南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

天神山の大モミ

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 巨樹・古木                    大船渡市


 岩手県大船渡市盛町。
 街の背後(西側)に小山があって、その頂上部に天照御祖神社とその境内があります。
 春には花見客が訪れる場所。
 45号線沿いに駐車場があり、頂上部までは一度コケたら下まで転がりそうな急な石段を登るか、横の歩道を歩いて登るか。
 または、小山の裏から車でも登れますが、狭くてびっくりするような急坂。
 安全策をとるなら、ジグザグになっている歩道を登ることをお勧めします。 街を眺めることもできるし。

 神社の境内には、おそらく大船渡市ではもっとも太いであろうモミの巨木が2本そびえています。
 どちらのモミの木にもしめ縄が巻かれています。 御神木でしょう。

 1本目。

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 幹の太さは優に1mを越えます。 堂々たる巨木。

 もう一本は50mほど離れた場所に。

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 こちらも負けず劣らずデカい。

 ちなみに、モミとカヤの違いを御存じですか?
 2つの木は非常に似ているので、遠目には判断し難いですよね。
 判別法は、1枚の葉を見るだけで分かります。
 
 モミの葉は、よくよく見ると先端部が2つに割れています。
 葉は柔らかで、触っても痛くない。
 枝に付いた葉の付け根を見ると、首が無く吸盤のような形になっています。

 一方カヤの葉は先端部が尖って、固くて痛いです。
 葉の付け根は少し延びて、吸盤のようなものはありません。

 画像で紹介しようと思っていたのですが、実物を採取するのを完全に忘れてしまいました。

         岩手県大船渡市         天神山公園


  1. 2016/12/01(木) 19:31:24|
  2. 巨樹・古木

早池峰総本社の巨杉

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 巨樹・古木                       遠野市


 行き当りばったりに撮った画像なんで3枚しかありません。

 岩手県遠野市にある早池峰神社総本社の境内にそびえる杉の巨木です。

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 境内には何本か太い杉の木があります。 そのうち1本がとりわけデカい。
 2000年のデータによると、幹周5.9m、樹高40mとなっています。
 16年後の今ならもうちょっと大きくなっているのでは。
 見た感じまったく衰えを感じさせません。

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 背後にぼんやり見える建物は、旧大出小学校。
 座敷わらしが出るとのうわさがあります。けっこう知られた話。
 我々が通過した時、座敷わらしでなく、庭わらしが3人遊んでいました。


                  岩手県遠野市      早池峰神社


  1. 2016/11/30(水) 17:20:16|
  2. 巨樹・古木

日枝神社の巨木

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 巨樹・古木                     遠野市


 「巨樹・巨木林データベース」 を眺めていたら、遠野市の日枝神社に幹周7.2mという杉の巨木があるのを発見。
 「わっ、こりゃスゲー。」 と、さっそく見に出かけました。

日枝

 場所は、遠野市役所の近く、遠野小学校の裏側の小高いところです。

 で、いきなり結果から述べてしまいます。
 データベースに載っていたような杉の巨木はどこを探してもありませんでした。
 老いて立枯れた、とかいうんじゃなくて、最初からそんな杉は存在してなかったようです。
 騙されたと腹が立つかと思いきや、境内を歩いてみると、これがなかなか趣きのある場所で、逆に訪れて良かった。

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 参道入り口に広い駐車場有り。
 境内にも車で登れます。
 非常にアクセスの良い神社。
 参道の階段周辺には、幹周7mには及ばないものの、杉の大木・巨木がそびえています。

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 城跡に建てたかのような、独特で広い境内。
 桜でも植えたらいい花見の場所になるのでは、と思ったら、

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 桜の古木。 デカ!

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 春になったら満開の姿を是非見たいものです。

 本殿の前にはこんなものが。

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 枯れてもこうして残された巨木は、ある意味幸せではないか。
 陸前高田市の脇の沢というところにある城跡の巨松も立枯れてしまいました。
 ここの松より太さにおいてはるかに巨大ですが、どうこうしようといった話は聞こえて来ません。

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 境内には他にも桜の古木が何本かあります。


           岩手県遠野市      日枝神社


  1. 2016/11/29(火) 19:24:01|
  2. 巨樹・古木

三陸大王杉

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 巨樹・古木                           越喜来湾


 ひさしぶりの 『巨樹・古木』 でございます。
 おそらく何度か登場している三陸大王杉です。

 岩手県大船渡市三陸町。
 大津波でごっそり建物を持って行かれ、殺風景になってしまった越喜来地区の海岸道路を走って行くと、小高い丘にのっそりそびえる巨大な杉の木が目に飛び込んできます。
 三陸大王杉です。

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 津波で流されてしまい今では影も形もない案内看板には、樹齢7000年と恥ずかしげもなく記されてありました。
 「またまた御冗談を。」 と話し半分に見ておりましたが、話し半分じゃないのが大王杉の威容さ。 異様といってもいいか。

 とにかくデカい。 初めて見るとのけぞります。 圧倒されます。

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 WEBサイト「日本の巨樹・巨木」からデータを拾ってみると、三陸大王杉の幹周は、11.9mあります。
 岩手県の杉で、これを越えるものはありません。
 花巻市大迫町の白山杉が10.7m。 和賀仙人杉が10.3mと続きます。

 東北で幹周10mを越える杉は15本。
 そのうち大王杉を越える幹周があるのが5本。
 ところがこの中には明らかに複数合体した杉の木が3本混じっています。
 これを除くと、残りは2本。
 NO.1は、山形県の松保の大杉 12.1m。
 NO.2は、福島県の杉沢の大杉 12.0m。
 つまり、三陸大王杉は、東北で3番目の巨木ということになります。

 単体の杉としては、全国的にも十指に入る大きさじゃないでしょうか?
 ま、この辺はあくまで想像で、ちゃんと調べたわけじゃないですけど。

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 ご覧のように、樹医によって治療を施された跡が痛々しく残っています。
 裏に回れば、さらに痛みがひどい。
 何年か前には主要な枝が折れました。 枝といってもとんでもない大木ですけど。

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 小隊長が巨樹・古木に興味を持つようになって、かれこれ10年。
 その間、気仙地方だけでも数本の巨樹・古木が倒れました。
 小隊長が生きている間、これ以上倒れる姿を見たくないので、なんとか生きながらえてほしいと願っています。

 大王杉が立つ丘の下には、こんな木が。

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 大津波にも生き残った、ド根性ポプラ。
 だからって、見物人はほとんど来ないようで。
 波を被った後でも誰にも手当されなかったんだろうけど、見事に再生し今ではしっかり葉を茂らせています。
 それに比べ、我が町の 「奇蹟の一本松」 は・・・・、
 「営業妨害すんな」 って言われそうだから、これ以上は止めとこ。


             岩手県大船渡市三陸町越喜来 杉下     三陸大王杉



  1. 2016/05/02(月) 20:48:28|
  2. 巨樹・古木

小友の姥杉

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 巨樹・古木                                         広田湾 左が広田半島、右が唐桑半島


 岩手県陸前高田市小友町、広田半島の付け根の辺りに、常膳寺という寺があり、巨大な杉がそびえ立っています。
 今回はそこが目的地。
 
 通過途中、1ヵ所だけ立ち寄った場所があります。
 同じ小友町にある秋葉神社。
 山手にある 火伏せの神を祀った小さな神社です。

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 鳥居の手前に、椿の花とユズの実のコラボレーション。

 小友町にはユズの木があちこちにあります。
 以前は、自家用にちょっと利用するだけで残りは木に実ったまま放ったらかしの家が多くありました。
 このままではもったいないと目をつけた人(団体?)がいて、最近は家々を回って集荷した後、商品に加工するようになったのだとか。
 それはそれで結構なことなんですけど、おかげで最近は道を通ってもあまり見かけなくなりました。 ちょっと残念です。
 秋葉神社のユズは採られないで残ってましたね。
 神域にあるからなんでしょうか。

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 秋葉神社といえば、秋葉原。 
 アキハバラとアラハバキ。 音感がとても似ている。
 何か関連があるんだろうかとチョロッとググッたら、系統の異なる神でした。
 征服者の神と、征服者にまつろわぬ人々の由来のよく分からない神といったらいいのか・・・・。
 ちなみにアラハバキ神社は、お隣の住田町にあります。

 
 さて、常膳寺の姥杉(うばすぎ)です。
 もう何度か登場。

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 お寺さん目指して坂道をゆったり登って行くと

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 階段の上、杉木立の陰に隠れるように立っているんですけど、その存在感を隠せるわけはありません。

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 根元の看板には「県内一」とか表記されてます。 我が町自慢と思って勘弁してつかあさい。
 確かにドデカい杉ではありますが、同じ気仙地方には 大王杉 というハンパない怪物がおります。

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 根元から頭上を仰ぎ見るとド迫力。
 おごそかであり、威厳があり、成長してきた年月を思うと畏敬の念すら湧いてきます。

 寺の横にある 長命清水。
 お不動さんが祀られています。

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 僅かばかりの水が凍って、ちっちゃな滝のように見えますが、その下、岩の間から湧いてくる清水こそが本体でしょう。

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 杉林に囲われているため、境内暗くて陰気臭さがあります。
 なんとかならんやろか。

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 姥杉という名であっても、まだまだ衰えを見せていないので、この先ずっと参拝者の目を楽しませてくれるに違いありません。


                       岩手県陸前高田市小友町  常膳寺の姥杉


  1. 2016/02/24(水) 21:21:07|
  2. 巨樹・古木

碁石の三面椿

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 巨樹・古木


 三面椿
 日本に生える椿としては、最大・最古のヤブツバキだそうです。

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 一見しただけでは、びっくりするほど大きくはないし、老木にも見えません。
 すご~い!とは思えないような姿だけれど、樹齢1400年と聞くと 「何~!?」 とたじろいでしまう。

 この椿を初めて見てからかれこれ20年くらいにはなるけれど、成長している感じがしない。
 もともと椿は成長の遅い樹種で、老齢ということもあって、現状維持が精いっぱいなのかも。

 場所は、岩手県大船渡市末崎町、碁石半島の付け根部分にある熊野神社の境内。
 昔は境内の3面に植えられていたからこの名が付けられたそうです。
 現在残っているのは、東面の1本だけ。
 若い椿なら境内のあちこちにあります。

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 暖冬のせいか、花はもう開いています。
 ヤブツバキは、桜のように一斉に開花するわけではなく、五月雨式に3カ月以上に渡って咲き続けます。
 だから、まだまだ蕾も多いです。

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 岩手県の(宮城県でもそうです)南三陸は、内陸とは気候が違って、温暖です。
 特に、海洋に面している半島は顕著。 春が真っ先に来る場所。
 あ、だから末崎町(まっさき)なのか。 これ、たぶん違う。

 
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 というわけで、残念です。 
 そのため、手前に樹形が偏り、バランス悪く、あまり奥行きがなくなってしまいました。
 折れたのが手前側じゃなかったのが不幸中の幸い。

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 折れた枝から培養し、新たに境内の他の2面に植えられた椿の幼木。
 種から取ったわけじゃないので三面椿の子ではなく、コピーなんでしょうね。

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 ヤブツバキは、南三陸ではごく普通にあちこちで見られます。
 陸前高田市と大船渡市の市花でもあります。

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 台風被害を受ける以前は、根元幹周8m以上あったらしい。

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 地元で採れた椿油は、店でも売ってるし、資生堂と共同して化粧品にできないか研究しているという話。

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 東日本大震災では、大津波がこの神社の前まで来ました。
 しかし、三面椿までは来なかったので、神の御加護があったとかどうとか。

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 ヤブツバキの花は、ポッテリとした赤い花。
 地味で、相当満開状態にならないと目立たない。

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 2016年1月15日現在、碁石岬にある 「世界の椿館」では、館内の3分の1の椿がすでに満開状態だとか。
 たしか、入館料500円。
 小隊長としては近場にある無料の「椿園」のほうをおすすめしたいところですが、こちらはまだまだ固い蕾。

 碁石岬や世界の椿館にお越しの際は、話のタネに三面椿のほうにもお立ち寄りください。
 駐車場・トイレ完備。
 碁石半島に唯一あるガソリンスタンドのすぐそばの丘の上にあります。
 分からなければ、GSでお尋ねになればよろしいかと。


                      岩手県大船渡市 碁石岬  三面椿



  1. 2016/01/15(金) 20:40:19|
  2. 巨樹・古木

林崎の大松

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 巨樹・古木


 岩手県遠野市。
 国道340号線を、小烏瀬の滝方向から市街地へ向かってちんたらちんたら帰ろうとしていた時です。
 間もなく河童ロードに入ろうかといったあたり。
 前を走っていたニーハオ隊員が左を指さしました。
 「おっ!」 そこには目を引く松の木が。
 何度も何度も通過している道なのに、今までまったく気が付かなかった。

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 牧場なのか原っぱなのか、草原に1本の赤松。
 今まさに沈まんとする夕陽を浴びて立っています。

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 場所は、遠野市土淵町の林崎というところ。
 国道340号線の東側の丘。
 びっくりするほどの大木じゃありませんが、枝ぶりがカッチョええ。

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 樹齢150年から200年といったところかなあ。
 とにかく絵になる赤松です。

 今後この場所は、南三陸滝見隊の休憩地になりそうな予感。





  1. 2015/12/22(火) 19:16:01|
  2. 巨樹・古木

間に合うか、イチョウの黄葉

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 巨樹・古木


 地元の新聞に、大船渡市のイチョウの黄葉が載っていました。
 何日か前の撮影らしい。
 用事がてら、行ってみることに。

 岩手県大船渡市大船渡町にある西光寺という古刹。
 国道45号線からちょっとだけ引っ込んだところにあって、いつも通り過ぎるだけ。
 初めて中に入りました。

 イチョウの巨木は山門の前にそびえているので、すぐに分かります。
 が、遅かりし。

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 葉が1枚も残ってない。
 落葉している最中に、強風と雨のWパンチ。
 抵抗する力はなかったようです。 くぅ~、残念。

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 青森あたりのモンスター級の並みいる巨木には到底かなわないけど、それでも十分大きい。

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 大船渡市の天然記念物に指定。
 同市で指定されているイチョウは、長安寺の2本とここだけかな?

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 葉が無いために、枝ぶりがよく分かります。
 景観にマッチして、いい雰囲気を醸し出していました。

 西光寺にある木々は、全体的に古びたものが多いようです。


 次に向かったのは、同じ市内の北部。
 立根(たっこん)町の安養寺。
 「たっこん」は、一関市にある「達谷窟(たっこくのいわや)」と同義のアイヌ語だそうです。
 安養寺の門柱に接するように大きなイチョウの木があります。

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 天然記念物には指定されていないようです。 
 離れた国道45号線からもよく目立つ巨樹です。

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 参道入り口に立っています。 が、あまり落ち着いた環境ではありません。

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 このイチョウの木から50mほども離れた場所に、これまた巨大な木が2本並んでいます。

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 おそらくカヤではないかと。

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 道路側の木。

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 奥側の木。

 どちらも見事な大きさ。
 これだけ大きなカヤの木が2本も並んで残っているのは、全国的にも珍しいのでは。

 木の下にはたくさんの実が落ちていました。
 加工を必要とするが、食すと美味しいらしい。
 色といい形といい、針葉樹系のアーモンドといった感じ。
 しまった、何粒か拾って来るんだったと思ったが、時すでに遅し。


 そして、初冬に咲く桜の花。

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 四季桜ではないでしょうか。
 まばらに咲いているので、ソメイヨシノのような華やかさはありませんが、寒空の下でほっとする感じ。

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 近くを流れる立根川の土手沿いに並木として植えられています。


                      岩手県大船渡市



  1. 2015/11/21(土) 16:51:30|
  2. 巨樹・古木

浄福寺のイチョウ並木

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 巨樹・巨木


 岩手県住田町。 国道107号線 世田米バイパスから旧街道へ入ると 何本もの大きなイチョウが目に飛び込んできます。
 浄福寺のイチョウ並木です。

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 ということは、樹齢約450年ほどか。
 天然記念物としては指定されてないようです。

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 イチョウの木は、入口から境内に向かって、参道の左側に確か10本、右側には 離れて2本だけ。
 右側にある本堂寄りの1本がとりわけ大きい。 はずだけど・・・。

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 黄葉のピークは過ぎたかもしれませんが、まだ大丈夫。

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 周辺、なんかウンコくさい。
 犬のウンコをそのままにしてんじゃなかんべか、と思ったら、違うんですね。
 犯人は、大量にこぼれ落ちている銀杏でした。 雌のイチョウも混じっているんです。

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 これが浄福寺最大のイチョウの木。 のはずでしたが。
 実は、昨年だったか一昨年だったか、すべてのイチョウが枝を大きく剪定されてしまったのであります。
 おそらく枝が大きくなり過ぎて、近隣の家々に倒れたら大事になるとか危惧したんでしょうね。
 そのため、全盛期から見たらスカスカで見ごたえ半減してしまったのですよ。 う~~む、残念。

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 しかし気仙地方でこれだけイチョウの木がまとまっているところは他にはありません。
 枝を切られたとはいえ、この状態でもいい景観は保持しています。
 あと何年かすればまた枝が揃ってくるでしょうから、しばらく待つことにしましょう。


 同じ浄福寺の境内には、唐笠松という横に広がった大きなマツの木があります。
 そして、モミ科と思われる巨木も本堂横に。

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 雷に打たれたのか、それとも寿命なのか、上の方の樹勢がよくありません。

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 根元に生える椿。
 なんと、もう花が開いていました。

                             岩手県住田町   浄福寺のイチョウ並木




  1. 2015/11/15(日) 20:44:53|
  2. 巨樹・古木

長安寺の大イチョウ

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 巨樹・古木                                長安寺の山門


 雨が降り続き、バイクではどこへも行けません。
 予定していた滝探しは残念ながら中止。
 雪よりやっかいなのが、冬の雨。
 バイクで走行すると、じわじわ服の中に浸みてきて、身体がフリーズします。
 道中長いと、寒くて凍えますが、車のように暖房があるわけでないし。

 そんなわけで家でごろごろ。。
 しかし一日中部屋で家人とにらめっこしているのも どうもそわそわ落ち着かない。
 こちらが あー言えば、こー言うで、何かとケンカの種になるし・・・。
 何か打開策はないかとネットを開いたら、小隊長が愛読している 「ハイキングさ あべじゃ」 に黄葉したイチョウの数々が揚げられているではないですか。
 これだ、とさっそく車でお出かけ。

 岩手県気仙地方でイチョウといえば、大船渡市にある長安寺の巨木と、住田町の浄福寺の参道にあるイチョウ並木が有名。
 気がかりだったのは、現在黄葉がどうなっているのか。 気にしたことなかったからなあ。
 まだ色付いてないということはないだろうけど、落葉していたら無駄骨。
 行ってみると、幸いどちらの寺のイチョウにも葉が残っていました。
 ピークは越えたようですけど、降り続く雨にも負けず枝に付いていたので十分楽しめました。

 
 今回は、長安寺のイチョウから。
 岩手県大船渡市の日頃市町、国道107号線近くにあり、国道からも色付いた巨木がはっきり確認できます。

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 長安寺のいわくつきの山門。
 東北では屈指の大きさ。
 伊達藩の御用山(転じて、現在の五葉山)から内緒でヒノキを切り出し、山門を建てている途中で発覚。
 これ以上建築まかりならぬとのお達しが出て、中途のまま現在に至っています。
 だから本来両側にあるべき阿吽の仁王像はありません。
 スカスカの柱だけで、しかも石の土台に乗っているだけなのに、幾多の大地震にも耐えているのは驚異的ですね。
 山門の右後方にあるのがイチョウの巨木。

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 太鼓堂と巨木。

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 黄金のカーペット。
 長安寺のイチョウは大船渡市の天然記念物に指定されてます。
 大船渡にあるイチョウの木としては最大。

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 忘れてました。
 この日、雨が降り続いていたために、画像が一部にじんだり、水滴が写り込んだりしています。
 傘を差しながらの撮影で、枚数が少ないため やむなく使用することに。 
 毎度毎度でいまさらですが、お見苦しくても勘弁願います。

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 モミジの紅葉と イチョウの黄葉。

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 イチョウと隣り合って、これまた大きいイチイの巨木がそびえています。
 どちらが高いか たけくらべ。 でもイチョウにはかなわない。

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 太鼓堂。

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 手前の建物は鐘付き堂。

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 このイチョウは雄の木ですから、実は成りません。


 境内から離れ、寺に向かう道路脇にも大きなイチョウの木があります。
 こちらも市の天然記念物になっているようです。
 境内のイチョウと比べると、ちょっと小さい。

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 雨が降らなかったらバイクで遠くへ出かけていたはず。
 すると今年はこれらの黄葉を見れなかった訳で、災い転じて福となす、といったところでしょうか。
 間に合って良かった良かった。


                        岩手県大船渡市    長安寺のイチョウ




  1. 2015/11/14(土) 17:28:39|
  2. 巨樹・古木
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遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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