南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

箱根不動の滝

                                         陸前高田市の滝


 画像UPしようかスルメイカ、いや違った、UPしようかするまいか、どないすんべと迷っていた滝があります。
それなりの理由があるからです。
 それを今回思いきって表に出すことにいたしやした。

 地元、陸前高田市小友町の箱根山山中にある滝です。

 箱根山は海抜448mの小さな山。
 海から近い場所にあるため、頂上すぐ下にある展望台まで登れば、三陸の海岸線から太平洋まで一望のもとに見渡せる景勝地です。
 あまり有名じゃないですが見晴らし抜群、いいところですよ。
 その山の、展望台へ続く道の途中から山道に入ったところに、知る人ぞ知る(知らない人はもちろん知らない。こちらの方が圧倒的に多い)滝があります。
 古くから名のある滝らしく、麓の観光案内板にもちゃんと描かれています。
 その名も 箱根不動の滝。

 でもこの滝は大きな問題を抱えていました。

 滝を構成する3要素は、水・岩・落差です。このどれかひとつでも欠けると滝にはなりません。
 ところがこの滝、なんと肝心な水がないのです。

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 全体像。
 杉の大木に囲まれた巨大な岩盤がそうです。
 雰囲気のある場所です。
 今にも倒れそうですが、不動の滝の標柱も建てられています。

 しかし、水の流れがまったくありません。
 ないったらない、1滴もないんです。
 「それじゃあ滝じゃねーべ。」と言われたらまったくその通りで返す言葉もありませんが、ここは地元、なんとか勘弁してちょ。

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 本来であれば、画像中央部分を流れ落ちているはずなのに、今では雫さえありません。
 ここの流れは雨が集まった沢水ではなく、伏流水が滝になっていました。
 しかしいつの頃か地下水が涸れるか、あるいは地震によって地下水脈が向きを変え、水が消滅してしまったんです。
 滝の上流・下流とも杉の葉が堆積し、川筋さえ分からなくなっています。

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 かつては滝としての存在感を示し、信仰の対象になっていた場所です。
 岩盤には不動明王の像が彫られています。
 相当古い時代に彫られたようで、現在ではうっすらと確認できる程度。
 それでもまだ登って来る人がいるらしく、賽銭が置かれ、真新しいタオルが掛けられていました。

 願わくは、再び地下水が湧き出し見事な滝の姿を見せてほしいものです。




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  1. 2013/06/28(金) 20:17:56|
  2. 陸前高田市の滝

梅雨時の野花

野の花々


 梅雨時の花といえばアジサイを思い浮かべますが、ここ南三陸ではまだほとんど蕾です。
 近くの山に入ってもこれといった花が見当たりません。
 下の花々は現在咲いている野花です。
 ちょっと歩けばどこでも咲いているようなものばかり。

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 これってドクダミですよね。
 有用な草らしいですけど、臭くて好きな花ではないです。

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 野生種。この辺では群生しているのを見たことがありません。
 あちらにポツリ、こちらにポツリ、といった感じ。

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 上の2枚はどこでも見ます。
 背丈や葉が大柄の割には花が小さくて目立ちません。
 どこでも雑草扱いですね。

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  1. 2013/06/27(木) 20:04:16|
  2. 野の花々

五葉山のサル

道草・寄り道・油売り


 岩手県大船渡市・釜石市・住田町にまたがる山が五葉山。標高1341mあります。
 内陸の山と違って、海からダイレクトに見えるため、ずいぶん高く感じる山です。

 この山は野生動物の宝庫。
 本州に生息する動物なら、イノシシ以外は何でもいそうでさまざまなな動物と遭遇します。

 下の画像は五葉山の中腹で遭遇したサルです。
 10頭くらいの群れで行動していました。
 写真に撮れたのはそのうち1頭だけ。
 10mくらいの距離です。
 こちらが近付くと、特に威嚇するわけでもなく、距離を置いて遠ざかります。
 
 動物を撮ろうと思って山に入っているわけではないので、いざその場に出くわすとあわてふためいて、ろくな写真が撮れません。いつもそうです。
 その点、動物の一瞬の表情まで捕える動物写真家って、ホントすごいですね。やれったって小隊長には無理です。尊敬します。

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 東北に住むサルはどれも遺伝子が共通しているらしいのですが、唯一異端なのが五葉山に生息するサルなのだそうです。
 五葉山という遠く孤立した場所にいたため、他とは接触の機会がないまま遥かな年月が経過したのかも。

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 岩手県ではサルは五葉山にしか生息していない、というのが定説のようですが、実は、滝見隊は早池峰山麓で数頭のサルの群れに出会っています。写真も撮ってあります。いるとは考えてもいなかったのでびっくり。
 温暖化で活動範囲が広がってきたのではないでしょうか。

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 五葉山のサルの生息数は50~100頭ほどといわれています。
 五葉山には年に何度も入っていますが、遭遇するチャンスは数年に1度くらいしかありません。
 会う回数でいえばクマのほうが多く、シカに至っては会わない方が難しいくらい。
 シカは道路にいきなり飛び出してくることがあり、気仙沼隊員は「ちゃんと横断歩道渡れよ、バカヤローッ!」と毎度どなっています。




 
  1. 2013/06/25(火) 12:46:39|
  2. 道草・寄り道・油売り

黒巣滝

                                       大船渡市三陸町の滝


 江戸時代、幕府の禁令を犯して秘かにキリスト教を信仰する集落がありました。
 住民たちは信仰の糧として人里離れた山深い場所に、役人には判らないよう細工を施した教会をこっそり建てました。
 見た目はごく普通の神社のようでしたが、上から見るとキリスト教の十字架の形をした建物です。
 中に祀ってあるのは慈母観音。真の姿は聖母マリア像でした。
 しかしいつの頃か実態が発覚し、村人の多くは処罰され、建物も取り壊されてしまいました。

 その後、同じ場所に神社が建立されました。
 その名を黒巣大明神といいます。
 大明神の横には教会があった頃と同様みごとな滝が流れています。
 その名を黒巣滝。
 住民たちのささやかな抵抗としてキリスト教の名を残したのです。
 「黒巣」= 「クロス」 = 「十字架」 というわけ。


 


 といった話、信じましたか?


 




 m(。-_-。)m  申し訳ございません。

 以上の話は真っ赤なウソ。小隊長のでっちあげ、ねつ造でございます。
 「黒巣」という言葉と、現在有る神社の形、近郷近在のキリスト教にまつわる伝承から連想した小隊長の妄想の産物です。
 実際は、そうした話がこの滝にあるとはまったくもって一言も聞いていません。
 昔々、戦に敗れた落ち武者たちがこの地に住みついた、といった伝説はあるようですが。

 

 では、気を取り直して、その黒巣滝。

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 周囲を杉林に覆われているために日中でも暗めな滝です。ひっそりと流れ落ちています。

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 下段の滝。
 段瀑なのですっきりした感じはありませんが、遠くからだと1本の流れのように見えます。

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 上段の滝。
 水源は大船渡市の今出山。きれいな水です。

                                     不明沢→甫嶺川→越喜来湾





 
  1. 2013/06/24(月) 17:00:19|
  2. 大船渡市三陸町の滝

陸中大橋の大滝

                                           釜石市の滝

 岩手県釜石市のもっとも奥まった地域、遠野市に抜ける急坂の仙人峠がこれから始まるといった辺りにJR陸中大橋駅があります。
 かつてこの辺り一帯は製鉄所の鉱山で栄えた場所でしたが、閉山になり、今では工場の廃墟跡が残るばかり。
 人の住まなくなった廃屋があちこちにあります。
 すっかり寂れてしまった陸中大橋駅のすぐ近くに流れるのが甲子川。
 その支流に今では忘れ去られた大滝が眠っています。

 見に行くのはちょとやっかいな場所にあります。
 甲子川を渡らなければならないからです。
 甲子川の対岸には数軒の民家があり、川を渡るために橋が架けられていました。
 しかし住む者がいなくなり、建物は廃屋と化し、橋は倒壊してしまいました。
 雨の少ない時分なら、崖を下り流れを横断して対岸に渡ることはそれほど難しいことではありません。
 でも水かさが増せば危険度も増します。
 岩盤の多い川で、あちこちに滝がありますから、十分に気をつけなければならないでしょう。
 それでも滝好きなら見る価値はあると思いますよ。
甲子川を渡ったら、支流に沿った林道を登って行きます。
 林道といっても長い間放置された廃道です。
 藪はほとんどありませんから歩くのに支障ありません。
 大滝は林道から見えない位置にあります。
 沢の側面が岩盤の高い壁になってきたら、転落しないように十分注意して覗きこんでください。

 これが陸中大橋の大滝です。

DSC06049.jpg

 ひと言でいえば、すばらしい滝。見ごたえ十分。
 世界観を持った滝らしい滝です。

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 固い岩盤に周りを囲まれ、非常に雰囲気のある滝。
 苔の貼り付きや水質もいうことありません。

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 流れはほぼ直瀑。雨がないのにこれだけの水量は確保されてますから、ひと雨あったらどんだけの滝になるのか。
 美しさと信仰の対象になりそうな神秘性もある滝です。
 鉱山が賑わっていた頃は訪れる人が絶えなかったでしょうね。
 我々が入渓した時には、先に誰かが入った形跡は皆無でした。

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 滝を取り囲む岩盤の途中から見ると、すぐ上にも滝があるのが分かります。
 さらにまたその上にも滝があるので、全体的には3連滝になっています。
 大滝の滝下からは上の滝は見えません。
 このまま埋もれさせてしまうにはあまりにももったいない滝です。

 印象度  

                                      不明沢→甲子川→釜石湾





 
  1. 2013/06/22(土) 20:17:26|
  2. 釜石市の滝

長瀞ノ滝

                                           遠野市の滝

 今回の出撃先は遠野でした。
 南三陸滝見隊総員4名、意気揚々と出陣したものの、五万堂沢、不動沢、張山沢と回り、ことごとく敗退。
 当初の目論見が外れ、がっくりうなだれて降りて来ました。
 2連敗くらいはよくあることなので別にどうとも思わないけれども、3連敗となるとさすがにしんどい。
 「小滝くらいあったっていいべ」と思っても、それすら発見できなかったし。
 ただ、沢の一部分だけしか見ておらず全体を攻略したわけではないので、まだどこかの沢に思わぬ滝が隠れている可能性もなきにしもあらず。
 とにかく藪がひどくて見通しが効きません。
 いつかリベンジしてやるぞと誓ったのでありました。

 途中で喰らい付いたイカのぽっぽ焼きでひと悶着。
 来る途中で購入したのですが、同じ値段でありながら、釣り師隊員のはゲソ付き、小隊長のは胴体だけでした。
 「なんでなんだよ?」
 「ルックスでしょうが、ルックス。」
 「ケッ、おめえがルックスいいっていうんなら、世の中の半分以上の男はルックスいいってことだべよ。」
 「比較の問題だっちゃ。熊みたいな小隊長じゃ店員もビビリますって。」

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 画像は 遠野ふるさと村の横、張山沢からの分流ではないかと推定される小沢。
 小さな神社の裏側に流れている 滝 といったらいいのか・・・。
 落差は10mくらいはありそうなのですが、あまり滝としての体裁をなしていません。
 かなりの急斜面でもあり、通常これくらいの流れであればもう少し滝の雰囲気が出てもおかしくないのですが。
 なぜ滝らしくないのかとよくよく見ると、岩盤がありません。大きな岩もなし。
 土砂の上をただザラザラ流れ落ちるだけなんですね。
  印象度 

 このまま帰還したのではモヤモヤした鬱憤が残ってしまいます。
 どこかちゃんとした滝を見てモヤモヤを晴らさなければ。
 ということで、気分直しに回ったのが荒川高原の 長瀞ノ滝。

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 1本の滝ではなく、複合滝です。
 雨がほとんど降らないのに、水量ありました。
 見るのは簡単。
 不動ノ滝と同じ川で、ずっと上流にあります。
 標識がどこにもないので入口を見つけるのがやっかいかもしれません。
 地図上で、高原道路と荒川(地名ではなく、川です)の交差点が目印になるかと。
 
 荒川高原道路から廃道を徒歩で300mくらい下ります。荒廃が進み車では入れません。
 廃道から斜面を降りる際、少々ヤブコギしなければいけませんが、傾斜が緩いのでどこからでも降りられます。廃道からは滝が見えます。見損なって通り過ぎることはまずないでしょう。

 長瀞ノ滝のすぐ上流にはナメ滝があり、すぐ下流にも見ごたえある滝が流れています。


                                      荒川→猿ヶ石川→北上川




  1. 2013/06/19(水) 17:57:06|
  2. 遠野市の滝

碁石海岸のニッコウキスゲ

道草・寄り道・油売り

 仕事を終えた後、ちょっと寄り道をして碁石海岸へ行ってみました。

 碁石海岸は南三陸有数の景勝地。
 海岸の風景を楽しむだけでなく、四季折々に咲く花も楽しめます。

 今の時期はニッコウキスゲが咲いています。
 まだ蕾が多く、見頃はこれからのようです。

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 ニッコウキスゲが終わって7月初旬になると、海岸一帯にヤマユリが咲き芳香が漂い始めます。

                                    
                                   岩手県大船渡市 碁石海岸



 
  1. 2013/06/18(火) 20:37:47|
  2. 野の花々

大東町の滝めぐり 3

                                        一関市大東町の滝


 大東町の滝、ラストは野田の滝です。

 道路のすぐ脇にありながら 「え、どこ?」と探しまわるような小さな滝です。
 しかも上から覗いたのでは滝らしい感じもしません。
 でも滝下に回り込めば、それなりの雰囲気を持った滝です。

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 小滝が段瀑になって流れ落ちています。
 日が当らないため、やや暗くてひっそりとした印象。
 滝の真上に橋が架けられていますが、それほど気になりません。
 水量がないものの水質上等です。

 滝の横には不動堂が建てられています。
 昔々、この土地に住む農夫が、夢枕に現れた神様の言葉を信じて、突然京の都に旅立ち、仏像を担いで3年3カ月ぶりに戻ってきたそうな。その仏像が御神体として祀られているのがこの不動堂である由。
 伝説かと思いきや実話なんだそうです。
 一般的には、滝より不動堂のほうが興味深いのでは。

                                  不明沢→興田川→砂鉄川→北上川


  1. 2013/06/17(月) 18:26:41|
  2. 一関市大東町の滝

大東町の滝めぐり 2

                                       一関市大東地区の滝


 続いては鳥海川の小黒滝へ。
 
 大東町の名勝で、モミジや桜が植栽された公園風になっています。ほぼ観光滝です。
 問題は駐車場がないこと。
 路上の空スペースに2~3台は停められますが、ちゃんとしたパーキングエリアが欲しいところです。
 
 整備してからかなり年月が経ち、道路から滝元まで降りるルートがはっきりしなくなってきてますし、ベンチはガタガタ、座れるような代物ではありません。川沿いに歩ける遊歩道があればいいのに。

 100mくらいに亘って続く渓流は、景観良し。
 上から下まで全部ひっくるめて小黒滝といっているようです。

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 どうやら上に見えるのが雌滝、手前の大きいのが雄滝らしい。
 この下にも大きめの滝があります。こちらは名無しのようです。
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 落ち着いた雰囲気のある場所ですが、残念なことに水質があまり良くありません。
 悪いというほどでもないですが、上流に人家や田畑があって雑排水が流れ込んでいるようです。
 
 以前にもカキコしましたが、この滝で若い女性団体が滝行していたのを鮮烈に思いだします。
 どこか他の滝で夢よもう一度と願っているのですが、ま、浅はかな夢ですね。


                                  鳥海川→興田川→砂鉄川→北上川





  1. 2013/06/16(日) 18:46:15|
  2. 一関市大東町の滝

大東町の滝めぐり 1

                                        一関市大東町の滝


 本日曇り時々雨の天気予報では滝見隊の出撃ならず。
 ハナっから出かけるつもりはなかったものの、意外に雨が少なく、ひとりで滝見に行くことに。
 いつ大雨になるか分かったもんじゃないので、バイクは無理。となると、車しかない。
 我がズタボロ車は修理工場入りしているために使用不可能。
 恐る恐るヨメに車の貸し出しを申し出ると、「どうせ山に行くんでしょ。貸すわけないじゃないの、バーカ。」。
 ここで怒ったんでは当分弁当を作ってもらえないから、ひたすら我慢して、仕方なく仕事道具満載のヨレヨレ軽トラで出発。
 いくらキズ付こうがこれなら気にならないけれども、どこをどう調整しても身体と車がおり合わず、走り回るとあちこち身体が痛くなるのがたまにきず。

 まず最初に向かったのは岩手県一関市大東町の湯王滝のある沢。
 湯王滝はひとまず置いといて、上流に登って行きました。

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 湯王滝から上流へ、沢を覗きながら林道を徒歩で30分くらい登り、少々ヤブコギした先にあった滝。
 これがいちばん下段の滝で、上に繋がっていました。

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 全体を撮影できる場所がありません。
 段瀑というより連瀑。上から下までで10mくらいの落差。
 樹木が生い茂り見難いです。一般的には見なくてもいい滝。

 印象度  

 霧雨のような細かい雨が降り続き、ムシムシする暑さ。
 森の中で、しかも沢の上ですから、湿度100%じゃないでしょうか。
 顔面からボタボタと汗が滴り落ち、衣服が身体にまとわりつきます。
 梅雨時の滝探しは楽じゃないです。だからってやめようとは思いませんが。

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 滝のそばにはガマちゃんが。
 見かけによらずきれいな水を好みます。滝の水質が良い証拠。
 清流の滝の番人のような存在で、水質の悪い滝では見たことがありません。

 他にこれといった滝を見つけられず、メーンの湯王滝まで降りて来ました。

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 相変わらず世界観のあるいい滝です。
 生い茂った緑に覆われ、さらに雰囲気が良くなっていました。
 下流にある物置のような建物が邪魔といえば邪魔なんすけど。



                                  不明沢→猿沢川→砂鉄川→北上川




 
  1. 2013/06/15(土) 21:07:15|
  2. 一関市大東町の滝

野島とみさご島

道草・寄り道・油売り


 滝探しばかりしていて海へは行かないのか、といえば、そんなことはありません。
 海も好きです。海岸が近かったので子供の頃からずっと海釣りをしてきました。
 津波への恐怖感は残っていますが、それでも海の見えない場所に住みたいとは思いませんね。
 毎日海を見ていてあまりにも身近なために、逆に題材にし難いところがあるだけ。 

 
 広田湾は宮城県と岩手県に面した湾です。
 かつては両県で湾のどこに線を引くか境界を巡っていざこざがありました。
 漁業権に関係するらしい。
 あれはどうなったのか、今となっては忘れてしまいました。

 広田湾に浮かぶ小島です。
 岩手県側にあります。
 まずこちらが野島。

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 対岸は陸前高田市の広田半島です。
 右が太平洋、左が湾央の「奇蹟の一本松」で知られる高田松原(消滅しました)です。

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 ま、ありていにいってどうってことのないただの小島です。名所でもありません。
 島の前を船で何度か通ったことはありますが、上陸したことはありません。


 野島の岸寄りにみさご島があります。

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 中央の島の上の方を眺めると、

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 ホタテが付いたロープと浮玉が引っ掛かっているのが見えます。
 最低あの高さまで津波が押し寄せたということでしょうね。
 島が完全に没して、波が引いた時にロープが引っ掛かったのかもしれません。

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 2つの島は、こんなに近い距離にあります。

                           陸前高田市気仙町 赤磯  広田湾


  1. 2013/06/12(水) 21:14:53|
  2. 道草・寄り道・油売り

大峰山の滝

                                           遠野市の滝


 前々からとても気になっていた滝がありました。
 遠野市の釜石市境に近い大峰山にある滝です。
 Webでただ1か所だけ載っています。
 かなりよさそうな滝。
 場所は猫川上流に違いありません。
 ぜひ見たい。

 そう思ってこれまで3度トライしました。
 猫川といってもいくつか支流や枝沢があります。
 1度目はあきらかに入る沢を間違えて失敗。
 後の2度の突撃は考えていた以上に残雪が多くて、2度とも途中から撤退してしまいました。

 雪さえなければ、我々が攻めるのに難攻不落な滝ではないはずと考えていたので、今回4度目の突撃となりました。
 猫川は貯水池を過ぎると、まったくの涸れ沢になっていました。
 最近全然雨が降っていないのでそれも仕方ありません。
 狙っていた滝が涸れていたらどうしようという不安が湧いてきました。

 猫川上流の林道をブイブイゴリゴリとバイク3台で登って行くと、案外あっけなくその滝が現れました。
 猫川の枝沢です。林道に近く、ヤブコギはほぼありません。
 水は十分に流れていました。
 ただしすぐ下流で地下に潜ってしまい、猫川には流れて行きません。

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 Webで見た滝よりさらによく見えました。とても絵になる滝です。
 が、なんかどこかに違和感があります。
 実はこの感じ、Webを見ていた時から感じていたものでした。
 とてもきれいな滝なんだけど、どっかおかしい、なんか変。

 この画だけで変なところがお分かりになるでしょうか?
 
 通常、水は地形の凹んだ所を流れて行きます。
 谷があれば、必ずいちばん低い場所を通過するものです。
 この画でいえば、正面奥から谷に沿って流れ出てくるのが一般的。
 ところがこの滝、地形の凸部から流れ落ちているのです。
 大雨の後で一時的にこんな場所から出ることはあっても、常時流れ落ちる滝としてはちょっと不自然。
 長い年月同じ所から水が落ち続ければ、必ず岩盤は凹んでくるはず。
 それがないということは・・・?

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DSC05927.jpg

 どうです? いい滝でしょう。
 「大峰山白糸の滝」 といった風情。
 しっとりとして落ち着けます。
 雰囲気のある素晴らしい滝に見えます。

 では答えを。
 実は、全体像を写すと、こうなっていました。

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 「そんな!」
 「やられた!」
 「チクショ~、いい滝なのにい~。」
 
 滝の落ち口に沢水を通すトンネルがあり、ここはその排水路だったのです。
 トンネルの高さは身長よりずっと高く、内部は真っ暗でまったく先をうかがい知ることができませんでした。

 過去、この上流には鉱山があったようです。すぐ近くにも斜面が削られた山が見えます。
 おそらく、採掘する際に沢が邪魔で、トンネルを掘り水を迂回させたのではないかと思います。
 もちろん現在は鉱山が閉鎖され、このトンネルも無用になってしまったわけですね。

 本当に惜しい人工滝です。
 これさえ見えなければ、すばらしい滝だったのですが。
 しかし人工滝と分かってもなお、落差といい環境といい流れといい、美しい滝であるということは疑いの余地がありません。  採点はしませんけどね。



  1. 2013/06/10(月) 18:36:18|
  2. 遠野市の滝

夜這路峠の夫婦杉

巨樹・古木

 「夜這路峠」は宮城県気仙沼市と唐桑半島を結ぶ古道で、急峻な山道のために現在はまったく使われていません。
 森が深くて昼でも夜のように暗く、這って登らなければならないほど道が急だったので夜這路峠という名がついたといわれています。
 残念ながら誰かさんが想像しているような意味ではないんですよ。

 この峠には思い出があります。
 中学の頃、友人3人と気仙沼から歩いて峠を登りました。
 その頃から品性下劣気味な小隊長は、「夜這」という卑猥な言葉に魅かれたのかもしれません。
 峠にある地蔵尊で休んだ後、反対側に下りようとしたところ、どこが道だか分からなくなりました。
 当時から唐桑側は通る人がいなくなって道が消えていたのでした。
 とにかく海岸目指して下に下りればどこかにたどり着けるはずと、遮二無二ヤブコギしていったら、運よく東浜街道に出て、バスで帰って来ることができました。
 バス代が足らなかったり、帰りが遅いので行方不明になったと騒動を巻き起こしたりと、その後もてんやわんやだったのですが、それは省略。

 その懐かしくも、あまり思い出したくない夜這路峠に行って来ました。
 Webでこの峠が引っ掛かってきたのがきっかけです。
 峠の頂上、地蔵尊にある夫婦杉を見たい。それにお地蔵さんと再会するために。
 メンバーはニーハオ隊員と気仙沼隊員、それに小隊長の3名。
 当然気仙沼側から入ったのですが、途中チェーンで通行止め。
 我々はバイクなのでそのまま通過。あくまで自己責任ということで。
 
 入って分かったのは、崖の崩落個所の多さ。
 電波塔の工事や林道工事、伐採作業はとうに終了しており、通行止めの理由は落石の危険防止以外にないと思います。
 ただし、地蔵尊までは軽自動車程度なら問題なく登って行くことができます。
 落石は確かにありましたが、障害になるほどではありませんでした。
 通行止めは万が一の責任を取りたくない行政側の判断じゃないでしょうか。
 (ちなみに唐桑側は三陸自動車道がトンネルになっており、通行止めとは関係ありません。)

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 夜這路峠の頂上に到着。といっても山のてっぺんはもうちょっと先にあります。
 地蔵尊を前後に挟むように夫婦杉はあります。

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 地蔵尊を背後から守るようにそびえる雄杉。
 
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 地蔵尊の後ろから見た雄杉。
 その樹形から自然杉だと思います。姿の良い杉です。

DSC05947.jpg

 大木が3本並んでいます。
 奥から雌杉、雄杉、そして松の木。
 松の大木はもう1本あります。
 杉が1ペア、松が1ペア。でも松の方は夫婦とは聞いてないなあ。

DSC05955.jpg

 夫婦杉。太さや樹形がかなり違います。
 右の雌杉は後から植えられたのかもしれません。

 夫婦杉を撮ったら、お地蔵様のほうも撮らないわけにはいきませんね。

DSC05940.jpg

DSC05941.jpg

DSC05943.jpg

DSC05944.jpg

 長い年月立ち続けたせいで、すっかり顔の彫が浅くなってしまいました。
 身長2メートルもある宮城県ではもっとも大きなお地蔵様だそうです。
 そばに寄ると敬虔な気持ちにさせられます。
 「いいかげん子供みたいな冒険ごっこは止めて、カミさんの手伝いでもしたらいいんでないかい。」などと言われているような気がしました。


 後から検索して分かったことですが、Web上では半島を越えて誰も唐桑側に降りた人がいませんね。
 どうしてなんだろうと思っていたのですが、それが今回判明しました。
 
 我々は降りたのですよ。まさか途中から林道が完全消滅しているなんて思いもせずに・・・。
 峠から唐桑半島側へ降りる道は、はじめしっかりしていました。
 ところが降りて行くにつれ、崩壊の度が激しくなってきて、倒木やら藪がひどくなり、下っているつもりが延々と登りになったり、そのあたりで引き返せば良かったのに、ウスラバカしかいない滝見隊、ただやみくもに突進して、気がついたらもう引き返すには遅すぎる地点まで来てしまいました。
 道がありません。どこにも降りる道がなくなっていました。
 どうするか?
 どうしようもありません。とにかくどんな状況になろうがもうひたすら降りるしかないのです。
 こんなことになろうとは、まさに過去の悪夢の再現になってしまいました。

 倒木を3人がかりでどかしたり、藪だらけの急斜面をズルズル降りて行ったり、越えられない沢を3人で1台ずつバイクを持ち上げたり、いやはやとんでもない重労働。
 急に前が開けたと思ったら、なんとそこは唐桑の小原木小学校の裏庭でした。大理石海岸のすぐそばだったのです。
 アスファルトの上に立った我々は青息吐息で汗ドロドロ。その場にへたり込んでしまいました。一時は真剣にバイクを投げ捨てようかと考えたほどですから。

 もしこのブログを見て行かれる方がおられるとしたら、我々のような浅はかであきれたことにならないためにも地蔵尊へ行ったら元来た道を引き返すことをおすすめします。一度唐桑側の林道に入ったが最後、どこにもUターンできる場所はありませんよ。





 

  1. 2013/06/09(日) 21:18:23|
  2. 巨樹・古木

逃げ場なし

                                        陸前高田市の滝

 午前中はなんやかんや自宅の用事をこなし、出かけたのが午後2時過ぎ。
 時間的余裕がないので通常昼過ぎると滝探しなんぞに行くことはないのですが、近くの短い沢ならなんとかなるかと出発しました。
 お伴は気仙沼隊員一人だけ。

 入渓したのは陸前高田市の中平川に注ぎ込む名も知らぬ枝沢。
 最近ほとんど雨が降っていないこともあり、ほとんど期待もしていない沢でした。
 道がなく、水量が少ないため、沢の中を遡上開始。
 ほどなく滝を発見しました。

nkz01.jpg

 小滝です。
 悪くはないけど、特別アピールポイントもありません。
 こじんまりとして気の休まる滝。水質良好。
 水量多ければ全然違った雰囲気になりそう。
 印象度 
 
 (帰宅してから画像を見たら、ほとんどブレまくって使いものにならず。何とかなりそうなのはこの1枚だけでした。
 バイクで走った後、手持ちでコンデジ使うとしばしばこういったことが起こります。情けなす。)

 さらに上流を目指そうとした我々の前に思わぬ難敵が出現しました。
 いきなりバラバラと雨が落ちて来た、と思う間もなく、前が見えないほどの豪雨に。
 「ヤベエ、撤退だ!」鉄砲水でも来たら大変です。
 あわててバイクまで戻って来ましたが、とっくに全身濡れネズミ。
 
 山の中で雨に降られると逃げ場がありません。
 それに加えて雷でも鳴ったら、大木の下に逃げ込むわけにもいかないし。
 雨水がパンツの中にまで浸みこみ、もはやレインスーツを着込む意味もないので、そのまま自宅に向かって走り始めました。
 ところが陸前高田まで戻ってみたら、なんとまあ1滴の雨すら降ってないじゃないですか。
 行かなきゃよかったと思っても後の祭りでした。

                                  不明沢→中平川→矢作川→気仙川




 

 
  1. 2013/06/08(土) 22:22:22|
  2. 陸前高田市の滝

鍋壊し

道草・寄り道・油売り

 

 今、南三陸の山へ行くと、盛んに咲いているのがこの花。

P5300010.jpg

 ピンクの艶やかな花で、枝いっぱいに咲くのでとてもよく目立ちます。
 
 タニウツギという少々陰気な名前の落葉低木です。
 名前とは逆に、人の手が入ったような開けた空き地のへりとか、切通しになった明るい林道沿いにたくさん生えていて、谷や森の中のような薄暗い場所ではほとんど見かけません。日向を好む花です。

taniutugi01.jpg

 実はこの花、陰気なのは名前ばかりじゃないんです。
 小隊長の住んでいる気仙地方では、切り取って花瓶に挿すのはもってのほか、庭木に植えることなど言語道断です。
 この辺で呼ばれている名前が何故か 「鍋壊し」。
 何でなのかさっぱり分かりません。

 地方によっては、 「死人花」 とか 「棺桶花」 ともいわれ忌み嫌われている花なんだとか。
 どうしてこんなきれいな花が死を連想させる名前になったんでしょうかね?

P5300002.jpg

 亡くなった人を焼いて、その骨拾いの時に使うのがこの木の枝だから、というのを聞いたことがあります。
 だからって、例えば杉やヒノキの枝を骨を拾う時の箸に使ったって、忌み嫌われる木にはならないと思うのですが。

 棘があるわけでもなく、嫌な臭いがするわけでもなく、ましてや有毒な植物でもありません。
 細くやわらかく中空なので建材には向かないそうですが、飢饉の時は若い葉を食べることもあったそうです。
 ということは、若干でも人間の役には立っていたはず。

 タニウツギにしたら、これだけきれいな花を毎年毎年咲かせているのに、なぜ理不尽にさげすまれなければならないのか納得がいかないのではないでしょうか?

 小隊長は、この花を溢れんばかりに花瓶に挿したらどんだけゴージャスになるかと想像しないでもないですが、それを我が家でやったら、放り出されるのは花だけでなく、おそらく我が身もそうなるでしょうから、実際にやったことはありません。





  1. 2013/06/07(金) 19:17:13|
  2. 道草・寄り道・油売り

鹿鳴ノ滝

                                       大船渡市三陸町の滝


 小隊長のパソコンに隊員が勝手に入れて行った画像をUPします。

 岩手県大船渡市三陸町の吉浜川中流域にある鹿鳴ノ滝です。
 もう何度か紹介している滝です。
 三陸海岸に沿った国道45号線から、吉浜川沿いに大窪山目指して林道(全面舗装)を約3Km登った辺りにあります。
 林道のすぐそばにありますが、道路からは見えません。
 滝の存在を示すものもありません。
 ただ、車2台分くらいのスペースがありますのでそれが手掛かりになるかと。

 この辺りにはシカがうようよいて、よくシカの鳴き声が聞こえます。
 だから鹿鳴ノ滝。けっして大袈裟な名前ではないのです。

 滝自体はそれほど大きな規模ではありません。
 すべてがほどほど。そのバランスがとてもいい滝です。
 南三陸滝見隊皆がお気に入りの滝です。

rokumei02.jpg

rokumei01.jpg

 水の色が濁ったように見えますけど、実際はとてもきれいな水です。
 大洪水でもなければ濁ることのない川です。
 吉浜川はタンニン分の多い川で、川底に沈着するため、それが透けて見えるのです。
 逆に言えば、それだけ木の葉が川に落ちているわけで、緑多い川といえるのかもしれません。
 上流には大窪渓谷があり、放牧地が広がり、民家や耕作地はありません。
 放牧地といっても、放射能問題のために現在は牛が1頭もおらず、代わりに鹿が我が物顔で走り回っています。

rokumei05.jpg

rokumei03.jpg

rokumei04.jpg

 この滝は、乾期だろうが雨期だろうが水量があまり変わりません。
 だからいつ行ってもこんな状態で見ることができます。
 時期によって水量の変動が大きい三陸では貴重な存在の滝です。

                                         吉浜川→吉浜湾


  1. 2013/06/04(火) 18:22:57|
  2. 大船渡市三陸町の滝

奥平沢の滝

                                           山田町の滝

 今年2度目の山田町攻略作戦はまたまた敗退しました。
 侵攻したのは奥平沢。小川の支流で多久里滝のある多久里沢のもうひとつ上流側にあります。

 はじめっから滝があると分かっているのならいざしらず、有るかどうかも分からぬ沢に突撃するのですから、こういう時だってありますって。
 別にむやみやたらと入渓しているわけではなくて、あらかじめ地図を眺めたり、入口付近を偵察したりして、それなりの事前準備はしているつもりなんですけど、それでも実際に入ってみないことには分からないのが滝探し。
 でも滝探しとしてはほぼ限界地域まで来てそれで滝がないというのはちょっと堪えますねえ。
 隊員達からの信頼度が下がってくるし、次回はなんとかせんとヤバイっす。

 山田を流れる川はどれも奥が深い。
 その代わり勾配がありません。これがネック。
 落差のある滝が少ないのもこのせいです。

 奥平沢には滝がまったくなかったのか、といえば、ありました。
 ただこちらが期待したようなすばらしい滝がなかったということです。

DSC05862.jpg

DSC05861.jpg

 上流部にあった滝。
 奥平沢ではいちばんでしょう。
 悪くはないけど、良くもないです。
 落差そこそこで、苔の貼り付きもよく、景観としても悪くはありませんが、眺める場所がありません。
 とても窮屈な岩の間を流れ落ちています。
 日差しはあったのに暗い滝でした。
 印象度 


 南三陸滝見隊の不動のジンクス、「北に行けば雨が降る」は今回も打ち破ることができず、沢を下る頃には雨模様になってしまいました。
 「オメエが雨男だろ」と互いが互いをののしり合う時期はとうに過ぎ、もう雨が降らない方がおかしいと完全に諦めモード。呪いでも掛けられているのでしょうか?

                               奥平沢→小川→荒川川→津軽石川→宮古湾




 
 
  1. 2013/06/03(月) 17:31:33|
  2. 山田町の滝

夏虫山

道草・寄り道・油売り

 隊長宅にお邪魔しております。大船渡のニーハオ隊員です。
 本日、ツツジの様子を窺いに大船渡市三陸町の夏虫山に行ってまいりましたので、その御報告を。

 結論からいえば、今年のツツジは不作です。
 花芽がありません。貧相な感じがします。
 一部咲いている場所もあるにはありますが、例年から比較すると3割から5割程度。
 夏虫山がこんなだから、おそらくお隣の五葉山も大して変わらないのでは。
 春の天候異常が影響したのではないかと勝手に推測しています。
 今年のツツジはお勧めできる状態じゃないですね。

 で、撮るものがなくなってしまい、代わりになりそうなものをあれこれ撮って来ましたので、ご覧あれ。
 日差しはきついのに、風がやたら寒かったです。身体が冷えました。

DSC05894.jpg
 奥に見えるのが五葉山です。
 今の時期だとツツジで赤く見えるはずですが、今年は見えません。

DSC05890.jpg
 先にある入江が綾里湾。
 半島をはさんで越喜来湾も展望できます。
 この辺り、まだワラビがたくさん生えてましたよ。
 放射能汚染はどうなんすかねえ?

DSC05888.jpg

DSC05887.jpg

DSC05879.jpg

P6020006.jpg
 ツツジを撮影するポイントがなかなかありませんでした。
 例年ならどこを撮っていいやら目移りするくらいなんですけど。

P6020009.jpg
 クリンソウが満開状態で目を楽しませてくれました。


 置き土産に 「鹿鳴ノ滝」 画像を隊長のパソコンに入れることにしたので、そのうち隊長がUPしてくれるでしょう。
 では、オラ帰ります。


  1. 2013/06/02(日) 18:43:47|
  2. 道草・寄り道・油売り

危険な生物

道草・寄り道・油売り


 今年1発目の遭遇。
 マムシです。
 沢の入口の林道に寝そべっておりやした。

P6010007.jpg

 隊員の一人が、車にでも轢かれて死んでいると思って近付いたら、いきなり動き出したもんで 「ウオッッッ!!!」と奇声を発して飛び上がりました。
 近付かなければ特にどうこういうことはないようです。

 小隊長は住田町の山の中で、崖をよじ登ろうとした時、目の前にマムシがとぐろを巻いるのを発見して、危うく転落しそうになったことがあります。
 隊員の一人は、枯れ枝と勘違いしてマムシを掴んだことがあります。
 こいつは崖から転落しました。幸い無事。

 考えてみれば、マムシに限らず山の中には危険生物がいっぱいいますね。

 同じヘビの類ではヤマカガシも毒を持っています。
P5250014.jpg

 クマも鉢合わせしたら相当ヤバイですけど、ホイッスルを吹きまくっていればまず大丈夫。
ボクは熊

 
 恐ろしいのはスズメバチです。

c0142963_194647100.jpg

 こいつら全然見境ないですから。一度攻撃態勢に入ったら、山の中では逃げられません。
 巣に近付くなっていわれても、その巣がどこにあるのか分からないことだってあるし。
 せいぜいスズメバチの活動する時期には、なるべく白っぽい衣服を着ることくらいしか予防策はないみたいですね。

 後は、ダニとかヤマビルですか。
 ダニは山に入れば普通にいます。
 山から下りてきたら、バイクの上がダニだらけ、といった時もありました。
 できるだけ肌を露出させないことが唯一の予防策のようです。
 
 ヤマビルはまだ実物を見たことがありません。
 山陰になった沢などの湿った場所に生息するらしく、その点では滝見隊と共通してます。
 ただこれまで隊員の誰一人として噛まれていないので、南三陸に生息しているのか不明です。

 アブや蚊、顔面にまとわりつくちっこいハエみたいな奴(メマトイというらしい)もウザッたい。
 アブは明るい放牧地みたいなところにいます。
 やはり熱くなったバイクにたかってきます。

 メマトイは払っても払ってもつきまとうし、ほっとけば目や鼻の穴にまで入ってくる厄介者。
 防虫ネットを被ってないとイライラがつのります。

 不思議なことに、山で蚊に刺されることはめったにありません。
 昨年、小隊長は山中に限れば1度も刺されませんでした。




 
  1. 2013/06/01(土) 22:40:48|
  2. 道草・寄り道・油売り

仙磐滝

                                           釜石市の滝

 釜石市鵜住居川支流、大沢川にある仙磐滝(せんばたき)を紹介します。

 下流はどこにでもありそうな何の変哲もない大沢川。
 中流域から徐々に渓相が良くなります。上流はかなりいい。
 
 沢に沿って林道が伸びています。悪路です。
 ジープタイプの4WDなら走行できる程度。
 普通車なら止めた方がいいかと。
 どのみち、途中で橋にチェーンが張られ通行止めになっているので、後は歩きになります。
 急傾斜な場所はなく、のんびり歩いて行けば息は切れないはず。

 大沢川は比較的水量の多い沢です。
 上流に行っても急には水量が落ちません。
 景観がいいですが滝の数は少ないです。小滝が数えるほど。

 
 そんな大沢川で群を抜いて大きいのが仙磐滝(せんばたき)。
 仙磐滝は沢の上流にあります。通行止めの場所から10分ほど。
 倒れかけた鳥居が目印。
 林道横にあるので、苦もなく見ることができます。

DSC05865.jpg

DSC05873.jpg

DSC05866.jpg

DSC05870.jpg

 存在感十分で見栄えのする滝です。
 落差・水量・岩盤・滝壷・苔の貼り付き・景観などどれをとっても不足はありません。
 若干ねじれたスタイルになっているのが惜しいくらい。
 もちろん水質は上等。イワナが泳いでいます。

 ほとんど無名の滝ですけど、これだけを目当てに来ても後悔しないでしょう。
 雰囲気のあるいい滝ですよ。

 印象度 

 「山菜採るな」 「キノコ採るな」 「私有地につき立ち入り禁止」 等の割と新し目の看板があちこちにある沢です。
 正直ウザッたい。山菜やキノコ採取に興味はないし 「滝撮るな」 はさすがにないんで 「私有地~」 以外無視してますけど。
 おそらく、沢の出口付近に大きな仮設住宅が建って山に入る人が増えたせいだと思いますが、何もここだけの話ではなく釜石周辺の沢にはこの手の看板がやたら目に付く印象。


                                     大沢川→鵜住居川→大槌湾



 
  1. 2013/06/01(土) 21:03:49|
  2. 釜石市の滝

自己紹介

小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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