南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

晩秋の光景

                                      道草・寄り道・油売り

 季節は晩秋から初冬へと急激に移ってきました。

 あちこちでちびりちびり撮った画像がこのままでは季節外れになってしまいそうなので、遅くなる前にUPしておきます。
 大したものはありません。

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 トチの実は縄文人の大切な食料になっていたとか。
 見た目と違って渋がひどく、口にできるまでには大変な手間がかかるそうです。

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 今年の紅葉は、台風にやられあまり良くなかったような印象があります。
 それでも至る所に赤や黄色の鮮やかな彩色が見られましたが、あっという間に葉が落ちて一面茶色に塗り潰されてしまいました。

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 でもまだ、標高の低い場所では紅葉が残っている場所もあります。

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 ツツジの狂い咲き。
 寒さで花弁の先端が縮んだようになっています。

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 サケの遡上。
 かなり見難い画像になってしまいました。
 撮影したのは海から300mほど上がった小川です。
 たくさんのサケが群れていました。
 漁業権が設定されていないのか、川には柵や網など捕獲用の設備はいっさいありません。
 だからといって、誰も捕る者もいません。覗いて見てる人もいませんでした。
 川に登ったサケは、別名ネコマタギ。脂分が抜けてパサパサ。
 その不味さはみんな知っていますから、あえて捕ろうとは思わないのかもしれませんね。

                                          南三陸にて


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  1. 2013/11/30(土) 21:14:27|
  2. 道草・寄り道・油売り

第1の滝 の謎

                                          大船渡市の滝


 大船渡在住のニーハオ隊員から興味深い情報が寄せられました。
 「第1の滝 の謎を解明した。」 というのです。

 岩手県大船渡市を流れる盛川の支流鷹生川に、中甲子ノ滝 があります。

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 これが 中甲子ノ滝 です。
 上流にのっそりそびえるダムが見えさえしなければとてもいい滝です。
 実は、中甲子ノ滝 というのは通称で、正式名称は 第2の滝 といいます。
 おそらく役人が便宜上付けたもので、まったく味も素っ気もあったもんじゃないです。

 これが 第2の滝 というからにはどこかに第1の滝があるはず、と考えるのが普通ですよね。
 ところがどこを見渡してもそんな滝はありません。
 これが滝見隊にとっては大きな謎でした。
 いったいどこにあるんだろう?
 いちばん可能性の高いのは、上流のダム湖に沈んだのではないか、ということ。
 はたまた、支流にある葡萄滝がそれではないのか、とも考えましたが、距離があるのでここはやはりダム湖の底がもっともあやしいと我々はにらんでいたのです。
 こういうことを推理するのは、滝探しでとても楽しい部分です。

 しかし、ニーハオの言うには、「第1の滝は存在している。隊長も見ているけれど、その存在を認識できなかっただけだ。」
 「そうか。んじゃあ、その画像をくれ。」 と、さっそく送信してもらいました。

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 ダムから下流を眺めた画です。
 右上に中甲子ノ滝があります。
 上流から見ているのでどこが滝やらよく分かりません。
 そして手前に白く見える場所こそ第1の滝なんだそうです。

 で、下流から見ると、

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 ニーハオが唱えるには、これが 第1の滝 だそうです。
 何故滝と認識できなかったのか、これでお分かりですよね。
 そうです、あまりに落差がなかったからです。
 我々は単なる 瀬 だとしか思っていませんでした。

 滝好きな我々ですら滝に見えなかったものが、どうして第1の滝になったのか、その秘密が下の画にあります。

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 第1の滝の下に堰堤があります。
 つまり、この堰堤が造られたことによって、上流の水位が上がり、もともとあまり落差のなかった第1の滝がますます低くなってしまった、ということなんですね。
 
 堰堤のなかった時代には、はっきり滝だと認識出来ていたのでしょう。
 ダム湖に沈んでしまうよりはまだましですが、思えば、すぐ上にはダムの堤体、すぐ下には堰堤が造られてしまい、かなり不憫な姿になってしまいました。

 ま、これはニーハオ隊員の説で、確定したわけではなく、本当のところはやっぱりダム湖に沈んでいたりなんかして・・・。
 
                                          鷹生川→盛川


  1. 2013/11/29(金) 20:33:46|
  2. 大船渡市の滝

横川の滝群 2

                                           住田町の滝

 引き続き、横川の滝です。
 
 前回、地図にマークのある滝だけを紹介したので、今回はそれ以外の滝を紹介しましょう。
 範囲は、中流域から上流の横川大滝まで。
 下流域にもたくさんの滝があり、横川大滝から上流にもいくつかあります。
 そして画像以外にも滝はあるので、全体としてはごく一部しか紹介できません。
 今回の目的は、あくまでマークのある滝を目指すことだったので、それぞれの滝をじっくり鑑賞している余裕はありませんでした。
もしそんなことをしていたら、あまりにも滝が多いので、文字通り日が暮れてしまいます。

 それでは入渓ポイントから上流に向かってペタペタ貼っていきます。

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 おっと、これは違った。
 川床にあった無数の化石です。
 化石に詳しい者がおらず、これが動物系なのか植物系なのか分かりませんでした。
 (後に画像検索してみたら、どうやらサンゴ化石のよう。)
 川を登っている途中、何か所もありました。

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 ゴルジュ帯で、流れが速く深い淵もあるので、崖をよじ登って高巻きしました。


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 ゴルジュ帯の滝。上から撮影。足場が不安定で、こういう撮り方はけっこう恐い。

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 ざっとこんなもんです。
 他の川なら十分主役を張れそうな滝がゴロゴロあります。
 雑に過ぎるんじゃないかと申し訳ない気持ちもありますが、なにしろ滝が多過ぎてひとつひとつに時間をかけられないという贅沢な川です。
 今回は体調不良で身軽な装備を良しとしたため、あえて重いデジイチや三脚は持って行きませんでした。
 本当はもっとスローシャッターできれいに撮りたかったのですが。

                                      横川→火の土川→気仙川




 
 
 
  1. 2013/11/28(木) 18:44:14|
  2. 住田町の滝

横川の滝群 1  風の谷のマジすか?

                                           住田町の滝


 起床したらいきなり身体が重い。
 小隊長は巨漢だけれど、体重のせいではありません。
 なにやら頭痛もする。
 前日、雨と時折襲ってくる強風の中を一日中外仕事したためか。
 これはひょっとするとひょっとするぞ、と不安になったものの、本日は隊員総出動をかけているから、小隊長自身が突然キャンセルするわけにもいきません。
 ええい、なるようになるべと風邪薬を栄養ドリンクとともに胃に流し込みヨロヨロと自宅を出ました。
 住田町の待ち合わせ場所にはどう見ても風体の怪し過ぎる3名がすでにバイクを囲んでスタンバっていました。
 「遅い。」 とニーハオ隊員。
 「んだから深酒止めろっていってんのに。」 と気仙沼の滝バカ。 
 「違うって。 自分と一緒にすんじゃねえつーの。」

 今回我々が突撃するのは、岩手県住田町にある気仙川支流、火の土川のさらに支流、横川です。

 岩手県南部には四十八滝と呼ばれる川がいくつか存在しています。
 それだけ滝の多い川だということですが、中には看板倒れの川も。
 横川は看板こそ挙げていないけれど、気仙有数の滝銀座のひとつ。
 それこそ、滝を登れば次の滝、それを越えるとまた次の滝といったふうに、川全体が岩盤でできているんじゃないかと思うほど。

 2万5千分の1の地図を見ると、横川には堰堤記号の上流に3つの滝マークがあります。
 実際には堰堤はひとつだけではなくいくつもあるし、滝も無数にある川です。
 
 地図上では山道が川に沿ってあるように見えます。
 しかし相当古い山道で、一部崩壊していますし、道の上にはササヤブと樹木が大きく成長しています。
 道が道ではなくなっています。
 登れば登るほど川との高度差が広がるため、滝を見るためには使えない道です。

 そんなわけで、3度目の今回も始めから沢登りでした。
 ゴルジュ帯で沢沿いには登れず、高巻きしなければいけない箇所もあります。
 全体としては、ゴロゴロした大岩が少なく岩盤主体なので、まあ登りやすい方でしょう。
 装備さえちゃんとして行けば、景観が良くとても楽しめる沢です。

 「もし途中で具合が悪くなったら、俺だけ先に帰るから、あとはよろしくな。」と宣言して、いざ沢に突入。
 天候は晴れてはいるものの、風が強く、動いている時はいいですが、立ち止まると谷を抜ける風に寒さを覚えました。
 きれいな水ながら、やはり今の時期、水に濡れた岩がベロベロ滑ります。
 足場に十分気を付けなくては。
 途中1度だけ両足が滑って転落しそうになりました。
 川まで高さがあったので一瞬ゾッとしました。
 水面に直接ダイブするならともかく、岩に当ったのでは大怪我は免れません。

 
 無数にある滝のうち、今回は地図上に記されている3つの大滝と、それと同等なひとつの滝だけを紹介します。

 まずは大きな堰堤を越え、最初に現れる大滝。
 
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 ひとつの滝ではなく、いくつかが組み合わさった複合滝です。
 恰好は悪いですが、迫力があります。
 水量は雨が少ない時なので、そう多くはありません。
 増水したらどんだけの迫力になるのか。

 そこから200mくらい登った場所に流れる2番目のマークの滝。

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 画像で見るよりずっと大きな滝です。
 こちらも同じ複合滝。
 2つの滝とも、樹木の葉が落ちてしまった時期のためか、日が射し明るい印象です。
 ただ苔が冬季でくすんでしまい、見た目が落ちます。

 これより上流にも2滝に勝るとも劣らない滝があります。

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 斜瀑ながら落差はかなりあります。
 横の岩盤を登っていきましたが、非常に滑りやすく、細心の注意が必要でした。

 そしてトリともいうべき3番目の滝。
 これこそ以前紹介した横川最上流の大滝 です。

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 前回は積雪がある中を、山頂から下ってこの滝に到達しました。
 あの時は滝壷に嵌ったりして苦労したなあ、と思ひ出ぽろぽろ。
 横川でもっとも滝らしい滝。横川を代表する大滝です。

 滝壷の前で昼食になり、川の水を沸かして、ラーメンとコーヒーを製作。
 美味いんだなあ、これが。家で食べるものと同じだとは到底思えません。
 小隊長はカップラーメンに付いてくる焼豚がダシガラっぽくてあまり好きではなく、いつも釣り師にあげていました。
 それを何の気なしに自分で食べてしまったから、さあ大変。
 もらえるものと思っていた釣り師。「えっ?俺にくれないの、豚?」

 帰りは、元来た沢沿いに降りるか、それとも崖をよじ登って山道に出るか迷いました。
 小隊長の体調が思わしくないので、岩場を下りていくのは危険と判断し、山道の方を選択。
 
 4人で崖を登っている最中、不思議な音を聞きました。
 かすかですが、しかしはっきりと遠吠えのような声を聞いたのです。
 「ん?」と見合わせる顔と顔。
 3名がその声?を聞きました。
 「まさか・・・オオカミじゃねえよな・・・?」
 「とっくに絶滅してっから、いるわきゃねーべ。」
 「しかも、今昼だし・・・。」
 「でも、聞こえたよな?」
 「もののけの悲鳴じゃねえのか?」
 「え?何?何?」 と釣り師だけは聞いていませんでした。
 皆から聞かされても「マジスか?」
 考えるに、強風のため樹木がこすれ合った際の音が、谷に流れてそのような音になったのではないか。あるいは、鹿狩りに連れて来た犬じゃないかと推察しました。
 東京の国立博物館に所蔵されているニホンオオカミのはく製は、明治期にこの近くの五葉山山中で捕えられたものだそうです。
 もしかしたら今でも人里離れたこの山中に・・・というのは単なる願望ですよね。
 でもいてくれたらなあ・・・。

                                      横川→火の土川→気仙川




  1. 2013/11/25(月) 22:04:33|
  2. 住田町の滝

千能滝

                                           住田町の滝


 滝探しするなら、1年の内今が最適なシーズンです。
 
 なぜなら次のような条件が揃っているから。
 ◎ 木々が落葉するため見通しがよく、滝を見つけやすい。滝音も通ります。
 ◎ 草が涸れ、ヤブコギが楽。
 ◎ 山登りでも汗をかきにくい。
 ◎ スズメバチやまとわりつく羽虫がいなくなる。ヘビも出ません。
 ◎ 水量が少なくなる時期なので、沢登りが楽。 (滝の見た目が貧相になる欠点もあり。)

 マイナス要素もあります。
 ◎ 遠出はきびしい。バイクではとにかく寒い。乗り続けると手足がかじかんでたまらんです。途中で雨なんか降られた日には骨まで冷えて泣きたくなります。
 ◎ 枯葉が堆積して足場が悪い。 下の状態がよく分からなくなり、穴に嵌ったり、岩場で滑ったりします。
 ◎ この時期になると、なぜか川床の岩がぬめる。 枯葉の養分が岩に付いた藻を成長させるのかも。
 
 総じて利点の方が多いのですが、意外に期間が短く、行こう行こうと思っているうちに白いものがチラつき始めてシーズンオフというのが毎度のパターン。
 しかもこの時期は年末が近いせいか、あれこれ用事がつまって隊員の集まりが悪く、計画倒れになることもしばしば。毎年多くても2回ほどしか総員出動になりません。

 本来であれば、この日も滝見隊で滝探しに行く計画でした。
 しかし皆何やかやとと用事があって集まることができず、それぞれが時間に余裕ができたら勝手にどっかへ行く、行かなきゃ行かない、ということに。


 さて、 千能滝です。

 国道107号線、岩手県住田町と遠野市の間に荷沢峠があります。
 その住田町側に気仙川支流の小股川が流れ、さらにその支流に千能沢が流れています。
 地図を見ると、その千能沢に2つの滝マークが記されています。
 どちらにも滝名が記されていません。
 
 千能沢には川沿いに林道があります。車では入れません。
 沢の入口の橋にチェーンが掛けられているからです。
 入口付近には車を停められるくらいのスペースがあります。あとは林道を歩くだけ。
 
 余談ですが、入ってすぐに「歴史の道 盛街道」の標柱が立っています。
 旧街道がこの沢に沿ってあるようですが、今はどこがどこやら小隊長には判別できませんでした。
 
 林道の傾斜はなだらかで、景観も良好。ハイキング気分で歩けます。
 林道には下草やぬかるみもありますが、ヤブコギはほぼ無し。
 装備は長靴だけでOK。
 上流の千能滝まで2.5kmくらい。
 ひたすら歩いて行けば、大きい滝なので見過ごす恐れはないはず。

 それでは下流から順に目に付いた滝を貼り付けます。

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 これは支流の小千能沢から千能沢に流れ込む出合いの滝。
 完全なる逆光で、あーでもないこーでもないとやってみましたがこれ以上どうにもなりません。

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 小滝ながら広い滝壷を持っています。
 ゆったりした滝で気分が落ち着きます。

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 小滝が組み合わさったとても景観の良い流れ。

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 そしてこの滝こそ、地図にマークされている下流側の滝です。
 林道からは大岩の陰の崖下にあって、ちょっと見つけにくい滝。
 音で分かるかと。
 滝下に降りても眺める角度が限定されます。
 数年前はじめて訪れた時、滝の周囲すべてがびっしり苔で覆われ、それはそれは超美しい滝でした。
 おそらく今年夏のゲリラ豪雨によって苔がごっそりはぎ取られてしまったのでしょう。
 はやく元の美しさを取り戻してほしいものです。

 そこからしばらく歩いて行くと、見落としようのない大きな滝が現れます。
 千能滝 です。

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 まとまりのあるきれいな滝です。
 もう少し水量があると、さらに美しくなります。
 水もきれいでこの点何の注文もありません。

 この滝より上流はどうなっているのかとさらに登ったことがあります。
 林道でありながらヤブコギがひどくなり、これはという滝は見つけられませんでした。

 見知らぬ沢で滝探しをすると、大きな滝を発見しても、さらに上にももっといい滝があるかもしれないと欲をかき、あまりに深く入り過ぎて帰りに泣くような目に合うことがたまにあります。
 欲張るのもほどほどにしないと、とその都度反省するのですが、ウスラバカばっかりなもんで誰も教訓を覚えていないのが南三陸滝見隊。


                                  千能沢→小股川→大股川→気仙川




  1. 2013/11/18(月) 17:36:08|
  2. 住田町の滝

鹿鳴ノ滝

                                       大船渡市三陸町の滝


 仕事が思いのほか早く終わったので、ニーハオ隊員を誘って滝見に行くことにしました。
 自宅に戻ってバイクを引っ張り出したのでは、何をするのか家人に一発でバレます。
 背中から罵声を浴びせられたのでは、出かける前からテンション下がるってもんです。
 自宅には戻らず、仕事をしているフリをして、道具を満載した軽トラでニーハオ宅に到着。
 その軽トラにニーハオ隊員を同乗させて出発しました。
 「いつもながら乗り心地最悪だなや。」
 「俺はこの身体で毎日乗ってんだ。同情してくれ。」

 時刻はすでに午後2時を過ぎていました。
 日の射す時間はせいぜいあと2時間。
 こんな時間では滝探しは当然無理。滝見しかできません。
 行き先も限られます。
 近場で、車でそばまで行けて、最近行ってない場所で、見ごたえのある滝。
 さらに紅葉が見れたら最高なんだけど、とあれこれ考えて思いついたのが、伊達藩で沿岸最北の地、三陸町と唐丹の辺り。
 唐丹地区は、現在旧南部藩の釜石市に所属していますが、江戸時代までは仙台藩だった場所です。

 まずこれだけは見なければと訪れた先は、岩手県大船渡市三陸町吉浜地区にある 鹿鳴ノ滝 です。
 何度か画像UPしてます。
 看板ひとつない滝で、初めての人には所在を見つけにくいですが、すばらしい滝です。

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 万事バランスの取れたお気に入りの滝。
 デカい滝じゃありませんが、雰囲気が良くて見ていると気分が落ち着きます。
 吉浜川には、もっと落差のある滝もあれば、もっと幅の広い滝もあります。さらにもっと大きな滝壷を持った滝もあります。
 しかしこの鹿鳴ノ滝以上に存在感があって完成された滝はこの川には無いと断言できます。
 景観が良くて、まとまり感のある滝です。
 滝のある環境がとてもいい。

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 残念ながら紅葉は終わりかけていました。
 でも雰囲気の良さは相変わらず。
 何処を見渡しても人工物は見えないし、嫌いな杉林も近くにはありません。
 タンニン分が多い水のため、沈着した川底が茶色っぽく見えますが、水そのものはとてもきれいです。

 観光滝ではないのでまったく整備されておらず、施設のようなものは一切ありません。
 林道横に駐車スペースがあるだけで、そこから崖下に降りる道もありません。
 でも見るだけなら非常にたやすい滝です。

 鹿鳴ノ滝を見た後、同じ三陸町の 白木沢の滝、そして唐丹から五葉山登山道を登って熊野川の滝を見、赤坂峠を越えて大船渡市に降りてきました。
 
 大船渡市側の、それまで放牧場だった場所が大規模に開発されている最中でした。
 広大な斜面を利用して太陽光発電を行うらしい。
 
 ニーハオ隊員によると、この辺りにうじゃうじゃいる鹿は、捕獲しても被ばく線量が高く喰えないということでした。
 これでは猟友会はただ撃つだけ。意欲がなくなると思います。
 猟友会は高齢者ばかりになり、会員は減る一方。鹿はさらに増える一方です。
 気仙地方では今年も野生キノコが汚染され、売買できませんでした。
 放射能は簡単に消えるものではなく、しょっちゅう山に入っている身としては何ともブルーな気持ちになります。


                                         吉浜川→吉浜湾





 
  1. 2013/11/16(土) 17:46:32|
  2. 大船渡市三陸町の滝

熊看板選手権

道草・寄り道・油売り


 突然ですが、ここらで 「熊注意看板選手権」 なるものを開催したいと思います。

 エントリー順に北からいきます。
 
 まずは釜石市。

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 慨出の看板です。
 釣り師隊員じゃないけど、やっぱりどう見ても黒い犬にしか見えません。
 何が違うんだろうと考えると、どうやらピンと立った耳じゃないかと。
 ご存じの通り、ツキノワグマの耳は丸くなってます。
 それに、尻尾のように見える部分もクマにしてはやたら長い。

 次の登場は、大船渡市であります。

P8250002.jpg

 けっこういいじゃないですか。
 はっきりクマだと分かります。
 でもずいぶんメタボですねえ。
 ちょっと配色を変えたらパンダに見えなくもありません。

 お次は、遠野市。

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 これもクマだと分かりますが、小さくてインパクトに欠けます。

 おおっと、俺も入れろと乱入してきたのが、奥州市江刺区の熊看板。

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 待て待て、あんたちょっとおかしいでしょ。
 確かに奥州市の山の中にあったものだけど、看板にはHOKKAIDOってはっきり書いてますよ。
 つーことは、あんたツキノワグマじゃなくてヒグマだね。
 恐ろしさならNO 1 。でもオリジナルじゃないんで失格とさせていただきます。

 場内ざわついているところにさらに闖入者現る。

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 どう見てもクマじゃないよなあ。
 関係ない奴は引っ込んでなさい。

 最後に登場は、住田町。

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 インパクトありながら、どことなくユーモラスな感じもして、卓越しています。
 優勝はこれで決まりでしょう。

 なお、気仙沼市・南三陸町・石巻市なども通行中探したのですが見つけかねました。
 看板を立てるほどクマが生息していないのかどうか、そこまでは小隊長知りませんです。




 


 
  1. 2013/11/15(金) 19:47:41|
  2. 道草・寄り道・油売り

小黒の滝

                                       宮古市川井地区の滝


 宮城県気仙沼市に 源氏の滝 という、名前の割にはあまりパッとしない滝があります。
 源義経の愛馬 太夫黒号 が育った場所であることからこの名前が付けられたそうです。

 似通った伝説が他にもあります。

 岩手県宮古市川井地区の小黒という場所にも、義経が愛馬を洗ったと伝えられる滝があります。
 その名を 小黒の滝。
 この地で生まれたのが愛馬 小黒号 だというのです。

 はたして、太夫黒号 と 小黒号 は同一の馬だったのでしょうか?
 共に 黒 が付けられています。
 義経と黒とは意味深な感じがします。
 源義経 イコール 九郎判官。 九郎が黒に転じているのではないか?

 はたまた、岩手県一関市大東町には 小黒滝 というものがあります。
 この滝と源義経とは、関係有りや無しや???
 この辺、深く探っていったら面白いものが出るかもしれませんね。

 
 ここでは川井地区の 小黒の滝 を紹介します。 初登場。
 早池峰山中にある 両門の滝 が予想外にあっけなく見つかったので、余裕の出た時間を利用して回って来ました。
 場所は、国道340号線からう回路に入って、立丸峠にさほど遠くない小黒という集落のはずれにあります。
 もっと奥に入ると、端正な僧呂滝 があります。
 道路の脇には滝のいわれを記した観光案内板があります。
 滝はその崖下に流れています。

PB090005.jpg

 案内板のある側からだと、崖になって途中までしか進むことができません。
 こちらからは岩が邪魔になって全体像が見えません。
 近付こうと思えば行けないわけではなく、実際、滝見隊は滝の落ち口まで行きましたが、藪と急斜面があり、危険なので観光客向けではありません。
 反対の右岸からなら容易に近付け、全体も見えるようです。
 今回はそこまでの時間がなく、回り込むことを諦めました。

PB090002.jpg

PB090004.jpg

 水量があり、豪快さを感じる滝です。
 印象度  

 日が傾き始め寒さが身に浸みて来たので手早く切り上げました。
 次回訪れた時にはもう少しじっくり見てみたい滝です。
 僧呂滝とセットで見るのがいいかと思います。


                                      小国川→閉伊川→宮古湾



  

 
  1. 2013/11/13(水) 21:21:14|
  2. 宮古市川井地区の滝

両門の滝

                                       宮古市川井地区の滝

 南三陸滝見隊が滝を探すにはちょっと遠くて活動範囲外にある滝なのですが、一度は見ておきたい滝がありました。
 早池峰山北斜面にある 両門の滝です。
 見て来るだけなら半日くらいあればなんとかなりそうな距離です。
なので、今回は滝探しではなく滝見です。

 場所は、岩手県宮古市、旧川井村の門馬という所。
 盛岡市と宮古市を結ぶ国道106号線のほぼ中間地点に、閉伊川の支流御山川が流れています。
 水源は早池峰山系鶏頭山で、峰を越えた南斜面には名高い 七折ノ滝 があります。
 御山川の上流部、ツボケ沢と名を代えた標高850mあたりに、2本の沢がどちらも滝になりひとつの滝壷に流れ込んでいる場所があります。それが両門の滝です。

 ツボケ沢はどんな地図を見ても「ボケ沢」と表記されています。
 現地の案内看板では「ツボケ沢」となっています。
 どっちでもいいけど、どっち?

 両門の滝 というのも実は仮称です。
 地図にはちゃんと滝マークがあるものの、滝の名前が記載されていません。
 なので、Web上では皆さん思い思いに名付けているようです。
 いわく、落合の滝、二俣の滝、二重滝、折合いの滝、二又滝、分かれ滝(これは違うと思う)、合わせ滝、両門の滝、などなど。
 ま、どれが正式名称ということもないんでしょうが、数が多過ぎてもう少し絞ってくれれば、と思わないでもありません。
 とりあえず当ブログでは 両門の滝 としておきます。

 当初、大船渡のニーハオ隊員、気仙沼の滝バカ隊員、そして陸前高田の小隊長の3名で出撃予定でしたが、釣り船のエンジンが調子悪いとかで前日になって急遽釣り師隊員が参加することになりました。
 現有勢力全員です。
 
 が、滝見隊恒例のグダグダが今回も勃発。
 
 待ち合わせ場所の住田町でニーハオ隊員と気仙沼隊員の二人に合流できたものの、釣り師隊員が集合時間に起床してしまい、見切り発進することに。
 結局全員が揃ったのは国道106号線上の道の駅やまびこ館でした。
 
 そして、気仙沼隊員がバイクに給油して代金を払おうとしたのに「ヤベ!財布忘れて来た」事件。
 ニーハオ隊員から5000円借りることに。小隊長はそんな大金めったに持ち歩きません。

 同じく気仙沼隊員がぬかるんだ山道にバイクで突っ込んで、転倒し泥だらけになった事件。
 止めろと言ったのに。
 
 さらに、入渓後のことになりますが、小隊長が滝を写そうとしたところ「ヤベ!カメラのバッテリーが入ってねえ!」事件。
 この日のために、前日充電していたのをすっかり忘れておりました。
 これではただの金属のガラクタです。
 これもニーハオ隊員から予備のコンデジを借りて事なきを得ました。
 「しっかしまあ年期の入ったカメラだなあやあ。」
 「人から物を借りといて文句言うってか。」
 
 さらにさらに、ニーハオ隊員が帰還の途中、警察の呼び出し電話をくらい「やべ!帰ったら出頭しなきゃなんねえ」事件。(彼の名誉のために言っておきますが、彼は何ら警察のやっかいになるようなことはしておりません。   多分。)
 などなどいろいろありました。小隊長はじめ何べんやっても懲りない面々ですなあ。

 国道106号線から門馬の御山川に沿って林道を登って行きます。
 早池峰山登山道にもなっている道で、途中までは舗装されています。
 そのあと、到着地の御山川橋まではダート。
 整備された道で、普通乗用車で通行しても何の問題もないはず。
 1車線ながらあちこちですれ違い可能です。
周辺の木々は落葉を始め、林道上にはカラマツの葉が堆積していました。
日の射す日中だというのに早くも水たまりには薄氷が張り、冬の気配濃厚です。
 

御山川橋に到着すると、橋から見える名物 おにぎり岩。
 橋から30mくらい上流にあるドデカい岩です。

mma01.jpg

 流木が岩の上に乗っているということは、あの高さまで増水したことがあるんですね。
 どんだけの水量になるのでしょうか。怖!

 どのような沢の状態か分からないため、準備怠りなく身支度を整え、滝見隊はこの場所から入渓しました。
 目的地の両門の滝まで平面上は800mくらいらしい。
 Webを見ると、横の山道(崩壊状態)から登って行くルートもあるようですが、上流へ行けばいくほど沢から離れてしまうので、あまり実用的ではないようです。
 川床には岩盤が多く、岸にも巨岩がゴロゴロといった沢。
 水深のあるところや滝が現れると高巻きする必要がありました。
 少々ヤブコギあり。
 水は相当きれい。ですが、濡れた岩はけっこう滑ります。

mma02.jpg

 目の前に現れた滝らしい滝。
 画像左側(=右岸)の岩場を簡単によじ登れました。

mma03.jpg

 次に出て来た滝。
 登るルートが見つからず、右岸をヤブコギしながら高巻きました。

 「隊長、あとどれくらいあんのや?」と釣り師。
 「知らん。」
 「知らん、て、だからGPS買えばって言ってんのに・・・。」
 「買えるわきゃねーだろ。月3万しかかみさんからもらってねーのに。」
 「げっ!1日1000円男か!」
 「1万円以上の買い物はかみさんの承諾が必要なの!子供の教育費に金かかってっから、GPSなんていったら殺されますって。」

 毎度の馬鹿話をしながら進んで行くと、突然目の前に現れた巨大な岩盤。

mma04.jpg

 これが両門の滝でした。
 アレッ?と思うほどあっけなく到着。
 へたをすれば、身支度に掛っていた時間の方が長かったかも。

 肉眼では両方の滝を同時に捕えることができますが、コンデジだと角度的に両方いっぺんに画像へ写し込むことができません。広角レンズならいいんでしょうが。

 で、自宅へ戻ってから左右の滝を合体させてみました。
 実際の滝とは角度や距離感が違いますが、大体こんなものか。

gattai01.jpg
 向かって右の直瀑の滝を ツボケ滝、 左の滝を折合滝 または 赤石沢の滝 というらしい。
 見た目、ツボケ滝が10mほど。折合滝が15mくらいか。
 別沢の滝が同じ滝壷に流れ落ちている非常に珍しい形状をしています。
 
 2つの滝がひとつの滝壷に落ち込むのは、地元陸前高田市の 大滝小滝 とか、遠野市の藤沢四十八滝の應滝(雄滝・雌滝)などそう珍しくありませんが、これらはひとつの流れを岩が分断しただけなので、この両門の滝とは異なります。
 
 滝壷は深くて広い。透明度が高く、尚且つ深い緑色をしています。

mma05.jpg

mma06.jpg

 こちらがツボケ滝。
 倒木が邪魔っけですが、自然の為せる事なのでこれはこれでいいかと。

mma07.jpg

mma08.jpg

 こちらが折合滝。
 細かく見ると5段くらいの段瀑です。

 こちらの期待度があまりに高かったせいなのか、それとも考えていたのよりずっと容易に到達できたためか、ちょっと感激が足りなかったきらいはあります。
 正直言って、もう少し汗をかいた上で辿り着きたかったです。
 が、それを差し引いたとしても、すばらしい滝。
 苔がもうちょっとあればなあとは思いましたが、景観・水質・水量・落差・迫力・滝壷・岩盤などなどどれをとっても見ごたえ十分。
 訪れて良かったと満足感に浸れる滝に違いありません。
 岩手県が誇れる滝のひとつだと思います。

 印象度 

                                     ツボケ沢→御山川→閉伊川






 
  1. 2013/11/10(日) 20:30:02|
  2. 宮古市川井地区の滝

明神沢の滝

                                       大船渡市三陸町の滝


 いい滝を発見しました。
 長茂崎の滝を見に行った時と同じ日の出来事です。

 岩手県大船渡市三陸町の首崎は崎浜地区を過ぎるとまったく無人の半島になります。
 建物といえば、岬の先端にある首崎灯台くらいのもの。
 一応半島を周回する林道はあるのですが、通常、道路状況の良い(といっても、相当の悪路)北回りで岬に向かうのが一般的です。
 南周りは、車を破壊する覚悟を持たないとなかなか行けない道です。
 軽いバイクなら尻を打ったり泥を被るかもしれませんが、まあどうってことありません。(あるって!)

 滝はその南回りの途中にありました。
 沢の名前が分からないので、とりあえず明神沢としておきます。
 沢の下流、海岸縁に明神様が祀られていたからです。
 林道から沢沿いに下りていくと、

mjz01.jpg
 
 滝の奥にちっちゃな祠が見えるかと思います。明神様です。
 そして手前の小滝。
 波の打ち寄せる海岸から5mと離れていません。
 これも規模・形状は違えど海岸瀑のひとつかな。
 大震災の大津波をモロに被ったに違いないでしょうし、ちょっとした高波でも来れば、たちまち潮まみれになりそうです。

mjz02.jpg
 滝を背にして海を眺めた画像。
 この日は穏やかで波がほとんどありませんでした。

 沢を登って行くと、もっと滝らしいものがありました。

mjz05.jpg

mjz04.jpg

 こじんまりしたホッと安らげる滝です。
 落差は僅かですが、苔の配置や滝壷の具合がいいです。
 無人の半島ですから、水質も上等。普通に飲める水です。
 印象度 

 林道をまたいでさらに上流へ向かった我々は、おっと驚く滝を発見しました。

mjz09.jpg

 これはいい!
 かなりいい滝。

mjz08.jpg

 水量少なめですが、落差があるしこれでも十分な美しさです。

mjz07.jpg

mjz06.jpg

 滝が流れる岩盤の周囲には、カツラなどの大木があり、雰囲気があります。
 きれいだし世界観のある滝です。
 滝壷がないことと、滝の上方に杉の人工林が見えるのがマイナス。
 でもほとんど気にならないレベルです。
  印象度    

 探してみれば首崎の半島部にもまだ見ごたえある滝が隠されているかもしれません。

                            
                             首崎半島 不明沢(仮 明神沢)→太平洋




 
  1. 2013/11/07(木) 18:59:55|
  2. 大船渡市三陸町の滝

大野の滝

                                          大船渡市の滝


 岩手県大船渡市を流れる盛川の中流部に、盛川と合流する大野川があります。
 大野川は大野ダムから大野川本流と大森沢に分かれます。
 水量はどちらも同じくらい。
 滝屋的な観点から見ると、大野川のほうがダントツにいい。秋宿ノ滝をはじめ見どころ多き滝がいくつもあります。
 大森沢にも、滝元へ行くには超難関の二段滝をはじめいくつかの滝はありますが、大野川に比較すると格落ちの感が。

 今回の滝は、大野川と大森沢が合流したダムに流れ込む小沢の滝です。

DSC06957.jpg

 落差は十分にあります。水量まずまず。
 ただ、滝としての存在感や佇まいが希薄。

DSC06960.jpg

DSC06959.jpg

 周囲が杉の人工林に囲まれて薄暗い印象。
 辺りに杉の枝が散乱しています。
 岩盤が割れたような岩石が多く、荒っぽい。
 滝壷も無し。
 滝が形成されてまだ間もない感じで、これから徐々に岩の角が丸くなり滝壷ができて行くのではないでしょうか。
 滝としての風格や落ち着きが出るようになるまで、まだ何百年も時が必要なのかもしれません。

                                       不明沢→大野川→盛川



 
  1. 2013/11/05(火) 17:45:56|
  2. 大船渡市の滝

長茂崎の滝

                                       大船渡市三陸町の滝


 今回は内陸ではけっして見ることのできない特別な滝を紹介します。

 岩手県大船渡市三陸町にある海岸瀑です。
 越喜来地区、長茂崎付け根の恐るべき高さの断崖を流れ落ちています。

 滝のある断崖の対岸から眺めた海の色。吸い込まれそうなほど青い。
PB040038.jpg

PB040027.jpg
 
 画像ほぼ中央に流れ落ちているのですが、お分かりになりますか。
 実は過去3度ばかりこの場所を訪れているのですが、肉眼では確認できても水量が余りに少な過ぎて画像としては使いものになりませんでした。
 4度目の今回、やっと念願が叶いました。
 雨の降った直後でないと撮影は難しいです。
 ましてや、小隊長の廃棄寸前のコンデジではどこまで明瞭に写せるやら。

PB040034.jpg

 ほぼ直瀑の滝です。
 落差はゆうに100mを越えます。
 水量が少なく、またあまりに高いため、風が吹くと落下途中の水が巻き上げられて海岸にまで届きません。
 規模は10分の1ながら、このあたりベネズエラのギアナ高地にあるエンジェルフォールを連想させる光景です。

PB040036.jpg

PB040026.jpg

 できるものならもう少し近付いてみたい滝です。
 しかし、向こうは断崖絶壁、こちらも断崖絶壁。さらにオンボロカメラではどうにもならず。
 船で海から上陸するしか方法はありませんね。

 印象度  

                                         不明沢→太平洋


  1. 2013/11/04(月) 19:35:15|
  2. 大船渡市三陸町の滝

七ツ森の滝

                                        一関市大東町の滝


 小隊長が見るブログに 「おもさげ なござんす」 というのがあります。
 岩手県を中心とした滝の書き込みなどが多く、とても有難く重宝しているブログです。
 
 最近そのブログで岩手県一関市大東町の猿沢六区にある巨木巡りが紹介されていました。
 関心を惹いたのが 「七ツ森滝渓流」という箇所。
 名前だけでは、七ツ森滝という滝を核とした渓流なのか、七ツ森という場所にある滝混じりの渓流なのか判断できません。
 ブログの主幹であらせられる 友蔵様 によれば、民家に阻まれて滝を見ることなく引き返した様子。

 我々南三陸滝見隊もまだ足を踏み入れていない場所です。
 友蔵様に代わってその滝の正体を暴くのは、我々がうってつけではないのか、と勝手ながら考えました。
 なにより友蔵様より我々の方が体力がありそうに思えるし、距離的にも盛岡からやってくるよりずっと近い距離に住んでいます。
 もしかすると、我々のためにわざと滝探しを残しておいてくれたのかも、とさえ思いました。(ジコチュウですなあ)
 場所としては南三陸ではありませんがその周辺部になり、十分我々の活動範囲内です。
 
 好奇心がムラムラと湧いて来て、さっそくウスラバカ軍団を招集し、現地へ出かけてまいりました。

DSC06975.jpg

DSC06974.jpg

 六区に入ってすぐの場所にある 滝不動とおんこの木。
 不動滝としなかったのは、ほとんど滝らしくないからか。
 浅目ですが、広くてきれいな滝壷がありました。

 道路をどこまでも進んで行くと、なるほど行く手を民家が阻んでいました。
 が、民家の間を道が通っています。
 道といっても田んぼのあぜ道と変わりありません。
 バイク隊はノンノンズイズイと侵入。
 畑が終わるとそれ以上に登ることができなくなって、徒歩で山道を登って行くことになりました。
 倒木が多くて、人が入っている様子はありません。
 山道の崖下に沢が見えますが、とても渓流などといえるようなシロモノでないことは確か。
 七ツ森滝渓流と呼ばれているのだからそれらしきものが必ずどこかにあるはずと、山道も消えてしまった沢沿いに遮二無二登って行きました。
 これがきつかった。
 ヤブコギしながら斜面を登り、登ったと思ったらまた斜面をズルズル下りて沢に戻るといった繰り返し。
 相当登ったにもかかわらず、渓流らしきものはいっこうに現れず、滝らしい滝も無いまま沢はか細い流れになってしまいました。
 どうにかちっぽけな滝を見つけたところで、突撃中止にしました。
 「だめだ。止めっぺ。」
 「くそ、看板に偽りありかよ・・・。」
 落胆して、またまたヤブコギしながら戻って来ました。ま、よくあるパターン。
 ただ、この時期汗まみれになってTシャツを着替えるとは予想外。

 というわけで、結局滝らしい滝はなかったのですが、話はこのままでは終わりません。
 実は、滝はあったのです。
 これをご覧ください。

DSC06973.jpg

 「おもさげ なござんす」 でもUPされていた最上流の民家の下にある 「大入りの門口の梍の巨木」 です。
 滝はこのサイカチの巨木から道を挟んだ崖下の沢を流れていたのでした。

DSC06966.jpg
 これがその滝です。
 これが 七ツ森滝というものなのかは分かりません。
 しかしこの沢最大の滝に間違いないと思います。

 滝を上から捕えた画像。
DSC06971.jpg
 水質は良好。
 でも景観がよくありません。
 側面に護岸があり、水道のパイプが2本むき出しになり、滝の上部に溜め桝のようなコンクリートが見えます。
 人工的なもろもろがなければ滝自体はきれいなので、もったいない気がしました。

 印象度  

                                   不明沢→猿沢→砂鉄川→北上川



 
  1. 2013/11/02(土) 21:04:37|
  2. 一関市大東町の滝

あれやこれや

道草・寄り道・油売り


 ども、ニーハオ隊員です。

 しばらくこのカテゴリご無沙汰みたいで、何気に撮ったあちこちの画像を貼らさせていただきます。

qwe01.jpg

 千回煎じてもまだ苦いところから名付けられたというセンブリでございます。
 胃腸薬として全体を干して使用されますね。
 今頃が開花期のようです。
 可憐な花が束になって、きれい。
 乱獲によってめっきり少なくなりましたが、探せばまだあるところにはあります。

qwe02.jpg

 アカガエル。
 パッと見て分かった人は、瞬間的な識別能力が高いのかもしれない。
 川のそばに限らず、山のちょっと湿った場所などにいます。

qwe03.jpg

 クサギ。
 その名の通り、夏場は臭い。
 刺激的ではないけれど、まとわりつくような悪臭があります。
 結実期になるとまったく臭わず、派手な色遣いに目を奪われます。

qwe04.jpg

 エンジンを掛けたままバイクにまたがって撮ったものだから、こんなにぶれてしまいました。
 我々が住んでいる南三陸では、夕方から夜にかけて、雄鹿の遠吠えが山からコダマする時期になりました。
 ちょっと物悲しい鳴き声です。

qwe05.jpg

 セイタカアワダチソウ。
 秋の花粉症の代表格。
 どこでも生えてます。
 震災復興未だ進まぬ荒れ地に目立つ花。

qwe06.jpg

 川蟹。モクズガニです。
 ブレたわけじゃなくて、川の流れがあるため歪んでしまいました。
 身をほじって食べるのはたいへんなもんで、甲羅ごと潰したやつを味噌汁などに流し込んで食べるようです。
 溶き卵のようになって、なかなか美味。

qwe07.jpg

 ノアザミ。
 触るととにかく痛い。
 藪漕ぎすると、時々やられます。

qwe08.jpg

 シマヘビ。
 このあたりではもっとも普通に見る蛇。
 数的にはヤマカガシとどっこいどっこいかな。
 無毒で、万一噛まれても何てことありません。

qwe09.jpg

 勝手に「涅槃の樹」 と命名してます。大木です。

qwe10.jpg

 ご存じクマの爪痕。まだ新しい。
 これを見たら、この山にはいるぜよのサイン。

qwe11.jpg

 釜石大観音の中におられた観音様。
 断崖から滝を眺めている滝見観音というらしい。
 気にはなりますが、いったいどんな幸徳があるのかよく分かりません。
 通常、滝といえば不動明王を思い浮かべ、こちらの神様とはほとんど無縁。
 ここで見るまでこんな観音様がいることすら知りませんでした。


  1. 2013/11/01(金) 19:30:55|
  2. 道草・寄り道・油売り

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Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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