南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

小川の滝

                                           山田町の滝

 住田町の桧山川に続いて、もうひとつ美しい場所を紹介します。
 場所は山田町の小川。
 小川といっても飽きるほど長い川です。
 ここに桃源郷のような場所があります。

DSC02532.jpg

DSC02537.jpg

 たどり着くまで長いですが、渓谷ではないので誰でも川まで下りてこの光景を目にすることができます。
 ただただ美しくてため息が漏れてしまうような世界。
 水はあくまでクリア。そして水深が深くなればなるほどエメラルドグリーンが濃くなっていきます。

 印象度は  

 小川にはここ以外、滝らしい滝がありません。
 源流部にからくも3連滝があるくらいでした。

DSC02543.jpg

 この上部にもう1段あります。
 流れが湾曲して1枚の画像に収まりませんでした。

 印象度                                        小川⇒荒川川⇒津軽石川


  1. 2012/05/30(水) 13:55:07|
  2. 山田町の滝
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大荒川の滝

                                           山田町の滝

 行く前に地図を眺め、実際に現地に立ち、水量や地質・地形を確認して、よし、ここならいい滝があるに違いないと入渓しても、その期待通りにならないことがしょっちゅうあります。

 山田町の大荒川(地図上では北ノ沢)がそうでした。
 ある程度の滝は次々現れるのですが、これこそ大荒川を代表するという滝がありません。
 どこまで行っても同じパターン。
 我々は非力なヘタレ隊ですので、安全と体力温存を考え途中から諦めざる得ませんでした。

 はじめから、入渓する川に大滝がある、と分かっていれば体力的にきつくても気は楽です。
 目標があるのはとてもいいことです。がんばりさえすれば目的地に到達できるのですから。
 しかし、あるかどうかさえ分からない大滝を求めて川を登るのは、行き先見えない人生と同様、正直つらいものがあります。
 登れば登るほど、この先にあるのだろうか、徒労になるのではないかと不安感が増していきます。
 
 短い川なら源流までたどれば結果が分かり、それはそれで納得できます。
 けれど山道も無いような長い川で、思ったような結果が出ないと、体力以上に気持ちが萎え、流れが続いていてもどこかで止め時を考えざる得ない場合が出て来ます。こんな時は思った以上に疲労します。
 諦めかけていた川に大滝を発見した時の喜びはなかなか一般には分かりづらいかも知れませんが、思わず舞い上がってしまうほど。気分が高揚し爆発しそうになります。この喜びを何度も経験しているからこそ我々は未知の川に踏み込んでいるのです。
 一方、これといった結果が得られないままスゴスゴと川を下って来る時の気分は敗残兵そのもの。ネガティブな考えにとりつかれたまま帰途につかなければなりません。
 いい滝を見つけられないほうが多く、その都度落胆していますから、いい加減落胆することには慣れていますが、慣れてしまっているだけで、落胆そのものが消えてしまうわけではありません。
 
 今の世の中、人の入っていない川なぞあるわけはなく、一般的には知られていない大滝もそうめったに出現しないのは十分承知。
 でもこの超片田舎、三陸沿岸部の山の中だったら、まだどこかに人に知られずひっそり隠れている大滝が存在するのではないか、そういう夢をいまだに追っているのが我々南三陸滝見隊であります。

DSC02233.jpg

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DSC02237.jpg

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DSC02251.jpg

 印象度はどれも                         大荒川⇒荒川川⇒大川⇒津軽石川


  1. 2012/05/28(月) 11:29:13|
  2. 山田町の滝
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霜地沢の滝

                                                 山田町の滝 (釣り師隊員)

 突撃したよ、山田町。
 山田の東は太平洋。そして山田の西は深い山だ。
 以前から隊長は「山田には多久里滝と白糸ノ滝の他にも絶対すごい滝があるはず。」と言っていた。
 それを信じて今回、山田の知られざる滝探しを決行することに。

 山田の滝に関しては、どういう訳か空白地帯になっている。
 ネットをほじくっても上記の滝以外には載っていない。
 内陸から来るにはは距離があるし、沿岸部にはあまり好き者がいないからか。
 となると、これを解明するには、やっぱり我ら滝見隊の出番ということになりますね。

 参加人数は4名。これで全隊員。いつの間にやら減っちっまった。
 いつものように気仙沼のM隊員がなかなかやって来ないから、先に隊長と出発。
 途中、三陸道の駅でニーハオ隊員と合流して3台でチンタラツーリング。
 大槌のショッピングセンター向かいにあるコンビニで食料を調達しながらM隊員を待つことに。
 M隊員は山では身軽で危険個所があればさっさと率先して行くけれど、町の中ではなぜかルーズで時間を守らない。
 イライラしながら待っているとようやく到着。
 いつも通り「すまん」のひと言も無く、全員で山田を目指して再出発。

 まず入渓したのが大川支流の大荒川。地図では北ノ沢になっている。どっちやねん。
 入ってすぐにバイクでも通れないほど道が荒廃。そこからは藪漕ぎと渡河の連続でホントにまいりました。
 イバラだらけで身体のあちこちを引っ掻かれ通し。
 パイロットは毎度隊長がつとめる。俺らが先になるとペースが乱れるからなんだとか。
 ずんぐりむっくりの体型で、身長の割に足が短く、崖を登ったり岩を越えるのは大変そう。
 本人は「メタボ気味だ」といっているが、この際だから言わしてもらいます。
 隊長、あんたはメタボ気味じゃない。メタボそのものです。
 黒い服着て先導する姿は熊そっくり。こちらを振り向いても熊みたいな顔してまっせ。
 滝は数々発見したものの、これは、というような物件には当たらず。
 この沢の滝はそのうち隊長がUPすると思うから、ここでは省略。

 途中で昼飯を食い、さらに上流へと突き進んだ滝見隊だが、期待したような滝を見つけることができず。
 「だめだ。止めっぺ。撤退だ。」と汗だらけでヨレヨレになった隊長。
 沢はまだまだ上流へ続いている。
 「上にもまだありそうな気がするけれども、ちょっとキツい。帰りの事も考えんと・・・。」
 隊長は病気持ちのうえ、ザイルで崖を登ったり降りたりの連続で、かなりまいっている様子。
 ということで、ここは隊長の指示通り大荒川を戻ることに。

 「次回の下見をしたいんだが、霜地沢にちょこっと入ってもいいか?どうも滝センサーが反応する。」と隊長。
 センサーというのは、隊長の勘のこと。本人に言わせれば、これまで培ってきた川を見る経験と勾配などの地形から滝のありかを読み取る洞察力なんだそうな。
 不思議とよく当たるから、誰も文句を言わず。

 そうしてついに発見しました見事な滝。
 白糸ノ滝や多久里滝に勝るとも劣らない滝だ。

DSC02254.jpg

 水量が多く、流れも急で、直瀑の滝なんだけど勢いが強すぎて斜めに落下している。
 滝下から撮影したい。でも周りを岩盤に取り囲まれ降りる場所がない。
 しゃにむに降下しても滝壷の上で足場がない。
 せっかくの滝なのに、鑑賞するには難しい滝。う~ん、残念。
 これだけの滝だから、名前があってもおかしくない。
 それを聞こうにも10km以上山を下りなければ人家がない場所。
 で、仮称「霜地ノ滝」ということに。そのまんま。

DSC02256.jpg


 とりあえず今回も期待していた滝を発見し、満足して山を下りることができた。
 山田には白糸ノ滝、多久里滝の他にもそれに並ぶ滝があるということを証明したわけです。
 次回は「霜地ノ滝」より上流を目指し、あわよくば別沢にも入る予定。
 めでたし、めでたし。

 印象度は   文句なくいい滝。      霜地沢⇒大川⇒荒川川


  1. 2012/04/22(日) 20:54:02|
  2. 山田町の滝
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白糸ノ滝

                                           山田町の滝

 山田町のもう一つの名爆、白糸ノ滝です。
 北ノ沢の林道を延々、嫌になるくらい登って行きます。

 白糸の滝という名称も全国的に多いですね。
 データ採ったら「不動の滝」に次いで多いんじゃないでしょうか。

 山田町の白糸ノ滝は、決して「白糸」のような形状ではありません。
 どうしてこんなふさわしからぬ名を付けたんだか。
 言い換えるなら「白布ノ滝」とでもいえばいいのか。
 水量がけっこうあるので、「糸」にはなってないですね。
 一般的にイメージする滝そのもの。
 そんなにデカイ滝ではありませんが、均整のとれた直爆の美しい滝です。
 多久里滝より景観がいいです。水も美味しい。

山田白糸の滝

 印象度は                                 支流⇒北ノ沢⇒大川⇒荒川川⇒津軽石川


  1. 2012/01/27(金) 21:20:21|
  2. 山田町の滝
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多久里滝

                                           山田町の滝

 やっと山田町まで来ました。
 山田町は滝見隊にとっては縁辺部になります。
 滝探しとして山に入るには活動範囲ギリギリのところ。

 これまで何度か山田の山に分け入りました。
 ところがここには滝探しの障害となる最大の強敵がいるんですねえ。
 それは、天候。
 我々はかなり山深く入るものですから、小回りが利くように通常バイクで行動しています。
 雨にでも降られた日にゃどこかで雨宿りする他ないので、天気予報には十分注意して出かけるのですが、山田まで来ると必ず雨にたたられてしまうのです。
 驚くなかれ、これまで全戦全敗であります。
 雨に当たらなかった日は1度もありません。なんでこうなるの?
 滝探検の計画が毎回とん挫するばかりで、いっこうに沢を開けずにいます。

 山田といえば、「多久里滝」と「白糸ノ滝」が知られています。
 我々は、これだけに限らず、同程度の滝はまだ山田の山中に眠っているのではないかとにらんでいます。
 今年こそはひとつぐらいオッと思うような滝を見つけたいものですね。

 画像は多久里滝です。
 直爆に近い角度で、水量もまずまず。
 名を知られているだけのことはあります。
 ただ景観的にはやや雰囲気が足りないかなという気がします。
 
山田 田久里滝

 印象度                                   タグリ沢⇒小川⇒荒川川⇒津軽石川



 
  1. 2012/01/27(金) 20:18:13|
  2. 山田町の滝
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遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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