南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

春の野花と若葉

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 野の花々


 風はまだ幾分冷たさが残るものの、気分的にはすっかり春。
 当地では、桜の花びらが舞っております。

 あちこちで撮って来た野花などの画像をペタペタ貼ります。
 植物に関してはほとんど無学ですから、あまりコメントありません。
 花の名があったにしても、眉に唾して見てください。
 本人自身が半信半疑なんですから。

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 ミヤマキケマン

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 ヒトリシズカ だったっけ。 ヒトリと云う割にはたいてい塊りで生えてますね。

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 ちょっと高地へ行くと、まだウメの花が満開だったりして。

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 カタクリ
 スプリング・エフェメラルの女王的存在。
 みんなから愛される花ですね。
 咲いていると放っておけず、つい写真に収めたくなります。
 単独でも群落でも見かけます。

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 川辺にたくさん咲いてました。

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 アズマイチゲ?

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 キクザキイチゲ? それとも上の色違い?

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 ムスカリ
 園芸種が野生化したもの。

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ニリンソウ、ですかね?

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 遅咲きの八重桜はまだまだ健在。

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 キノコの仲間は春先から出ています。
 でも何がどれやら、どれが何やら、図鑑を見ても分からないものだらけ。
 自信を持って断定できるのはマツタケぐらい。

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 スミレの種類も多い。日本だけで60種類以上あるとか。

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 これはけっこう自信あり。 ウスバサイシン。
 ヒメギフチョウの食草。 蝶マニアはこちらのほうから探すらしい。
 ちっちゃくて目立たないけど、変わった花。

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 七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだに 無きぞ悲しき
 なぜかこんな句を覚えています。
 この花が咲く頃になると、三陸の海ではカレイが釣れ出すサイン。

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 山吹の花に似てるけど、こちらは草。 なんだろ?

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 マムシグサとウラシマソウの違いが分からん。
 判んなくたって、別に困らんけど。
 子供の頃は薄気味悪くて近付けなかった花。

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 コブシ。
 風に舞った大量のチリ紙が、枝に張りついたように見える。


 三陸ではいよいよ若葉が萌え出す頃となりました。
 紅葉もいいけど、山全体が緑のグラデーションになる若葉の頃が小隊長は好きだなあ。

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 山菜の王、タラノメ。
 あるところにはどっさりあるんだけど、ひとに教えると翌年から教えた人が採れなくなります。
 小隊長はタラノメに限らず山菜全般、全然採らなくなりました。 とるのは写真だけ、なんつって。

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 冬の薄茶色の山が徐々に緑色に変化していくのは、自然の生命力を感じて心なごみます。
 それと同時に滝探しで鬱陶しいヤブコギも始まるんだよね。
 チクチク とか トゲトゲ とか イガイガ したやつだけは勘弁願いたいもんです。




  1. 2015/04/21(火) 21:04:53|
  2. 野の花々

9月の野の花

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                  野の花々 (実も)


 南三陸では9月になると、目だった花ってないですね。
 どれもこれもどこでも見る花ばっかり。

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 ハス
 夏を惜しむかのようにまだ咲いているところがあります。

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 栗の実
 イガがあって、厚い皮があって、渋皮があって、こんだけ厳重に防御してるのに、山の栗は虫穴だらけ。
 この現状に関して栗はどう思っているのか、いっぺん聞けるものなら聞いてみたい。

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 実が熟すと、ちょっと気色悪い配色になります。

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 ヤマボウシの実
 一応食べられます。 一応ね。 食べても害は無い、といった程度。
 かすかにリンゴのような香り。
 食べて見ると、スポンジのような歯触りの後、ベタベタした食感が残る。
 味はあるような無いような。
 つーわけで、決して美味しいものではありません。

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 コブシの実

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  1. 2014/09/19(金) 21:37:19|
  2. 野の花々

8月の野の花々

野の花々



 また画像が溜ってきたので放出します。
 行った先々で撮って来た8月の野花です。

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 クズ。
 同じ言葉を、夫婦喧嘩の際、我が家人が小隊長に向かって時折発します。
 薬効があり、葛粉が採れ、家畜の飼料にもなる植物なので、 「何かと役に立つ」 という意味で使っているのだと思うことにしています。
 「鬱陶しくて邪魔くさい」 という意味では絶対にないはず・・・・・。

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 オオバギボウシ

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 こりゃいったい何だ?

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 フシグロセンノウ
 暗めの場所ではよく目立ちます。
 群生しない花ですね。

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 ササクレヒトヨタケ
 名前だけだと毒キノコ風。でも食用。
 ヨーロッパでは高級キノコなんですと。
 食べなれないためか、よく倒されたり潰されたりしています。
 小隊長も食べたことはありません。

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 マツヨイグサ?

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 ネジバナ

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 ナツズイセン
 当地方では晩夏に咲く花。
 見ると、もう夏も終わりかと一抹の寂しさを覚えます。

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 ススキ   ときたら、

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 ハギ ですよね。
 この2つ、秋に限らず夏前から咲いてます。
 あとは、満月にお団子か。
 汗っかきのくせに寒がりなんで、寒くなるの、嫌だなあ。

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 これまで見たこともない花。
 珍しい種なんでしょうかね?

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 どことなくジャスミンに似た花。
 何で知っているかといえば、震災前まで家人が育てていたから。
 その鉢植えも津波ですっぽり流されました。

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 ヤブツバキの実

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 よく見る花が多いのですが、覚えようという気もないので、どれがなにやら。




  1. 2014/08/25(月) 21:51:28|
  2. 野の花々

2014 碁石海岸のヤマユリ 2

野の花々


 岩手県大船渡市にある碁石海岸では、ヤマユリの開花がピークを迎えました。
 すでに散り始めているエリアもあります。

 ペタペタと貼っていきます。

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 ヤマユリといえば、その名の通り 「山の百合」 で、山地で咲いている感じがするけれど、南三陸では海辺でも数多く咲いています。
 碁石海岸では、大海原と断崖とヤマユリを同時に見られるのがウリです。

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 南三陸の他の場所に比べて、碁石海岸のヤマユリは遅咲きです。
 標高500m以上の高地でもとっくに散っているところが多いのですが。
 海に面しているからなんでしょうね。





  1. 2014/07/31(木) 20:18:00|
  2. 野の花々

2014 碁石海岸のヤマユリ 1

野の花々

 岩手県大船渡市にある三陸復興国立公園 碁石海岸で、ヤマユリが咲き始めたとの情報を耳にし、さっそく行ってみることにしました。
 碁石海岸は、パンフレットではなぜか記載していませんが、知る人ぞ知るヤマユリの名所です。

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 ヤマユリは小隊長が最も好きな花。
 夏の到来を感じさせてくれます。

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 確かにヤマユリは開花時期を迎えたようです。
 特に市立博物館裏の一帯は5分咲き程度に開花していました。
 そこはかとなく漂ういい香り。
 ただ、公園全体では蕾が圧倒的に多く、まだまだこれからといったところ。

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 こんなのが多かったです。

 公園内外で見かけた花々。

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 木イチゴの一種。
 子供の頃、よく食べてました。苦みが美味しい。
 ポロッとはずれるので食べやすい。
 そのまま口に放り込むと虫が混じっていたりして。

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 ヒルガオ

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 ホタルブクロ。
 1本でこんなに花を付けているのは珍しい。

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 ノハナショウブ。

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 スカシユリ。
 碁石海岸では少ないです。
 もう終わりましたけど、ニッコウキスゲのほうが断然多い。

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 キノコに関しては、マツタケ意外知識がありません。

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 ツリガネニンジン
 なんでこれがニンジンなの? と思うけど、根っこが似ているからか?

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 ネジバナ
 開けた原っぱのような場所に咲いていますね。
 目立たないけど可憐です。

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 ヤブカンゾウ?

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 帰りがけ、海岸近くのラベンダー畑で花を摘んでいる人たちを見かけました。
 そこは大船渡市が委託した花畑で、今日は自由に摘み取っていい日なのだとか。
 植え木バサミを借り、ごみ袋(大)をいただいて小隊長も仲間に加わることに。
 「ごみ袋って大き過ぎやしませんか?」
 「いえいえ。パンパンになるくらい摘み取ってかまいませんから。」 と何とも太っ腹。
 雨が降り続き、傘も持っていないので、適当にザクザク切って、両手で掴めるくらい摘み取ったところで止めました。
 
 おかげ様で我が家は適法ハーブの香りでいっぱいです。
 ラベンダーの鎮静作用が家人に効いてくれればいいのですが・・・。

                                     岩手県大船渡市末崎町 三陸復興国立公園 碁石海岸


  1. 2014/07/20(日) 21:47:31|
  2. 野の花々

6月の花 白い花

野の花々


 南三陸の山中あちこちで撮って来た花々。
 全部今月撮影しました。

 いつも通り、名前の分からない花やうろ覚えの花は名前を挙げません。
 知らない花のほうが圧倒的に多いです。
 どうせ調べてもすぐに忘れます。

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 オドリコソウ

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 ドクダミ
 部屋に置くと虫が寄って来ないそうです。
 でも嫌な臭いで辟易します。

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 ハマヒルガオ
 海岸ではなく、海から遠く離れた池のそばで。

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 ノアザミ
 いくつか種類があるようです。
 中にはちょっと触れただけでとんでもなく痛いやつがあります。
 ヤブコギでは気を付けなければならない植物のひとつ。

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 ヤマボウシ
 ハナミズキとよく似ていて、遠目に見るとどっちがどっちだか。
 山の中で見るのはほぼヤマボウシらしい。
 ハナミズキはアメリカ原産で、ヤマボウシは国産だから。
 野生ではほとんどが白色の花です。まれに紅がかった花を見ることもあります。
 赤くて柔らかな実が成ります。
 図鑑には食べられるとありますが、美味いもんじゃないというのが個人的感想。

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 末期のハマナス。
 海岸近くに咲くイメージですが、南三陸では山中で見ることがあります。
 これは標高400mくらいの場所。
 種が運ばれたのかもしれませんね。

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 エゾアジサイかな?
 ガクアジサイ・ヤマアジサイ・エゾアジサイは判別がつきません。
 白色から水色・紺・紫・ピンク・赤までいろいろ。
 水色がもっともポピュラー。
 そろそろこちらでも咲き始めました。

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 マタタビ。
 ご存じネコ科動物の媚薬。

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 山では鮮やかな色の花が減って、白色の花が目に付くようになりました。
 それも木の花が多いようです。
 どうして白い花ばかりなのか?
 ニーハオ隊員によれば、
 「6月は昆虫が活発に活動を始める時期。花にとっては花粉を媒介してくれる大事なお客さん。
 そのお客さんの目を引くためには一見派手な色の花の方がよさそうだけれども、暗い森では逆に目立たない。
 暗くても目立つ色は白。夜間活動する蛾などには特にこの色が効果的。だから森では白い花が多くなる。」
 なるほどそうか、と聞いていたけれども、あくまでニーハオ仮説。
 本人ドヤ顔で講釈たれてましたが、どこまでホントなんだか。




  1. 2014/06/20(金) 21:25:35|
  2. 野の花々

今出山のツツジ

             野の花々


 本日滝探しに行く予定がメンバーの相次ぐキャンセルによってあえなく中止。
 気仙沼隊員 「ちょっくら仙台行ってくっから」
 釣り師隊員 「水温上がったようなんで、沖釣りに出る」
 大船渡隊員 「急に不幸ができたんで行けねーよ」
 ったく、もう。

 どうすんべ、と考え、陸前高田市の氷上山へ登ってツツジを撮ろうかと一時は思いました。
 でもこの炎天下、足で登るのはきつい。
 気仙沼市の徳仙丈山はおそらくツツジ見物の客でごったがえしているはず。
 一関市の室根山はちょっと遠くて、途中からシャトルバスに乗り換えなければならないし。
 で、思いついたのが、大船渡市の今出山。
 ここなら山頂までバイクで登れるし、人もほとんど来ないのでは。

 今出山は大船渡市内のほとんどの場所から眺められる山。
 大船渡市単独の山で、標高756mあります。
 正直いってあまり面白くない山です。
 山頂部には放送局や電話会社の電波塔が林立しているだけで、これといった見どころがありません。
 ただ、今の時期だけはツツジが咲き誇りそれなりに見ごたえがあります。

 大船渡市内から見た今出山。
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 頂上の一部が赤くなっているのがお分かりでしょうか?
 何だか鶏のトサカを連想しました。
 
 名所になるくらいのツツジの面積はあるのですが、そうならないのは理由があります。
 あまりに道路状況が悪いからです。
 だいたい7合目までは、峠を越える舗装された道路があります。
 そこから頂上までが悪路の連続。
 小隊長のようにバイクで登るなら何の問題もありません。オフロード用の車でも大丈夫。
 でも普通乗用車ならマジヤバいです。
 実際、この日もトヨタ・エスティマで強引に登って来た人がいましたが、ガッツンガッツン底を打ちつけていました。
 無謀というか、アホです。車壊れたらどうやって戻るんでしょうか。
 以前ツツジの名所でこの山を紹介しなかったのは、ひどい悪路を登らねばならず一般向けではないから。
 もちろん登山口から歩けば問題ないわけですけど、登山口には車が2~3台しか停められません。
 それも待避所なんでおすすめできるわけがないです。

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 ご覧のように頂上付近はかなりの面積がツツジに埋め尽くされています。見事。
 登山者は3人だけ。

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 残念ながら展望は360度というわけにはいきません。
 大船渡湾だけは小舟まではっきり見えました。
 真の頂上部には電波の中継所が建っています。
 つーか、そこら中電波塔だらけで、味も素っ気もない山頂です。
 登山者のための設備はいっさいありません。
 頂上から離れた下に広場があり、壊れかけた山小屋風の建物があり、完全に壊れたトイレがありますが。

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 ツツジの生えているところと生えていないところがはっきり分かれているので、人の手によって植えられたのかも知れません。
 しかしここを観光地化しようとするなら、まずは道路を何とかしないとどうにもならないような気がします。
 まあそのおかげで人がおらず、ゆっくりのんびり見ることができました。

                                   岩手県大船渡市   今出山 山頂部


  1. 2014/05/31(土) 22:23:50|
  2. 野の花々

大窪山ツーリング

                               野の花々


 岩手県大船渡市三陸町にある大窪山を巡って来ました。
 前回の 鹿鳴ノ滝 はその一環で立ち寄ったもの。

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 大窪山にはとりわけデカい木がありません。
 昔、一帯の木は炭焼きのために伐採され、現在生えているのはその後の二次林だからという話を聞かされたことがあります。
 この巨木はどういうわけか切られずに残ったもののようです。
 主幹の上部、そして縦半分が倒れ、中はほとんど空洞になっています。
 見るからに痛々しく、死期を迎えるまで間もないような姿ですが、それでも残った枝に若葉を茂らせていました。

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 ツツジは期待したほど咲いていませんでした。
 さっぱりダメ、というわけじゃなく、こちらの期待度が高過ぎたせいです。
 思っていたのより60~70%くらい。
 蕾状態というのではなく、花芽が少ない感じです。
 全体に花芽のないものもけっこうあります。
 しかし満開状態のものはきれい。

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 今を盛りに鳴いていたのがエゾハルゼミ。
 南三陸の山では真っ先に鳴き出すセミです。
 シャーシャーシャーシャー騒がしい。
 春山の風物詩で嫌いじゃないです。

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 サクラソウ科の中では最大の花、 クリンソウ。
 湿地にポツンと1輪だけ咲いていることもあれば群生していることもあります。
 下の花から順に開くので、咲き終わりまで長く楽しめます。
 野生ではピンクの花しか見たことがありませんが、園芸種では様々な色があるようです。




 

  1. 2014/05/29(木) 19:06:44|
  2. 野の花々

不憫な花

        野の花々


 タニウツギ。

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 日の射す林道脇とか、明るい斜面とか、ちょっと開けた場所とか、とにかく山に行けばどこにでも普通にある木です。
 特に土質も選ばないようで、痩せた土地や土砂崩れを起こしている場所でも平気で咲いています。
 柔らかなピンク色を中心に、白っぽいものからビビッドな赤に近いものまであります。

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今頃が開花期で、ピンクの非常に目立つ小さな花を枝いっぱいにつけます。
 田植えの頃に花が咲くため、タウエバナ と呼んでいる地方もあるとか。
 一面に咲いている光景は、単純にきれいだと思います。

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 ところがこの木、南三陸では、誰が付けたか ナベコワシ(鍋壊し) と呼びます。
 庭木にするのはご法度。花瓶に挿すなどもってのほか。
 何でなのか分かりません。
 よその地方でも、火葬花・死人花 と呼んで忌み嫌うことが多いようです。
 正式名称でさえ タニウツギ (谷空木) と陰樹扱い。
 どうしてこうなったのでしょうねえ?

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 棘があるわけじゃなし、嫌な臭いがするわけでもなく、ましてや有毒でもありません。
 それどころか昔は救荒作物として食べたときもあったそうじゃないですか。
 これだけ虐げられるのには何か訳がありそうに思えるのですが、それがまったく分かりません。

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 小隊長はただ純粋にきれいだと思うだけですから、この木が蔑まれるのがどうにも理解不能だし不憫に思います。

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 園芸種として ハコネウツギ、ニシキウツギ などありますが、ここ南三陸ではめったに見ることがありません。





 
  1. 2014/05/27(火) 18:24:46|
  2. 野の花々

南三陸 ツツジの見処

     野の花々


 南三陸の花といえばヤブツバキを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
 おらほの花として認定している市町村もあります。
 海岸部だけでなく、山へ入ってもいたるところにヤブツバキは生えていますから当然といえば当然。

 ただ、南三陸の代表的な花はそれだけではありません。
 今沿岸各地でヤマツツジがいっせいに咲き始めました。
 平地ではすでに終わりかけていますが、標高500mあたりでは満開ですし、それより高地ではこれからといったところ。

 南三陸のツツジの山を北から順に紹介します。

 (間に挟んだ画像は、その山と直接関係ありません。でも、今年のツツジです。標高500m付近)

ツツジ地図

 ● 岩手県大船渡市・釜石市  五葉山  赤坂峠周辺。
 大船渡市と釜石市の境界、五葉山登山道入り口にある赤坂峠付近は、山の斜面が丸ごと真っ赤になります。
 特に、駐車場側の斜面は山頂まで真っ赤っ赤。
 現在、ちらほら咲き始めてはいるものの、まだ蕾が多いということでした。(5月21日現在)
 車で行くこと可能。大船渡側は道路が狭いので対向車に注意を。

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 ● 岩手県大船渡市三陸町  夏虫山  周回道路近辺。
 広い面積で咲いているわけではないですが、道路に沿って見事な咲きっぷりです。
 牧草地のあちこちにもツツジの群落があります。
 車で通行可能。うねうねした道が延々と続くので、車に弱い人は酔う心配あり。

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 ● 岩手県陸前高田市  氷上山  山小屋周辺。
 株が大きい。 ヤマツツジだけでなく、オレンジ色のレンゲツツジも同時期に咲き誇ります。
 徒歩でしか行けません。ほかの山に比べて難易度が高い。

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● 岩手県一関市室根地区  室根山  山頂一帯。
 土日祝日限定かもしれませんが、確か登山道途中から山頂まで自家用車は不可。
 シャトルバスに乗らなければならなかったはず。
 通常は山頂まで車で行けます。ツツジが終わると、道路沿いにヤマユリが咲き乱れます。

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 ● 宮城県気仙沼市  徳仙丈山  山頂一帯。
 面積日本一を謳うツツジの大群落があります。素晴らしいの一語。
 こちらもシャトルバスがありますが、車でも行けるはず。
 駐車場から歩いて登頂しますが、そこまで行かなくても見どころ満載です。
 気仙沼側と本吉側に登山道があります。気仙沼側からのほうが楽。
 現在、山頂付近はまだ蕾。その下は見頃を迎えているそうです。

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 ● 宮城県南三陸町  田束山  山頂一帯。
 頂上まで車で通行可能。だと思ったけど、この時期規制があるかどうか調査不足です。すみません。
 休日には町からシャトルバスが出ています。

 南三陸の山にツツジが多いというのは、それだけ気候が生育に適しているのでしょうね。

 全体として、今度の5月24、25日辺りが見頃になるような気がします。
 開花時期が長いので、ピンポイントで行かなくても十分に楽しめると思います。
 行こうとするなら事前調査を怠りなく。

 ツツジは山全体が染まるほど赤くなる年と、蕾の数が極端に少ない年があります。
 交互に切り替わる裏作・表作とも違うようです。
 幸い今年は当たり年らしい。

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  1. 2014/05/21(水) 19:21:24|
  2. 野の花々
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小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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