南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

御山下不動滝

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 大船渡市の滝


 まずは、忘年会で決定した、本年度滝見隊大賞から。
 エントリーしたのは2滝だけ。
 先に紹介した、 鳶ノ滝 と 川欠沢の滝 (仮称 藤滝)です。
 協議した結果、規模的には鳶ノ滝に敵わないものの、まとまり感・美しさにおいて藤滝のほうが断然勝り、27年の大賞は藤滝ということになりました。
 ちなみに、昨年の大賞は、住田町の加労沢の滝(仮称 不老ノ滝) でした。
 現在までのところ、どの滝も当ブログにしかUPされていない滝です。


 さて今回。
 用事で大船渡市へ出かけたついでに、地元のニーハオ隊員と御山下不動滝へ行って来ました。
 岩手県大船渡市盛町の市街地近くにある滝で、何の準備も必要としないお手軽な滝です。

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 滝の上に建っているのが不動尊。 新しく建て替えられています。

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 岩の上に立つお不動さんに、本年の無事を報告。
 ガス欠とか、バイクのパンクとか、ハチに刺された事とか、滑って川に沈したとか、まあいろいろありましたが、どれも大ごとにならず、滝見隊としてもどうにか今年も年を越せそうです。

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 特別大きいわけでもなければ、水量が多いわけでもなく、万事ほどほど。
 ほどほどの釜もあります。
 そのほどほどさが心地よい。 穏やかな滝です。
 周辺杉林という点だけがマイナスかな。

 水質の良さはピカイチ。
 東日本大震災の時、水道が出なくなって、ニーハオ隊員はこの水で大いに助けられたとか。
 「雪の降ってる3月、この沢で行水したのは俺ぐらいだべ。」

 印象度  

 
 林の中に動くもの発見。
 
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 敵もサルもの。なかなかピントが合わず、このザマです。
 檻の中の動物を撮るのならともかく、動き回る野生動物を瞬間的にうまく撮るなんてそうそうできるこっちゃありません。
 動物写真家ってつくづくすごいと思いますね。

 さらに、道路上で、

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 サルが出て、キジが出て、あとは犬だけって、・・・・・・桃太郎かよ。
 人気のない場所とはいえ、ここは市民会館のすぐ裏でっせ。


                             御山下沢 → 盛川  → 大船渡湾




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  1. 2015/12/28(月) 20:07:25|
  2. 大船渡市の滝

大森沢二連滝

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 大船渡市の滝


 本年最後の滝見ツアー。
 この日は、旧中山道。 あ、違った。 1日中、山道ばっかりでした。(このフレーズ、パクリ。 友蔵様 謝々)
 夜には養老乃瀧で滝見隊の忘年会があったし、朝から晩まで滝尽くし。
 
 トリを取るのは岩手県大船渡市の大森沢二連滝です。

 この滝、非常にやっかい。
 滝の上、高い所に林道が走っています。
 でも草木の生い茂る時期には林道からほとんど見ることができません。
 落葉してやっと木の枝越しに姿を現す滝で、ある種幻の滝といってもいいのかもしれません。

 上流部から滝の落下口まで降りるなら素手だけでどうにか行けますが、それより降りることは無理。
 かといって、下流から川伝いに上ってくればゴルジュと深い淵に阻まれます。
 というわけで、滝の見えるあたりからおよそ30mはあろうかという崖を降下する以外、降りる方法がありません。
 ザイルを投下しても、素手で支持するのは危険なレベル。 自ら事故を招くようなもの。
 ハーネス・カラビナ等、身体を支持固定するもの必携です。

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 大森沢の二連滝。
 とてもいい雰囲気を持った滝です。

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 下段の滝。

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 上段の滝。

 よく見る滝壷は、大抵下流側に小石や砂が堆積し浅くなっています。
 この滝は、滝壷の下流側も岩盤で、ずっぽり深い。 そしてほぼ円形。 
 深くて広い鍋底型をしています。 南三陸では珍しい。 見事な滝壷。

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 滝の下流側の様子。
 奥の黒い岩壁の裏がゴルジュで深い淵になっています。
 夏場ならこちらのルートのほうが楽だけど、冬場に泳ぐ気はおまへん。

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 非常に景観が良く、大船渡市の名勝になれそうな滝。
 でもアクセスが悪く、ダートの狭い林道で、着いたからといってザイル無しには降りりられないんじゃどうしようもない。 
 ちょっともったいない存在感。

 水質は上等です。 ただし上流に数軒の民家有り。 飲んでも腹こわすことはないでしょうけど。

 印象度  


                              大森沢 → 大野川 → 盛川 → 大船渡湾



 
  1. 2015/12/27(日) 15:38:17|
  2. 大船渡市の滝

川欠沢の滝

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 大船渡市の滝


 南三陸滝見隊、本年ラストの滝見ツアーは後半戦に突入。
 小隊長が発見した 川欠沢の滝 であります。
 こちらも本年度滝見隊大賞の有力候補。
 候補を1日に2つ見て回るのは今回が初めて。
 今年ノミネートできる滝があまりに少なく、どうやら前回の 鳶ノ滝(仮称) と雌雄を決することになりそう。

 ちなみに、滝見隊大賞というのは、その年見た滝の中でもっとも素晴らしかった滝・印象に残った滝を 隊員間で勝手に選定するもの。
 条件は、我々が活動する南三陸およびその外縁部にある滝であること。 (奥羽山系の滝は対象外です)
 初めて見た滝であること。 (世間で知られた滝でもOK)
 そして水質が平均レベル以上であること、です。 (濁った滝は大滝でもNG)
 滝の大小は問いません。 落差・水量だけで競うわけではありません。
 要は自分がいい滝だなあと思ったものを推挙するのです。
 毎年滝見隊は忘年会を行っており、その時の話のタネにしているわけです。

 川欠沢は岩手県大船渡市を流れる盛川支流の大野川のそのまた支流になります。
 だいたい沢に沿った形で林道がありますが、崩落個所などがあり、おそらく4WD車じゃないと登れないと思います。
 それでもどうしても行きたい方は 「御油断なく。」 (誰かのセリフを拝借)


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 川欠沢の滝 です。
 まとまりのあるきれいな姿をしています。


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 滝の途中に大岩があり、これが特徴でもあるし、邪魔といえば邪魔。


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 1枚岩盤の上を流れ落ち、苔の色どりも美しい。


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 こちらも小沢で最近雨がほとんどないために、水量はこの程度。


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 水質に関してはノー文句。最高ランクです。

 印象度  

 惜しい点を挙げるとすれば、ちゃんとした滝壷がないこと、くらいかなあ。
 すっきりしたいい滝です。

 滝に名前をつけることにしました。
 隊員に考えてもらうと、「白糸の滝」 はまだしも 「暖冬の滝」 「今日は飲み会、養老乃滝」 などろくなことをいいません。
 なので、周辺に藤の木が多いことから 藤滝 (仮) と名付けることにしました。
 先に付いてたらごめんなさいですけど、まずないでしょう。
 それにしても、名付けるたびに小隊長の学のなさがばれるなあ。


 さて、ノミネートされた滝2つを見てきたわけです。
 どちらが本年の滝見隊大賞になったのかは、またあとで記したいと思います。
 その前にもうひとつ滝見を敢行してますから。


                                  川欠沢 → 大野川 → 盛川 → 大船渡湾




  
  1. 2015/12/26(土) 21:07:07|
  2. 大船渡市の滝

鳶ノ滝

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 住田町の滝


 気仙沼の滝バカから電話が。
 「むふ。むふふふふ。」 と意味深な笑い。
 「な、何やねん?」
 「むひ。むひひひひ。」
 「だから、何やちゅーねん? ムヒムヒって、身体でも痒いんか?」
 「見つけた。」
 もうこの一言でピンときました。
 滝です。 新しい滝を発見したらしい。
 「何処で?」
 「住田町。 深い崖下にあって、まだ下には降りてない。ザイル2~3本必要だなや。」
 「デカいのか?」
 「上から見た感じではデカい。 マジで今年の大賞候補。」
 「ホンマか! 行く行く。すぐ行く。今行く。」
 とはいえ、即決行というわけにもいかず、他のアホバカ隊員たちにも連絡し、後日今年最後となる総員出動となりました。

 その後日が今回の滝見ツアーであります。

 住田町はお隣の町なので、それほど寒さ対策を必要としないのがいい。
 天候は曇りで、小寒い気温。でも風はなし。
 気仙沼隊員をパイロットに、バイク4台を連ね林道をドタバタ登って行きました。

 発見場所は、岩手県住田町、世田米の城内という地区から入ったところ。
 国道107号線からすぐにダートの林道がはじまり、氷上山方向に延々と延びています。
 気仙川支流中沢川の支流のさらに枝沢にあたると思うのですが、この点はっきりしません。
 地図には載っていない沢です。

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 林道からズームで撮った滝の画像。 確かに大きそう。
 この林道は数回通ったことがあります。
 でも草木の繁殖している時期しか来たことが無く、この時期でなければ発見するのは無理。
 林道から滝までは、断崖が続いています。
 角度的には70度くらいありそうで、降下するのはかなりやばい状況。
 「ロープつなげば下まで届くんじゃねえの?」 と釣り師。
 「そんな問題じゃねえべ。 安全に降りれるかどうかってこと。」
 歳の瀬を迎え、この時期に怪我したくねーし。
 降下できそうなルートを見つけなければなりません。
 ありがたいことに、上流側に比較的楽な降下ポイントが見つかったので、じんわりと降りて行きました。

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 滝の全体像。
 倒木が何本も滝をまたいでいました。
 水源近くの枝沢なので、水量が少ない。
 しかし規模の大きな斜瀑です。
 階段状の岩盤を 連続して水が細かく落ちています。

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 おおよそ落差30mほど。 長さは50m以上あるかもしれません。
 画像で見るよりずっと大きい。

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 源流部で水質の悪いわけがない。
 濡れた岩場でも滑りません。
 これで水量あったら言うことないんだけどな。

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 これは上から下を覗きこんだ画。
 画像以上にすごい落差。 緊張します。
  
 誰かのつま先が写り込んでしまいました。
 カメラの前には出るなって言ってるのに・・・・・。      あ、俺か。
 滝見隊では人物を露出させないのが鉄のオキテ。(過去2~3度破ってますけど)
 ついでに人工物を写すのも、標識や寺社など必要最小限にとどめるのが基本方針。

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 規模が大きく、水量さえあれば相当迫力あるはず。
 その点が返す返すも残念。
 大雨の後にでも来てみたいところだけど、そう安々とは来れない場所だしなあ。

 今年、滝見隊では内陸遠征にかまけて地元の滝探しは数えるほどしかしていませんでした。
 だから、南三陸域内で新滝を発見したり、ましてや大賞にノミネートできるような滝はごく少なく、今年はわずか1本だけ。
 この滝を発見したことで、ようやく大賞候補がもう1本増えました。

 印象度  

 沢の名が分からず、滝に名前があるとも思えないので、とりあえず行き当りばったりに 鳶ノ滝 と命名。
 上空見たら、数羽の鳶が輪を描いていたので。


                         不明沢 → 中沢川(だと推定) → 気仙川



 
  1. 2015/12/23(水) 21:23:45|
  2. 住田町の滝

林崎の大松

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 巨樹・古木


 岩手県遠野市。
 国道340号線を、小烏瀬の滝方向から市街地へ向かってちんたらちんたら帰ろうとしていた時です。
 間もなく河童ロードに入ろうかといったあたり。
 前を走っていたニーハオ隊員が左を指さしました。
 「おっ!」 そこには目を引く松の木が。
 何度も何度も通過している道なのに、今までまったく気が付かなかった。

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 牧場なのか原っぱなのか、草原に1本の赤松。
 今まさに沈まんとする夕陽を浴びて立っています。

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 場所は、遠野市土淵町の林崎というところ。
 国道340号線の東側の丘。
 びっくりするほどの大木じゃありませんが、枝ぶりがカッチョええ。

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 樹齢150年から200年といったところかなあ。
 とにかく絵になる赤松です。

 今後この場所は、南三陸滝見隊の休憩地になりそうな予感。





  1. 2015/12/22(火) 19:16:01|
  2. 巨樹・古木

どこだべな、お不動様の滝

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 遠野市の滝         遠野市民に親しまれている 六角牛山(ろっこうしさん)。 六甲颪(ろっこうおろし)やありまへん。


 名前はあれど、所在不明な滝が岩手県遠野市に流れています。
 いや、流れているかどうかすらも分かりません。
 その名も お不動様の滝。

 『日本滝名鑑』
 価格17,600円。 重さ約5Kg 厚さ約5cm 著者 木田薫氏。
 華奢でひ弱なな小隊長が持ったら腕が折れそうな大著です。 (そのまま読み流してください)
 その中に載っている滝だそうです。 名鑑の実物は見たことがありません。
 『岩手の滝』 『宮城の滝』 すら持っていないのに、こんな高額なもの買ってもらえるわけがない。

 場所は、岩手県遠野市の土淵町 西内というあたり。

こがらせかわ

 そこには、知られた小烏瀬ノ滝があり、この滝も不動滝ではありますが、こちらは別に記載されているそうですから小烏瀬ノ滝でないことは確か。

 ネットで探した限りは、地元ブログにはありませんでした。
 遠野といえば名うての郷土愛の強い方々がたくさんいるので、その滝だってどっかに載っているはずと考えたのですが。

 もし実在するとすれば、ヒントはいくつかあります。
 まず西内という地名。 そして小烏瀬川であること。 
 そして地図上のこのあたりに 不動 の文字が2つ見受けられること。
 不動岩と不動沢です。

 小烏瀬ノ滝のある国道340号線はしばしば通過する道。
 小烏瀬川に沿った国道であり、地形的にもおおまかに分かります。
 上の方は急流で傾斜があり、下の方は住宅が点在するなだらかな傾斜の場所。
 とすれば、上の方の小烏瀬ノ滝周辺に お不動様の滝 はあるに違いない。
 しかし、近くに不動尊が2つもあっていいのだろうか、という疑問は残ります。

 そんなこんなで真偽を確かめるべく、宮古市川井地区からの帰途、小烏瀬川を覗きこみながら下って来ました。
 我々が川を覗きこんでいると、何事かと車を止めるドライバーがいたりして、国道沿いの滝探しはちと恥ずかすい。

 第1候補の滝。

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 印象度  

 第2候補の滝。

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 印象度  

 どちらの滝も若干濁っていますが、上流で大規模な道路工事が行われているせいです。

 お不動様の滝 の候補になれるようなのはこの2つくらいでしょうか。
 正直いって、どちらも違うような気がします。
 何となく不動滝のイメージにそぐわない感じ。
 付近に不動尊の祠とか社殿も見当たりません。
 しかしこれ以上の滝は見つかりませんでした。
 不動岩と記された 西内の住宅地が散在するところまで下ると、ザラ瀬になってもう滝はありません。

 本当にあるのかなあ、お不動様の滝。
 課題は残ったままです。 
 これだから、滝探しって・・・・・。

追記
 後に調べたところ、上の地図よりもうちょっと下に 「久保の清水」 という場所有り。
 大岩があって不動明王が祀られているという。
 もしかすると滝が流れているかも。
 いつか行ける時に行ってみよう。

                                  
                            小烏瀬川本流 → 猿ヶ石川 → 北上川




         
  1. 2015/12/21(月) 19:24:33|
  2. 遠野市の滝

タモンタワの大滝

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 宮古市川井地区の滝


 積雪がほとんど無いとはいえ 内陸の峠越えは今回がシーズン最後。
 向かった先は、岩手県宮古市川井地区。
 遠野市から川井地区へ入る立丸峠は、周辺がすでに雪。
 でも道路だけは融雪剤を撒いたのかほとんど乾燥しており、バイクで通過しても問題ありませんでした。
 寒さ対策で極寒用の装備で出かけたものの、それでもやっぱり寒く、顔や手足から冷たさが伝わって来ました。

 タモンタワの大滝は桐内(きりない)沢にあります。
 
 タモンタワはどうみてもアイヌ語。
 桐内も、桐が「山」、内が「沢」というアイヌ語だそうです。
 北海道に限らず、岩手県にも「内」を含む地名があちこちにあります。
 「ナイ」と読めばアイヌ語が転化したものだし、「ウチ」と読めば後に入った和人が付けたもの。
 岩手県ではやはり「ナイ」が圧倒的に多い。
 「沢」の意である「内」の後にわざわざ「~~内沢」と付けているところも方々にあります。
 
 川井地区にもアイヌ語源の地名が多そう。
 この近くの よく知られたタイマグラもそのひとつで、「森の奥へ続く道」の意。
 「大麻座」とか「大麻倉」は後に被せた当て字で、なかなか浸透せず、現在も「タイマグラ」と表記するのが一般的。

 桐内沢は、とてもいい沢です。
 川床に岩盤が多くて、見ごたえのある滝が至る所に流れています。
 今回、滝見隊の3名は出発時間が遅かったこともあって、そうした滝はチラ見しただけで、タモンタワの大滝1本に絞りました。
 来年、暖かくなったらもう一度来てみたい沢です。

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 この滝の最初の出会いは崖の上から。
 下流から見上げるようなかたちで出会ったら、感激は倍増するんじゃないでしょうか。

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 桐内沢系の滝では群を抜いた大滝です。
 なのに、未だ我々のブログ以外ではお目に掛っていません。 何でや?

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 滝の横に廃道化した林道があり、ヤブコギは一切なし。
 ただし、崖にはイバラ多数あり。
 気仙沼隊員が滑りそうになって思わずイバラを掴んでしまい、手のひら出血しました。 痛いんだな、これが。
 滝下まで素手で降りようと思えばできなくもありませんが、やはりロープを垂らしたほうが安全確実です。

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 ひと言でいうなら、すばらしい滝。
 落差十分。水量もこれくらいあればノー文句。
 水質にケチのつけようもありません。

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 前回も述べましたが、残念なことに、この滝の滝壷は小さくて浅い。
 それはどうやら滝壷の右岸側が関係しているみたい。
 右岸側の斜面はガレ場になっているため、何かと崩れやすいからです。
 我々が足を置いただけでグズグズと崩れます。
 おそらく雨のたびに土砂が崩れ落ちて滝壷に堆積するんじゃないでしょうか。
 それでも今回見ると、前回よりかなり改善されていました。
 まとまった雨が少なかったようです。
 デカイ滝壷あったらどんだけすごかったか。

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 直瀑のまとまりある大滝です。
 来て見て満足満足。 満たされた気分で帰ることができました。

 印象度  

             
             岩手県宮古市川井 桐内       不明沢 → 桐内沢 → 小国川 → 閉伊川 → 宮古湾



  1. 2015/12/20(日) 21:32:22|
  2. 宮古市川井地区の滝

田畑沢の滝

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 住田町の滝


 もう門崎に行って来たんですか! 早!!
 あ、いや、こっちの話です。 スイマセン。

 隊員に連絡取ったところ、本日お休みは小隊長だけでした。
 シーズンオフ間近なのに 集まり悪い。
 平地に雪は無く、寒さ対策さえしっかりすればバイクで出かけられるんですが、一人で遠くへは行く気になれません。
 幸い、家人は 「あと、頼むからね。」 と何処かへお出かけ。
 鬼がいなくなれば天国のようなもの。
 しかし歳の瀬が近付いているというのに、何をしたらいいのか分からず、ただ家の中でオロオロする小隊長。 
 ファントム オブ パラダイス。 ホーム アローンですわ。
 子供の頃から 「落ち着きがない」 と言われ続け幾年月。
 家でじっとしていられない性分で、我慢できずコソコソ逃げ出すことにしました。
 時間が無いため、そう遠くへは出かけられません。 


 田畑沢は、岩手県住田町と陸前高田市のちょうど境界線上を流れる沢です。
 だからどちらのカテゴリに入れてもいいんですけど、とりあえず住田町に区分しときます。

 大きな滝はありません。 そこそこのものならいくつかあります。
 下流から2枚ずつ貼っていきます。

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 田畑沢でいちばん下流にある滝。
 岩盤に囲まれ、それこそそこそこいい滝なんですけど、

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 残念なことに、片側にコンクリの護岸がありずいぶん美観を損なっています。
 印象度  

 中流の滝。

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 川幅いっぱいに流れています。 滝壷あり。 落差なし。 雰囲気良し。
 印象度  

 ここから上流部になります。

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 草木の生い茂る時期は、急斜面でヤブコギひどいんですけど、今なら斜面だけ気をつければ見るのは容易。

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 たっぷりとした滝壷あり。 水は非常にきれい。 苔も多いです。
 ただし、周辺杉林。 景観がやや落ちます。
 印象度  

 さらに上流の滝。

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 斜面降りていくとイバラだらけ。 注意しないとえらいことになりそう。

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 田畑沢ではもっとも大きな滝。
 この角度からだと妖怪一反木綿みたい。 水木先生 合掌。
 印象度  

 ラストはすぐ上の滝。

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 巨岩の下をくぐって流れる、ちょっと変わった滝です。
 水はいいし、滝壷もあるし、苔の貼りつきも良好で、これといった欠点はないですが、全体に存在感が薄い感じ。
 この滝に限らず、田畑沢の滝はどれも穏やかで、見ていて気持ち落ち着きます。
 印象度  


                                   田畑沢 → 気仙川 → 広田湾




  1. 2015/12/19(土) 20:18:15|
  2. 住田町の滝

瀧山神社の御滝

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 一関市川崎町の滝


 仕事の都合で一関市へ行った帰り、ちょっと寄り道をして川崎町門崎(かんざき)にある滝を眺めに行きました。

 地図で紹介します。

かんざき1

 JR大船渡線、いわのした駅と陸中門崎(かんざき)駅のだいたい中間のあたり。
 砂鉄川に架かる門崎橋から門崎小学校を目指し、さらに道なりに坂道を登って行ったところにあります。
 地名は宮畑という処らしい。

 こんなところに滝があるなんてまったく知りませんでした。
 WEBにも全然載ってなかったし。
 滝見隊が地図とにらめっこし 推理して探し当てた滝です。
 こんなところが滝探しのおもしろさのひとつ。

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 滝の上流から眺めた画。 進行方向とは逆です。
 すんなり来るなら、道路の向こうから登って来ることになります。
 車は路駐でもだいじょうぶ。 十分な余裕があります。 なんなら、少し上にスペースがあります。
 右手に瀧山神社の社殿が見えます。
 滝は神社から道路を挟んだ崖下にあります。
 手前は東屋。 滝はこの下に流れています。

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 瀧山神社。

 神社の由来が書かれた板がありました。

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 びっしり書かれ、しかも高い位置にあって、非常に読み難い看板。
 それでもなんとかがんばって読んでみたら、初めてここの滝の名が 御滝 ということが判明。
 神社に参拝する際、この滝でミソギを行ったそうです。

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 上から見下ろした御滝。
 今回、小隊長は用事のために身に着かないスーツ姿で来てしまいました。
 ビジネスシューズでは滝下まで降りることはできなかったので、途中までで失礼します。

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 バランスの取れたいい滝です。
 落差もそこそこあり、滝壷もあります。
 惜しむらくは、水質があまり良くありません。 そうひどくはないですが、濁りが入っています。
 上流に人家点在し、田畑があります。

 印象度  


                                   不明沢 → 砂鉄川 → 北上川



                        
  1. 2015/12/15(火) 19:56:40|
  2. 一関市川崎町の滝

外山不動滝

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 釜石市の滝


 岩手県釜石市の市街地から北部に外山という地域があります。
 位置的には、市街地と鵜住居地区の中間から山の中に入ったところ。
 国道45号線からなら、鵜住居の新川原から外山沢沿いに登って行くのが普通。
 滝見隊は、釜石市街地からすぐに県道242号線の狭い峠道へ入り、女遊部からもう一度大骨峠を越えて外山に降りていくことが多いです。
 ちなみに 女遊部 は「おなっぺ」と呼びます。 アイヌ語の当て字です。

 今回参加者は無し。 年末が近付いて皆忙しいらしい。 で小隊長の単独行となりました。
 向かった先は、外山不動滝。
 地元民しか知らないような滝ですが、無名なのが惜しいくらいいい滝です。

 外山地区に向かって車を走らせていくと、

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 沢が分岐した先に 外山4号橋が架かり、集会所のような建物がそばに立っています。
 右側の沢が外山沢本流。 左側の沢が不動沢。 ここが合流点。
 橋を渡り、不動沢沿いに進むと 人家が途切れた途端、ダートの林道に変わります。 
 さらに林道をどんどん道なりに登って行きます。
 すると、

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 そこだけ舗装されたヘヤピンカーブに辿りつきます。
 カーブは曲がらず、そのまま直進。
 車では行けないと思ったら、この辺に車をデポしても大した距離じゃありません。 おそらく数分歩く程度。
 一応参道なので、ヤブコギ一切無し。

 堰堤が現れ、開けた場所に出ます。
 沢を渡ったところに鳥居が立っています。 ここが入口。

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 長靴あれば簡単に渡れます。
 スニーカーでも場所を選べば行けるかも。 その日の水量に拠りますね。

 鳥居のあたりまで行けば、滝が見えてきます。 外山不動滝です。

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 滝の右岸上方には、外山不動尊。 比較的新しい建物です。

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 滝は五月雨式。
 倒木などあちこちにありますが、ひと言でいえば、美しい滝です。

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 何が美しいかといったら、水の流れと苔の貼りつきでしょう。
 特に上部は絶妙。

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 水は蒼く見えるほど清浄。
 これで滝壷があったら何も文句はいえないのですが。
 倒木・枯れ枝など整理したら、よりいっそう美しさが増すはず。
 気分の落ち着く、とてもいい滝です。

 印象度  

                                

                                   不動沢 → 外山沢 → 鵜住居川



 
  1. 2015/12/14(月) 20:35:21|
  2. 釜石市の滝

高瀧神社の高瀧

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 住田町の滝


 高瀧神社の高瀧はこれが3度目の登場になります。
 今回はサラッといきますので、場所など詳しくお知りになりたい方は、「高瀧」でブログ内検索をお願いします。

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 こうして見るとただの沢のように見えますね。
 左に映っているのが高瀧神社です。

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 普通の滝をイメージして訪れると、その異様ともいえる存在感に驚くかもしれません。
 他ではちょっと見られない滝。
 形状的には連瀑のようなもの。

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 ほぼ直線状に流れ落ちてきます。

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 上の方には倒木などが多く、少し雑然とした雰囲気。
 水道のホースがあるように、水質良好。

ytyt7.jpg

 最上流にある、もっとも大きな滝。
 しかしこの場所に関しては、ひとつひとつの滝を見るより全体をひとつの滝として眺めた方が妥当のようです。

 印象度  

                                          高瀧沢 → 山谷沢 → 気仙川




  1. 2015/12/13(日) 20:09:38|
  2. 住田町の滝

本宿不動滝

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 陸前高田市の滝


 岩手県陸前高田市から住田町にかけて、氷上山塊の麓には、不動尊が祀られている滝や、ご神体として神社が建てられている滝が至る所にあります。
 氷上山はそういったものでぐるりと囲われ 神がかった印象のする山。
 結界されてるような気がするし、山頂付近には何故か蝦夷系の神社が3つもあったり、氷上(ひかみ)という言葉自体が「日高見(ひたかみ)」とか「常陸(ひたち)」に通ずる語源なのではないかと、いろいろ不思議なことが多い山。
 そのあたり、突っ込んで研究すれば 何か出てきそうですが、それだけの時間も知識もないのが現状。
 早い話、やる気は毛頭なくて人任せというわけ。
 今回と次回、そんな滝をひとつずつ紹介します。 以前にもUPされてます。

 まずは、高田の 本宿不動滝から。
 本宿の沢沿いに登って行くと、人家が切れ、道路と沢が交差する橋の地点から林道が始まります。
 まさにその場所に、滝が流れています。
 不動滝ではありません。

otpo2.jpg

 水質はご覧の通り、非常にきれい。 滝壷の底までクリア。

otpo3.jpg

 不動滝よりずっと小型ですが、まとまりがあって雰囲気が良く、小隊長はこちらのほうが好みです。
 印象度  

 林道を少し登ると、本流沿いと枝沢沿いに分かれ道があります。
 左が滝への道。 標識あり。 道は狭いですが、今なら普通車でも行けるかと。

otpo4.jpg

 さらに登って行くと、また二股の分かれ。
 今度は右へ。 ここにも標識があるので迷うことはないはず。

otpo5.jpg

 林道は上から下まで杉林に覆われているため、年中暗くて湿っぽいです。
 小隊長はこんな道大っ嫌い。

 林道の突き当りが大滝神社になります。

otpo6.jpg

 鳥居はあっても社殿はなく、あるのは不動明王の石像だけ。
 昔はちゃんと社殿があったのかもしれないな。

otpo7.jpg

otpo8.jpg

 これが本宿不動滝の全体像。 大滝神社の大滝とも。

otpo9.jpg

 オレンジに見える部分は日射しです。

otpo10.jpg

otpo11.jpg

otpo12.jpg

 滝の流れる岩盤の規模は大きいのですが、枝沢ゆえにそれに見合う水量がありません。
 そして周囲には杉がびっしり。だからいつ訪れても暗いイメージ。
 ゴツゴツした岩肌の斜瀑で滝壷がありません。 この辺がマイナス要因かな。

 印象度  

                              不明沢 → 本宿沢 → 気仙川


  1. 2015/12/12(土) 20:38:18|
  2. 陸前高田市の滝

鹿折川の滝 

vtyr1.jpg
 気仙沼市の滝


 宮城県気仙沼市に流れる鹿折川の滝、後編です。

 鹿折川最上流部、本流と戸屋沢の合流部にある滝。 今回初UPです。

vtyr2.jpg

vtyr4.jpg

vtyr5.jpg

 滝の流れる部分だけが峡谷になっています。
 上流には護岸があり、すぐ下流には崩壊しそうな橋、そばには廃屋と、雰囲気的にはいいところなしです。
 別の場所にあったら、ずいぶん違った印象を持ったはず。
 撮り得は水質くらい。 残念。
 印象度  

 次は少し下って、

vtyr5.jpg

vtyr6.jpg

vtyr7.jpg

 おそらく鹿折川にある滝では最も大型。
 本流だけに水量があります。
 こちらも雰囲気よくありません。
 すぐ横が道路。護岸があり、上流、見えるところに人家あり。
 なんか、おおざっぱな感じのする滝です。
 印象度  

 さらに下って、源氏の滝入口を過ぎ、中流部まで来ると。
 震災前までなら秘境駅にランクインしそうなJR大船渡線上鹿折駅。
 その頃までは待合室といったようなちっちゃな駅舎があったのですが、現在どうなっているのか。
 鉄路は廃線の見通しで、あれ以来列車は1本も走っていません。
 その鹿折駅の西方に沢が流れています。
 沢の名は分かりません。上西側地区というところ。
 そこに滝が流れています。

vtyr8.jpg

vtyr9.jpg

 気仙沼には、これといった滝が少なくてがっかりさせられているのですが、この滝は数少ない見れる滝のひとつ。

vtyr10.jpg

 黒々とした岩盤が見どころ。

vtyr11.jpg

 周辺環境は悪くありません。水質も文句なし。
 滝壷あっても、浅くて小さい。 

vtyr12.jpg

 しっかりした岩盤を持つ、ほぼ直瀑の滝です。
 整った滝らしい滝。
 欲をいえば、あと2回りは大きさが欲しいところ。
 もう少し水量があるだけで見ごたえが違ってくるはず。
 でも小沢なんで、毎回この程度しかないんですよね。
 気仙沼では五指に入る滝だと思います。
 印象度  

                                            鹿折川 → 気仙沼湾



  1. 2015/12/09(水) 20:45:33|
  2. 気仙沼市の滝

源氏ノ滝

gngn1.jpg
 気仙沼市の滝


 六甲山を主戦場とする探検隊のブログからインスパイアされ、宮城県気仙沼市の鹿折川(ししおりがわ)に入りました。
 
 気仙沼市は宮城県北だし、小隊長の住む岩手県陸前高田市は岩手県南。お隣同士。
 小隊長は元々宮城県人で、仕事や私生活でも岩手県と宮城県を行ったり来たり。
 古来よりひとくくりにされていた地域なので、県は違えど絆が強い。
 だから県を跨いで動いている意識はほとんどなく、気付いたらそこはどちらかだったといった感じ。
 さすがに岩手県気仙沼市とか宮城県陸前高田市とは書いたりしませんけど。
 
 今回の場所も、岩手県から2kmだけ宮城県に入ったところです。
 前編と後編に分けます。
 まずは前編。 源氏ノ滝 から。 以前紹介済みの滝です。


 今からおよそ830年前、現在の兵庫県神戸市の辺りで源平の合戦がありました。
 一の谷の戦いです。
 その時、鵯越(ひよどりごえ)の逆落としで平家に奇襲攻撃を仕掛けたのが源義経。

gngn2.jpg
             「源平合戦図屏風」 「一ノ谷」  (wikipedia より引用)

 「鹿が降りれるんだったら、馬でも降りられるべ。」 といって決行したそうだから、文字通り馬鹿丸出しというのか、死を顧みない勇者というのか。
 上の画で先頭を切って黒い馬に乗っているのが義経でしょう。


 滝探しはどこへやら、いったい何の話ししとぉ? とお思いでしょう。
 実は、今回の滝と関連が大ありなのです。

 義経がこの時乗っていた黒毛の馬は、その名も太夫黒といいました。
 わざわざ岩手から一緒に連れてきた愛馬です。
 太夫黒が生まれ育った場所が、宮城県気仙沼市にある上鹿折(かみししおり)という場所。
 (注:岩手県の千厩産など諸説あり)
 今回訪れた源氏ノ滝のある場所こそ上鹿折なのです。
 だから太夫黒から源氏ノ滝と呼ばれるようになったのでは。 
 
 どうです。 つながったでしょう。
 残念ながら太夫黒は合戦で負った傷が元で死んでしまい、岩手に戻ることはありませんでした。
 (こちらも四国で死亡とか諸説あり)

 源義経といえば日本人に人気のある武将のひとりかと思います。
 なかでも平泉に生活していたり北行伝説があったりと、岩手県では絶大な人気を誇る武将です。 
 岩手県史上のスーパーヒーローといってもいいくらい。
 小隊長も好きです。 北行伝説はロマンあるし、決して夢伝説ではないと考えています。
 ならば、源氏ノ滝もさぞや人気あるだろうと思いきや、気仙沼市民でさえ知らない人が多いのが現状。
 気仙沼にある実家の母親も、小隊長が言うまで知らなかったのだから 情けなかあ。

 入口の看板。
gngn3.jpg

 黄金水と金山の看板が気になるけれど、上の看板を拡大すると、

gngn4.jpg

 ちゃんと源氏ノ滝の隣に「太夫黒の蹄跡」と記されています。

 そばにある別の看板。

gngn5.jpg

 そうです。 ここは、源氏ノ滝 より、むしろ純度83%、重量22.5kgの金塊が発見された鉱山として名高い場所だったのです。
 資料館で実物を拝めるわけでもなし、そこはスルーしてさっさと源氏ノ滝へ。
 車は、入口から入って、資料館のちょっと上に空きスペースがあるので、そこに停めるか、またはそのまま林道を登って行って小さな不動尊のある空き地に停めるかです。
 林道は狭く急ですから、下に停めて、200mばかり歩いた方が気は楽。
 途中、沢に架かった一枚板を渡る必要あり。 グラグラします。 落下注意。

gngn6.jpg

 源氏ノ滝。
 画像左側は岩盤でその上が林道、右側は鵯越のような急斜面。
 斜瀑で、見ごたえ的にはそれほどでも。
 義経のような華やかさは感じられません。
 水質は抜群。 水が蒼く見えるほど。 おいしい水。
 小隊長のように飲めとは言いませんが、この水飲んでおかしくなったら、おかしくなった方がおかしい。

gngn7.jpg

 印象度  

 この滝のすぐ上、というか、連続して上にも滝が流れています。

gngn9.jpg

 不動尊のすぐ横に流れているから、不動滝と呼んでもいいような。

gngn10.jpg

 五月雨式の滝。
 景観的には、源氏ノ滝よりこちらの方がいい。

gngn11.jpg

 印象度 

 上の滝から源氏ノ滝までは一連の流れ。
 前回訪れた時にはそれほど好印象を持たなかった場所。
 ところが今回来てみると、思いのほかいい。
 派手さはないものの、じんわりと玄人受けする滝だと再認識しました。
 そこで改めて考えたのですが、この場所全体を源氏ノ滝渓谷としてもおかしくないのでは。
 上から下まで100mほど。
 源氏ノ滝だけで区切る必要がない気がします。

 「太夫黒の蹄跡」を探しましたが、どこやら分からず。
 こっちにも看板付けてほしい。


                                 不明沢 → 鹿折川 → 気仙沼湾




 
  1. 2015/12/05(土) 22:45:33|
  2. 気仙沼市の滝

鬼丸の滝

ooni1.jpg
 大船渡市の滝


 前回と同じ岩手県大船渡市日頃市町の滝です。
 今度は盛川本流から外れた坂本沢のさらに支流にある 鬼丸の滝 。

ooni2.jpg


 こうしてみると、雰囲気いいですが、残念ながら画像右側が護岸工事されています。
 その上が狭い道路。 たまに車が通るだけ。
 滝は低い位置にあるため、道路からは身を乗り出して覗かなければ見えません。

ooni3.jpg

 上流 人家なく水はきれい。
 南三陸では平均的な大きさの滝です。

ooni4.jpg

 もう少し暖かい時期なら、苔が鮮やか。

ooni5.jpg

 印象度  

 鬼丸とは、このあたり一帯を根城にしていた蝦夷の首領の名前。
 侵略してきた坂上田村麻呂の軍勢に滅ぼされました。
 南三陸は 鬼 と呼ばれた人々の悲しい伝説が数々残された地でもあります。


                                不明沢 → 坂本沢 → 盛川



  1. 2015/12/01(火) 20:50:07|
  2. 大船渡市の滝

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小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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