道草・寄り道・油売り くまモンならまだしも、本物のクマとの鉢合わせは絶対避けたいところ。
ここ三陸の北上山地は日本でもツキノワグマの生息密度が高い場所のひとつ。
小隊長は今年これまでに3回目撃しています。
山に入る回数が多いので、まあこれくらいが妥当かなと思っています。
昨年は当たり年で、何故か7回と異常に多かったです。
小隊長のクマ対策グッズ。

ベルは一応腰に付けて山に入りますが、沢や沢のそばではほとんど効果がありません。実証済み。
ベルをチリンチリン鳴らしながら沢登りしているのに、クマと遭遇したことが何度かあります。
登山道なら遠くでも音は伝わるかもしれません。
でも沢では川音にかき消されて、クマにとっても分かり難いようです。
滝の周辺ではなおさらでしょう。
ホイッスルは100円ショップで購入。
安いのにもっとも効果的なグッズです。
これを吹きながら歩いて、クマと出会ったことがありません。
クマ予防対策としては最強のウェポンじゃないでしょうか。
ホイッスルを吹きながらばったり人と出会ったりすると、ちょっとバツの悪さがありますけど、クマに襲われることを考えれば開き直れます。
カメラのフラッシュを焚くのもひとつの方法かと。
やったことはないので、効果があるかは疑問ですけど。
このコンデジは何度も落下させているせいか、挙動不審気味。
ズームにすると勝手に戻ります。勝手にすぐにスイッチが切れます。足が出てきて勝手にどこか行ってしまいます。置いたはずのところにありません。
もうそろそろ替え時です。
小さな三脚はデジカメ用です。これも100円でした。
バイクで走り回ると、気付かなくても手が細かく震えて、画像がブレまくるため。
携帯ラジオは携帯しません。
重いし、山の中にまで日常生活を引きずりたくないから。
正真正銘のウェポンといえば、山菜刀。
襲ってくるクマからもう逃げられないとなったら使うでしょうが、今は枝を払ったり崖で足場を作ったり。
山菜掘りには一度も使ったことがありません。もちろんクマにも。
ついでに、

クマ撃退スプレー。
滝見隊で唯一気仙沼隊員だけが持っています。
1万円くらいするらしく、他の者はアホらしくて誰も買いません。
5年ほど前、パチンコで大勝したときに衝動買いしたとか。
主成分はカプサイシン、数メートル噴射するそうです。
「でもよ、クマに襲われそうになってだよ。バッグを背から下ろして、ジッパーを開けて、スプレーを取り出して、安全装置を外して、クマに狙いをつけて、いざ噴射、ってやってたら、パンチ2~3発はとっくにくらってねーか?」とは他のメンバーの意見。


どちらもクマの糞。
どういうわけか、林道などの道の真ん中にこれ見よがしにあります。
おそらくナワバリの主張なんでしょうねえ。
とにかくこれを見たら「いるぞ」のサイン。警戒レベルを上げます。

滝の右上にある洞窟。どう見ても熊穴っぽい。
滝見隊は揃いも揃ってウスラバカ揃いですが、その先頭を独走する釣り師隊員に「おめ、ちょっこら見て来てくんねえか?」と言っても、さすがに拒否されました。
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- 2013/12/08(日) 17:23:31|
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