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南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

北山崎の滝

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 田野畑村の滝


 笑われるのであまり大きな声では話せません。
 いくら岩手・宮城県境に住んでいるからって、北山崎までいくらなんでも5時間半もかかろうとは思ってもいませんでした。
 なんせ隊員のアホどもは、道の駅が現れるたびに律義に立ち寄っては油売りにいそしんだためこんなことに。
 釣り師などは、見たこともない魚が売られていると 矯めつ眇めつ目を離さず いくらせかしてもなかなか離れてくれないんですから。

 計画から大幅に遅れて北山崎の観光ゾーン駐車場に到着。
 時計はすでに午後になっていました。 なんで滝見隊はいつもこうなるの?
 全員バイクでしかも三陸道にはいっさい乗ってないため、すでに疲労感満載です。
 この段階でもう来るんじゃなかったと思い始めております。
 遅い昼食に全員が磯ラーメンを注文し、ソフトクリームを舐めながら北山崎ビジターセンターへ。
 職員はさすがに滝のことを知っていました。
 「わざわざ遠いところから見に来るほどの滝ではないんですよ。 小さいですから。」 と申し訳なさそう。

 観光パンフや看板には一切載ってない滝が北山崎に存在する、と伝えて来たのは気仙沼の滝バカ。
 そのうち行こうと思っていたのが諸般の事情でなかなか実行できず、3か月以上経過したこの日になってしまいました。

 目指す滝は、第1展望台の横をすり抜けて、第2展望台に向かう途中から高さ200mの断崖、736段(!)の階段を下りて、ほぼ海岸線にあるとのこと。
 736段だってえ! ドッヒェー!! 隊員の中で最も体重のある小隊長は、はたして膝がもつのでありましょうか。
 膝が笑う程度なら休めば回復しますが、傷んで回復不能になったらどうすっぺ。
 足の神経を切っているニーハオ隊員は不安を隠そうともしてないし、今年足を骨折した滝バカも何となく不安そう。
 超ノー天気なのは釣り師ただ一人。 「釣り竿持ってくるんだった」 なんてアホなこと言ってます。 
 そんな時間、どこにあるんだよ。
 小隊長にとっては、登りより体重の衝撃を受ける下りが恐怖なのであります。
 200mの斜面を降りるのもかなりきついでしょうが、全部が階段というのが大不安。
 ご存知の方は多いと思いますが、坂道より階段のほうがずっと足に負担がかかります。
 階段の高さ・奥行・傾斜が決まっているので、その人の歩幅では歩けないから。

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 第1展望台からの景観。 定番です。 誰が撮ってもこうなります。

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 沖を航行するフェリー。 宮古から室蘭に行ってるやつでしょうか?

 階段を363段降りて、第2展望台へ。

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 高度が若干低くなった程度で、構図的にはあまり差がないような。
 これならわざわざ階段を数十分かけて往復するより、第1展望台だけにしといたほうが絶対にいいと個人的には思うのですが。

 ここから覚悟を決めて、いよいよ海岸線まで降下開始。
 はたしてワシ等はどうなるんじゃろう・・・・。 不安いっぱい。

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 しかし、杞憂でした。 
 736段という高さに恐怖感を抱いていましたが、思っていたのより全然楽です。
 休み休み皆とバカ話しながら降りたのが良かったようです。
 ニーハオ隊員なぞは、「仕事で毎日上り下りする階段から比べたら 問題にならないくらい楽ちんだ。 ビビッて損した。」 とのたまう始末。
 滝バカは 「別に」 だけ。

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 途中から見た海岸。

 そして遂に滝が見えました。
 ちゃんと滝見台があります。

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 う~ん、何と言ったらいいか。
 一言でいえば、残念。
 滝自体はとてもいい滝です。 決して来てガッカリするようなレベルではありません。
 落差が全体で20mくらいはあります。 雰囲気持ってます。
 下で3段か4段くらいに分かれてます。
 でも、手前の岸壁が邪魔して全体像が見えないのです。

 どこかすべてを見られるポイントはないかと探しましたが、どうやらここの1点しかなさそうです。
 周辺は断崖に囲まれ どこにも滝下に降りられそうなルートがありません。

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 全体像が見られれば素晴らしい滝だと思います。
 岩盤さえもうちょっと引っ込んでいてくれたら、つくづく惜しいなあ。

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 この滝も海岸瀑といっていいでしょう。
 こうなると、黒崎のアンモ浦ノ滝、鵜ノ巣断崖の滝、北山崎の滝と、主だった断崖観光地のそばには滝が付き物といっていいかもしれません。

 滝の落ち口まで登ってみました。

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 手前が落ち口で、先は海です。
 これ以上の撮影はヤバくて出来ませんでした。

 印象度としては、 くらいか。
 全貌が見えさえすれば、もう1ポイントは加算するのですが。
 何か、せっかく観光地にありながら非常にもったいない気がしました。

 帰りは、そのまま来た道を戻るのではなく、滝のある沢を登り、途中から一説には日本一といわれる急階段450段を上がって帰ることにしました。
 ホントに日本一かどうかは分かりません。 案内所で貰った印刷物にそう記載されていたのですから。

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 途中の沢。
 小滝があちこちにあります。
 渓流沿いの散策路(?)は、本来 落盤などの恐れのため通行禁止みたいです。

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 のしかかるような岩塊。

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 上りの階段。
 最後は太ももがジンジンしました。 やっぱきつい。
 上ってみると、食堂や土産物店の並ぶ正面に出ました。

 辛いことは辛かったのですが、ここまでは楽しみもあり精神的には辛さも半分といったところ。
 本当の辛さは ただひたすら走らねばならない帰りの道でした。
 夕暮れて暗さが増してくるし、それに伴って寒さも増してくるし。
 遅くなればなるほど家人の頭の角は伸びてくるし・・・。
 早く帰らねば、と思うと同時に、帰るの恐いし・・・。
 また鬼が出迎えかあ・・・。


  岩手県田野畑村 北山崎の滝



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  1. 2018/10/26(金) 20:25:32|
  2. 田野畑村の滝

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遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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