/16(木) 18:53:45|
  2. 野の花々

綾里 海岸 辺々

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 道草・寄り道・油売り                 綾里崎沖


 岩手県大船渡市三陸町にある綾里の海岸をあちこち。

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 三陸海岸といえば、岬と入江の出入りの激しいギザギザ形状を思い浮かべるかと思います。
 その典型をここからも眺めることができます。
 画像は北から南方向を撮ったもの。
 天候さえ良ければ宮城県の牡鹿半島の先、金華山までくっきりはっきり見えます。

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 綾里地区の人家が途切れた北端に、ちょっとした風光明媚なスポットがあります。
 少し分かりにくい場所。 立石神社が目印。

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 大震災の影響が歴然と残り、樹木が立枯れたままになっています。
名前を聞けば誰でも知っている ある宗教団体の教祖が、この場所で瞑想に耽ったとか。

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 松の木と間違えそうな枝ぶりの杉の巨木。
 立石神社の道路をはさんだ向かい側にそびえています。

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 海のすぐそばに立っていますが、津波はここまで届かなかったので、どうやら無事だったようです。

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 何故か海の色は濁り気味。


                      岩手県大船渡市三陸町 綾里地区の海岸

  1. 2017/02/11(土) 19:45:07|
  2. 道草・寄り道・油売り

広田崎の早咲きスイセン

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 野の花々


 本日、四国や九州南部での積雪が話題となっております。
 山陰や中国地方も前回以上の大雪になりそうだとか。
 
 一方、南三陸の広田半島に雪はありません。
 雪はなくても、北東北だからやっぱ寒いわけで。
 強い風が吹かないだけ助かります。体感温度が全然違う。

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 岩手県陸前高田市。 広田半島先端部に来ました。
 海はやや荒れ気味。
 正面に見える灯台のある島は、椿島です。
 ウミネコの糞害によって、椿は1本も残ってないと思われ。

 何でここに来たのかといえば、春を告げる花 早咲きスイセンを見に来たのです。
 はたして咲いているでしょうか?

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 海のすぐそば。
 大震災の大津波を被った場所に、ニホンズイセン(日本水仙)の日本最北といわれる自生地があります。
 震災前はところどころに人家があった場所。
 現在は若干の畑と荒れ地になっています。

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 斜面にまばらに群生しています。
 何年か見続けていますが、とくに増えたり逆に減ったりもしていない様子。
 株分けして植え直しをすれば、かなり増えるのでは。

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 すでに開花して、芳香が漂っていました。
 ニホンズイセンは特に匂いが強い品種だとか。
 この場所だけは春の訪れを感じます。

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 椿の花とともに春の花のトップランナーですね。

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 福井では、越前海岸に広く自生し、県の花にもなっているとか。

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 いつの頃か、ここにも球根が流れついたんでしょうね。
 ちなみに原産地は地中海だそうです。

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 派手さはないものの、ツートンカラーで愛らしい。

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 咲きやすいように環境を整備しているわけでもないし、花を切り取って持って行ってる形跡もなし。
 自然のまま、放任状態にあります。
 生育し難い場所ですが、返ってこのほうが人目につかず荒らされなくていいのかもしれない。

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 可憐であっても水仙の仲間は毒草が多い。
 牧場などでは家畜に食べられないよう、見つけ次第根こそぎ掘り取られるそうな。

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 まだまだ寒くて、自販機の暖かいものをほシーガル小隊長。
 でも春はそこまで来ているカモメ!          
 (おい、ザブトン全部取れ!)


                岩手県陸前高田市広田町  広田崎のニホンズイセン自生地




  1. 2017/02/10(金) 20:37:55|
  2. 野の花々

今出山の滝

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 大船渡市の滝


 大船渡市だけにあるのが今出山。
 標高756mほどの山で、山頂付近には通信塔が立ち並び、街からはよく目立ちます。

 今出山の東山麓にはそこそこ名の通った滝がいくつか流れています。
 一方西側斜面にはこれといった滝がありません。
 数少ない滝のひとつがこれ。

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 今出山登山道の途中、崖下に流れており、見つけにくい滝。

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 水量僅か。 しかし水質抜群です。

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                 岩手県大船渡市  中井沢 → 盛川 → 大船渡湾


  1. 2017/02/08(水) 17:33:20|
  2. 大船渡市の滝

福寿草 咲いたよ

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 道草・寄り道・油売り           長安寺 エドヒガンザクラの巨木


 確か昨年も同じ時期に同じ情報をUPしたんじゃなかったっけ。

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 岩手県大船渡市日頃市町にある長安寺の裏庭で、今年も福寿草が開花しました。
 南三陸でこれより早く咲く場所も他にあろうかと思いますが、残念ながら情報不足で知りません。

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 まだまだ咲き始めで、数は少なめ。
 それでも2月初旬にこれだけ見られれば十分です。

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 この場所は、長安寺本堂裏側、土蔵の前の緩やかな斜面です。
 日当たりがいいわけでもないのに、真っ先に花を開いて、地元の新聞に載ったりします。

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 今年は積雪がないし、厳しい寒さも今のところ僅かばかり。
 思っているより春は早く来るのかもしれません。


                 岩手県大船渡市日頃市町  長安寺    福寿草


  1. 2017/02/05(日) 18:49:55|
  2. 道草・寄り道・油売り

神々の巨木たち パート2

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 巨樹・古木


 気仙沼市の古木ツアー、第2弾です。

 真っ先に向かったのは、本吉町幸土という場所にある 箒松。
 震災以後訪れたことがなかったので、その枝ぶりの良い美しい姿を楽しみにしていました。
 ところが、到着して見ると、あるはずの場所に松はないではないですか?
 「え? え? なんでなん!」 と呆然。
 近所の民家で事情を尋ねたら、「枯れたので伐採した」 とのこと。
 それを聞いて、膝から崩れ落ち・・・るほどではないにしろ、非常にがっかりしたのは確か。
 それにしてもこの数年で倒れた巨木の何と多いことか!
 直接震災が影響したものも相当数ありますが、何ら関係なさそうな巨木までバタバタ倒れているのが非常に気にかかる。

 気を取り直して、別の場所へ向かいました。

 気仙沼市の南部、旧本吉町中心部の近くに、津谷桜子という人名のような場所があります。
 そこには、高校と中学校があって、その裏手に200mもない低山があります。
 御岳山、または御嶽山といいます。
 その頂上部に御岳神社があり、周囲に巨木があります。

 急坂を登っていくと、

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 参道入り口の鳥居。
 見えている杉の木も直径1m以上ある巨木です。

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 頂上にある御岳神社と参道。
 この参道の右側に、他を圧する杉の巨木がのっそりと立っています。

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 杉木立にまぎれているため、はじめは分かりにくいのですが、いったん気が付くと目が離れなくなります。

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 存在感がハンパありません。 神々しいというか厳かというか。

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 その名も 「永寿の神木」

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 樹齢400年、幹周6m のまさに神のような巨木です。

 神社の裏手にも2本。

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 そして参道のかなり下の、広くなっている場所に、名前の分からない落葉高木の巨木があります。

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 あまり見ることのない木です。
 何でしょうね?

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 誰にも邪魔されず、延び延びといっぱいに広がっています。


 次は場所が変わって、旧唐桑町。 唐桑半島付け根にある大理石海岸です。
 駐車場から海に向かって左方向へ進んで行きます。
 大震災以来手つかずのままなので、遊歩道は壊れた状態。
 岬の先端部に八幡神社があり、境内に杉の巨木がそびえています。

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 左側の看板の後ろがそれです。

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 ため息が出るような大きさ。

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 これまたデカい。
 ここまで大きくなると、もう杉とは別の何かに変わってしまいますね。

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 枝の伸び方も普通じゃないです。
 神が宿っていそう。

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 反対側にも、ケヤキと思われる巨木があります。

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 海は目と鼻の先に広がっています。
 三方向を海に囲まれ、大津波を被らなかったんでしょうか?


                 宮城県気仙沼市   御岳神社の神木  大理石海岸、八幡神社の神木

  1. 2017/02/04(土) 20:32:22|
  2. 巨樹・古木

気仙城の滝

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 大船渡市の滝


 気仙城の滝。
 昨年発見した滝です。
 同じ大船渡市の御滝様を発見していなければ、間違いなく昨年の年度代表滝になっていたはず。

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 この滝は気仙城という場所にあります。
 ところがどこにも城があるでなし、何でこんな名前なんだろう?

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 気仙城の沢にはたくさんの滝が流れています。
 その中で、ダントツの滝格。

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 直瀑で、周囲を断崖に囲まれた景観のすばらしい滝です。
 水質もいうことありません。

                         岩手県大船渡市              気仙城の滝

  1. 2017/02/01(水) 17:12:17|
  2. 大船渡市の滝

大隅滝

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 陸前高田市の滝


 陸前高田市竹駒町。
 竹駒神社入り口のあたりから氷上山に向かって登っていくと、かつて金山として賑わった玉山鉱山跡があります。
 とっくの昔に閉山しているので、現在は氷上山登山客や玉山温泉の湯治客が訪れる程度のひっそりした場所。
 その途中、道路からやや離れたところに 大隅滝 が流れていました。

 「いました」 と過去形なのは、現在は影も形も無くなっているからです。

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 これが現在の姿。
 つい数年前まで、ここには岩盤があり、直爆の滝が流れ落ちていました。
 町からそう遠くないのに、深山の滝を思わせる幽玄な景観でした。
 かつて、鉱山の作業者たちが毎日のように眺めていたに違いありません。
 
 往年の大隅滝がこれ。

大隅滝

 当ブログに掲載してある画像で、再UPしました。
 我が家に保存してあった他のデータは津波で流出し、大隅滝の画像はこれ1枚きりです。

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 小隊長もお気に入りだった滝は、東日本大震災の強烈な揺れに耐えきれず崩壊してしまったのです。

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 崩壊した岩の間から流れ落ちる沢。

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 あのすばらしい滝を二度と見ることができなくなったのは、残念としかいいようがありません。


              岩手県陸前高田市     大隅滝

  1. 2017/01/29(日) 11:15:59|
  2. 陸前高田市の滝

この木 何の木 気になる木

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 巨樹・古木             大船渡市


 そばを通る度、この木何の木?とずっと気になっていた木がありました。
 岩手県大船渡市の、旧赤崎中学校校門近くにある大きな樹木です。

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 海の近くにあった中学校の校舎は大震災の津波で流されてしまいました。
 この木も頭の上まで津波を被ったはずですが、どっこいしぶとく生き残りました。

 通過するたびに、カメラを忘れたり、時間がなかったり、撮影すること自体を忘れて通り過ぎたりと、なかなかチャンスを生かすことができなかったのですが、今回ようやく木のそばに近付くことができました。

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 暖地性で海岸性の常緑広葉樹であることは前々から分かっていたのですが、さて、この木はなんだろう?

 おそらくタブノキではないかと。

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 少し離れた場所から眺めると、鬱蒼とした茂みになっています。

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 枝張りが厚く、密度が濃いです。

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 裏へ回ってみると、津波で倒された巨石がそのまま置かれていました。

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 南三陸では、神社や寺院の境内によくある木です。
 密に茂り、巨大になるので1本だけでも宗教施設の神秘性が増します。

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 周辺は復興途中でガチャガチャした景観。
 落ち着くまであと数年はかかりそうです。

                  岩手県大船渡市赤崎町   海岸通りのタブノキ


  1. 2017/01/28(土) 18:00:28|
  2. 巨樹・古木
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小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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