南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

天ノ岩戸の滝

                                           住田町の滝

 東日本大震災以来閉鎖されていた住田町の観光スポット、滝観洞が7月15日からようやく再開されました。
 遠方より客がやってきたので、観光案内することに。
 「中に入っとって地震が来たらどないすんねん?」と始めは恐る恐るだった客も、洞内に入ってからは覚悟を決めたのか、けっこう嬉しそうに探検気分を味わっていたので安堵しました。
 考えてみれば、滝観洞が創られてからすでに何万年も経っています。
 その間、何度も巨大な地震に襲われているはず。にもかかわらず、こうしてちゃんと残っているということは、案外洞窟は地震に強いのかもしれませんね。

 ともかく、今回はあくまで観光案内が主目的だったので、洞内の滝はおざなりにしか撮れませんでした。
 しかも観光客がひっきりなしで、洞内は混雑気味。ゆっくり撮影できる時間がありませんでした。

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 洞内の途中にある「小滝」別名「女滝」です。
 鍾乳洞ゆえ、水はすこぶるきれい。
 滝そのものは、洞窟の外にあったらまるっきり無視されるくらいのレベルです。

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 洞内最奥にある天ノ岩戸の滝。落差29メートル。
 全貌を見るためには、最も奥のわずかなスペースまで行く必要があります。
 ところが観光客が渋滞してなかなか近付けず、ようやく行けたと思ったらすぐに後続の客と交代するはめに。
 これでは自然の神秘を感ずるまでには至りませんでした。
 自分が思ったように撮影するためには、寒くなりかけた頃まで待たないといけませんね。

                             洞内地下水⇒気仙川本流



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  1. 2012/08/31(金) 21:18:31|
  2. 住田町の滝
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アツ沢の滝

                                           遠野市の滝

 遠野市と住田町を結ぶ荷沢峠から入る沢がアツ沢です。
 地図では「アヅ沢」と表記されていますが、現地では「アツ沢」となっていました。
 ここでは現地表記の「アツ沢」にします。
 高津沢の支流になります。
 同じ高津沢支流の赤岩沢には苔の多いなごみ系の滝がいくつもあるため、こちらの沢も入渓する前はかなり期待していました。
 が、世の中思ったようにはなかなかいきませんね。
 期待に反してこれといった滝がなかったです。

 唯一滝らしい滝といえばこれぐらいでしょうか。

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 2段構造の滝です。落差はあまりありません。
 岩盤がしっかりして、苔の貼りつきもよく、おだやかな印象。

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 上段の滝。
 フジのツルがじゃまして、見た目があまりよくありません。

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 下段の滝。
 滝壷は浅く、せいぜい膝上くらいまでか。落っこちてもなんてことないです。

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 こうして見ると、それなりに雰囲気はありますね。
 印象度 


 ついでに、アツ沢のさらにまた支流、黒木沢にある滝。

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 三陸でよく見られる形をしています。
 水質は良くも悪くもなし。飲んでも大丈夫だと思います。
 小隊長は味見をしましたが、隊員は無視でした。
 滝壷が大きいので、まあまあ鑑賞には耐えられる程度かなと。

 印象度   

                    黒木沢⇒アツ沢⇒高津沢⇒長野川⇒小友川⇒猿ヶ石川







 
 






  1. 2012/08/26(日) 21:39:05|
  2. 遠野市の滝
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東禅寺川の小滝

                                           遠野市の滝

 花巻市東和町と遠野市宮守地区に滝探しに出かけ、2本とも惨敗を喫した滝見隊でございます。

 お盆もとうに過ぎ、例年なら暑さの勢いも次第に弱まる頃。
 今年はまだまだ暑過ぎます。
 二日酔いに寝不足が重なり、このむし暑さ。
 酒臭いドロドロの汗と疲労感でもうヨレヨレです。

 またまた思うような滝に出会えず、わざわざ遠回りして撮ってきたのがこの滝。

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 遠野市にある東禅寺川上流部の滝です。
 人に薦められるような滝ではございません。
 2車線の舗装路が横にあり、誰でも眺められるお手軽な滝。
 赤っぽい岩盤の上を流れ、水質はまずまず。
 川の道路側は高い護岸になっています。
 ザイルを下ろせば簡単に降下できますが、それだけの価値はないのが実情。
 「めんどいからやめっぺ」のひと言であっさりこの場を離れてしまいました。
 炎天下のツーリングでグダグダになった滝見隊。
 本日連チャンで三振をくらってしまい、やる気が起きませんでした。

 印象度  
                                   東禅寺川⇒猿ヶ石川⇒北上川






 
  1. 2012/08/25(土) 18:19:15|
  2. 遠野市の滝
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海だってあります。

 道草・寄り道・油売り


 滝見隊の連中は、釣りも好きです。
 全員川釣りはやらず、海釣りオンリー。
 同郷の「釣り師」隊員は、文字通りの釣りバカです。
 小隊長自身は、大震災前まで、滝探しと海釣りが半々くらい好きでした。
 しかし、大震災直後は家を流されたりしてそれどころではなく、現在でも気分が落ち着かなくて釣りには出かけていません。
 気持ちの整理がつき、何かきっかけがあれば、また始めるようになるのではないか、と思っています。
 震災以来、釣り人口がぐっと少なくなったせいか、良型がよく釣れているそうです。

 海には時々出かけています。滝だけでなく、海も眺めるのは楽しいですね。
 三陸は海も山も近く、やろうと思えば、午前中山登りをして、午後には海で遊ぶことも可能です。
 我々の趣味はこの自然条件を十分に活用したものといえるでしょう。
 そのかわり平野がまるで無いし、内陸から遠いことが災いして、企業誘致が進まず、復興も進まず、人口流出が止まらない現状があります。
 我が町、陸前高田市も人口2万人を切ってしまいました。これじゃあ市ではなく町ですね。ひょっとすると村かも。隊員の住む大船渡市や気仙沼市も同様の問題を抱えているという話。先が思いやられます。

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 クサギ  文字通り、臭い。
 ほんの少しだけだけなら、悪くない臭いに感じますが、ずっと匂っているとしつこくて嫌になります。
 現在、三陸の山々ではこの花が満開です。なんとかしてくれ~~。

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森の小路。
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 木陰の気温は下界より確実に低い。だけど、セミがうるさい。




 
  1. 2012/08/21(火) 22:02:55|
  2. 道草・寄り道・油売り
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平滑沢の滝

                                         陸前高田市の滝

 我が地元、陸前高田市を流れる生出川は、南三陸滝見隊にとって宝のような川です。
 生出川系の沢ならどこに入渓してもまずハズレがありません。
 それどころかびっくりするようなすばらしい滝がゴロゴロ存在します。
 「大滝小滝」「白糸の滝」といった名の知られた滝から、気仙の幻の滝といわれる「大松沢大滝」まで、 南三陸でこれだけ粒のそろった滝の多い水系は他にはないでしょう。

 
 生出川系大松沢の枝沢、平滑沢もそのひとつ。
 平滑沢の滝は以前大松沢の出合いにある滝をひとつだけ紹介しました。
 今回はその上流部にある滝を紹介します。

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 平滑沢のエースストライカー。
 直瀑の見事な滝です。
 にわか雨しか降らない最近の天候でありながら、それでもこれだけの水量があることにホッとしました。
 梅雨時や大雨の後だったらさらにすばらしくなっていたでしょう。

 滝下には小さな滝壷しかありません。
 でもよく見ると、それは滝の横の崖から崩落した土砂が堆積してできた仮のもので、さらに5mほど下に本来の滝壷があるようなのです。
 つまり、岩盤から想像するに、この滝の落差は実際にはあと5mは高いのではないかと推定されます。

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 これは上の滝の落ち口です。
 画像上が下流、下(手前)が上流になります。
 溝のようになった岩盤を流れ下り、一気に落下していきます。
 滝下から一度に見ることができればなお良かったのですが、それだけの空間がありません。

 崩落部分がやや気になるものの、いい滝であることには変わりなし。
 印象度  

 その上流の滝。

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 平滑沢に流れ込む枝沢の滝です。
 水量少なく、滝壷浅く、雨後期待の滝ですね。
 印象度  

 さらに上流の滝。

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 今の状態では五月雨型の滝になっています。
 増水したらどうなるのか見てみたい。
 非常に心休まるいい滝です。落ち着きます。
 ガレキが周囲に散乱しているのがやや目ざわり。
 明るい雰囲気の滝。
 印象度  

 そして源流部の滝。

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 これも雨待ちの滝です。
 雰囲気的にはなかなかいいものを持っていると思います。
 印象度  

                             平滑沢⇒大松沢⇒生出川⇒矢作川⇒気仙川





  1. 2012/08/20(月) 22:22:16|
  2. 陸前高田市の滝
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山口川の滝

                                        一関市大東町の滝

 大東町の大原を流れる山口川。
 下流から中流は傾斜がゆるく滝は無し。特にどうってことのない平凡な川です。
 しかし上流域に入ると景観が徐々に変化していきます。
 岩盤の露出した川底とか、大岩が転がる渓流になり、いかにもそれっぽい雰囲気が漂い始めます。

 林道は途中から崩壊しているため、通行止めの柵が設けられています。

 流れが二股になり、林道からはずれた水量の多い方を選んで沢登りを開始。
 登攀に困難な個所はほとんど無く、ヤブコギも必要としない、登りやすく楽しい沢です。

 そこそこの滝が次々に現れます。

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 左右どちらもいい。

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 向かって右側の滝。 

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 直瀑の滝。いい滝です。  少し回り込めば簡単に越えられます。 

 そしてついに、これぞ滝!と呼べる雄姿をひさしぶりに発見しました。

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 がっしりした岩盤の隙間を縫うようにして落下する高い2段の滝です。

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 これが上段の滝。

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 これが下段の滝。どちらも甲乙つけがたいすばらしい滝です。

 鑑賞するには少々ポイントが限られるという難点はありますが、それ以外はこれといって欠点がありません。苔の配置もいいし、背の立たない深い釜も持っています。
 もちろん水質もいうことなし。滝としての存在感バッチリです。
 この源流にある山の名をとって、仮称「扇滝」としました。

 ひさしぶりにすばらしい滝を発見し、ニッコニコの満足感で帰ることができました。
 印象度は  

                                    山口川⇒砂鉄川⇒北上川




 
  1. 2012/08/17(金) 22:49:48|
  2. 一関市大東町の滝
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来内川の滝

                                           遠野市の滝

 遠野市と住田町を結ぶ蕨峠にある滝です。
 
 遠野市側を峠道に沿って流れる来内川には滝らしい滝がありません。
 道路から外れた頂上付近になってようやく小滝がいくつか現れる程度。

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 なんとか滝として見られるのは上の2つくらい。
 苔と水がきれいなのが取り柄。
 その他はこれといってウリのない滝です。

 印象度  
                               来内川⇒猿ヶ石川⇒北上川



  1. 2012/08/17(金) 17:50:03|
  2. 遠野市の滝
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山谷川の滝

                                           遠野市の滝

 南部三陸地方のあるか無きかのちっこい滝ばかり見せつけられて、いささか食傷気味だとは思いますが、いましばらくご辛抱のほどを。
 今週中にとっておきの隠し玉をご披露できると思いますので。

 さて、遠野市山谷川の滝です。
 遠野から国道396号線、小峠トンネルに入る手前にあります。
 まずは、山谷川源流部の南隣にある枝沢の滝から。

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 小滝ですが、雰囲気の良い滝。
 苔の貼りつきと水質の良さで安らげます。 

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 藪に完全に覆われ、音だけをたよりに探し当てました。
 暗く湿った場所にあり、たとえ近くを通ったにしろおすすめできるような滝ではありません。
 この沢は岩盤や大きな岩石がないため、凡庸な印象しかありません。

 次は、山谷川本流の滝。
 景観がとてもいい沢です。
 大岩がゴロゴロあります。
 一見あちこちに滝がありそうなんですが、いくら探しても滝らしい滝が見つかりませんでした。
 傾斜が緩いのが最大の原因だと思います。

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 一個一個の滝ではどうしようもなく、こうしてユニットを組めばなんとか恰好が付く程度の小滝ばかりでした。

                                    山谷川⇒猿ヶ石川⇒北上川



  1. 2012/08/13(月) 19:56:07|
  2. 遠野市の滝
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君ヶ鼻の滝

                                       一関市室根地区の滝

 行政区分は一関市ですが、宮城県気仙沼市との境目から1Kmも離れていない場所にあります。

 この辺りではそこそこのサイズ。
 滝として認識されてないというか、まるっきり無視されています。
 室根山山頂に向かう道路の近くにあります。
 道路からはまったく見えません。
 滝に行く道もまったくありません。
 熊笹の密生した藪をかき分けて行かねばなりません。

 見ての第一印象は、ゲンナリ。
 流れる水の色が白く濁っています。
 自然現象ではなく、人工的な濁りのようです。
 確定はできないものの、1キロ上流の温泉施設の排水ではないかと思います。

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 滝だけ見たらそんなに悪い滝ではないですが、この水質はひど過ぎます。
 周辺環境も良くないし、ちょっと評価できるレベルではないですね。

 この汚水がそのまま気仙沼湾に流れ込んでいるのかと想像すると唖然とします。

                          (記:M.M)    田茂木川⇒大川⇒気仙沼湾



  1. 2012/08/11(土) 21:02:48|
  2. 一関市室根地区の滝
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金成沢川の滝

                                          気仙沼市の滝

 我が地元の滝をご紹介します。
 「どうです、すごいでしょ。」と胸を張れるような滝ではございません。
 藪の中に隠れた滝です。地元住民でもほとんど知らないはず。

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 金成沢川で最も落差のある滝。
 それでも3mくらい。
 上半分が石の積み重ねでできているから、大雨が降ると、濁流で滝の形が変わってしまいそうです。

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 はっきり言ってしまえば、これといって見どころがないです。
 水質は中程度。
 わざわざ藪漕ぎしてまで見に行く価値はないです。

 印象度  どちらも
                        (記:M.M)      金成沢川⇒大川⇒気仙沼湾
  1. 2012/08/11(土) 17:52:27|
  2. 気仙沼市の滝
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道草・寄り道・油売り


 山で見つけた動物の骨です。

 1、ニホンザル
 2、アナグマ
 3、ニホンカモシカ

 ではないか、と推定しています。定かではありません。

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  1. 2012/08/09(木) 20:29:30|
  2. 道草・寄り道・油売り
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蛭がた沢の滝

                                          大船渡市の滝
 盛川上流、蛭がた沢の滝です。

 沢の中流部に岩盤の露出している一帯があり、滝はそこにあります。
 滝はどれも小型で、鑑賞できるのは下の2つくらい。

 しっかりした岩盤と、滝壷を持っています。
 なぜか苔の貼りつきがありません。
 深い谷でもないのに、陰気なイメージ。
 水質の良さで救われています。

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 環境が良いわけでもなく、たとえ暇であってもわざわざ見に来るほどの滝ではありません。

 滝の印象度は、どちらも  



 
 沢の名にある「蛭」について。
 小隊長は、これだけ沢歩きしているのに、ただの一度も蛭に喰いつかれたことがありません。
 それどころか、生まれてこのかた蛭という生き物を実際に見たことがないのです。
 他の隊員も同様、誰も現物を見たものはいません。
「森林の湿潤な、特に苔の多い沢沿いに生息する」そうで、まさに滝見隊のフィールドそのものじゃないですか。
 それなのに見たことがないというのはどういうわけでしょう?
 この辺りに生息していないのではないか、という気もするのですが、それなら何故「蛭」と言う名の沢があるのか?
 どう考えても不思議です。
 恐いもの見たさで、一度くらいは見ておきたいものですが。

                                蛭がた沢⇒滝の沢⇒盛川⇒大船渡湾





                               
  1. 2012/08/07(火) 19:30:38|
  2. 大船渡市の滝
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念願叶ってがっくり

                                           住田町の滝

 我々南三陸滝見隊の居住している周辺地域には、入りたいと思っても入れない沢がいくつもあります。
 ひとつは沢の上流部が私有地になっており、柵などで侵入できないようになっている沢。
 これは釜石市の山間部に多いタイプ。物理的に入れない沢です。
 かつて製鉄所の鉱山として開発されたものの、廃坑になり、その場所が丸ごと立ち入り禁止にされてしまったからです。
 沢まで含めて企業の私有地化されているので、勝手に侵入するわけにはいきません。
 絶対滝があるに違いないと推察している沢でも、指をくわえてバリケードを眺める他ないのがくやしい。

 次は、沢の上流部に行くためには、民家の庭先を通らねばならないタイプ。
 沢が庭に組み込まれている家もあります。
 誰かが居れば、断って入るのですが、誰もいないと泥棒に見間違いされかねません。
 それでなくとも、我々の風体は異様でかなりあやしいですから。

 次は、沢の入口になんらかの施設があり、行く手を塞いでいるタイプ。
 沢自体は施設の所有物でないので、手段・方法を考えれば行くことはできるはず。

 今回決行したのは、施設の裏に沢があるタイプです。
 場所は住田町の滝観洞からほど近い、気仙川本流に流れ込む神楽沢です。

 この沢、何年も前から気になっていた沢で、すでに下見を済ませていました。
 沢の手前には釜石自動車道が造られ、行く手を阻んでいます。
 歩いて横断できる道はありません。
 沢は自動車道の下に設けられたトンネルをくぐって流れています。
 このトンネルに降りるのが第一関門。
 そして最大の関門が、トンネルをくぐり終えた先にあります。
 そこには大きな貯水槽があって、腰の高さ以上に水が蓄えられているのです。
 底には泥が堆積して、実際の深さは分かりません。

 というわけで、真夏の渇水期になりました。我々は泳ぐ覚悟でこの時期を待っていたのです。
 そして決行。
 トンネルの中には何やら獣の死骸が横たわり、おっかなびっくり避けて通りました。
 貯水槽には下見した時と変わらず水が溜っていました。
 でも違っていたのが、底。今年春の洪水で大量の土砂が流れ込み、実際の水量は1mほど。難なく渡ることができました。
 そして初めて見る神楽沢。念願かなって見る沢は、傾斜があり、それらしい雰囲気もありました。
 ただ水量があまり無く、かなり昔に護岸工事された個所が続いているのが気になりました。
 仰ぎ見ると、急勾配の崖の上をJR釜石線が沢に沿って走っています。そしてさらに別の小さなトンネルをくぐらねばなりませんでした。
 くぐっている途中、いきなりの轟音が。「地震だ!!!」と一斉に逃げだそうとしたら、実は列車の通過音だったとは。

 肝心の滝はどうだったのでしょうか。
 ほぼ惨敗です。もうこれ以上はないという源流部まで登りましたが、残念ながら、これは、という滝には出合えずじまいでした。

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 驚くほどの小滝です。

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 これまた驚くほどの小滝です。画像にだまされないでくださいね。

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 渓流瀑。落差はほどほどだけれど、側面が護岸工事されています。見た目悪し。

 というわけで、見るべきものがありませんでした。
 しかも、帰途あっけにとられることが。
 なんと滝観洞インターの途中から、車に乗ったままこの沢に入れるトンネルがあったのです。
 我々は誰一人このインターから乗り降りしたことがないので、今の今までそれに気付かなかったのでした。
 ま、たまにはこんなこともありますって。いやけっこうバカやってますね。

                                         神楽沢⇒気仙川




 


 
  1. 2012/08/06(月) 21:15:39|
  2. 住田町の滝
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小牧沢の滝

                                           住田町の滝

 住田町から奥州市に向かう山越えの途中、種山にあるのが小牧沢。篠倉沢と合流する沢です。
 小牧沢は非常に渓相の良い沢。森の中に入っていくと気分がほぐれます。
 その大部分が国有林で、自然林の広葉樹に覆われています。
 沢に沿った形で林道があり、そのまま登って行けば山頂部に出て、どこかの道に接続するような感じでした。
 バイクでは障害にならない程度に、ところどころ小規模な崩落個所があります。
 4WDならたぶん大丈夫でしょう。
 滝見隊は、最上流部には滝がなかったため、途中から引き返しました。
 
 下流部にはほとんど滝はありません。林道との高低差が始まるあたりから滝が出現し始めます。
 どれもびっくりするような大型滝ではありません。
 しかしとても雰囲気の良い滝が揃っています。
 下流から上流に向かって滝を紹介します。沢登りしてないので、これ以外にも滝はありそうでした

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 こんな感じの沢です。くつろげます。この辺りから滝があります。

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 枝沢、水戸ノ沢の出会いの滝。林道から見えます。

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 V字型の見ごたえある滝。
 隊員2名が倒木をどけようとしましたが、岩に食い込んで微動だにせず。
 うち1名があわれ滝壷に撃沈。やめろって言ったのに。
 水分をたっぷり含んでいるから余計に重くなり、無駄な抵抗というもの。

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 小牧沢を代表する滝かもしれません。
 落差があり、岩盤の中に潜り込んだようなユニークな形状をしています。
 水が落下してすぐ正面も岩盤。だからこの角度からしか全体を撮影できません。

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 最上流部の滝。これより上ははっきりした滝の存在を確認できませんでした。
 水質はいうことないし、景観も良好。
 滝によってはザイルを必要とするものもあります。
 猛々しかったり荒廃した所のない、ホッと安らげる沢です。


                                 小牧沢⇒篠倉沢⇒大股川⇒気仙川



  1. 2012/08/05(日) 20:45:42|
  2. 住田町の滝
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いつか出会った動物たち

道草・寄り道・油売り

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  1. 2012/08/03(金) 22:56:04|
  2. 道草・寄り道・油売り
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黒滝

                                       奥州市衣川地区の滝

 奥州市衣川区に黒滝温泉という施設があります。
 駐車場に停まっている車を眺めると、結構人気があるらしく遠くのナンバーが付いていたりします。
 黒滝温泉は近くに黒滝があるからこの名がついたと思いきや、当の黒滝は4~5キロも先の山の中。
 2012年7月現在、黒滝までの林道には2つ以上のデンジャラスゾーンがあり、乗用車だと行くのは無理かもしれません。
 ひとつは崖の崩落。もうひとつは林道が川の流れによってえぐり取られています。
 我々はバイクだったので無問題で通過できました。

 黒滝へ向かう途中にある二股ノ滝(だと思いますが未確認)。

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 これだけなら良くありがちな滝に見えます。
 画像の部分は滝の上端の落ち口だけで、実はこれより下にも南股川本流に向かってずっと流れが続いているのです。
 残念なことに、滝を分断する形で林道の橋が設けられてしまっています。
 この画像を撮影した場所こそその橋の上です。
 橋がなかったら相当見ごたえのある滝に違いありません。

 印象度  

 林道をひたすら登って行って、谷が急に狭まったところに黒滝があります。標示の立て札あり。

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 落差数メートル程でしょうか。
 直瀑のすばらしい滝です。
 周りを岩盤に囲まれ、深い滝壷を持っています。
 肝心の水質も悪くありません。
 はっきりした苔が見当たらないのが少し残念なくらい。
 景観もよく、ここならまた来たいと思わせる滝です。

 印象度   


 そして黒滝のすぐ上にある白滝(だと思います。未確認)
P7280022.jpg

 これもいい滝です。
 ほんとはザイル降下して滝下から撮ればよかったのですが、あちこち見て回る都合上、時間が気になって はしょってしまいました。見難くて申し訳ございません。

 印象度  

                                      南股川⇒衣川⇒北上川





  1. 2012/08/02(木) 21:33:55|
  2. 奥州市衣川地区の滝

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小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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