南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

そうだったのか、倉ノ沢大滝

kknnss1.jpg
 宮古市新里地区の滝


 新里の滝、第2弾は 倉ノ沢大滝です。

 自宅に帰ってからこの滝について、あっ!と驚くようなことがありました。
 それは後ほど書きます。

 倉ノ沢大滝は初見の滝。
 以前小隊長は入院したことがあって、その間、滝バカ隊員とニーハオ隊員が2人で来たとかで、道案内は彼らにおまかせ。
 つったって、倉ノ沢に沿った林道をどこまでも道なりに進むだけで、迷うような脇道に入ることは一切ありませんでしたが。

 林道沿いに、威厳のある鳥居を持った古びた神社があります。
 滝を御神体にした神社らしい。
 その神社の前に、小道というか踏み跡というか、とにかくはっきりしない道があって、そこを川に向かって下りて行きます。
 川原まで下りられます。 ただし急坂で崩壊しかけています。
 道には石垣が積んであるので、かつてはミソギとかお祈り用の路だったのかも。

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 途中で現れる4段の滝。 
 見ごたえあり。 深山幽谷の雰囲気。 すばらしい。 これ見れただけでも良かった。
 手前の木が邪魔で、何とかはずそうと下でも撮ったのですが、そうすると4段の滝のいずれかが見えなくなってしまいます。

 川へ降りると、上流に大滝が見えます。

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 大きいし、迫力あるし、カッコいい。

kknnss3.jpg

 この時、「あれ? 2条の滝じゃなかったっけ。」 と一瞬思ったのですが、水量が大幅に増えているため、滝の形が変わってしまったのだろう、と思考能力が欠如してるために簡単に片付けてしまいました。

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 滝自体はすばらしいもの。
 この日、5本の滝を見ましたが、もっとも印象深かった滝です。

 周囲を岩盤に囲まれ、ここだけの滝世界が形成されています。
 圧倒的な水量と深い滝壷。 これぞ滝、といった雰囲気。
 真近で見たいけれども、岩盤と滝壷に阻まれ近付くことができません。

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 いい滝見たなあ、来た甲斐あったと満足感に浸りながら神社まで登り、振り返って遠景からもう1枚。

kknnss6.jpg

 高所から眺めると、いまの滝のすぐ上にも滝が流れているのが分かりました。
 見た目に貧弱で、下の滝の露払いのような滝に見えました。
 そちらの滝も撮っておきたかったのですが、下からでは登れないのと、行くのにメンドいのと、時間の余裕がないのとで、パスすることに。
 遠くまで滝を見に出かけると、体力・気力の温存を計りたいために 無駄なことはしたくないという意識がどうしても働いてしまいます。  
 後で考えたら、他の滝を1本省いても、なにはともあれ行くべきだった。

 さて帰宅後、他のブログを見てみると、どうも我々が撮った画像と滝が一致しません。
 倉ノ沢大滝の水量が違ったにしても、背景の地形まで大きく変化するわけがない。
 我々の見てきた滝は、本当に倉ノ沢大滝だったのだろうか?
 いやいや、あんな堂々として存在感のある滝はそうそうあるわけはないから、倉ノ沢大滝で間違いないはず。
 滝バカに連絡取ると「前にもあの滝しか見てない。 なんか文句でもあんの?」との返事。

 じゃあ、なんなんだ? となって、ハタと気が付いたのが最後の画像。
 そこにはちゃんと2条の滝が写っているではありませんか。
 結論として導き出したのが、倉ノ沢大滝というのは、1段ではなく 実は2段構造の滝ではないかということ。
 そうか、そうういうことか。
 だから神社のある位置も、2段の滝がちゃんと見える場所に建っているんだ。 4条の滝も目の前にあるし。
 他の人達は上段の滝を撮り、我々は下流側から行ったから下段の滝しか撮れなかった、ということではないでしょうか。
 ともかく、上下2段を倉ノ沢大滝というのなら、落差は倍ほどもあり、相当すごい滝であるのは間違いないこと。
 下段の滝だけでも印象度は くらいになります。 

 小隊長の推論は当っているのでしょうか、それともトンチンカンの大ハズレ?
 こんなことがあるから滝探しってホンマおもろいなあ。 と、開き直って言っときます。
 いずれにしても、この滝だけを目当てに行く価値十分。
 いつになるか分からないけれど、真相究明できるかどうか、機会をうかがって再チャレンジしなければ。

 ちなみに、こんだけすばらしい滝でありながら、地図上では無印です。 んなアホな。


                      岩手県宮古市新里地区         倉ノ沢 → 刈屋川 → 閉伊川



 
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  1. 2015/09/24(木) 19:33:38|
  2. 宮古市新里地区の滝

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Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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