南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

鎌峰沢の滝

                                         陸前高田市の滝


 陸前高田市を流れる生出川は市民にとって宝のような川です。
 流れる水の清浄さは異常なくらい。
 流域には数十軒(100軒以上?)の民家があり、耕作地も広がっています。
 川に関心がなければいくらでも汚してしまうでしょう。
 にもかかわらず水晶のように透きとおったクリアな水質が保たれているのです。
 我らが川を汚すまいという地元の思い入れが伝わってくるようで、感謝せずにはいられません。

 南三陸滝見隊にとっても思いは同じ。
 川の水質だけでなく、どこかの沢に入れば大概見ごたえある滝が存在している川だからです。
 掘れば出てくる金鉱脈。

 滝見隊の選定した 生出川名滝十傑 というものがあります。
 どこからも認められた訳ではなく、我々が勝手に選んだ生出川系の見ごたえある滝ベスト10です。

 リストアップしてみましょう。順位はありません。

 1、 生出川本流   大滝小滝
 2、 生出川枝沢   白糸ノ滝
 3、 生出川二ノ沢  大滝
 4、 大松沢本流   ホロタイの滝
 5、 生出川不明沢  萌黄滝
 6、 大松沢越猪沢  大滝
 7、 大松沢火ノ沢  大滝
 8、 大松沢平滑沢  大滝
 9、 大松沢枝沢   幻の大滝
 10、 大松沢鎌峰沢  大滝

 隊員間で異論もありますし、まだ未踏の沢が残っているのでさらにすごい滝が現れる可能性も否定できません。
 だからとりあえず暫定的な選定だと思ってください。

 何やら大滝の名前ばっかりですが、その理由は、知られざる滝が多く、正式名称が付いていないから。
 しかも ホロタイの滝 と 萌黄滝 は滝見隊が付けた仮称です。
 公に認められているのは、大滝小滝、白糸ノ滝、そして "幻の"大滝 のみ。
 つまりそれだけ世に知られていないみごとな滝がこの川に隠されているということになるわけです。
 "幻の"大滝 でさえ地図に記載されながら我々がUPするまで"幻の"ままでした。
 
 名滝十傑のうち、NO.10の 鎌峰沢の大滝 だけが未紹介となっています。
 実は小隊長の勘違いで、いままでてっきりUP済だとばかり思っていたのでした。
 これを知ったらまた隊員からとっちめられるんだろうなあ。
 
 そこで今回は、この鎌峰沢の滝を紹介します。

 鎌峰沢は、生出川支流の大松沢に流れ込む枝沢です。
 滝見隊以外、目もくれないような小さい沢で、山道もありません。
 沢を歩くかヤブコギするしか上流を目指す方法なし。
 谷底は、倒木だらけで、またいだりくぐったり大変です。
 
 とても奥にに大きな滝などあるようには思えません。
 他の川なら、途中であきらめてスタコラ撤退するのですが、ここは生出川系の沢。
 何が出てくるか分からないのでおいそれと引き返すわけにはいきません。

 ゼーゼーハーハー荒い息を吐きながら進んで行った先に突如現れた滝。
 ほの暗い渓谷に白く輝いています。
 鎌峰沢の大滝です。

kmz01.jpg


 口から出る喚声。苦労が報われた瞬間。
 逃げるわけでもないのに、一刻も早く滝下に近付きたいとあせる気持ちが湧いてきます。

kmz02.jpg

 滝はこの上から続いていました。
 上段の滝です。

kmz06.jpg

 上下2段構造の美しい高滝です。
 環境的には周囲を自然林で囲まれていますが、倒木が多く雑然とした印象。
 水質は際だっています。蒸留水のような透明度。
 スタイルがよく、深い滝壷を持ち、うっとり見とれる見事な滝です。

 この他にも上流にはかなりいい滝がありました。

kmz07.jpg

kmz08.jpg

 これだけの滝を見せられたら、何も文句は言えません。
 つい見過ごしてしまいがちの小川でもこれだけのすばらしい滝が隠されています。
 恐るべし生出川。 ありがとう生出川。
 こんな川が我が郷土にあることを幸せに感じます。

                          
                           鎌峰沢→大松沢→生出川→矢作川→気仙川→広田湾





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  1. 2013/09/30(月) 20:32:59|
  2. 陸前高田市の滝

今出山の滝

                                          大船渡市の滝


 岩手県大船渡市にある今出山。
 何の変哲もない山です。
 春だけは山頂付近がツツジで真っ赤に見えます。
 標高756メートルあり、海から立ちあがっているのでけっこう高く見えます。
 市内の大概の場所から見えるため市民に親しまれているようです。
 その山ふところ、500m辺りか、登山道の近くに滝が流れています。
 以前紹介した滝です。

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imy01.jpg

 小滝です。
 めちゃくちゃきれいな水。
 小さいけれど深い滝壷があります。
 不純物がまったくないような透明度。
 もちろんそのまま飲んでもまったく問題なさそうです。
 実際上どうなのか知ったこっちゃないですが、小隊長はふつうに飲みます。
 滝の水を味わってみるのが趣味のひとつだからです。
 当たり前ですけど、飲めそうな水しか飲みません。
 当然のように美味しい。

 実は、この水のほとんどは沢水ではありません。
 上流300mくらい登ったあたりの地面からこんこんと湧き出している伏流水なのです。
 何十年だか何百年の時間をかけて、山の地下で濾過され磨かれた水です。
 美味いのも当然ですね。

 麓の方では、今出山の伏流水を霊験あらたかなナントカ水とかいって汲ませている場所もあります。

 こういったクリアな水が流れる滝は、たとえ小滝でも和みます。
 滝から落下した水は、岩に当り滝壷に当たって、一部ははじけ、ミストとなって空気中にに漂います。
 それを吸ったり、身体に浴びることで気分が穏やかになってくる、ような気がします。
 実際そうなんだと思っています。
 精神衛生上、とてもいいことです。
 南三陸滝見隊全員がそれに関して異議を唱えません。
 みんな実体験してそれを知っているからです。

 だからこそ小汚い水の落下している大滝を見に行くことはどうなんだろうなあ、とちょっと不安になるんですよね。

                                   枝沢→中井沢→盛川→大船渡湾


  1. 2013/09/29(日) 19:39:14|
  2. 大船渡市の滝

魚止ノ滝

                                           住田町の滝


 しょっぱい物ばっかり食べていたんでは甘い物が欲しくなり、立ちっぱなしだと座りたくなる。
 前回まで汚れた川の滝ばかり紹介していたので、口直しに再び南三陸沿岸部のきれいな川の滝を紹介していきます。
 地元で身びいきする訳じゃないですけど、どんなにちっこい滝でも南三陸の水のきれいな滝を見るとほっとします。

 今回は 魚止ノ滝。
 魚止ノ滝は岩手県内ばかりでなく全国各地にあるようです。
 岩手県では早池峰山の魚止ノ滝がよく知られています。
 こちらはほぼ無名。岩手県住田町にある魚止ノ滝です。
 
 合地沢の支流に叶倉沢が流れています。
 岩盤がしっかりしているので、小滝がいくつもある沢です。
 沢の出口に民家が1軒あるだけで、流域には沢を汚すようなものはありません。
 水は抜群にきれい。何の問題もなく飲める美味しい水です。
 今回は省略しますが、林道の途中で伏流水がダイレクトに滝となって流れ落ちている場所もあります。

 叶倉沢上流にあるのが 魚止ノ滝。
 沢でもっとも大きく、かつ美しい滝です。

kks01.jpg

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 五月雨型の滝で、水量的にはこのくらいがちょうどいいようです。
 ゆったりと眺めていられる滝ですね。

 何年か前、釣り師隊員がイワナを捕えようとこの滝壷にはまってしまいました。
 未だに進歩なく、相変わらず同じ失態を繰り返しています。

 この上流にも滝は続いています。
 しかしここから先の林道は、地震や豪雨によって土砂崩れが起き、ほぼ崩壊しています。

                                   叶倉沢→合地沢気仙川→広田湾




  1. 2013/09/29(日) 17:10:45|
  2. 住田町の滝

滝神社の滝

                                           一関市の滝


 今回も引き続き岩手県南部、内陸にある滝。
 滝神社の滝 です。

 一関駅から真東方向に直線で約5kmほど離れた辺りに藤ノ沢という川が南北に流れています。
 北上川に注ぎ込む川で、丘陵地を抜けて流れ、水質はよろしくありません。
 その下流部に普賢沢という細い沢があり、藤ノ沢との合流点から少し上に滝神社が建っています。
 
 滝神社へ行くには、周辺の狐禅寺地区をうろうろすれば「藤ノ沢渓谷」という看板があちらこちらに立っているので、それを目当てにすればいいかと。
 ちゃんと説明したいのですが、実に面倒くさい場所にあり、分かってもらえる自信がありません。
 とにかく一帯が田んぼの最終地点に車を置いたら、丘陵地のてっぺんから川まで遊歩道をひたすらトコトコ下りるだけ。遊歩道の入口にはちゃんと標識があります。
 枝道はありませんから迷う恐れなし。
 おおよそ標高差100m以上、歩く距離500m以上。1kmくらい歩くのかもしれません。
 隊員たちとバカ話をしながら下りて行ったので距離感覚が掴めませんでした。
 道は人が並んで歩くくらいの幅しかないため、車では通行不可能です。

P9150002.jpg

 はじめから終いまでこんな道が続きます。
 景観的な変化がないのでちょっと退屈な道。
 ヤブコギ不要。長靴は履かなくても大丈夫でしょう。
 傾斜があるため、雨降りの時は滑りそうです。

 藤ノ沢が眼下に見え始めると、そろそろ遊歩道の終着点。神社が見えてきます。

P9150007.jpg

 滝神社です。滝神社の横に流れるのが、滝神社の滝です。
 滝神社にしろ、滝にしろ、もう少しネーミングをどうにかできなかったもんでしょうか?
 車社会の現代では、あっち行ったりこっちに来たりと遠出するもんだから、どこの滝神社でどこの滝なんだかこれだけでは訳分からなくなりそう。

P9150005.jpg

P9150003.jpg

 滝の形状は五月雨型。
 もう少し水量があれば様になりますね。
 雰囲気は悪くない滝です。

 滝壷を見ればお分かりのように、茶色く濁ってアブクが浮いています。
 なにしろ沢の水源は丘陵地にある溜池ですから、きれいな水を求めても無理というもの。
 画像右上にある2本のパイプが気になりますが、景観的にはいいもの持っていると思うんですけどねえ。
 
 南三陸滝見隊は、きれいな水こそ滝の命だと考えています。
 どんなにりっぱな滝でも水質に問題があるとゲンナリしてしまいます。
 肝心要の水質が悪くては再訪する気になれません。

                                      普賢沢→藤ノ沢→北上川


  1. 2013/09/28(土) 20:01:15|
  2. 一関市の滝

鏡滝

                                           一関市の滝


 岩手県南部、平野部にある水質の悪い滝、第2弾は、岩手県一関市にある 鏡滝 です。

 滝沢川という川にあり、川名の元になった由緒ある滝らしい。
 JR大船渡線 真滝駅 から北に3kmほどの、滝平 という場所にあるらしい。
 と、やたら滝の名が付いた一帯らしい。
 付近には岩手県立磐井病院が建っているらしい。

 まあこれだけの情報があれば、滝を探すのはチョロイもんよと3名で出かけてまいりました。
 ところがです。
 由緒ある滝だし平野部の滝だから、ちょっとした公園にでもなっているんだろうな、簡単簡単と見込んでいたのが大ハズレ。
 上流へ行っても下流へ行っても滝はありません。何処だ何処だと訳が分からず辺りを右往左往するばかり。
 
 情報は本当に正しいのか、もしかするとまったく見当違いの場所を行ったり来たりしてるんじゃないか、と悩みました。
 我々がオロオロした場所を地図でなぞってみると、ただ1ヵ所だけ潰していない箇所がありました。
 川の両側が岡で、そこだけ人の手が入っていない森になっていたところです。
 道がまったくなくて迂回せざる得ず、バイクどころか徒歩でも入れない場所でした。
 何に転用しようにも手がかかるからと放棄されたような所です。
 
 「ここしかねえべ。」
 「んだなあ・・・。」
 見るからに鬱蒼とした森で、侵入するにはある程度の決断が必要でした。
 しかし空白地はそこしかないとなれば、いやいやながらも突撃しなければ収まりがつきません。
 ツタやイバラが伸び放題。
 藪が深く、かき分けて1歩進むのも大変。
 蜘蛛の巣だらけだし、草の種が衣服にびっしりこびり着きます。
 藪の中は蒸し暑くて、たちまち汗が滴り落ちて来ました。
 それが嫌さに川床に降りれば、土砂が堆積して足がズボズボ入って抜けないし、岩場はぬらぬら滑るといった最悪の状態。
 少しでも油断すると足が滑って、小汚い水を被ることになりかねません。
 それでもあえぎあえぎ突き進むと、とうとう目当ての滝を見つけました。

P9230035.jpg

 これが 鏡滝 です。
 滝壷のすぐ前に岩盤が迫っているため、見る場所が限定されます。
 姿だけならなかなかカッコイイ滝だと思います。
 水量もあります。
 昔から知られた滝で、滝沢川の由来となった滝だけの格はあります。
 存在感のある滝です。
 この場所から人工的構造物が見えないのもいい点。

 が、いいのはここまで。
 何しろ、一番の要である水質が悪い。
 周囲は住宅地だし、田畑に囲まれているし、平野部の滝だしで、これでは水がきれいなわけがありません。
 どんな成分が流れ込んでいるのか分からない水です。
 環境もノーグッド。流れて来た大小のゴミが散乱し、川岸まで藪に覆われています。
 樹木が上を覆っているので、暗く湿っぽい感じです。
 ひとことでいえば、うす汚れています。

P9230034.jpg

P9230031.jpg

 環境整備が全くなされないまま放置されたのか、見捨てられた滝になってしまいました。
 せっかく立派な滝がこれでは、あまりに痛々しい。

                                         滝沢川→北上川



  1. 2013/09/27(金) 17:40:30|
  2. 一関市の滝

龍剣ノ滝

                                        一関市藤沢町の滝


 今回は、岩手県南の内陸部にある滝を3連発で紹介します。

 行く前からある程度の覚悟はしていましたが、この地域では建物が多く田畑の広がった丘陵地を流れているため、どの滝も水質はお世辞にも良いとはいいかねます。
 歯に衣着せずいうなら、ひどいもんです。程度の差こそあれ、どの滝も汚れています。
 滝見隊としては、おそらくもう訪れることはないでしょう。
 もちろん滝には何の責任もありません。
 人間がそんな状態にしてしまったのです。


 それではまず、第1弾目として 龍剣ノ滝 から紹介します。

 岩手県一関市藤沢町と宮城県登米市東和町の間を流れる川が相川。
 岩手県と宮城県の境界線になっている川です。
 だから「登米市の滝」としても間違いではないのですが、川に沿った林道が岩手県側にあるので、ここではとりあえず藤沢町にしておきます。

 相川にはかつて大きな滝があったそうです。
 それは故事由来から、「昌坊(まさぼう)滝」あるいは「来不来の滝」と呼ばれていたそうです。
 「来不来」も「まさぼう」と読みます。とても読めませんけど。
 その滝は今はもうありません。
 ダムが造られ、湖の底に沈んでしまいました。
 辛くも「まさぼう湖」と「正房橋」に名を残すのみです。

P9230026.jpg
 まさぼう湖。
 アオコが発生しているのか水の色は緑っぽい。
 滝はこの湖底に眠っています。

P9230027.jpg
 湖畔に奉られた水神。かたわらの石碑に「来不来」の文字が。

 まさぼう滝が無くなって、相川にはもう滝がないのか、といえば、まだ他にあります。
 ダムの500mほど下流に 龍剣ノ滝 が流れています。

P9230012.jpg

P9230010.jpg

 滝自体は悪くないです。
 清流だったら心落ち着くような滝です。
 しかし流れる水は濁っていて、淀みに泡が塊になっています。
 川床の岩はぬらぬら滑ります。
 薄く貼り付いた苔は薄汚れています。
 長く居られるような場所ではないですね。

 滝の付近には、岩に丸い穴の開いた龍剣石というものがあるという話。
 おそらく岩のくぼみに石が入り込み、水の流れで回転しているうちに穴が丸く大きくなっていったものではないかと推測しました。
 探してみましたが、どこへ行ったやら見当たりません。

 この一帯は景観の良い場所。
 水さえきれいだったら、散策コースにふさわしいはずですが、水の汚れがすべてをだいなしにしてしまい、雑草だらけで訪れる人もありません。

P9230019.jpg


                                          相川→北上川




  1. 2013/09/26(木) 18:25:18|
  2. 一関市藤沢町の滝

長沢川滝見行 5

                                          宮古市内の滝


 宮古市の長沢川滝見行、ラストはだいぶ下って来た長沢川から支流奥にある 龍王ノ滝 です。

 はっきりいって、なんだかなあと首を30度、いや90度にもかしげざる得ません。
 滝が悪いわけではない。というか、かなりいい滝なんですが。

 滝の流れる場所には摩訶不思議な建物群があります。
 その施設は 金剛山大霊場 といいます。
 道路脇には ようこそ竜宮城へ みたいなノボリが立ち並んでいます。
 寺か、と思えば寺でなく、神社か、といえば神社でもない。
 かといってノボリのような鯛やヒラメの舞い踊る竜宮城にはとうてい思えず。
 とにかく、寺とも神社とも自称していないのですが、何かの宗教施設には間違いありません。
 
 驚くのは、その色彩です。
 全施設極彩色に彩られ、日本人の好むワビ・サビとは対極的な光景が広がります。
 言葉は悪いですが、ゴテゴテ・ギトギトした雰囲気で、とても穏やかな気分ではいられない場所です。
 世の中にはこんなのを趣味にする人たちもいるんだろうな、と思ってしまいます。

 滝はそういった施設の最も奥に流れています。

DSC06762.jpg

DSC06759.jpg

DSC06755.jpg

DSC06754.jpg

 もう見るものすべてが なんだかなあ の世界です。

 せっかくの美しい滝を、何が何でここまでいじってしまうのか、小隊長には理解不能。
 滝は、何の手も加えず自然のままの状態が最も美しいのではないでしょうか。
 だからこれには唖然とするやら腹が立つやらがっかりするやら。
 小隊長の感性とはまるで異なるものを見せつけられてしまいました。
 ちょっと言葉にならないですね。

 無論滝が悪いわけではありません。
 すばらしい滝です。
 背後の岩盤の様子・樹木・滝壷・落差・水量・水質、自然の造形は文句なしにすばらしいと思いました。
 それを何故そのままにしておけないのかなあ。

 印象度  


                                       枝沢→長沢川→閉伊川




            おまけ
 

 今回の滝見行では本格的な滝探しは行いませんでした。
 そんな余裕はなかったというのが本音。
 でも通行途中、いくつかの滝を見つけていますので、最後にそれらを貼ります。
 どれも長沢川に注ぎ込む枝沢の滝です。

P9210004.jpg
 高さは十分にありますが、いかんせん水量がない。

DSC06789.jpg
 逆に水量十分ですが、落差がありません。

DSC06822.jpg
 これはあまり滝らしくないですね。

DSC06818.jpg
 いちばん滝として存在感がありました。
 マイナー規模ながらまとまりがあります。




  1. 2013/09/25(水) 19:04:15|
  2. 宮古市内の滝

長沢川滝見行 4

                                          宮古市内の滝


 布引観音白糸の滝から下りて来た我々は、そのまま北川目川から下がって来るはずでした。
 しかしニーハオ隊員が「この渓相だと上流にも滝があるに違いない。」と言い始めたため、とりあえず行ってみようということに。
 時間に押されて気が気ではないのですが、次回ということになれば、距離が遠いため再訪するのがいつになるか分かったものではありません。
 実際北川目の川を覗きこんでみると、確かに岩盤が至る所に露出したいい渓相をしています。
 この際だから、多少帰りが遅くなったとしてもざっくり見ておけば今後の滝見行に役立つかも、と走り出しました。
 このことが幸いして、滝見隊はすごい滝を見ることになったのです。

DSC06793.jpg

 枝沢ではありません。北川目の本流です。
 そのため水量豊か。豪快のひと言。
 逆S状に流れ下る滝です。

DSC06804.jpg

DSC06808.jpg

 両側が切り立った断崖になって、撮影ポイントが限られるのがおしい。
 さらに残念なのが、滝の真上にコンクリ橋が架けられていること。
 道は滝の上を通す以外ないような狭い地形なのでそれも仕方ありません。
 車で通過したらどこにあるか分からないかもしれません。

DSC06799.jpg

 それにしても風格のある見事な滝です。
 広くてやたら深い滝壷。クリアな水。

 この滝のたもとには鞭牛和尚の建てたといわれる石碑が並んでいます。

DSC06809.jpg

 この滝があったからこそ碑を建てたのは明らかです。
 必ずや名前のある滝に違いない。
 そう思った我々は、近くの畑で農作業をしていたバアちゃんに近付いて行きました。
 バアちゃんは、胡散臭く風体の怪し過ぎる5人連れがゾロゾロとそばに寄って来たので腰を抜かさんばかり。
 しかし、事情を説明すると、「知らない。聞いたこともない。」との返事。
 「んじゃ、あの滝なんて呼んでるんだべ?」
 「ただの滝。」とのこと。

 う~ん、それじゃあ余りにも可哀そう。
 というわけで、とりあえず 牧庵ノ滝 と呼ぶことにしました。
 牧庵 とは鞭牛和尚のことです。

 予備知識がまったくないまま見たためインパクトの大きい滝でした。

 印象度  

                                     北川目川→長沢川→閉伊川





  1. 2013/09/24(火) 19:05:32|
  2. 宮古市内の滝

長沢川滝見行 3

                                          宮古市内の滝


 長沢川本流から場所を変え、今度は支流の北川目川を登って行きました。
 道路沿いに石碑や小さなお堂が見えて来ました。
 そこが布引観音白糸の滝入口になります。
 やはりここにも滝の在り処を示す標識などはありません。

DSC06814.jpg

 「観音」というから、お堂の中は観音様かな、と階段を上がってみたら

DSC06810.jpg

 何故かお不動さんでした。
 布引観音の社は、ここから沢伝いに斜面を200mばかり登った場所にあり、白糸の滝はその社殿の裏側に流れていました。
 道はちゃんとありますからヤブコギ等の必要はありません。

DSC06737.jpg

 上下2段構造の高滝。美しい滝です。

DSC06749.jpg
 上滝。直瀑です。

DSC06743.jpg

 下滝。
 岩肌を滑り降りるように流れています。
 滝の周囲はぐるりと岩盤。

 水量は僅かですが、この滝にはこれで十分な量に思えます。
 静謐で穏やかな流れ。
 神社があるという物理的なものだけでなく、精神的にも宗教的な気分になる滝です。
 じっと眺めていると心が落ち着いてきます。

DSC06752.jpg

 欠点をあげつらうのが馬鹿馬鹿しくなってくるほどすばらしい滝だと思います。
 ていうか、これ以上何が必要なんでしょうか。

 印象度  

                                  
                                  枝沢→北川目川→長沢川→閉伊川



  1. 2013/09/24(火) 18:24:48|
  2. 宮古市内の滝

長沢川滝見行 2

                                          宮古市内の滝


 鵜主ノ滝 を見た後、南川目の林道を下りて来た我々が向かった先は、下流の枝沢にある 十三仏ノ滝 でした。

 最初から貼っとけばよかったのですが、今回南三陸滝見隊が巡って来た滝の概略図です。

nagasawa.jpg

あくまで大雑把なもので正確ではありません。
 位置関係が分かればいいかと。
 ご覧のようにひと山越えた南側は岩手県山田町になります。

 十三仏ノ滝は十三仏史跡入口(案内看板有り)から長沢川上流300mくらい進んだ最初の枝沢にあります。
 滝見隊は逆方向から来たので、1本目の沢か2本目の沢かでちょっと迷いました。
 正解は、1本目の沢でした。枝沢出口付近にかすかな踏み跡が残っていたのを判断のよりどころにしました。
 時間がなくて登ることは叶いませんでしたが、2本目の沢にも滝がありそうです。
 
 沢の入口から十三仏ノ滝までは確かな道がありません。
 それらしきものはありますが、滝に到達するまで至っていません。
 沢から離れないように登って行けば、20分程度で到着します。
 ゴロゴロした岩場が多く、沢を渡ったりと、かなり歩き難いです。
 滝はすぐそばに近付くまで見えず、角を曲がったとたん眼前に現れます。
 隊員から「おおっ!!!」と喚声が上がりました。

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 すばらしい。すごい。唖然。茫然。
 大量の水というわけではないので、轟音がこだまするようなことはなく、大滝の割には静かな滝です。
 秘境にある幽玄な滝。陶然となる美しさ。
 腑抜けになったように見とれてしまいました。
 大きく分ければ、上の大滝と、下の細い滝の2段構造ですが、良く見れば、大滝の上にも滝が流れています。

DSC06776.jpg

DSC06772.jpg

DSC06769.jpg

滝壷は岩盤のせまい溝のような場所に少しだけ。
流れる水はあくまで清冽。クリアで美味しい。
 そのため水の流れ落ちる岩盤もきりりと輝いて、ぬめぬめしたところがまったくありません。
 貼り付いた苔が美しい。
 大滝なのに三陸の滝の特徴をしっかり持っています。

DSC06764.jpg

DSC06779.jpg

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 これだけの大滝でありながら、沢の入口には案内板ひとつありません。
 何でやねんといいたくなります。
 道がないから案内板がないのか、案内板がないから道ができないのか。
 個人的にはこのまま放っといてもらったほうがいいけれど、地元にとっては大きな財産。
 少しでも地域の活性化を考えたら、こんなすばらしい滝を埋もれたままにしておくのは宝の持ち腐れじゃないでしょうか。
 
 この辺りには昔、道を開拓した鞭牛和尚の塚や遺跡が数々あり、そのひとつひとつに案内板や標識が建てられています。郷土の偉大な功労者でありますから至極当然のことだと思います。
 ならば、そのついでに大きな滝の入口にも目印となるようなものをちょこっとでも建てられなかったのだろうか、と思うのは小隊長だけでしょうか?
 石碑のなかには、あきらかに滝を意識して建てたと思われるものもあるんですけどね。

 来て良かった、来た甲斐があったと、十二分に満足感を得ることのできるすばらしい滝です。
 

 印象度 

                                       
                                       枝沢→長沢川→閉伊川





  1. 2013/09/22(日) 19:19:55|
  2. 宮古市内の滝

長沢川滝見行 1

                                          宮古市内の滝


 気仙沼で被災し仙台近郊に移住したドンコ元隊員が特別参加することになりバイク5台での滝見行となりました。
 ひとりでも増えると何だかうれしいっすねえ。
 何名になっても隊のグダグダぶりは相変わらずで、最初「道の駅さんりく」で待ち合わせる予定が気仙沼の滝バカとドンコから遅れると連絡があり、とりあえず3名で出発。
 次の「道の駅山田」で待っていたところ30分遅れでようやく全員集合という体たらくぶり。
 「何バカ面並べて立ってるんだ? さ、行くべ行くべ。」と滝バカ。あいかわらずまったく反省の色なし。
 時間に押され先が思いやられる出発になりました。

 今回の行き先は宮古市長沢川周辺の滝々です。北川目地区や南川目地区近辺。
 この辺は北上山地の奥深いところ。
 急峻な山々に囲まれているため、見事な滝がいくつもあるという情報。
 長沢川に流れ込む枝沢を見ると、地形・水量・地質から見て、まだまだ見知らぬ滝がありそうに思えますが、ここは北三陸の山の中。
 南三陸滝見隊にとっては、時間的にも疲労度においても滝探しの限界点を越えています。
 沢に入れば必ず有るに違いないと思っても、あらかじめおおよそ在り処が分かる滝を何か所か回るという選択肢しか取れないのが残念。
 コースの途中でまだ見ぬ滝にぶつかればラッキーでしょう。
 この日1日で何か所かの滝を巡りましたので、順次紹介していきます。

 まず最初に向かったのが 鵜主ノ滝。
 長い長い林道をひたすら登っていきます。
 延々と続くガタボコ道がいきなり舗装路になったあたりが滝への下り口。
 なんでそこだけ舗装路なんだか分かりません。

P9140001.jpg

 見失いそうな鵜主ノ滝の標柱。
 前回訪れてだいたいの位置を知っているから停まれたものの、初めて訪問したら樹木の影になってまず発見できないシロモノ。
 しかも前回は馬鹿正直に標柱の真下から急斜面を降りていったために、着いた先が滝の真上。
 やむを得ず滝の上からザイル降下することになりビビリまくった記憶が残っています。
 で、今回は、かなり下流から3名のザイルを繋ぎ合わせ川に降下しました。
 前回の恐怖感と疲労度から比べたら雲泥の差。
 林道を支えるコンクリート擁壁で少し汗をかきましたが、他は楽チンといってもいいくらい。

DSC06731.jpg

DSC06721.jpg

DSC06724.jpg

 うまく撮りたいと思っても完全な逆光、ひどい画像になってしまいました。
 申し訳なし。

DSC06733.jpg

 秘境といってもいいような場所にあるおごそかな感じのする滝です。
 よくぞこんな滝を見つけたものですね。
 この滝の規模からみてやや水量不足かなと思うものの、他はほぼ完璧。
 うっとり眺めるだけでした。すばらしい滝です。

                                    長沢川本流→閉伊川→宮古湾



  1. 2013/09/21(土) 22:11:08|
  2. 宮古市内の滝

大洞不動滝

                                          大船渡市の滝


 強い風と時折雨がバラバラと降って来る台風一過にはまだ早い時刻、岩手県大船渡市にある大洞不動の滝を訪れました。
 来たのはもう4回目あるいは5回目くらいになるでしょうか。

 前回は渇水期で流れる水があまりに少なく、滝らしくありませんでした。
 元々短い枝沢のため平常時は水量がごくわずかのようです。
 今度はどうでしょう。

P9170025.jpg

 滝の周辺部。
 木々がうっそうと茂り、暗くてひっそりしています。
 滝のある景観としてはとてもいいものを持っています。
 が、横にある不釣り合いな小屋がどうしても気になります。
 元々は不動尊が安置されていたのかもしれません。
 ガラスが割られ、周囲に散らばっています。中はがらんどう。

 上滝と下滝の間にも小さな祠があります。
 こちらも崩壊寸前で、鈴1個だけありました。

 古くなって壊れた建物があると打ち捨てられた感があってうら寂しくなるし、不気味でもあります。
 信仰していないのなら人工物はさっさと片付けた方がいいんじゃないのかなあ。
 下界は大津波によって人家が流され、とても神様どころじゃないんでしょうね。

offt03.jpg

 下滝。
 滝の横には不動明王のちっちゃな石像が残されています。
 木の枝や枯葉が積もっていたので、滝を見た返礼にそこだけ掃除させてもらいました。
 
 降雨がかなりあったはずなのに、それでもそんなに水量は多くないです。

offt02.jpg

oft01.jpg

 静かに流れ落ち、ひっそりした環境と相まって神秘性の高い滝です。

offd04.jpg

 こちらが上滝。
 相当量の土砂が堆積し、滝壷が完全に埋まっていました。

 一応、アクセスを紹介しておきます。
 岩手県大船渡市赤崎町の後の入川枝沢にあります。
 湾岸の県道から、後の入川に沿って数百m上がると、後の入橋があります。
 そのたもとから東の山に向かって小さな沢があるので、それに沿った林道をどこまでも登って行くだけ。
 やや荒れた林道をただ登っていくと、やがて横断するような格好で整備された林道に突き当たります。
 普通車でも何とか行けるんじゃないでしょうか。車はその辺りに置けばOK。
 後は沢沿いに100mほど歩いて行けば突き当たりに滝が流れています。
 整備された林道の方を来れば楽なように思えますが、やたら時間がかかります。

 気仙地区在住者ならともかく、遠方からわざわざ訪れるほど価値があるかといわれれば、ちょっと疑問です。
 小隊長の好きな滝のひとつですけど。

                                    不明沢→後の入川→大船渡湾


  1. 2013/09/17(火) 20:24:04|
  2. 大船渡市の滝

女川の滝

                                           女川町の滝


 小隊長にはかなえられない夢があります。
 絶望的な夢です。
 それは、今あるズタボロの軽トラを処分し、ピックアップトラックを買うこと。
 荷台にバイクを乗せれば遠くまで滝探しに行けます。
 行き帰りが格段に楽チン。
 雨風だってしのげます。車内で休むこともできます。
 
 しかしそれを家人に言ったところで「バーカ」のひと言で終わり。
 いくら言い争っても、これまでただの一度も勝ったためしがありません。
 自分の半分もない奴にどうして毎度毎度完膚なきまで叩きのめされてしまうのか、情けないったらありゃあしねえ。
 ま、それだから家庭内がなんとか収まっている、と負け惜しみ承知で自分を納得させているんですが。

 今回は女川町の滝です。
 我々は自らを 「南三陸滝見隊」と称してあちこち行き当たりばったりウロウロしていますが、それにもかかわらず南三陸で過去一度も滝探しに入ったことのない町がありました。
 そうです、宮城県女川町です。

 なぜなら、簡単に言えば、いい滝が無さそうだし行くのがめんどくさいから。
 南側の石巻から入るのは実に簡単。道路も整備されています。
 ところが北側の南三陸町側から入ろうとすると一筋縄ではいきません。
 経路がめんどくさいし、やたら時間もかかります。
 滝探し以外でこれまで何度か女川には行ったことはあります。
 女川町に対して何の恨みもありませんが、その都度うんざりさせられて、ただただめんどくっせーという思いしかなかったのです。

 隊員から 「そろそろ女川行がねえが」 と聞かされて最初に思ったことは、バイクでは行きたくないということと、冒頭のピックアップトラックが欲しいということだったのです。

 我々はよそ様のバイク乗りのように整備された道路をひたすら走るのが趣味とは違います。
 一見、土建屋のような水産関係者のような異様な風体で国道や県道をヨタヨタ走っています。主目的がロードライダーとは違うからです。林道に入ってからが勝負。
 正直いってバイク乗りの風上にも置けないみっともなさだし、何時間も乗り続けるのはかなり苦痛です。
 バイクはA地点からB地点までの移動手段としか考えていないので、その間隔は短ければ短いほどいいのです。

 だから隊員の提案に、あ~あ、遂に女川という禁句を出しやがったな、としか思いませんでした。
 根本的に、女川町は北上山地の南の外れに位置しているものだから、大きな滝なんぞあるわきゃねーだろという思い込みが強かった場所です。

 しかし「南三陸」の名を名乗る以上いつかは行かなければならない場所でもあるので、今回しぶしぶながら出かけることに。山道に入ることを考えるとやっぱりバイクで行くしかありませんでした。
 

 ここからやっと本題。
 来て、見て、驚いた。
 宮城県女川町の女川は滝の川でした。
 まるっきり予想外。
 やっぱ、実際に入らなければ滝探しは分かりませんね。
 とびきりデカい滝はありませんが粒ぞろいです。
 下流から上流に向かって一挙に貼ります。

P9090018.jpg
 規模としてはいちばん。景観も良し。

P9090025.jpg

P9090028.jpg

P9090032.jpg

P9090037.jpg
 一枚岩盤から流れ落ちる滝。
 

P9090042.jpg
 見た中では最上流の滝。
 落差のある段瀑。

 どれもこれも見ごたえあります。
 水量十分だし水質良好です。
 支流や枝沢を探検すれば、まだまだあるに違いありません。
 観光客だって十分に満足できる滝々が並んでいます。
 ちゃんと整備すればりっぱな観光資源になります。
 大震災で人口が半減してしまった女川町、余計なお世話ですが復興に海ばかり向いていないでこの川の滝廻りも活用したらどうだろうと思わずにいられませんでした。

 女川からの戻り、町中で発見したあっと驚く滝。

P9090045.jpg

 落差30mはありそうな見事な高滝です。
 地形図を眺めてもどこから流れて来るものやら判断できず。
 沢がなく、落ちるはずの無い場所から落ちています。
 滝の落下点になっている上に回り込んでみたら、なんと浄水場がありました。
 人工滝と言われなきゃ分からないほどのなんちゃってぶりです。


                                          女川→女川湾



 



  1. 2013/09/15(日) 19:23:58|
  2. 女川町の滝

源内畑の滝

                                          大船渡市の滝


 岩手県大船渡市後ノ入川支流にある 源内畑の滝です。

P9120002.jpg

P9120006.jpg

 小滝です。
 しっかりした岩盤があり、滝壷も備わっているので、雰囲気があります。
 水量は少なめ。見栄え的にはこの2~3倍水量がほしいところ。
 穏やかで和み系のおっとりした印象の滝です。
 ド迫力な滝もいいです。でもこんな滝もほっとします。
 メーンのオカズにはなれそうもないけれど、キュウリとか白菜の漬物的存在ですね。

 この後、近くの 大洞不動の滝 へ足を向けてみました。

P9120010.jpg

 世界観のある滝で、独特な雰囲気を持っている滝です。
 今回は、まったく水量が足りませんでした。
 この画像は下滝だけです。
 上滝にも行こうと思っていたのですが、あまりの水量の無さに登る気力を無くしました。
 そのうち雨が降った後に来てみようかと思っています。

                                    各支流→後の入川→大船渡湾


  1. 2013/09/14(土) 21:07:27|
  2. 大船渡市の滝

ややこしい場所の滝

                                           石巻市の滝


 北上 といっても岩手県北上市ではありません。
 女川 といっても宮城県女川町ではありません。

 石巻市北上町に流れているのが女川。
 さほど遠くない場所に女川町があり、同名の女川が流れているので、ちょっとややこしいです。
 どうして女川が近い場所に2つもあるのか?
 遠い昔の阿部貞任伝説に関係するらしいのですが、ここでは省略します。

 そういえば、岩手県と宮城県に同名の東和町があって、岩手県南の沿岸からはほとんど同距離なもんで、これもややこしいひとつでした。
 さらにいえば、登米という地名には、「とめ」と「とよま」の2つがあって、どっちも使われているからこれもややこしいです。

 さて、宮城県石巻市北上町の女川の滝です。

 岩盤が露出しているし水量もまずまずな川ですが、「どうだ、すげーべ。」といったような滝はありません。
 見方によったら滝と呼んでもいいんじゃないか、と思われるようなレベルのものしかありません。
 かろうじて、誰がみてもこれなら滝でしょう、といえるのがこれ。

P9090001.jpg

P9090005.jpg

 雰囲気はなかなかよろしいんじゃないでしょうか。
 広い滝壷もあります。
 印象度  

 ずっと下流にはこんなのもありました。

P9090009.jpg

 段瀑の斜瀑といえばいいのか。 

 上流の峠付近にひなびた温泉旅館があり、そのせいで飲むわけにはいきませんが、それを知らなければ清流といってもよいきれいな川です。

                                       女川→北上川→追波湾


  1. 2013/09/13(金) 17:45:25|
  2. 石巻市の滝

別当大滝

                                           住田町の滝


 行こうと思えばいつでも行ける。距離は大したことないし、アクセスも簡単。
 地元では名の知られた滝ではあるけれど、個人的にはそれほど好みでない。
 そんな滝には得てして足を向けなるものです。

 岩手県住田町の住田街道、赤羽峠に近い場所にあるのが 別当大滝で、この滝、環境が小隊長の好みでないせいか、しばらく訪れていませんでした。
 とあるハイキング・ブロガーさんの記事を見ていたら、川まで降りる道が新設されていることが分かりました。
 ほぼ地元といってもいいようなところに住んでいる小隊長としては、遠方の方から紹介されるのは、何とも面映ゆいというか、面目ないというか、おもさげなございません(使い方はこれでいいのか?伊達藩在住者としては意味すら分かりません)。

 今回たまたま近くを通る機会があったもので別当大滝に寄ってみました。

P9070034.jpg

 なるほど、新たに道路から川に向かって階段が整備されていました。
 地面にはウッドチップが敷かれ、さすが林業の町といったところ。
 こりゃラクチンと、階段を降りて行くと、

P9070032.jpg

 なんでやねん、杉の木の前で階段は突然終わっているのです。
 目の前には小さな崖があり川が流れ、最終地点から別当大滝の姿は見えません。
 ここからどうせいっちゅうんでしょうか?
 せっかく階段を作ったのだから、崖を削って道を作るとか、川に石を置いて渡らせるようにするとかできそうなものですが。
 我々は常時長靴・ウエイダー・ゴム手袋等を装備しているので何ら困ることはありませんが、通常の靴で訪れた人は途方に暮れるんじゃないでしょうか。
 とにかくなんとも中途半端な設備です。

 川に入りバシャバシャ上流に向かうと、すぐ現れるのが枝沢からの小滝。
P9070006.jpg

 位置関係はこのようになっています。
P9070030.jpg

 左が上の画像の小滝。
 右奥に別当大滝が流れています。
 遊歩道の階段は、小滝からさらに下流、もっと左手にあります。

 そして、別当大滝 です。

P9070009.jpg

P9070019.jpg

P9070013.jpg

P9070011.jpg

 全然悪い滝じゃないですよ。
 見栄えはするし、水量十分。水もきれいです。

 あえて欠点をあげるとすれば、滝の横が護岸工事されていること。
 民家の庭先にあるため、どうにも落ち着けないことでしょうか。
 良くも悪くも人里の滝なんですね。

 アクセスは簡単です。
 国道340号線、住田町から遠野市に向かう赤羽峠線(通称 住田街道)の赤羽トンネルから近い、坂本川に沿った下の道にあります。
 「西野」というバス停が目印。そこから50m程下った辺りに滝の標識があります。
 後は階段を降りるだけ。
 ただし長靴持参でおでかけください。
 水量が多いと、それでも見られないことがあるかも。

                                      坂本川→気仙川→広田湾



  1. 2013/09/12(木) 19:42:40|
  2. 住田町の滝

中甲子の滝

                                          大船渡市の滝


 大船渡市の盛川支流、鷹生川にある 中甲子の滝 です。

 川幅いっぱいに流れ、堂々として見ごたえのある滝。

P9080016.jpg

 滝は間に突き出た岩盤によっておおよそ3つのパーツに分けられています。

 こちらが正面左側の流れ。
P9080008.jpg

 そしてこちらが、中央部と右側の流れ。
P9080006.jpg

 3つの流れを分割したとしても、それぞれが十分に鑑賞に耐えられる滝です。

 以前書いたように、上流すぐの場所に巨大なダムの堤体があるため、のしかかられるような圧迫感があります。
 これを避けて撮ろうにも、どうやっても人工物が写り込んでしまいます。
 景観としては大きなダメージになりました。
 正直うっとうしい。

 水質がいいようには見えません。
 うっすらと茶褐色に濁ったような色をしています。
 ダム湖に沈殿した枯葉のせい?

 滝の下流部には、魚の姿がありました。
P9080012.jpg


 実は、中甲子の滝 というのは通称です。
 中甲子という地区にある滝だという意味。
 中甲子には他に滝はないので、これで十分なんですけど。
 
 本来というか、公には 第二の滝 といいます。 岩手県の公式文書に記載されています。
 でもそれを地元民に言っても「何それ?」でしょう。

 このことを含め、鷹生川には2つの大きな謎があります。
 「第二の滝」というなら、「第一の滝」はどこにあるのか?
 いつぞや滝見隊は鷹生川上流を探ってみましたが、その名に値するような滝は発見できませんでした。

 可能性としては2つ。
 ひとつはダム湖によって水没してしまった。これは大アリだと思います。
 もうひとつは、支流 葡萄沢の滝(UP済) がそれではないのかということ。

 そして2つ目の謎。
 鷹生川上流、大沢には、100mはあろうかという滝が流れているらしい。
 幻の滝です。画像はないけれど、文書は残っています。
 滝見隊はこれまで大沢に2度入渓してこの滝を探しました。
 しかし何れも見つけることが叶いませんでした。
 どうやら大量の雨が降らなければこの滝は現れないのではないかと推定しています。
 ということは雨後に登れば見ることができるのか。
 しかし登山道はとっくに崩壊して道は跡形もありません。
 大沢上流部は巨大な岩石をよじ登りながらの沢登りか、斜面をヤブコギして登攀するか、どちらかの方法しかなくなっているのが現実。
 もし滝が本当にあるのなら、相当難儀することが予想されますが、いつかは真近に見てみたいと思っています。

さらに別のwebには40m級の滝があると記されています。
 ただし傾斜が緩く巨岩が積み重なった滝とのこと。
 これには滝見隊、覚えがあります。
 大沢の源流部は巨岩だらけで2~3mクラスの滝が延々と続いているため、とらえ方によってはひとつの連続した滝と見ることも可能だからです。
 だから100mの滝というのは、この小滝の連続した流れを合算して言っているのかもしれませんね。

                                      鷹生川→盛川→大船渡湾


  1. 2013/09/11(水) 20:21:23|
  2. 大船渡市の滝

白土川の滝

                                       花巻市 東和町の滝

 岩手県の釜石自動車道が遠野市鱒沢地区まで伸延したのは昨年のことだったでしょうか。
 新たな区間にはじめて乗り入れた時、高架橋を通過しながら下にまだ入ったことのない沢があるのを発見して、ちょっと気になっていました。

 それが田瀬湖に流れ込む白土川です。
 花巻市の境界線が舌のように突き出した場所で、旧東和町になります。

 水量そこそこで傾斜があり、あちこちに岩盤も露出して、条件的には滝がたくさんあってもおかしくない沢。
 ところがいくら探せどないんですね、これが。

DSC06712.jpg

DSC06709.jpg

 ずっとこんな調子です。

 だめかと諦めかけていた時にようやく滝らしきものを発見して、崖を降りて行きました。

DSC06717.jpg

DSC06714.jpg

 画像ほどいい滝ではありません。
 岩盤の溝を左右にぶつかりながら流れ落ちています。
 景観的には悪くありませんが、どうしても規模が小さいため見栄えがしません。

 印象度  

 このあと、林道を登りきって五輪峠に向かう予定でした。
 五輪牧野を横切って峠道に出る直前、なんとゲートが閉鎖されて道に出られなくなっているではありませんか。
 本来は牧野の中によそ者が侵入しないようにゲートを閉めているはずのものが、我々は反対方向の裏口から入ってしまったため、逆に外に出られなくなったのでした。
 ゲートの横は、雨水を流すために深い溝が掘られています。

 「どうする。引き返すか?」
 「また戻るのかよ・・・。えらい時間喰うなあ。」
 「んじゃ、またあの手しかねえべ。」
 バイクをいったん溝の底まで下ろし、反対側から3人がかりで引きずり上げようという魂胆。
 「この前、遠野の白滝の上でやったばっかりだべよ。なんで俺ら、いつもこんなことなるんだ。」
 「しらんがな。だったらおめえだけ戻るか?」
 「いやいや、そういうわけじゃねえけど。やっぱ後先考えない行き当たりばったりの計画立てまくる隊長がいちばん駄目なんだべなあ。」
 それでも何とか泥だらけになりながらバイクを引きずり上げ、五輪峠を下った滝見隊でありました。

                                 白土川→田瀬湖→猿ヶ石川→北上川



 
  1. 2013/09/10(火) 20:31:58|
  2. 花巻市 東和町の滝

蛇滝

                                           遠野市の滝

 これも早池峰神社総本社から近い蛇滝沢の 蛇滝 です。

 遠野市には著明な滝がいくつかあります。
 この近くにも、蛇滝沢が流れ込む滝川上流に遠野市で最も名の知られた 又一ノ滝 があります。
 それらの滝から比べると、知名度・規模においてやや下回る滝です。
 しかし雰囲気とか周辺環境では決して見劣りしません。

DSC06610.jpg

DSC06612.jpg

DSC06613.jpg

 蛇滝のすぐ上にも滝があります。

DSC06619.jpg

 きれいな水。
 周辺は自然林で景観も良好。
 林道の脇にあるので、路上からも見ることができます。

                                  蛇滝沢→滝川→猿ヶ石川→北上川


  1. 2013/09/09(月) 20:25:41|
  2. 遠野市の滝

ジロイシ沢の滝

                                           遠野市の滝


 引き続き遠野市猿ヶ石川にそそぐ枝沢の滝です。
 今度も重湍渓近くの沢、ジロイシ沢に入りました。
 初めは特に気にするでもなく沢の前をを通過してしまいました。
 各隊員もこの先の重湍渓に気をとられていた様子。
 しかし、ふと気になって200mほど過ぎたところでUターン。
 傾斜がきつく山道が荒れていることもあって、沢の出口にバイクをデポして歩くことに。
 水量はありませんでしたが、地形に期待しました。

 10分ほど登った辺りですぐ、崖下に滝を発見。

P9070004.jpg

 落差があります。
 でも倒木・流木に加え、洪水で流されてきた岩石がいっぱい。
 これらを片づければ見られる滝にはなるかと思います。

 印象度  

 この滝上流は傾斜が緩やかになっているため、効率を考えて引き返しました。

                                   ジロイシ沢→猿ヶ石川→北上川




  1. 2013/09/08(日) 20:23:22|
  2. 遠野市の滝

ナベコ石沢の滝

                                           遠野市の滝


 いい滝を探し当てました。
 ひさしぶりの大発見です。
 ホームランではないけれど、3塁打くらいの価値はありそうです。

 今回の滝探しは岩手県遠野市を流れる猿ヶ石川上流。
 おおよそ重湍渓のあたりから早池峰神社総本社の周辺部。
 猿ヶ石川に流れ込む支流や枝沢を登ってきました。
 何回かに分けて掲載します。

 まずは重湍渓下流側にあるナベコ石沢。
 沢沿いに林道があります。
 だけどぴったり寄り添っているわけではなく、下流域は林道からだいぶ距離があります。
 間に樹木で覆われた急斜面があったり、藪がはびこって流れが見難い状況。
 水量があり傾斜も急で地質的にもしっかりしているので、ここならひとつくらいあるだろうと期待して入りました。
 林道と沢の間には濃密な草木が生い茂り、いちいちヤブコギして沢を見なければならず、かなりやっかいな沢でした。

 こんな時役に立つのが気仙沼隊員の耳。
 他の3人には判断できない遠くの滝の音を聞き分けることができるのです。
 「ある!」 というので、雨に濡れた藪だらけの斜面を慎重に降りてみると、
 
 「あったぁぁぁっ!」
nabe03.jpg

nabe02.jpg

誰が見ても滝と分かる部分から、さらに傾斜のゆるい斜瀑(ナメ滝)がおよそ20m余りも続く、見ごたえある姿をしていました。
 裾がえらく長い滝です。
 本来の滝部分だけでも十分鑑賞できますが、真骨頂はやはりこの斜瀑がくっついていることでしょう。
 こんな滝はそうそうありません。

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nabe05.jpg

nabe06.jpg

 滝壷はありません。
 滝自体は岩盤ではなく、巨岩が積み重なったもの。そこが少し残念。
 川床は階段状の岩盤がずっと下流まで延びています。

 ナメ滝の川床を何度か往復しました。まったく滑りません。
 水質はいいし、景観も良し。
 滝まで降りる道を整備すれば、遠野市の自然遺産がひとつ増えるのでは。

 後に検索してみましたが、この滝に関しては地元のブログでも扱っていないようです。
 まだ一般には公になっていない滝ですね。
 見栄えのする滝ですから、このまま放っておくのはずいぶんもったいないなと思ってしまいました。

 印象度  

                                   ナベコ石沢→猿ヶ石川→北上川





 
  1. 2013/09/08(日) 11:34:01|
  2. 遠野市の滝

廻立渓谷の滝

                                           住田町の滝


 過去一度紹介しました。
 気仙川支流、新切川の合流点から300mほど上流部に、長さ100mあるかないかといったちっちゃな渓谷があります。
 廻立渓谷というのは地区の名をとって便宜的に付けた名で、実際はそんな名前すらない場所です。
 穴場中の穴場。地元民以外誰も知らないような所ですが、滝が連続し見ごたえがあります。
 難点は、渓谷へ降りる道がないし、眺められる安定した場所もないこと。
 返って上から全体を眺めた方がいいような気もします。
 上流には民家が続いて田畑もあることから、それほど水質がいいわけでもありません。

P9010009.jpg

P9010015.jpg

P9010019.jpg

P9010022.jpg

 滝を見るというより景観全体を楽しみたい場所ですね。

                                 岩手県住田町  新切川→気仙川


  1. 2013/09/05(木) 20:15:09|
  2. 住田町の滝

須崎川支流の滝

                                          大船渡市の滝


 大船渡市の市街地(ったって、津波で流されましたけど)を流れる須崎川。
 須崎川といえばなにはともあれ馬越大滝 です。

DSC04462.jpg
                          (2013年2月撮影)
 大船渡市内限定では、ベスト3、どう転んでもベスト5には大威張りで入るりっぱな滝です。
 車を停める場所が遠くて見に行き難いのがネック。
 今回の話題はこの滝ではありません。
 
 その須崎川の中流域に支流が合流しています。
 沢の名は分かりません。
 そこそこの水量はあります。
 この沢を登ってみました。
 上流の滝から貼っていきます。
 大きな滝はありませんでした。

P8250015.jpg

 ちょっとめっけものの滝。
 悪くないです。
 岩盤しっかりしているし、滝壷もバッチリ。
 水質良好なのに、なぜか苔が少ない。
 


P8250023.jpg

 一応直瀑なんだけど、水量が少なくて迫力なし。
 


P8250027.jpg

 滝の形状をしているだけでこれといったアピールポイントなし。
 


P8250034.jpg

 斜瀑。
 迫力はありませんが、岩盤がしっかりしていて雰囲気の良い滝。
 何より、深くえぐられた岩盤の滝壷がすばらしいです。
 樹木に覆われ暗い環境。
 シーズンが代わったらまた来てみたい滝。
 


P8250040.jpg
 仁田ノ滝。
 これだけは名前があります。
 沢の出口付近にある滝で、本流沿いの林道の橋から見ることができます。
 今回は水量不足でちょっとがっかり。
 通常なら川幅いっぱいに流れもっと見ごたえ感があります。

                                      支流→須崎川→大船渡湾




 
  1. 2013/09/04(水) 18:22:22|
  2. 大船渡市の滝

大槌川 枝沢の滝

                                           大槌町の滝


 いささか落ち穂拾いの感は否めません。
 沢に入れば必ず大きな滝があるってもんじゃないですから。
 岩手県大槌町を流れる大槌川の枝沢にあるこじんまりした滝々を拾い集めて来ました。

 まずは、柾内沢にある 中柾内の滝。

P8240003.jpg

 日差しがあるにもかかわらず、森が深くて日光が下まで届きません。
 で、お見苦しい画像になってしまいました。
 コンパクトにまとまったソコソコな滝。
 サワガニがいるくらいですから水質は良好。
 もう少し明るい環境であれば良かった。
 印象度 

 
 続いては、尺大沢にある小滝。

P8240020.jpg

 岩の配置がどことなく人工的な感じのする滝。
 実際そうなのかもしれません。
 農地に水を引き込むため、石を組んだ滝も時々目にします。

P8240017.jpg

 そこからさらに上流の小滝。
 水質や苔の具合はとてもいいです。
 洪水で流されてきたのか滝壷に岩石が堆積してしまい、落下した水がはじかれてしまっています。
 

P8240025.jpg

 画像で見るよりずっといい滝。
 沢の両側が岩盤になって、雰囲気のある滝。
 落ち着ける滝でした。
 

 お終いは、以前紹介したことのある折合川出口近くの 若宮八幡の滝。

P8240026.jpg

P8240030.jpg

 コントラストがきつくて小隊長のコンデジではどうにもならないっす。
 水量豊富。
 一帯は岩盤に覆われ、ちょっとした渓谷のようになっています。
 落差はありませんが、水量があるので見ごたえあり。

                                       大槌川支流 各沢。





 
 
  1. 2013/09/03(火) 18:44:06|
  2. 大槌町の滝

夏の思い出

                                      道草・寄り道・油売り


 ども、ニーハオ隊員です。

 あちこちで撮った夏画像を貼ります。

P8030044.jpg
 シオカラトンボ
 子供の頃と比べたらめっきり少なくなりました。

P7300011.jpg
 只今食事中。
 こちらはまだまだ多い。
 山に入れば大抵います。

DSC01079.jpg
 セミの脱皮中。
 通常、夜間に行われるはず。
 この日は朝から雨が降って暗い一日でした。
 ちなみに中国ではごく一般的に食べられている昆虫だそうです。
 俺は食えんなあ。

P8240008.jpg
 何を狙うか、カマキリ。
 ギロギロした目が好きになれない理由。

P7050031.jpg
 ノアザミ。
 葉に棘があるのでヤブコギの時には要注意。

P8250009.jpg
 オオナンバンギセル。
 初めて見ました。
 きれいな花ですけど寄生植物だそうです。
 そういわれればラン科の植物に似ている。

P8250001.jpg
 「おっ、滝見隊隊長!」
 
 ふざけていると、
P8250007.jpg
 本物のクマの爪の砥ぎ痕があったりなんかして、ちょっとビビリます。
 今年も襲われそうになりました。
 そういえば、真っ先に逃げたのは隊長だったよな。

P8240006.jpg
 フシグロセンノウ。
 晩夏の花。
 群生することはなく、林道脇などのやや暗い場所にぽつりぽつりと咲いています。

P8310010.jpg
 ナツズイセン。
 こちらも晩夏の花。
 日当たりの良い田畑のあぜ道や川の土手などで見かける花。
 この花を見ると、ああもう夏が終わりかと少し寂しさを覚えます。




  1. 2013/09/02(月) 20:16:28|
  2. 道草・寄り道・油売り

オガセの滝

                                           遠野市の滝


 オガセ と名の付く滝は岩手県に2つあるようです。
 ひとつは盛岡市に、もうひとつは遠野市に。
 盛岡市のは オガセ滝 だし、遠野市は オガセの滝 と呼ばれています。

 オガセ とはなんぞや?
 まったく聞いたことのない言葉なのでちょっと調べてみたら、どうやら麻のような植物を編んでひも状にしたようなものらしい。
 実体がいまいち分からないけれど、ざっくりいえば麻ロープのようなものと思えばいいのではないか。
 盛岡・遠野、どちらの滝にしても落差がありながら水量がそう多くはなくて、糸状に流れているためそのような名称になったようです。
 意図するところは白糸の滝と似たり寄ったりじゃないでしょうか。

 ともあれ、今回遠野市にある オガセの滝へ出かけて来ました。

 何年か前、ここを初めて訪れた時にはまったくルートが分からず、炎天下の蒸し風呂のような暑さの中ヤブコギをしながら河内川を遡って大変な苦労をしました。
 後に判明した本来(?)のルートを辿れば難易度はずっと軽くなります。

 岩手県遠野市と釜石市鵜住居地区を結ぶ県道35号線、別名大槌街道の笛吹峠のやや遠野市寄りに街道沿いに立つ小さな神社があります。
 車で来た場合には、停めるところがありません。見通しの効かない狭く曲がりくねった坂道だらけの舗装路で、一時停止することさえ危険な場所。
 数百m降りたところにエスケープゾーンがありますから、そこから歩くしかありません。

DSC06551.jpg

 笛吹き峠の不動尊です。

DSC06553.jpg

 石造りのちっちゃな祠の中にはちゃんと不動明王像が安置されていました。

 通常、不動尊の近くには不動明王と切っても切れない滝の姿があるものです。
 しかし社の背後は断崖で、近くに滝の気配はありません。
 では、どこに?
 実は背後の深い谷を挟んだ対岸の急斜面に滝は流れているのでした。

DSC06552.jpg

 画像ほぼ中央にあるのですが、葉の生い茂る時期にはまったく見えません。
 葉が落ちる頃になってようやくその姿を現します。
 たいていの地図には滝マークが掲載されていますので、それを参考にしてください。

 滝に向かうルートの入口は神社の真後ろにあります。
 ルートといってもはっきりしたものではありません。
 ウッソー! と声を上げたくなるようなササヤブだらけの急斜面。
 かすかに人の踏み跡らしきものがありますから、それにしたがって降りて行けばいいかと。
 転落の危険は常にありますから、けっして油断してはいけません。慎重に、慎重に。
 河内川まで降りると、ほんの少し下流の対岸に枝沢の出口が見えます。
 つまり対岸に渡るには河内川を渡らなければならないのです。
 水量が多いと渡れないかもしれません。
 そこがオガセの滝への登り口になります。

 そこからは沢沿いに遮二無二登っていくだけです。
 前回疲労困憊したことから比べたら、あっけないほど容易にたどり着くことができました。
 あんなに苦労したのはいったいなんだったのか、ちょっと簡単過ぎやしないか、と思うくらい。

DSC06555.jpg

 来たぞ~、とワクワクする瞬間。

DSC06559.jpg

DSC06562.jpg

DSC06565.jpg

DSC06569.jpg

 遠野市を代表する滝のひとつ。
 すばらしい滝だと思います。
 枝沢ゆえに水量が足りないのが惜しい。
 それとしっかりした滝壷がないところが不満といえば不満。
 しかし神秘的で美しい滝です。

 オガセの滝すぐ上流の小滝。
 南三陸にありがちな滝で、これといった特徴がなく、ごく普通。
 前回、この滝の横で昼食を摂ったことを思い出しました。

DSC06573.jpg


                               枝沢→河内川→早瀬川→猿ヶ石川→北上川




  1. 2013/09/02(月) 17:35:33|
  2. 遠野市の滝

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小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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