南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

南山谷の滝

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 一関市東山地区の滝

 岩手県南部、北上川の東、北上山地分水嶺より西側のエリアにある滝といえば、思いつくままに 網代滝、龍門ノ滝、湯王滝、小黒滝、藤壺ノ滝、紅葉ノ滝、滝山神社の滝、それに猊鼻渓の滝などがあげられます。
 これらの滝のある河川は すべて北上川に注いでいます。
 我々滝見隊ではこの辺りを何度も回っているのですが、そんなに詳しくは見ていないので、まだ見ぬ滝がどこかに潜んでいるんじゃないか。
 そう考え、今回この辺をあてもなく 4台のバイクを連ねて走り回って来ました。
 するとさっそく1発目に入った川でこれまで見たことのない滝を発見してしまったではありませんか。
 「さすが滝見隊隊長、まだ勘は鈍ってないな。 滝探知レーダーは健在だっちゃ。」 と自画自賛。
 「単なる偶然だべ。」 と滝バカ。
 「いちいちそんなこと言わなきゃ、ちょっとは尊敬すんだけどなあ」 と釣り師。

 何という川なのか分かりません。 山谷川の支流です。
 一関市東山町の猊鼻渓から2km程度しか離れていない場所。
 川伝いに道路を登って行くにつれて、
 
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 目の前に現れる断崖。

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 これで滝がなければおかしいべといった雰囲気。
 進んで行くと、崖下に目当てのものがありました。

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 やったー! 新滝発見。
 しかもすこぶるかっこいい滝じゃないですか。

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 滝を取り巻く環境がいいので、佇まいが何ともいえません。

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 こんなことをいったら叱られるかもしれませんが、個人的には同じ東山町にある紅葉ノ滝よりいいと思います。

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 道路から近くて、ヤブコギもほとんどなし。 面倒なしで見られます。 流れる水だってきれい。
 にもかかわらず、まったく無名。 どうなってんの?

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 とりたてて大きくはありませんが、この景観の良さは貴重。
 もしかするとすでに名前のある滝かもしれません。
 川の名前が分からないので、最も近い地名から 南山谷の滝 としておきます。
 東山の南山谷の滝かあ、なんか言い辛いっすね。

 印象度  


 さらに、本流の山谷川沿いの道を上っている途中、最後尾のニーハオ隊員が滝を発見。

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 暗い藪の中に滝が隠れていました。 よくこんなのめっけたもんだ。

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 藪をかき分け近付いてみると、
 落差は十分あるのだけれど、ガチャガチャしてまとまりがなく、樹木が滝に覆いかぶさって見難いったらありゃしない。

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 岩石のほとんどは石灰岩で ろ過されるのか水はきれい。
 しかし 藪を切り払い、滝の上の岩石を取り除き表に出したとしても、顧みられることは少なそうです。
 印象度 


 滝探しはさらに次回へと続きます。


     岩手県一関市東山町   南山谷の滝



  1. 2018/06/11(月) 20:47:37|
  2. 一関市東山地区の滝

松倉崎の滝

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 大船渡市三陸町の滝             ニセアカシア  そばを通るといい香り。 棘有り。


 前回からの続きです。
 
 吉浜川上流の滝ひとつでは腹持ちがしないので、首崎半島周りで帰り、途中で半島の根元部分にある滝を見ることにしました。

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 吉浜湾の南側、首崎半島の付け根です。
 もっとも近い場所が松倉崎なんで、とりあえず松倉崎の滝としておきます。
 おそらく正式な名前なんてないと思います。
 ここから先端側に少し進むと増舘集落があります。

 この滝は、かつて一度だけ紹介しました。

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 この辺りでは規模が大きい。
 しかし形状に難有り。
 ナメ滝というには急斜面ですが、斜瀑というには緩斜面。
 だから普通のシューズで簡単に登れます。

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 何より決定的に不利なのが、水量の少なさ。
 この時も流れる水は岩盤全体に広がって 濡れているだけにしか見えませんでした。
 これで水量が多ければ1枚岩盤なんで相当見ごたえある滝になるはず。

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 高い滝というより長い滝。
 先は茂みの奥まで続いてまだあります。

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 梅雨の大雨の直後に来たら、まったく印象が違ってくるかもしれない。
 岬周りの道路から見え、さして離れておらずヤブコギもなし。 簡単に見れる滝。
 たまたま近くを通ったら見てもいいかな、といったレベルの滝です。 よほどお好きなら。


        岩手県大船渡市三陸町吉浜    松倉崎の滝


  1. 2018/06/10(日) 17:58:03|
  2. 大船渡市三陸町の滝

吉浜川上流の滝

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 大船渡市三陸町の滝


 なかなか必要な時間がとれず、記事がきょうまで延び延びになってしまいました。
 出かけたのが先月のことで、タイトル画もとうに散ってしまった5月のヤマフジです。
 季節が変わるの、早い早い。

 とにもかくにも どうにかこうにか ようやく4人揃っての出撃となりました。
 いやあ長かったなあ。 危うくまるっと5か月間のシーズンオフでしたよ。
 これにはいろいろ理由ありで、釣り師隊員の身内に不幸があったし、なにより最大の理由が、滝バカ隊員の骨折。文字通り隊にとっては痛かった。
 一応隊長は自分なのですが、そもそもの隊の結成の言いだしっぺは滝バカ。
 東北のあらかたの滝は見に行っているし(あくまで本人の弁)、身が軽くて危険なところでも率先して行くし、オフロードバイクだし、週2日は休めるし、カッパ顔のくせにいいカメラを持ってるし(関係ないか)、とにかく自分なんかよりず~~っと滝見隊の隊長にふさわしい人物が気仙沼の滝バカなのです。
 なのに隊長職を固辞し、「もし隊長させられたら、俺、辞めっからな。」 とか訳の分からない言って、自分に押し付けた張本人であります。
 だから良くも悪くも気仙沼の滝バカあっての滝見隊で、こいつがいないと何かと困る存在なのです。
 
 その気仙沼隊員が雨の中ツーリングしていて、コーナーで転倒。
 バイクだから五体満足で済むわけがなく、案の定足を骨折。 バイクもあちこち損傷して修理屋送り。
 これで4名中3名がバイクでの事故経験者になりましたとさ。
 マジな話、バイクは裸で乗ってるのとほとんど変わらないからねえ。 気をつけんと。
 
 不思議なのは、いちばん飛ばして走っているライダーの釣り師が無傷なこと。
 「腕だっちゃ。」 と本人。
 そんなこと言ってて、そのうちおめえだって同病相哀れむようになるかもしんねえんだから。

 滝バカがまだ一抹の不安があるということで 今回は、以前崖上から発見した大船渡市三陸町の滝を真近に見ることにしました。
 かなり高い位置からのロープ降下を必要とするので、滝バカが不安であれば、上からロープのサポート役をやってもらうつもり。
 滝のあるポイントが分かり辛く、似たような場所がたくさんあるし、発見した時から時間が経って、草木がはびこってしまいました。
 しかし現地のガードレールのポールにテープを巻いておいたので よもや場所がどこか分からなくなるといった心配はないはず。
 当日はこの1滝で終了の予定。かなり気楽な工程です。

 で、あちこち道草・寄道・油売り。

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 夏虫山山頂部。
 ツツジがほぼ満開で非常に美しい景観。
 これで青空があったら文句なしでした。
 旬からは過ぎていたため、さすがに中腹より下ではツツジの花は枯れていました。

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 大窪山に移動して、

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 クリンソウの群落。
 話によると盗掘もけっこうあるらしい。

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 さて、大窪山から下りてきて、確かこの辺と、ガードレールのテープを探しながら見て行ったものの、
 アレアレアレ???
 行きつ戻りつを繰り返したあげく、まったく発見できず。
 似たような場所が多く、しかも何百メートルも離れているし、高い位置に道路があるから、ひとつひとつ川まで上り下りして確かめるのは到底無理。
 草木がはびこって、上からでは川の様子がまったく見えません。

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 これ、上の道路から下の川を覗き込んだところ。
 分かりにくい画像ですが、実際はすごい急斜面です。
 川は見えず、何が何だか・・・。 もっと早く来るべきだった。

 「テープ巻いたって、夢見てたんじゃねーか。」
 「アホか、その時ニーハオだっていたんだぜ。」
 そのニーハオに尋ねても小隊長を上回るボケなんで、滝の場所を聞くだけ無駄というもの。

 テープは固く結んでいたから、そうたやすく外れるわけがなく、まず誰か人の仕業に違いない。
 せっかく来たのにまったく滝を見られないのでは癪に障る。
 ということで、もっともありそうな場所にポイントを決めて降下することにしました。
 ロープを谷底へ放り投げ、なんとかなりそうだと病み上がりの滝バカもそろりそろりと降下。

 河原へ降りてみるとそこは巨岩地帯。
 ドデカい岩がゴロゴロとあり、その間を急流の川が流れているから、歩くのも容易でありません。
 藪をかき分け岩を上り下りしながら上流へ進むと、
 「あった!」 と釣り師。

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 おお! 確かにいい滝。
 しかし、前回上から眺めた時には、一本滝に見え、もっと落差があったような気がする。
 これだ、といえば これなのかもしれないが、確証がありません。
 たぶん違う。

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 まとまり感あるし、上流に人家・田畑はないので水質上等。 雰囲気も良し。

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 格的には下流の王滝(鹿鳴ノ滝)より2枚くらい落ちるかなとは皆の意見。
 それでも久しぶりの新滝発見で、 印象度 


岩手県大船渡市三陸町   吉浜川 上流の滝


  1. 2018/06/07(木) 21:10:35|
  2. 大船渡市三陸町の滝

平滑沢の直瀑

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 陸前高田市の滝


 いまだに総員突撃には至っていない我が滝見隊。
 いくらあせったところでこればっかりはひたすら待つほかないわけで。
 しびれが切れかかっております。

 そこで今回もニーハオ隊員と地元の沢におでかけ。
 高田市内の、生出川支流の支流、平滑沢というところ。

 土砂崩れやら倒木やら土砂流出で 車どころかバイクさえ侵入不能な廃道を2人で熊ベル鳴らしながら登っていくと、

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 「ワオッ!! キノコだ。 しかもこいつは野生のシイタケだっぺよ!!」
 「ホンマか!?」
 「いや分かんねえけど、どう見たってシイタケ以外の何物でもないって姿してっちゃ。」
 確かに色・形・匂いはシイタケそのもの。最大17cmほどもあるデカさ。
 試しに1個だけもぎ取って、軸を割ってみても、姿かたちの似ている猛毒のツキヨタケのような黒いシミもない。
 「どうすっぺ??」
 これが本物の野生のシイタケなら 相当希少価値がありそうです。

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 「でもよ、シイタケにしちゃあデカ過ぎるし、それに なんで今頃生えてんのよ?」
 キノコに関して無学文盲のバカ2人、ガン首そろえて眺めたって分かるわけがありません。
 で、ここでも 滝見隊の不文律である「キノコを採ったらあきまへん」の登場となるわけであります。
 自分だけならいざ知らず、家族にまで被害が及んだら大変なことになる、ということで、我々はどんなにおいしそうなキノコであっても生半可な知識だけで採ることは禁じているのです。
 (厳密には、マツタケ以外は、ですけど。 マツタケなら我々アホ連中でも間違いようがないからです。)

 というわけで、多少の未練を残しつつその場を離れました。
 後に調べたところ、シイタケは年2回、春秋に発生するのだそうです。
 猛毒のツキヨタケは秋だけしか発生しないので、結局天然もののシイタケでほぼ間違いないと思うのですが・・・。

 突然草藪から飛び出してきたシカにビビッたりしながら、どうにか現場に到着。

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 平滑沢の滝。 正式な名前は不明。 あるとも思えない。

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 南三陸では数少ない直瀑の滝です。

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 この日、水量少なくややもの足りない印象。

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 若葉に映えます。 いい感じ。
 これで滝壺あったらなお良かったが。

 このほかにも滝の画像はたくさん撮ったのですが、どれもこれも水滴が写りこんで使用に耐えないものばかり。
 こうなると分かっているのに、なんでレンズを確認しないんでしょうね。
 
 林道がちゃんと保全されていた頃は見に来た人もいたかもしれませんが、今となっては野生動物と我々みたいなアホ連中しか訪れるものはいないと思われ。
 山菜がゴッソリあるのに、深山過ぎて誰も来た形跡なし。 1日いたら担げないほど山菜が採れるんじゃないだろうか。


     岩手県陸前高田市   平滑沢の滝



  1. 2018/05/16(水) 19:44:56|
  2. 陸前高田市の滝

浄土ヶ浜遊覧

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道草・寄道・油売り


 これまで4回も乗っているのに、またしても乗るハメになっていまいました。
 海が好きで自前の船も持っていたくらいだから、けっして厭だというわけではなく、出かけた以上はこちらも乗るにやぶさかではございませんが、一緒に乗る相手が相手だけにどうにも気分のほうが乗らない。
 何の話かといえば、宮古市の浄土ヶ浜観光船のことです。

 家庭内のパワーバランスが不均衡で、2時間以上運転する場所へはこちらが厭だろうが何だろうが問答無用、家人の運転手として引きずり出される事が常態化しております。
 今回も滝でも見ようかと密かに計画していたのが、「浄土ヶ浜に行くから運転して」 の一言で、もろくも崩壊。 宮古まで運転するはめに。
 さらに家人の友人が2人加わったものだから、多勢に無勢、出発前から意気消沈でありました。
 多かれ少なかれ、毎日こんな具合だから はてしなくストレス溜まりまんねん。
いったいいつになったら滝探しに行けることやら・・・。


 とかなんとかぼやきながら、これより、非常に大雑把な浄土ヶ浜観光案内をいたします。
 詳細な説明やきれいな画像は、ほかのブログやホームページに多数ありますので そちらをご覧になったほうが有益かと。
 こちらはスナップショットをズラズラ並べただけのしょーもないシロモノ。

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 浄土ヶ浜観光船の陸中丸。 大津波にも生き残った船。

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 このとき同時乗船した観光客は50人程度。
 この数が多いのか少ないのか分かりません。
 風がややあったものの、天気が良く、海もまずまずナギの状態。

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 出港すると、ぐるり回った堤防の裏(太平洋側)に見えてくるのが 八戸穴。
 何じゃい、それ? となじみがないと思いますが、青の洞窟 といえば知ってる人は多いかも。

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 さっぱ船で洞窟に侵入すると、中の海の色が青く美しいらしい。 さながら宝石のごとし。
 最近はへたすると観光船での遊覧より こちらのほうが人気があるんだとか。
 確かイタリヤかどっかで同じような場所があるとTVで見たことがあるし、日本でも北海道にあったような。

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 浄土ヶ浜のメーン会場となっている島々。
 この日は、海上穏やかで、けっこうカヌーが出ていました。

 レストハウスではこの日カニ汁のおふるまいが行われたそうな。
 先着100名様で、我々はまったく間に合わなかった。
 「はじめっから教えてくれればいいのに。」 と家人はブーブー。

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 この辺、船のガイドさんの説明によればいろいろ名前があるようですが 覚えきれないので省略。
 というか、覚えるつもりはハナっからないんですけど。

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 裏側(北側)へ回って来ました。

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 観光船は進みます。

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 ちなみに我々が観光船に乗船したのは、午後。
 午前中の乗船客からたんまり餌をもらったらしく、餌を求めるウミネコの数はそう多くはなかったです。
 なんか、あまりやる気がないまま船の周りを飛び回っておりました。

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 コースにある名所のひとつ、ローソク岩。 
 
 画像右端に写っている物体は、乗船客のひとりが差し出した名物ウミネコパンです。
 ウミネコをミンチにしたやつがパンの中に入っています、ったって、ウソに決まってますけど。
 ほんとは、カツブシとか海藻が入っているパンらしい。 シカセンベイみたいなもんか。
 買わなかったのでいくらするのか分からず。
 ずっと観察していたのですが、パンよりカッパエビセンのほうが食い付きがいいようでした。
 
 だいぶ前、船釣りでエサを付けた仕掛けを投げたら、空中でウミネコに食いつかれて大変な目にあったことを思い出しました。
 魚が食うはずのものが、鳥に食われるとは。 針をはずすのに大騒ぎ。

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 高さ40m。 沖からしか見れないらしい。 国の天然記念物だとか。

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 横から眺めると、何だかよく分からない。

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 さらに船は進みます。

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 夫婦岩といったような気が・・・。
 しめ縄でも張っとけば良さげだけど。

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 岩礁の上には鵜が。 カワウかウミウか分からない。
 ウに限っては、海にいるからウミウとはならないんですな、これが。
 ちなみに、飛んでいるのはウミネコでカワネコではないと思う。

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 さらに船は進みます。

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 岩場の上方に東屋のような建物があって、この辺のどこからか潮が噴き出すらしい。
 潮吹き穴は 何回か見ているはずなんだけど、場所をまったく思い出せず。
 
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 残念なことに、この時は干潮でまったく潮が吹き出ず。 乗客からやや落胆した声が。

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 さらに船は進みます。

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 観光船のUターン場所になっているところ。
 ここの光景は勇壮で文句なしにカッコいい。

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 急に波が高くなり、船が揺れだして、デッキから海に向かってオカズを撒いている人が出てきました。
 ちなみに小隊長は、自船・他船問わずこれまでどんなに揺れても吐いたことはありません。 気分が悪くなったことさえない。
 やっぱ海の男だわ、って、これも程度問題でしょうが。

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 ガイドさんが何か言ってるんだけど、船が揺れ、ガキンチョどもが騒ぎまくるために、全然聞き取れず。

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 沖合に浮かぶ日出島の横を航行しながら船着き場に帰ってまいりました。
 1周回って40分くらい。

 今日のような天候なら、乗船料は高くないですね。
 何度乗ってもそれなりに楽しめます。
 


         岩手県宮古市  浄土ヶ浜



  1. 2018/05/12(土) 19:46:17|
  2. 道草・寄り道・油売り

王滝 (鹿鳴ノ滝)

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 大船渡市三陸町の滝


 いったいいつになったら 「総員 突撃~~っ!!」 と雄叫びを上げれるのか、心中かなりジリジリしております。
 各隊員 行くに行けない理由はありますが、南三陸滝見隊結成以来 これほど長いシーズンオフは初めてでございます。

 気がつけば、風景は桜の時期を過ぎ、新緑へと衣替え。

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 さまざまな緑のバリエーションが山肌を登っている最中です。
 そのうち単一の緑色になるまでの この僅かな期間がとても好きです。
 生命力にあふれ、紅葉より心ひかれるものがあります。

 ヤマブキの花も山野に咲くようになり、

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 三陸の底釣り師たちもソワソワ落ち着かなくなって来ているのでは。
 この頃になるとようやく海水温が上昇してきて、べったり底に張り付いていた魚たちが活性化してくるからです。
 「ヤマブキが咲くとカレイが釣れ出す」 というのがこの辺のセオリーというのか格言のようになっています。

 滝探しに行けないのでじれてしまった、という訳でもないですけど、時間の空いていたニーハオ隊員とともに、プレ・滝探し。
 ちょっと気になっていた大船渡市三陸町にある王滝へ今シーズン初めて行くことにしました。

 「王滝」 と聞いて、「おっ、初登場の滝か?」 と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら違うんですね、これが。
 それどころか、これまで数えきれないほど登場している滝です。

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 割と大きな滝で、風光明媚。 吉浜川ではもっとも印象的な滝。 
 春夏秋冬いつ訪れても雰囲気のある滝。 隊員のだれもがお気に入り。
 それなのに看板ひとつあるわけでなく、名前が分からず、我々滝見隊が10年以上前からとりあえずと思って名を付けていた滝があるんです。
 「鹿鳴ノ滝」 それがこの滝です。

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 立派な滝だし、行くのも容易なんで、名前があってもおかしくないとは思うものの、誰にも聞き様がなく今まで来てしまいました。
 それがいつぞや、地元住民らしき方から連絡があって、「この滝は王滝(大滝)といい、かつては児童の遠足などにも利用された場所。」との由。
 なるほど、この風格なら 王滝というのも納得。
 これでようやく本来の名が分かったわけです。

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 ただし、です。
 滝に興味をもって連絡するような御仁はめったにいらっしゃらないので、十中八九 王滝 という名でで間違いないとは思いますが、我々が直接地元住民に質して確認したわけではないので、これで確定と素直に行かないのが難点。

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 さらに、この滝が王滝と確定した場合、これまでUPしてきた鹿鳴ノ滝を上書きするのも、数が数なんで大変な作業。
 で、これからしばらくはタイトルのように、 王滝 そしてカッコ付で(鹿鳴ノ滝) とすることにしました。
 確定次第 王滝 一本でいこうかと。

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 滝自体には何の問題もなく、相変わらずいい滝であります。

 そして我々にとっては朗報。
 王滝を見た後、吉浜川をさかのぼり、これまで見たことのない滝を発見したのであります。
 もしかすると落差だけなら吉浜川でNO.1の可能性もあり。
 このときは降下用具を持参してなかったので、かなりの高さの崖を降りることができませんでした。
 木々がうっそうと茂る前に再突入を図ろうかと考えております、ハイ。


       岩手県大船渡市三陸町吉浜    吉浜川  王滝 (仮称 鹿鳴ノ滝)


 
  1. 2018/04/29(日) 20:15:21|
  2. 大船渡市三陸町の滝

本郷の桜並木と唐船番所跡

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 道草・寄り道・油売り


 本郷の桜 というより 花露辺(けろべ)の桜 といった方が知られているかもしれません。
 釜石市の沿岸南部にあります。

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 桜の開花情報などにもよく載っている場所。

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 桜並木の一部分を写真に切り取ると、確かに華やかで美しいです。
 全体がこうであれば、すばらしいでしょうし、観光客もたくさん訪れるのでしょうが・・・。

 しかし、あくまで個人的な感想を述べるなら、最盛期を過ぎてしまった観光地のような気がします。
 距離・本数・密度・勢いにおいて、桜の衰えを感じてしまいます。 櫛の歯が抜けたよう。
 華やかさと一抹の侘しさが同居しているような感じ。

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 看板には「すでに40年の樹齢を重ね・・・」とありますが、どう計算しても植えてから80数年は経過しているのでは。
 その間、チリ地震津波があったし、東日本大震災でも津波を被っただろうし。
 それだけ衰えが目立つ印象。
 全滅してもおかしくなかったはずですが、逆に考えればこれだけの桜が生き残り、しかも花を咲かせているのが奇蹟のよう。

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 大きな期待を持って訪れたら落胆するかもしれませんが、最盛期の風情はまだまだ十分に感じ取れると思います。

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 桜を観賞した後、そのまま漁港の方へ進んで行くと、

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 休日にもかかわらず、堤防や船着き場には人っ子一人いません。
 釣りをしている人すらおりません。 なんたる寂しさ。
 大震災以来、釣り人口が急減したことをまざまざと感じます。
 その一人に小隊長も含まれるんでありますが。

 帰りがけ、漁港から上がって来て、妙なものを見つけました。

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 一瞬、墓かと思ったのですが、どうも違うようです。

 近付いてみると、

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 なんと、仙台藩が外国船を監視する番所の跡だったのです。
 仙台藩としては、もっとも北に位置する番所ではなかったか。
 新しい道路ができたために、ここだけ取り残されたようでした。
 放っておいたらそのうち藪の中に埋没しそうです。

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 番所跡のすぐそばには、津波を受けて立枯れた杉林と、何事もなかったかのように樹勢のよいヤブツバキの群落が。


       岩手県釜石市唐丹町  本郷の桜並木  唐船番所跡




  1. 2018/04/17(火) 20:08:19|
  2. 道草・寄り道・油売り

海岸二題 ひねもすのたりのたり かな?

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 道草・寄り道・油売り

 ツーリングのような散歩のような感じで、海まで行って来ました。
 いつもいつも同じ顔とにらめっこばかりしていたんでは、気持ちの開放も必要。

 まずは気仙沿岸の桜の状況から。

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 数日前に満開になった桜の花が、今日の強い風によってちぎり飛ばされております。
 はかなくも散るというより、身ぐるみ剥がされていくようで、長い冬が終わり、ようやく咲くことができた花びらなのに、なんとかならんかと思ったり・・・。
 ピークは過ぎつつあるようです。
 ちなみにこの画像は、先だっての岩手日報1面に掲載された大船渡市 立根(たっこん)川岸の桜並木。 本日の画像。
 我が高田市にも水仙酒造の敷地にたくさんの桜があり、毎年花見を楽しんでいましたが、津波ですべて流され今は跡形もありません。
 碁石近辺の桜は、まだ満開になったばかりなので、この強風にも耐えられるはず。


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 さて、ここはどこかといえば、岩手県大船渡市三陸町綾里の白浜海水浴場です。

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 こうやって海の方だけ見ている分には、いつでも泳げそうな感じがします。

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 が、どっこい、まだ堤防は工事半ばだし、砂浜を仔細に見れば、砂に混じって大量の石が残り、少なくともあと2~3年は遊泳場所として開場にならないのではないか、といった気がします。

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 大震災の年に生まれた子供たちは早7歳になろうとしています。
 その間、目の前に海を見ながら、その海で夏になっても泳げなかったわけで。

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 気仙地区では、僅かながら泳げる場所もあり、まったく海に行かなかったわけではないでしょうが、海と接する機会が大幅に減少してしまったことは確か。
 不憫なような、寂しいような・・・。

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 ここ白浜も1日でも早く工事が終了し、一般客が入れるようになってほしいものです。

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 これは小さいながらも一応河口ということになります。
 上流の水量はもっと多いのですが、砂に吸い込まれてこんな風に。

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 砂浜で羽を休めるウミネコたち。

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 人間が立ち入らない場所となっているので、安心して休めるようです。

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 さて、ここから一挙に南国へ飛びました。

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 いや、飛びません飛びません。
 バイクじゃ飛びっこないですから。

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 ここはどこかといえば、地元、陸前高田市の広田半島。

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 まるで南国を思わせる光景がここにはあります。

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 海を見ると、そんなに暖かそうじゃないですけど。

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 広田湾を挟んで、陸前高田市のシンボルのひとつ、氷上山のスカイラインが望めます。
 どこが頂上やらといったなだらかな山容。

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 実は、大船渡市側から見た方が、氷上山は頂上がはっきり分かります。
 市街地の背景にあるので、なんとなく高田市でもっとも高い山のような気がしてますが、本当は一関市大東町の境にある原台山のほうがちょっぴり高い。


     岩手県大船渡市三陸町綾里 白浜海岸       陸前高田市の広田半島より


  1. 2018/04/15(日) 17:16:02|
  2. 道草・寄り道・油売り

綾里不動の滝

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 大船渡市三陸町の滝


 なんだなんだ、もう満開かよ。
 例年より1週間は確実に早いんでないかい。

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 週末は天気が崩れるっちゅーし、これじゃあ、日曜日まで花がもつかどうか分からんじゃあーりまへんか。
 どーすんだよ、ホントに。 予定が狂っちまったぜい。

 うかうかしてるとたちまち旬を過ぎてしまうので、早いとこUPしよ。
 仕事先の大船渡市内で撮りました。 本日(2018年4月11日)の画像です。

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 あまり目立ちませんが、ヤブツバキの花も今が満開で、桜との共演が見られます。

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 早くも鯉のぼりとコラボしているところがありました。


 さて、滝探しのほうですが、あいかわらず今シーズンの始動がいつになるのか、今現在目途がまったく立っておりません。
 期待しているとは思いませぬが、まことに申し訳なすです。

 で、どこにも行ってないので、少々トウの立った画像を倉庫から引っ張り出すことにしました。
 冬の間撮って来た大船渡市三陸町の綾里不動滝です。
 何の苦労もなく行くことのできる滝で、5分ほど歩くことさえできるなら、どなたでも見ることができます。

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 雄滝。
 落差15mほどある、この辺では高い部類の滝ですが、いかんせんほとんど水量がないため、迫力の点ではイマイチ。

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 雌滝。
 「岩手の名水20選」 の水の源がここです。
 滝の上流に沢がなく、地下水が滝になっているため。

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 荒神ノ滝。
 水量がほとんどないので、よく分かりませんね。

 以上3つの滝は、それぞれ別沢に流れています。
 その3本の沢が合流して、

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 浄吉ノ滝になります。


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 別の場所で発見したニホンカモシカ。

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 カモシカは冬眠しないので、今年のように雪が多量に積もると毎日の生活が大変だったべねえ。


        岩手県大船渡市三陸町綾里   綾里不動の滝




  1. 2018/04/11(水) 20:37:15|
  2. 大船渡市三陸町の滝

碁石海岸のカタクリ

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 野の花々


 南三陸滝見隊の各隊員それぞれがそれぞれのワケありで、今シーズンの始動がなかなかできない状況であります。
 へたすると春の大型連休あたりまでズレ込むかもしれません。 う~~ん、困ったもんだ・・・。

 そうした個人の悩みとはまったく関係なく季節はズンズン進んでまいります。
 気がつけば、南三陸にも桜前線がやって来て、早いところではもう満開に近い桜も現れました。

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 桜は画像をすぐにUPしないとたちまち旬が過ぎます。
 こんなに開花が早いと なんでか気ばかり焦る。

 もちろん里の椿は満開。
 こちらは開花期間が長く、焦る必要はまったくなし。

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 隙をみて碁石海岸までバイクを走らせました。
 カタクリの花が最盛期を迎えているとの情報。

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 カタクリといっても、どこでも咲いているわけでなく、広い海岸のごく一部だけです。
 海が見える、こんな傾斜地に、カタクリの群生地があります。

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 近年知られるようになった場所で、遊歩道などはなく、大勢の観光客が入るとたちまち押しつぶされてしまいそうな場所に はかなげに咲いています。

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 スプリング・エフェメラル=春の妖精とか言われていますね。
 1年のうち春だけしか地上に姿を現さない花を そう呼ぶそうです。

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 数本程度咲いているのは、時々見るけど、これだけ群生している場所はそうそうないです。
 ましてや、こんな海岸にあるのは全国的にも数少ないのでは。

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 カタクリが終わると いよいよ本格的な暖かさの到来です。
 バイクで動き回るにはまだ少々寒いので、早くポカポカの陽気が訪れてほしいもんです。


        岩手県大船渡市  碁石海岸のカタクリ


  1. 2018/04/07(土) 16:10:27|
  2. 野の花々
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小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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