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南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

鵜主ノ滝

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 宮古市の滝


 ひさしぶりに岩手県宮古市にある 鵜主ノ滝へと遠征しました。
 今回3度目でそれなりの覚悟はしていたけど、やっぱし嫌になるほど遠かった。
 大槌町側から山を越えて行ける道路があれば ショートカットできてかなり楽なんでしょうけど、行き止まりの林道なんで、長沢川の下流からガタボコ道をひたすら登ってこなければならないのが辛い。
 林道、かなり痛んではいますが、まあ普通自動車でも大丈夫かと。

 ところで、いきなり脱線します。
 長沢川の林道でこんなものを見ました。

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 何の変哲もない猫です。
 しかし、居る場所が問題。
 人家のある場所からどうみても10Km以上は離れた山の中なのです。
 このような人里離れた山に居る猫を、 しばしば しょっちゅう 珍しくもない程 よく目にします。
 なにが目的なのか? さも当然のように山奥にいる理由が分からん。

 どうにも解せないので、これを我々は山猫問題と言って、時々議題に乗せたりします。

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 山猫といっても、ツシマヤマネコだとかベンガルヤマネコなどのような種としてのヤマネコではありません。
 どう見てもイエネコあるいはカイネコです。住宅地なんかにいるごく普通の猫です。
 それがネットによれば標高2500mあたりまでいたそうな。
 カイネコが野生化して、野良猫化したのではないかといわれていますが、野良猫は人家のある周辺を生活の場にするのに対し、山に住む猫は人に依存することはなく、自ら狩りをして生活し、一般的には森猫と呼ばれているそう。野生ネコですね。
 しかし、我々がしばしば目にする猫は、森の中より山中の路上とか道路の傍にいることが圧倒的に多く、森猫と呼ぶより山猫と言ったほうがぴったりします。
 完全に野生状態で生まれた猫なら人間の気配を察知すれば警戒して森に隠れると思うのですが、何故か、警戒はしますが相当近付くまで逃げるようなことはありません。
 バイクで横を通過しても、特に臆する様子が見られません。
 なので、全くの野生状態の猫とも思われないのです。
 成長するにつれ野生の呼び声を感じ、飼われていた家から不意に放浪の旅へ出たとは考えられないですかね。
 滝見隊内では、根っからの野生猫派が2名、出家放浪派が2名に見解が分かれています。


 さて、鵜主ノ滝 です。

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 鵜主ノ滝 の標柱。
 ケツが痛くなるほど延々と林道を走り続けて、目印になるのはこれだけ。 
 滝が遥か崖下で姿が見えないだけに、これを見つけられないと泣きます。
 草木が茂るようになると影になって目立たなくなるのでとても厄介。
 因みにここへは車を駐車できるスペースがないので、上か下にお願いします。
 我々はバイクなんで、そんなの関係ねえ そんなの関係ねえ です。

 標柱から降りて行くと、急激な崖。 とんでもない角度。 非常に危険度が高いです。
 しかも谷底まで降りてみると、何故だか滝の落ち口に到着してしまい、容易には下へ降りれません。

 最も安全な降り方は、標柱から道路上を100m以上下がって、降りられるところから降りることです。
 ただ傾斜がハンパなく急で、どこにも掴まるところがないルートもあります。
 ヘタをすれば滑落の危険あり。 命の保証は致しかねます。
 なので、滝見隊では用意周到、林道から谷底まで100m越える距離にすべてロープを張りました。
 これがあることによって、安全度が格段に向上。

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 下流から近付いて行きます。

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 下流の狭い場所に太い流木が堤防になって、土砂が溜まっていました。
 これだけで3mくらいの高さがあります。
 ということは、鵜主ノ滝 は本来よりもその分だけ低くなっていることに。

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 鵜主ノ滝

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 いい滝だニャ~。

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 すばらしいっす。
 全国レベルの滝です。
 どういう基準で言ってんだか、本人も知りませんが。

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 それほど広くはないものの、岩盤をえぐった深い滝壷。

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 鵜主ノ滝
 この滝の読みは、「うのしゅのたき」 もあれば 「うのすのたき」 もあるし 「うずのたき」 というのもありました。
 正解がどれだか分かりません。 正解はないのかも。
 まあ、好きに呼んでください。
 滝見隊では、滝名にあまりこだわりがなく、そこにある滝だということが判別できればOK、というスタンスです。

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 北上山地の奥の奥、1000m級の山々に囲まれた急峻な地形の谷底にこの滝は流れています。
 まさに秘境の滝といったイメージ。
 誰かは知らねど よくぞこんな滝見つけたもんだ。

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 滝までの急斜面に生えていた巨木。

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 画像加工もしないで無理やりくっつけました。
 とてつもない高木で、非常に生命力を感じる巨木です。


 鵜主ノ滝からの帰途、長沢川で発見した滝。
 長沢川には鵜主ノ滝以外これといった滝はないんだな、と思っていたら、ありましたね。
 ただ、側面に護岸工事のコンクリが張ってありマイナスポイント。
 大きい滝なのに勿体ない。

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 迫力ありました。
 印象度  


 岩手県宮古市    鵜主ノ滝    長沢川 → 閉伊川 → 宮古湾




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  1. 2019/05/16(木) 20:40:03|
  2. 宮古市内の滝

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小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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