FC2ブログ

南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

衣ノ滝

                                       奥州市衣川地区の滝

 
 再び路上に戻った滝見隊は、次なる目的地、衣ノ滝を目指しました。

 その途中、衣川に流れ込む細い滝を発見。平野部でかなり遠くからでも視認できる滝です。
 
DSC05358.jpg

 対岸には東屋が建っていました。その割にはどうということもない滝です。
 水の落下する岩盤に緑色の藻が付着しているように、水質の悪いことは明らか。
 
 豊巻という場所に流れているので、そのまま仮称「豊巻ノ滝」ということに。
 ニーハオ隊員が意味深にニタニタ笑っているので、理由を聞くと、以前勤めていた職場にちょっと風変わりな人物がいて、その人の名が同じ名だというのです。つまらないこってスンマソン。

 
 バイク連隊はさらに西へ西へと移動。
 次第に高度が上がり、道の両側には残雪の量が増えていきました。
 気温も急に下がってきたのが肌で分かります。下着が濡れたままですから。
 やべえなあ、と思いながらも黙って走る他ありませんでした。
 
 そして、衣川上流の衣ノ滝に到着。

DSC05368.jpg
 
 上下2つの大滝があり、真ん中に小滝を挟んでいます。
 このうち上滝だけを衣ノ滝としているサイトもあります。
 下滝だけを衣ノ滝」と表示しているサイトもあります。
上中下すべて含んで衣ノ滝と呼んでいるサイトもあります。
 上滝の姿があまりに整い過ぎているせいか、砂防ダムと勘違いしているサイトすらあります。
 このあたり実にいい加減で面白い。

 現地案内看板は崖の上、下滝の横にあり、衣ノ滝はこの部分だけと特定しているようでもありませんでした。
 というわけで、ここでは上から下までひっくるめて衣ノ滝ということで紹介させていただきます。
 我々はどちらでもこだわることはないです。名前があろうがなかろうが気持ちがよくなる滝を見られればそれで満足。

 雪解け水を集め、今まで見た中でもっとも水量がありました。
 豪快です。

DSC05369.jpg
 下滝。

DSC05374.jpg

 そしてこちらが上滝。

DSC05371.jpg

 通常であればレースのカーテンを引いたような優美なスタイルをしているのですが、今回は厚手のカーテンのよう。
 豪快にミストをまき散らしていました。たおやかなイメージが吹き飛んでいます。迫力があってこれはこれでカッコイイ。
 
DSC05378.jpg

 前回訪れた時は、水質が悪くてがっかりさせられました。
 しかし今回は雪解け水のおかげで清潔感があります。

 上滝と下滝の中間部分の崖に2本のトラロープが垂れ下がっていました。
 川へ下りるために使用したことは明白です。
 でも何でわざわざこんな場所にロープを垂らさなければならなかったのか意味不明。
 なぜなら下滝横にある展望台から降りて川伝いに歩いて行けば、いとも簡単に上滝へ行けるからです。
 「アホやな。」
 「アホだっちゃ」
 「俺達みたいだ、ってか。」
 「俺以外はその通り。」
 毎度こんな調子でポンコツ滝見隊ツァーは続いています。

                                      北股川⇒衣川⇒北上川




 
  1. 2013/04/08(月) 18:34:52|
  2. 奥州市衣川地区の滝
  3. | コメント:0

後滝

                                       奥州市衣川地区の滝


 男滝・女滝を見てから平泉を離れ、岡を越えて奥州市衣川地区に入りました。
 ここにどうしても気になる滝がありました。
 後滝です。
 過去1度だけ行ったことがあります。
 上流からしか近付けず、しかも川床が滑りまくるために全体像がまったく把握できなかった滝です。
 うっかりすると転倒したまま滝からダイブしそうな恐怖感が残り、その時にはもう来るものかと思いました。
 しかし今回は隊員が同行しているので心強い。隊員と一緒なら滝下までのルートを発見できるのではないかと期待しました。

DSC05356.jpg

 前回訪れた時と同じ情景。滝の落下口です。
 画像を見ただけではずっと下流まで続いているように見えるかもしれませんが、この先はどれくらいあるか分からない断崖絶壁です。
 川床はヌルヌルした藻に覆われて転落する恐怖感でいっぱいになります。
 この滝は通常ではその全景を見ることができません。
 川が湾曲し山に遮られているために、いくら道路上から見ようとしてもどこからも見えないのです。

 滝の周囲を見渡し、全員協議の上ここなら何とかなりそうという大雑把なルートを発見しました。
 川から相当離れた右岸の斜面をヤブコギし、傾斜の緩い崖にザイルを張って降下し、川を登ってくるというもの。
 傾斜が緩いといっても70~80°はあるし、脆い岩盤なのは見ただけで分かります。
 不安だらけでしたが、とにかく川を渡り藪の中に突入しました。
 またもや汗が吹き出します。
 これまで2回も下着を交換して、もう換えがありません。
 再び汗まみれになると帰るまでにツーリングで風邪を引くんじゃないかと脳裏を横切りましたが、なに途中で買えばいいさと不安を振り払いました。

DSC05344.jpg

 これが後滝の全景です。 
 この滝もWeb初登場でしょう、たぶん。 
 すごいぞ南三陸滝見隊、「鼠沢ノ滝」「東ノ沢滝」に続いてハットトリックかましたぜ、と自画自賛。
 この滝、思っていたのより全然高い! びっくりしました。
 しかも両岸のえぐられ度といったらとんでもない角度。
 もし川の近くの崖上を全員で通っていたらどうなっていたのかと背筋がゾクゾク。
 崖から崩落した巨大な岩石が無数に転がっていました。

DSC05348.jpg

DSC05354.jpg

 直瀑のすばらしい姿をしています。
 しかしこれほど見るのに危険な滝もあまりないのでは。安々と見れる滝ではありません。
 展望台があって水がきれいであれば観光スポットとして人気を博すのは間違いない滝です。
 でも現状ではどちらもありませんが。

 後滝は衣川5号ダムの上流にある滝です。滝マークが地図に載っています。
 川に沿ってちゃんとした道路がありますが、道路上からは滝の気配がまったくしない隠れ滝です。
 だから滝のすぐそばを通ってもまったく分からずに通り過ぎるかもしれません。

                                      滝沢川⇒衣川⇒北上川







  1. 2013/04/07(日) 21:04:34|
  2. 奥州市衣川地区の滝
  3. | コメント:0

黒滝

                                       奥州市衣川地区の滝

 奥州市衣川区に黒滝温泉という施設があります。
 駐車場に停まっている車を眺めると、結構人気があるらしく遠くのナンバーが付いていたりします。
 黒滝温泉は近くに黒滝があるからこの名がついたと思いきや、当の黒滝は4~5キロも先の山の中。
 2012年7月現在、黒滝までの林道には2つ以上のデンジャラスゾーンがあり、乗用車だと行くのは無理かもしれません。
 ひとつは崖の崩落。もうひとつは林道が川の流れによってえぐり取られています。
 我々はバイクだったので無問題で通過できました。

 黒滝へ向かう途中にある二股ノ滝(だと思いますが未確認)。

P7280010.jpg

 これだけなら良くありがちな滝に見えます。
 画像の部分は滝の上端の落ち口だけで、実はこれより下にも南股川本流に向かってずっと流れが続いているのです。
 残念なことに、滝を分断する形で林道の橋が設けられてしまっています。
 この画像を撮影した場所こそその橋の上です。
 橋がなかったら相当見ごたえのある滝に違いありません。

 印象度  

 林道をひたすら登って行って、谷が急に狭まったところに黒滝があります。標示の立て札あり。

P7280020.jpg


P7280011.jpg

 落差数メートル程でしょうか。
 直瀑のすばらしい滝です。
 周りを岩盤に囲まれ、深い滝壷を持っています。
 肝心の水質も悪くありません。
 はっきりした苔が見当たらないのが少し残念なくらい。
 景観もよく、ここならまた来たいと思わせる滝です。

 印象度   


 そして黒滝のすぐ上にある白滝(だと思います。未確認)
P7280022.jpg

 これもいい滝です。
 ほんとはザイル降下して滝下から撮ればよかったのですが、あちこち見て回る都合上、時間が気になって はしょってしまいました。見難くて申し訳ございません。

 印象度  

                                      南股川⇒衣川⇒北上川





  1. 2012/08/02(木) 21:33:55|
  2. 奥州市衣川地区の滝

後滝

 ここもひどい場所だったなあ 

 滝のある場所に到着してみると、どこが滝だか分からないような深いヤブ。
 下流からは断崖が続いているため、ザイルがなければ降りられません。
 しかしこの日は他の場所にも回るため、ザイルを持参してなかったし、時間的な余裕もありませんでした。
 そこで滝の姿だけはなんとか撮ろうと、上流側から川に入りました。
 水深は深いところでも20センチほど。
 このくらいであれば何ということもないので、何気なしに川底に足をついたとたん、いや、滑る滑る。
 細心の注意を払わなければ、そのまま滝のところまで滑って行って、滝から転落しそうでした。
 滑る原因となったのが、川底のコケ。
 清流でも川底に苔が貼りついていて滑ることがよくありますけど、そんなきれいなコケじゃないんです。
 ヘドロが堆積した泥色のコケでした。うっかり転倒したら、汚れた水をかぶることにもなりかねません。
 滝の落ち口の岩にしっかりつかまり、手を伸ばして落下口をどうにか撮影しましたが、落差が7~8メートルあり、本当に生きた心地がしませんでした。
 そうやってまでして撮ってきた画像は、期待はずれ。ひどいものでした。
 それがこれ。水は汚いし、もうどうしようもありません。

衣川 後滝

 おそらくこの場所には2度と行かないと思います。下から回って正面から見たら、決して悪い滝ではないような気はしますが。水の汚れた川には入りたくないです。
                          不明沢⇒衣川⇒北上川
  1. 2012/01/23(月) 22:09:54|
  2. 奥州市衣川地区の滝
  3. | コメント:0

衣ノ滝

 増沢ダムから林道を少し登っていったところにある滝。
 雰囲気としてはとてもいい滝です。
 周囲の景観も悪くありません。
 観光滝としてもっと知名度が上がってもおかしくないような滝。

 滝から先には人家などの気配が感じられません。
 しかし、滝壷の色を見れば分かる通り何故か水が濁っています。
 急に増水した時のような色ではなく、岩石を砕いてひっかきまわしたような灰色っぽい濁り水です。
 採石場でもあるのでしょうか?それともいまだに岩手・宮城内陸地震の影響が残っているのでしょうか。

 滝は距離を置かず2つあります。両方同時に眺められます。
 資料によると、上滝を「衣ノ滝」と呼ぶようですが、2つまとめて呼んだってかまわないような近さ。
 上滝は薄いベールというかカーテンを垂らしたような水の流れ。
 でもそれが、薄い濁りが入っているから、なんとなくホコリを被ったカーテンのようにも見えるんです。
 清流ならどんなにきれいでしょう。とても残念です。

衣滝02

                                 北股沢⇒衣川⇒北上川
  1. 2012/01/23(月) 17:12:16|
  2. 奥州市衣川地区の滝
  3. | コメント:0

三滝

 国見温泉から少し奥に入ったところにある滝です。
 流れる水が静かなのでそれほど迫力は感じませんが、存在感のある大きな滝です。
 でもやはり水質がよくありません。
 飲めるような水でなくとも、泳いでも支障がないくらいの水であってほしい。
 それもだめなら、せめて手ですくってもいいような水質であってほしい。
 そう切に願わずにはいられません。これでは滝が可哀そうです。

 滝の流れる岩盤に苔の貼りつきが少ないのは、水質が悪くて生育に適さないからではないでしょうか。
 この辺りは、高い山も無く耕作地が広く、宅地もあちこちに見られるため、どうしても雑排水が流入してしまうようです。
 滝壷のヘリにはゴミが散乱していました。悲しい。
 一方、北上山地東側を流れる滝は、山が急斜面で水がきれいな上に、苔が貼りついて、非常に美しいものが多いです。人家や人工物もほとんどないところが多いですから、きれいなのも当たり前ですが。

ころもがわ三滝

                           横沢⇒北股川⇒衣川⇒北上川
  1. 2012/01/23(月) 14:39:25|
  2. 奥州市衣川地区の滝
  3. | コメント:0

澱河滝 三ノ滝

 これから衣川にあるいくつかの滝をご紹介します。
 でも、ちょっと気が重いです。

 ご紹介する滝は、何年か前に訪れたときのもの。
 それ以来、ここら辺の滝には足を向けていません。
 ですから現在とは状況が変わっているかもしれません。
 小隊長とすれば、よい方向に変わっていて欲しいのですが。

 行かなくなった理由。
 それは、水が汚い、ということにつきます。
 どの滝もみなりっぱな滝です。
 もっとちゃんと整備すれば、平泉観光のもうひとつの資源になりうる存在感を持っています。
 それなのに、それなのに、流れている水がどうにもこうにも汚れてしまっているのです。
 これではどんなに立派な滝でも見る気が失せてしまうでしょう。

衣川 殿河滝


 澱河滝はちょっと離れた3連滝で、画像はいちばん下流の三ノ滝です。
 横幅がけっこうあって、斜面を滑り降りるような流れ。
 清流ならさぞかし美しい滝になると思います。
 谷底の片側は激しく崩落して大きな岩が川まで転がり落ちていました。
 いつ崩れて来るか分からないので、少し不安になりながらの撮影でした。

  印象度は記入しません。水質の悪さで景観がだいなしです。 長板沢⇒北股川⇒衣川⇒北上川 
  1. 2012/01/23(月) 14:10:48|
  2. 奥州市衣川地区の滝
  3. | コメント:0
前のページ

自己紹介

小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

カレンダー

08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

最新記事

カテゴリ

はじめに (1)
道草・寄り道・油売り (198)
巨樹・古木 (95)
野の花々 (48)
八幡平市の滝 (1)
普代村の滝 (1)
田野畑村の滝 (2)
岩泉の滝 (1)
宮古市内の滝 (12)
宮古市田老地区の滝 (4)
宮古市新里地区の滝 (11)
宮古市川井地区の滝 (28)
花巻市の滝 (8)
花巻市大迫地区の滝 (12)
花巻市 東和町の滝 (5)
北上市の滝 (3)
金ヶ崎町の滝 (1)
奥州市衣川地区の滝 (17)
奥州市水沢地区の滝 (4)
奥州市江刺区の滝 (9)
奥州市胆沢区の滝 (9)
平泉町の滝 (5)
一関市の滝 (25)
一関市花泉地区の滝 (2)
一関市東山地区の滝 (7)
一関市川崎町の滝 (6)
一関市大東町の滝 (24)
一関市藤沢町の滝 (2)
一関市室根地区の滝 (4)
山田町の滝 (17)
遠野市の滝 (91)
遠野市宮守地区の滝 (7)
大槌町の滝 (43)
釜石市の滝 (97)
住田町の滝 (117)
大船渡市の滝 (100)
大船渡市三陸町の滝 (70)
陸前高田市の滝 (145)
気仙沼市の滝 (30)
南三陸町の滝 (15)
女川町の滝 (1)
石巻市の滝 (17)
登米市の滝 (9)
栗原市の滝 (21)
大崎市の滝 (7)
加美町の滝 (1)
色麻町の滝 (1)
東松島市の滝 (1)
秋田県 東成瀬村の滝 (3)
秋田県 湯沢市の滝 (3)

ご来場者数

リンク

このブログをリンクに追加する