南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

御崎とニッコウキスゲ

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道草・寄り道・油売り


 現在、『鳴子温泉の滝』シリーズを掲載中でありますが、旬を考えて割込みいたします。
 宮城県気仙沼市の唐桑半島最南端にある御崎岬では、ニッコウキスゲが開花中。
 おそらく三陸の海岸線では 多かれ少なかれどこでも咲いていると思われます。
 御崎の分布は、碁石海岸などと比較すると少ないような。

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 海岸一帯はおおよそ黒色粘板岩という種類の岩石で構成されています。
 地球の圧力でねじ曲げられました。

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 松林の様子があきらかにおかしい。
 枯れて、スカスカ状態です。 7割から8割は倒れたような。
 海から高度があり、東日本大震災の大津波を被ったとは思えない。
 マツクイムシの影響ではないのか。

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 あやめ科の花も至る所で咲いています。 でもやっぱり数は少ない。

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 2つの小島(岩礁?)ともに伝説が残っています。

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 ニッコウキスゲ (ゼンテイカ)。
 一日一花、当日で花は萎れます。
 蕾を見ると残り少なく、そろそろ終盤を迎えたよう。

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 本当に冗談ではなく、このままでは松枯れ病により岬は丸裸にされそうです。
 これ以上の進行を防ぐ方法はないんでしょうかね?
 せっかくの公園がだいなしになってしまう。

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 よく見るときれいな花。 これは何?

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 御崎岬灯台。
 周辺がスカスカになってきました。
 大丈夫か? マジ不安になるっす。

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 帰る途中早馬山から眺めた気仙沼大島。
 画像中央部、海に隔てられた部分が島です。
 右のアーチ型の橋は、現在架橋中の島と本土を結ぶ連絡橋です。
 島の住民にとっては長年の悲願でした。
 島から連絡船で通っていた高校の同級生もいました。
 海峡はわずか200mほどしかないのに、どうしていままで橋を架けられなかったのか。
 こんな田舎では、大災害で亡くなった人が出なければ造ってもらえないんでしょうかね。


            宮城県気仙沼市 唐桑半島 御崎


 
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  1. 2017/07/14(金) 22:00:02|
  2. 道草・寄り道・油売り

鬼首不動滝

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 大崎市の滝

 鳴子温泉の滝シリーズ、次は 西行の滝 から直線距離にして2kmほどしか離れていない 鬼首不動滝 です。
 正式名称は、ただの 不動滝。 
 これではどこの不動滝か分からないので、冠を付けさせてもらいました。

 西行の滝とは沢が違います。
 軍沢川に架かる国道108号線の軍沢橋から、軍沢川に沿って2km程上流の支流に流れる滝。
 落差30mの段瀑、という情報があるきり 画像は見つかりませんでした。
 画像がない、ということは、だいたい察しがつきます。
 撮り難い場所にあるから、誰もUPしないとお見受けしました。
 こちとら百戦錬磨・神出鬼没・傲岸不遜・傍若無人・弱肉強食・焼肉定食の滝見隊、それなら俺達が画像UPしてやると、難儀は覚悟の上で突入を計ったのですが。

 途中までは林道を利用して車で入って行きましたが、こちらもチェーンが張られて行き止まり。
 その先は行こうとしても急に狭くなって、泥濘地になっていたので車では無理です。
 で、こちらも歩きになったのですが、先ほどとは条件が大違い。
 道はあるにはありますが、人一人が歩ける幅しかなく、両側からは雑草が覆いかぶさっているような道。
 下は常に水が流れているような湿った道です。
 川からは離れ、樹木・雑草が濃密で、音はすれども川の姿はまったく見えません。

 そして、これが大問題。
 とにかく暑い。
 炎天下で風が通らない密林みたいな場所を歩かねばならず、やたらめったら蒸れるのです。
 先程 西行の滝で水浴びしたのが大誤算。 身体がすっかりだらけていました。
 「あじい~~~」 「ぐるじいい~~~」 「滝、まだあ?」 皆ヘロヘロです。
 
 ようやく、気仙沼隊員の地獄耳が反応し、近くに大きな滝があることを知らせてくれました。
 といっても、回りのすべてが藪なんで、とにかく軍沢川に出なければいけません。
 目の前が見えないほどの藪だし、下は泥地で大苦戦。
 ようやく川に出て見ると、

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 まるでダムのような巨大な堰堤が上流に見えました。 そのデカさにびっくり。
 あれを越えて行けといっても到底無理。 越える場所じゃなくて大安堵。
 軍沢川の水深は平均すると太ももくらいの高さ。川に入ると身体が冷えるので返ってうれしいくらい。
 約20mほどの川幅を渡ります。 川底はちょっと滑ります。
 この時点では、まだ滝音しか聞こえなかったのですが、片倉沢の支流を登っていくと、すぐに

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 出た~~! 不動滝。

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 確かに2段構造の高い滝。
 でもネット情報よりは低いと思いました。

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 周囲は樹木が濃密に繁茂しているため、撮影に最適な場所が見つかりません。

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 もっと見やすく2段の滝の全体像を写したかったのですが、離れると必ず樹木などの障害物が邪魔をします。
 しかも隊員各自が勝手に動き回るので、これも大迷惑。
 ま、お互い様なんで、これは仕方ないこと。

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 残念ながら滝壷はありません。
 ちゃんとした道はないし、藪が深いし、急流の川を横断しなければいけないし、周辺狭っ苦しくてあまり良い環境ではありません。
 水質が良いのが救いです。
 滝は大きく、それなりの見ごたえはするのですが、苦労する割には、感動がやや物足りない感じがします。
 我々みたいなアホ連中以外わざわざ来る必要はないかなと云う気はします。
 印象度  

 最後に、不動滝 というくらいだから、どこかにお不動さんでもないかなと探したら、近くには見当たらず、少し離れた場所の藪の中に発見しました。

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 社殿というか祠は倒れています。
 しかし今のところ、石像は無傷のようです。
 やがては樹木の中に埋没するんじゃないでしょうか。


         宮城県大崎市 鳴子温泉鬼首  鬼首不動滝  片倉沢 → 軍沢川 → 江合川

  1. 2017/07/14(金) 16:37:14|
  2. 大崎市の滝

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小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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