
大船渡市の滝
岩手県大船渡市を流れる盛川。 その源流部にある滝を3回に分けて紹介します。
同行したのは、前回同様滝バカこと気仙沼隊員のみ。
釣り師は 「磯釣りに行くから行けません。」 と拒否。
「今の時期行ったって海水温が低すぎて何も釣れるわけねえっちゃ。」 というと、
「そんなの分からんでしょうが。 パチンコだって打たなきゃ入んないし、宝くじだって買わなきゃ当たんないんだから。」
ニーハオ隊員は 「サファリパーク行って来っから、今回も×で。 隊長も行かないべか?」
「家の内にライオンよりおっかねえ猛獣がいるんだから、行くわけねっっちゃ。 わざわざサファリパークまで行く必要ねえし。」
誰のことか言わずもがなです。
面子が揃わないので、滝見隊の今シーズンの始動はもう少し後になりそうです。
盛川のもっとも奥深い源流部は滝の沢と名前を変え、大船渡市と住田町を結ぶ六郎峠にあります。
源義経の家臣であった亀井六郎重清からその名が付いたといわれている峠道です。
今回手始めに入ったのは、滝の沢の枝沢、上石橋の沢。 まだ入ったことのない沢です。
林道の入口がバリケードで閉ざされていたので、歩きです。
進んで行くと洪水で流されたのか道は所々で完全崩壊を起こしていました。歩くには支障がありません。

出迎えてくれたカツラの巨木。
主幹が残っており、まだまだ若い木のようでした。
古木になると主幹が枯れ、根元からヒコバエが成長して幹周20mにもなります。
この沢の出口付近に大船渡市指定文化財のカツラの巨木がありました。
ありましたって今もありますが、老衰で見る影もありません。
滝はいくつか発見しました。
どれも小さなものばかり。
そのなかで、これならどうにかなりそうだというものを。



穏やかな滝。
岩肌が苔で化粧され美しい。
景観はまずまず。
特筆すべきは、水質の良さです。
とにかくきれい。不純物がまったく無いかのよう。
山全体が石灰岩質のため、水が磨かれてきりりと澄みきっています。
当然ながら、川床もまったく滑りません。
文句なしの美味い水。 こんなのが水道水だったらなあ。
印象度





こちらの滝も同様ですね。
水さえきれいなら、他に多少の欠点はあっても目を瞑るにはやぶさかではありません。
眺めていると気分の落ち着く滝です。
印象度


上石橋沢 → 滝の沢 → 盛川 → 大船渡湾
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- 2015/03/22(日) 21:34:22|
- 大船渡市の滝
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