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南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

僧呂滝

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 宮古市川井地区の滝        


 山に生えているアジサイも種類がよく分からない植物のひとつ。
 おそらくこの辺のは、エゾアジサイだとは思うものの、ガクアジサイがあれば、ヤマアジサイもあり、おまけにこんな色変わりもあるし。
 ともかく、今はアジサイの季節で、山に入れば沢筋でたいていお目にかかります。
 こんなのはいくらお目にかかっても構わないけれど、山に入ればいつかはお目にかかってしまうヤバい奴がいます。
 クマです。
 今回出会ってしまいました。
 沢の名が熊穴沢っつーんだから出会うのも当然か。

 岩手県宮古市川井地区。
 久しぶりに僧呂滝へ行ってみることにしました。

 熊穴沢(地元ではクマンナ沢というらしい)へ入ってすぐに小さな滝があります。
 たしかドウドウの滝とかいったはず。
 バイクを停めて写真を撮ろうと思ったのですが、泥濘地だったんで、スタンド立てたらコケそうなんで、先へ進むことにしました。
 そしたら林道の真ん中にしゃがんでいたんですよ。
 こっちがあっ!!と思ったら、向こうもアッ!!と思ったらしく、脱兎のごとく(クマなのに兎はないだろ)藪の中に飛び込んで行きました。 間違いなく成獣です。
 「い、今の見たか?」
 「何を?」 とニーハオ隊員。
 「あ、いや、何でもねえ」
 しゃべるの面倒くさくて、おっかなびっくりそのまま前進。
 現場を通り過ぎてから、心臓バコバコし始め、しばらく落ち着きませんでした。
 帰りに確認したら、付近にミツバチの巣箱が設置されていました。

 久しぶりに入った林道は随分痛んでいました。
 崩壊が進んでいます。
 以前は滝の横まで普通に車で行けたのが、崖崩れや倒木で現在では途中までしか行けなくなっています。
 廃道と化した道端にバイクを停め、そこからはしばらく歩き。

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 懐かしい 僧呂滝 の看板。
 柱が腐って、立て直すこともできません。
 味のある看板だったのに。
 滝はこの下に流れています。

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 定番の位置から。 滝の前のカエデが邪魔。
 かといって、岩盤の上に乗っかってのピンポイントの撮影なんで、移動することは不可能。
 この位置、崖下から十数mの高さがあります。

 で、上流側に場所を換えて、再度チャレンジ。

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 なんて撮りにくい滝なんだべ。

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 僧呂滝 落ち口から。 右下が滝壺。
 ロープで支えてもらっても、これが限界。

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  僧呂滝はパッと見1本滝に見えますが、実は2段構造の滝です。
  これは上段の滝。

 
  まあ安全を期すなら、この程度で良しとすればいいんでしょうけど、正面から見ないといまいちフラストレーションが溜まるのも事実。


 一応ロープは持参してるんですが。
 「どうする? やっか?」 崖のえぐれ度がハンパないので気が進まない。
 「せっかく来たんだからやっぺし。」 ああ、やっぱりな。

 道路を下りながら、どこか降下に適当な場所はないかと確認。
 ロープで宙づりになるのだけはまっぴらごめんです。
 100mほど下ったところに、えぐれのない場所があったので降下ポイントにしました。

 ハンパでない急斜面。
 樹木にロープを縛り付け、慎重に慎重に降下開始。
 川床まで降りたら、後は楽ちん。
 水深は深いところでも膝くらいまでしかありません。
 やや滑りやすい水質。 上流何もないのですが。
 川底は歩きやすいので、バシャバシャ侵攻。

 間もなく僧呂滝というところの左岸からは、これまた趣のある高滝が流れ落ちています。

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 これ、もう少し水量あると素晴らしい滝に変貌します。

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 右に僧呂滝。 左上の崖上辺りが最初の撮影場所です。 足元がえぐれています。

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 僧呂滝。

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 いい滝です。

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 川底から遠目に見ると、2段の滝だと確認できます。
 薄暗い場所で手持ちのコンデジ。 ボケボケ画像で申し訳ありませぬ。

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 デジイチ担いで来てスローシャッター使えば綺麗に撮れるはず、とは思うものの、随分前からそんな気力を無くしています。
 水中落っことしてもあきらめの付く値段と 持ち運びの軽さを最優先。
 芸術性のある画像より、とりあえず記録ってことで勘弁願います。

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 いろいろ試しても、画像にあまり変化のつかない滝です。
 でも、世界観のある素晴らしい滝ですね。

 このまま林道が廃道化していったら、この滝もいつか忘れ去られるのだろうか?
 それではあまりにももったいないので、道路だけは補修してほしいもんです。

 (それから滝からの帰りに発見したんですが、相当下流に、ロープを使わず安全に川岸に降りられる道をみつけました。
 少々ヤブコギありますが、危険性は少ないはず。)


   岩手県宮古市川井   僧呂滝   熊穴沢 → 小国川 → 閉伊川

 
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  1. 2019/07/29(月) 20:45:27|
  2. 宮古市川井地区の滝

合地沢の隠れ滝

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 住田町の滝


 少し前、この滝を見に出かけたものの、沢の出口で渓流釣りを行っている2人組がいて、入るに入れず諦めた経緯があります。
 今回は再挑戦。

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 どこにあるのか非常に分かりにくい滝。
 岩手県住田町の合地沢に流れ込む枝沢にあります。
 しかし枝沢自体がパッと見て分かるようなところにないし、水量も少なくて、まさかこんなところにこんな滝が、と驚きます。

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2段構造の滝で、これは1段目。

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 雨が降って水量が多くなると直瀑になります。

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 とてもいい滝です。
 滝壺には、飲料用のホースが何本か入って下流の民家まで引かれています。
 ということは地元の人にとっては大切な水源になっているわけで、当然名前のある滝だろうと思っていたら、これがなんと無名。

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 飲料に使用しているくらいだから、上流に人工物はないし、美味しい水です。


  岩手県住田町  合地沢   隠れ滝


  1. 2019/07/23(火) 19:06:45|
  2. 住田町の滝

坂本川源流の滝

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 住田町の滝        坂本川源流部

 人里離れた山の中、子熊だ! と一瞬ドキッ。

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 正体は、黒猫。 びっくりさせやがって。

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 いつぞやも書いたけれど、まったく人家のない山中でしばしばネコを目撃します。
 こうしたネコの身分・所属・立場がさっぱり分からない。
 飼い猫が放浪中なんだろうか? 捨て猫なんだろうか? 生まれついての野生児なんだろうか?
 滝見隊ではこういう猫をひとくくりにして 山猫 と呼んでます。

 「あなたが山猫さんですか?」
 「とんでもねえ。 アタシは山猫だよぅ。」

 すんません。 このフレーズ 遠野ブログ 『山猫を探す人 Ⅱ』 からパクって来ました。

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 ネコ科の動物が大好きなマタタビがあちこちに。
 葉の表が白粉なでつけたように白いので、一発で判断できます。
 ネコを飼っている家庭ならお土産に最適。

 さてと。
 岩手県住田町を流れる坂本川源流部に すばらしい滝を発見したのは何年前になるんだっけ?
 秘境のような場所に、Aランクの滝が流れているのを見つけて皆で歓喜雀躍したものでした。

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 沢を登って行くと、渇水期にはまったく水が流れない状態になります。
 川底干上がってカラッカラ。
 ここから先には水がないんだな、な~んて騙されて引き返してはいけません。
 山神様のいたずらです。
 素知らぬふりをしてさらにずんずん登って行くと、

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 また水が現れるのです。
 登って行くに従いどんどん水が多くなります。

 そして、断崖に挟まれた隘路までやって来ると。

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 手前左側の枝沢からの1本滝と、奥、本流の滝が姿を現します。

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 枝沢の滝も、水量が多いと見せてくれます。
 が、この日は、水量不足。

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 こちら本流の滝は水量まずまず。

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 全体が3段滝で、これは3段目の直瀑。

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 素晴らしす。

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 3段滝の全体像。
 素晴らしす。

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 1段目と2段目。

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 水質抜群。
 苔の張り付きも優良。
 環境も文句なし。
 渓谷のどん詰まりで、ちょっと暗いのが難点。

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 ほとんど期待してなかった沢を予備知識も無しに登って行ったら、いきなりステーキ、じゃない、いきなり素敵な滝が目の前に現れたら、そらびっくりしまっせ。 
 そんな滝のひとつがここでした。 滝屋冥利に尽きますね。
 こんな感激、日常にはそうそうないですから。
 滝探しやっててよかったなあ、と思う瞬間です。

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 しかし、この歓喜の裏には探せど探せど見つけられぬ幾多の敗走の山があるわけでして・・・。

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 さすが人口過疎の三陸。
 未だ公にならない滝が隠れていることに感謝です。


  岩手県住田町     坂本沢の3段滝     坂本沢 → 気仙川 → 広田湾




  1. 2019/07/19(金) 21:15:26|
  2. 住田町の滝

青笹のイブキ

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 巨樹・古木


 遠野シリーズ これでおしまいです。

 滝見隊がウロウロしていた辺りに、イブキの巨木があるらしいので行ってみることにしました。
 いつも読み専のブログ 「ハイキングさ あべじゃ」 からの情報です。 感謝。 
 それまで近くを何度も通ってましたが、そんな樹があるとは知らなんだ知らなんだ。

 遠野からは街はずれ、笛吹峠に向かう県道のそばにあります。
 住所的には、岩手県遠野市青笹町糠前 という場所。

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 これがそう。
 イブキという樹木にはまったく心当たりがありません。
 西日本の沿岸部に多く、三陸の沿岸部にもあるらしいです。
 でも、これがイブキですと言われない限りちょっと分からないですね。

 特徴は、
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 だそうです。

 ひとつの樹に ヒノキ型とスギ型の葉が一緒に着くという、かなり風変わりな樹木です。

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 画像ピンボケで見づらいですが、確かに2種類の葉が見られます。

 そして、もう一つの特徴が幹のねじれ。

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 余程性格に問題を抱えているのか、見事にねじれ倒しています。
 このねじれっぷりは ネジネジストールの中尾彬さんも真っ青じゃないか。

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 個人宅の庭にあり、周辺にイブキはないので先祖が沿岸部から苗を持ってきたのではないかと。
 所有者の子供の頃は、この木に登って遊んだらしい。
 樹勢が衰えつつあるのが心配のよう。


  岩手県遠野市青笹町   岩手県天然記念物  イブキ



  1. 2019/07/18(木) 21:30:27|
  2. 巨樹・古木

碁石海岸 ユリ情報

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 野の花々


 遠野シリーズの途中ではございますが、ここで岩手県大船渡市にある碁石海岸のヤマユリ開花情報をお届けします。
 本日(2019年7月17日)、撮れたてホカホカです。
 仕事帰りに、もう咲いてるかもと期待して寄り道しました。

 まずは、碁石海岸に向かう道すがら、咲いていたハスから。

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 中尊寺ハスといって、平泉中尊寺に眠る藤原泰衡の棺に入っていた古代ハスを復活させたもの。
 県内各地にあろうかと。

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 咲いてはいるものの、数は少なめ。

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 これからかな?

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 この場所は、環境的にイマイチなんで、わざわざ見に来るまでもないような気がします。
 道路に挟まれ、面積も小さい。 雑然として落ち着いた鑑賞ができません。
 植えた人には申し訳ありません。
 ここが咲いているということは、遠野の附馬牛のハスも咲いているのか???
 宮城県登米市の長沼のハスも咲いているのか???


 そして碁石海岸。

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 この日、海はヤマセの深い霧がたちこめて視界不良でした。
 ヒンヤリというか、肌寒い気象条件。
 霧に巻かれると一挙に気温が下がります。

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 来て見てがっくり。
 ヤマユリはどれもこれも固い蕾です。
 フライングして咲いている花なぞ1本もありません。
 昨年よりかなり遅れています。 2週間は遅いような気がする。
 やはり日照不足がたたっているんでしょうかね?

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 霧で沖がまったく見えません。
 航行する船舶は大変。


 ヤマユリがこのような状態なので、代わりに目についた花々をスナップショット。

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 遠目、ヤマユリかと期待したんですが。

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 綺麗だからと触れたらえらいことになります。
 ツタウルシです。
 子供の頃 こいつに触ったおかげで、チンチン腫れあがってしまいました。

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 ユリはユリでもスカシユリ(ハマユリ)です。
 こちらは今時分がピークか。
 碁石海岸には少ない花。

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 霧に霞む断崖。

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 アヤメ科の花(多分ノハナショウブ)も残り僅か。

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 アジサイは今が見ごろ。
 碁石海岸にはあまり多くありません。
 レストハウス周辺くらい。

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 今年、ヤマユリの最盛期は7月の月末になるのではないか。
 もしかすると8月初旬までは余裕で見ることができるかもしれません。
 小隊長の見立てなので、あまり自信ありませんが。


   岩手県大船渡市 三陸復興国立公園 碁石海岸




  1. 2019/07/17(水) 21:20:13|
  2. 野の花々

中沢川の滝

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 遠野市の滝       ヤマボウシ  野生種は白花が圧倒的ですが、中には色付きの花も。


 遠野シリーズ、続けます。

 今回は中沢川の滝 です。
 といえば、すぐに思い浮かぶのが 六角牛山の大滝ですね。
 中沢川には、この滝しかないと長い間思っていました。
 しかし昨年新たにすばらしい滝を発見したのですよ。

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 登山口から見た六角牛山。

 突如現れ、去って行ったニホンカモシカの親子。
 クマじゃなくて良かった。

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 これがその滝です。

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 キラキラアプリ使ったわけじゃなくて、

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 画像にある白い斑点は、木洩れ日です。
 天候不順でしばらく太陽を見てなかったので、日の光はうれしいものでしたが、この時ばかりは邪魔。
 見難くて申し訳ありません。

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 上段の小滝。 ここだけでも景観良好。

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 滝壺は上と下にあります。

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 とてもいい滝です。
 まとまりあるし、存在感あるし、ここだけの世界観も持っています。
 おまけに水もめっちゃきれいです。

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 どうしてこんないい滝がノーマークなのか分からん。

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 上にある滝壺が真ん丸なので、「河童の皿滝はどうだ?」 と昨年滝バカが言ったような気がする。
 どうだ、って言われたって、近くに人家はないし、WEBでも見たことのない滝だし、滝見隊では第一発見者だから、それでいいっちゃいいんだろうけど、とりあえず保留ってことにしています。
 本来の名前ありそうな気がするんだけどなあ。

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 滝の下流にあるボックスカルバートをくぐってたら、天井で何か動く気配が。

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 コウモリだろうとは分かっていたんですが、中は真っ暗でカメラで撮影して画像を確認するまで実態が分かりませんでした。
 ぶら下がっているコウモリ見たのひさしぶり。


    岩手県遠野市    中沢川の名無し滝




  1. 2019/07/16(火) 19:33:27|
  2. 遠野市の滝

森ノ下 辺々(あだりほどり)

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 道草・寄り道・油売り


 遠野シリーズ 続けます
 
 滝見がてら、遠野市中心部から東南部の方角、上郷の森ノ下周辺をウロウロしてきました。
 タイトルにある「辺々」は 当地では「あだりほどり」といいます。 「界隈」 といった意味になるかと。

 国道283号線、釜石街道沿いにある、伊勢両宮神社。

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 数年前までアジサイの美しい場所でした。
 遠方からわざわざ見に来る人もいました。
 ところが、

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 誰も管理しなくなったのか、かつての面影はすっかり消えています。
 あれだけきれいだったアジサイの群落も勢力の強い雑草に押され汲々としています。

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 なんとかいいところだけ拾い出そうと。

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 ガサゴソ動き回ったら、

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 眠っているアマガエルを起こしてしまった。 すまぬ。

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 神社から道路を挟んだ場所には、最近あちこちで見かけるクリーム色で大型のアジサイが。

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 後方は遠野のシンボル六角牛山です。

 
 伊勢両宮神社から見える位置に、かの風呂家があります。
 源義経が平泉から逃れ、北行を続けていた際、風呂に入ったという伝説の家です。

 「へえ~、当時も銭湯があったのか。」 と 同郷の釣り師隊員。
 こういう奴にはいちいち説明するより、現地へ引っ張って行ったほうが早い。

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 もちろん現在では建物も改築され、ぱっと見は、一般的な農家と何も変わりません。

 しかし、義経の北行が単なる伝説では終わらず、現実として風呂を借りたという家が存在し、風呂家と名付けられ、この辺一帯も風呂という名で通っている、ということはどう捉えたらいいのか?
 義経がチンギスハーンになったという話は荒唐無稽だけれど、伝説が伝説ではなく、実際にこうして残っているというのは、あるいはそれが史実そのものだからではないのか?
 目の前に現実としてある家を見ていると、本当に不思議な気分になります。
 ちなみに、義経が遠野の名物、ジンギスカンに舌鼓を打った、とは聞いたことがない。

 風呂家のすぐ近くには、慶雲寺という寺院が。

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 ぺったんこの平地にあり、周囲に森や林がないので、あっけらかんとした印象の寺。

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 しかし、参道に立つ杉並木は一見の価値あり。
 巨木ぞろいです。

 それら以上にデカいのが境内の杉巨木。

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 枯れたのか枝の一部が伐採されていますが、それも大して問題にならないくらい大きいです。
 樹齢300~500年ほどではないか思われるので、源義経が訪れたころはまだ影も形もなかったんですね。


   岩手県遠野市上郷  森ノ下    伊勢両宮神社    風呂家   慶雲寺





  1. 2019/07/15(月) 09:51:40|
  2. 道草・寄り道・油売り

しぐれ滝

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 遠野市の滝        ツルアジサイ


 前回の 『堂場沢の滝』 に引き続き、遠野シリーズを何回か。

 その前に。
 これまで何度かお知らせしたことですが、ここで再度記しておきます。
 
 当ブログの画像は、他の場所で自由に使用して構いません。
 画像の切り取り、画像加工などの編集もお好きにどうぞ。
 当ブログにわざわざ連絡する必要はありません。 
 こんなしょーむない画像でも使えるものなら勝手に使ってください。
 ただし、版権放棄しておりませんので、使用した場合は、どこかに「南三陸滝見隊」の名を入れておいてもらえばありがたいです。
 (めんどいのであえてチェックなどしてませんけど。)
 
 当ブログに使用している画像は、ほとんどすべて縮小されています。
 見やすいようにメリハリはっきりさせたり、要所だけカットしたり 画像加工しているものもあります。
 このようなものより原版の大きいサイズが欲しい、と連絡下さる方もおられますが、何せ画像が膨大過ぎます。
 外付けハードディスクに持って行ったり、DVDに焼いたり、USBメモリーに保存したりと、資料があちこちに散逸しております。
 いつぞやの東日本大震災で流失してしまったものも相当数あります。
 どこに何があるのか自分自身でも分からないありさま。
 いちいち探す時間も根性もございませんので、ここに表示した画像のみで我慢していただきたいと思っております。
 いつの日か退職したら整理しようかとも考えなくはないですが、自分の性格ではおそらく考えただけで終わってしまうと思います。
 以上です。


 さて、どんよりとした曇り空でも雨の心配がなく、久しぶりに3名で出かけました。
 気仙沼の滝バカだけは仙台に用事があるとかでパス。

 最初に訪れたのは、しぐれ滝。
 流木や枯葉が随分堆積していたので、まずは3人がかりでお掃除お掃除。

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 しっとり落ち着いたいい滝。
 水量が少ないのが難点です。 これと傾斜角が緩いのがゴミの引っ掛かる原因。

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 五月雨型の斜瀑で、静かに流れています。

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 名前のあるちゃんとした滝ですが、不思議なことに、ご当地ブログにはいくら探しても載っていません。
 郷土愛の強い遠野ブロガーには非常に珍しいこと。
 何か理由があるのか、こちらがただ単に画像を見つけかねているだけなのか?
 滝好きとしては 無視できるほど小さな滝ではないと思うのですが・・・。

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 したがって、現在までのところ、この滝の画像がUPされているのは、当ブログだけです。 多分。
 画像だけでは全然大したことのないように見える滝ですが、これは撮ってる人間の腕のせい。
 実際は、この5割から倍増しくらいの感覚で見てもらえれば。

sgrf6.jpg

 所在地忘れてました。
 岩手県遠野市上郷にある畑屋沢にあります。
 メーンの林道をひたすら登って行けば、道路のすぐ右側に流れています。
 林道は大開山の登山道にもなっているらしい。

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 以前来た時は、道路際にクマの生け捕り用の檻が置かれてありました。
 今回は見受けませんでしたが、それでも林道の真ん中に何カ所かクマの糞がこれ見よがしに落ちていました。
 単独では来たくないような かなりヤバいとこらしい。

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 滝の横には、滝名の記された石碑があります。
 滝見隊員全員無学文盲の上に、石板が苔で隠されているため、「しぐれ滝」以外どんな内容なのかまったく読めず。


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 登って来るときには注意を払わなかったのですが、下って来るときにその景観に驚きました。

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 見渡す限り背の高い松林のあちこちにツルアジサイが絡まり、それは見事。
 松の木以外雑木がないので、景観がシンプルで美しい。

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 花が最盛期で ちょうど良いタイミングでした。

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   岩手県遠野市上郷    しぐれ滝    畑屋沢 → 早瀬川 → 猿ヶ石川 → 北上川





  1. 2019/07/14(日) 09:02:21|
  2. 遠野市の滝

堂場沢の滝 夏

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 遠野市の滝


 この滝もこれまで何度か紹介しました。
 岩手県遠野市の荷沢峠にある堂場沢の滝です。

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 特別大きな滝ではありません。
 まとまり感があって、雰囲気のいい滝。

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 ほとんど知られていない滝で、林道から滝までの踏み跡すらありません。
 もちろん存在を示す標識もないので、初めてだとどこにあるのか分からないかも。

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 かつて峠の麓にある産直「ともちゃん」の食堂にこの滝の写真が飾ってありました。
 リニューアルした際、片付けられてしまいました。
 
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 滝壺の面積は狭いものの、かなり深い。

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 上流には人家や田畑がないので水は非常にきれいです。

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  岩手県遠野市小友町 荷沢峠  堂場沢 → 永野川 → 小友川 → 猿ヶ石川 → 北上川




  1. 2019/07/07(日) 19:28:39|
  2. 遠野市の滝

中甲子の滝 (第二の滝)

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 大船渡市の滝


 当ブログ常連さんにはお馴染みの滝です。
 何度目の登場か数えたことはありません。
 まだ見ぬ滝を探しに行きたいのは山々。
 でも、悪天候だったり用事があったりでなかなか遠出できず、近場の滝ばかりで申し訳ないことです。

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 中甲子ノ滝。
 川幅いっぱいに流れる南三陸では大型の滝です。
 中甲子ノ滝 は滝の名称ではありません。
 岩手県大船渡市日頃市町の中甲子地区にある滝という意です。
 正式名称は、第二の滝 といいます。 県の出版物に載っています。 でも誰もそうは呼びません。

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 複合的な斜瀑です。
 滝だけ見たら素晴らしいと言える景観。

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 大して大きな川ではないですが、滝は水量があってそこそこ迫力もあります。

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 しかし、いろいろ問題を抱えた滝でもあります。
 滝のせいではなく、人為的なものです。

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 まず、滝のすぐ上にデカいダムの堤体がのっそり建っています。
 滝からあまりに近くて、不用意につーか、普通に滝を正面から撮っただけで、当然のようにダムが写ってしまいます。
 自然の滝と人工の滝。
 対比させるように撮るのならいいかも知れませんが、なるべく人工的なものを排して撮りたい場合はやっかいなシロモノ。

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 ダムが出来ると、自ずと水が淀みます。
 ダム湖に長時間滞留するので 水質悪化は避けられません。
 滝の水は決して濁っているのではないですけど、川底には藻が発生しています。
 浄化はしているはずですが、上流に温泉施設があるのも水質悪化の要因かも。

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 滝の落ち口から下流を眺めた画。

 実はこの画の左手、林の中に養鶏場が何棟か建っています。
 季節や時間帯によっては、養鶏場から鼻が曲がりそうなくらい臭いにおいが漂ってくることがあります。

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 滝の下流部。 雰囲気いいです。

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 滝自体に何の罪もないんですがねえ・・。
 周辺、人工的なものがなければ相当見栄えのした滝ではなかったでしょうか。
 交通至便手間いらずで、大船渡市の名勝になれた滝だと思います。


  岩手県大船渡市       中甲子の滝    鷹生川 → 盛川 → 大船渡湾





  1. 2019/07/05(金) 19:06:55|
  2. 大船渡市の滝

自己紹介

小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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女川町の滝 (1)
石巻市の滝 (17)
登米市の滝 (9)
栗原市の滝 (21)
大崎市の滝 (7)
加美町の滝 (1)
色麻町の滝 (1)
東松島市の滝 (1)
秋田県 東成瀬村の滝 (3)
秋田県 湯沢市の滝 (3)

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