
一関市大東町の滝
小黒滝を見た我々2人は、いよいよ同じ町内にあるという新滝を探しに出かけました。
場所は大まかに聞いてはいるものの、はたして見つけられるだろうかと不安半分でバイクを走らせていたら、ほとんど苦労もなく林道脇に標柱を発見。

新しく建てられたようです。
どうやら滝バカの知人はこの柱だけを見て、滝バカに連絡したらしい。
この項、タイトルをそのまま「四十八滝大明神」とすべきかちょっと迷いましたが、地名を冠したほうが分かりやすいので、上のようにしました。
標柱のそばには沢がありません。 畑の間をとにかく登って行ったらありそう。

これは畑を上から見下ろした画。
こんなところを登って行くと、やがて藪に隠れた小川が出現。

幅1mあるかないかといった狭い川幅に、滝というよりガチャガチャした落ち込みが上流まで続いています。
これが四十八滝なんだろうか?
小さい沢だから 四十八滝ったってこんなもんかもしんねえなあ、などと思いながら沢伝いに登っていくと、

急傾斜に流れる滝発見。
これまでの落ち込みのようなちっちゃな滝とは別格の大きさ。
遠目からもはっきり滝と分かります。
でも、草木の密度が高く、気温が上がって葉が茂るようになれば見えなくなる恐れあり。

ちゃんとした滝が何段にも渡って続いています。
台湾の太魯閣渓谷には及びもつかないけれど、小規模ながらけっこう景観が良い。

予想以上の滝が続くので、いい拾い物をした感じ。
ざっと10個くらいしっかりした滝が流れていることを確認しました。
もちろん今までこの沢には入ったことがなかったので、どれも初見の滝です。

石が積まれ、建物の形跡が。
かつては社殿のようなものが沢のそばにあったらしい。


まさかこんな小さな沢に、こんなちゃんとした滝群があろうとは。
入ってみなきゃ分からんもんですね。
印象度



今の時期だから登って行けるものの、山道には笹の葉や藪がはびこり、暖かくなったら侵入するのが困難になりそうな予感がします。
山道だって登れば登るほどどこがどこやら分からなくなるし・・・。
守備範囲内の場所であらかた滝を探しつくしたような気になっていますが、実はまだまだ隠れているのかもしれません。
今年になって初見の滝がすでに2度も現れたので、この先も期待が持てそう。
岩手県一関市大東町中川 亰津畑 四十八滝大明神
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- 2017/03/30(木) 19:39:23|
- 一関市大東町の滝
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