南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

赤滝

                                      秋田県 東成瀬村の滝

 栗駒山の秋田県側山麓にある赤滝でございます。
 どこかのサイトに落差5メートルとありましたけど、とんでもない。
 その倍はありそうな大滝です。
 水量もめっちゃ多いし。
 川を渡って対岸から撮影しようとしたけれど、あやうく流されそうになって引き返しました。
 マジ、ヤバかったっす。
 河原へ下りるための鉄製の階段が流されてしまい、3メートルくらい崖を下りなければなりませんでした。
 滝の横には神社があります。その前からも滝を見下ろせるんですが、なんだか足元がユラユラするような気がして下を覗いたらごっそりととテラス状にえぐれてました。ビビリました。そのうち間違いなく崩れます。事故らなきゃいいですね。

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 岩盤の色が赤っぽいです。なんでも酸化鉄によってそうなったとか。
 三陸の滝とはスケールの違う迫力を感じます。
 水の色は濁っています。
 水質が悪いと印象ガタ落ちです。

 印象度                              赤川⇒成瀬川⇒皆瀬川⇒雄物川⇒日本海  (記:MM)



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  1. 2012/05/31(木) 22:32:18|
  2. 秋田県 東成瀬村の滝
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小川の滝

                                           山田町の滝

 住田町の桧山川に続いて、もうひとつ美しい場所を紹介します。
 場所は山田町の小川。
 小川といっても飽きるほど長い川です。
 ここに桃源郷のような場所があります。

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 たどり着くまで長いですが、渓谷ではないので誰でも川まで下りてこの光景を目にすることができます。
 ただただ美しくてため息が漏れてしまうような世界。
 水はあくまでクリア。そして水深が深くなればなるほどエメラルドグリーンが濃くなっていきます。

 印象度は  

 小川にはここ以外、滝らしい滝がありません。
 源流部にからくも3連滝があるくらいでした。

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 この上部にもう1段あります。
 流れが湾曲して1枚の画像に収まりませんでした。

 印象度                                        小川⇒荒川川⇒津軽石川


  1. 2012/05/30(水) 13:55:07|
  2. 山田町の滝
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桧山登山道の植物たち

 道草・寄り道・油売り


 南三陸の主峰、五葉山への登山は、大船渡と釜石から登る南側斜面の赤坂口からがメーンになっていますが、北の住田側からも登ることができます。
 車止めからなだらかな登山道を徒歩30分で山小屋に到着。
 そこから急斜面の2時間、息の切れるつらい登山が待っています。
 私はハクサンシャクナゲが咲き乱れる時期にこのコースから2回登頂したことがあります。メーンコースとは違うおもしろさがあります。
 ただ裏ルートなだけに、登山者は少なく、シカは当然としてサルやクマも出没しますから注意が必要です。

 我々の興味は滝中心です。なので、個人的には別として、どこの山でも山頂まで登るようなことはありません。
 山頂に滝はありませんからねえ。

 画像は山小屋に至る林道で撮りました。

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  1. 2012/05/29(火) 22:04:24|
  2. 道草・寄り道・油売り
  3. | コメント:0

桧山渓谷の滝

                                           住田町の滝

 南三陸滝見隊の隊員は、それぞれがお気に入りの滝を持っています。
 直瀑の滝が好きな奴、五月雨型の好きな奴、深山幽谷にある滝が好きな奴、滝を取り囲む空間の好きな奴。
 そして誰もが共通して好きな滝もいくつかあります。

 そんな隊としてのお気に入りの場所のひとつがこれです。

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 住田町の桧山川です。
 およそ100mにわたって両岸がえぐられゴルジュ帯になっているところで、あえて名前を付ければ、桧山渓谷とでもいえるような場所。
 下の2枚の滝は渓谷のスタート地点に流れています。
 景観としてはほぼ完ぺき。
 岩盤にぐるりと取り囲まれた深くて広い滝壷が特徴。
 他とは異なるここだけの世界が形作られ、ただうっとりと眺めるばかり。
 すばらしいのひとことにつきます。

 決して行き難いような場所ではありません。
 桧山川全体から見れば、かなり下流部にあります。
 ただ林道から離れた位置にあるため、川を登って行かないと分からないかもしれません。

 印象度は  

 なお、桧山川の上流部は、いまだに難攻不落の秘境になっています。
 五葉山登山道からはあまりに遠く、川沿いに山道はありません。
 深い藪に覆われ、さりとて川に入るにも深すぎ・急過ぎます。
 いつかは決行してやるぞと思いつつも、いったいどうしたものかと手を焼いているのが現状。
 1341mの五葉山と1229mの愛染山に挟まれた急峻な谷間に流れ、地形・地質・水量を考えれば、必ずやまだ見ぬ大滝が隠されていると推察しているのですが・・・。

                                         桧山川⇒気仙川



  1. 2012/05/29(火) 21:38:56|
  2. 住田町の滝
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山神様

 道草・寄り道・油売り


 ♪ あるぅ日、森の中、クマさんに、出合った ♪

 ノンキに歌ってるる場合じゃないです。

 滝探しとなれば当然山に入ります。
 すると時々出くわすんですねえ、クマさんに。
 あらかじめ腰に鈴を付け、ホイッスルを吹きながら歩いていくわけですけど、そんな音にも動じないのか、聞こえてないのか、あるいはまったく関心がないのか、クマに尋ねるわけにもいきませんが、とにかく近距離で会うこともあります。

 そんな場合どうするかというと、とにかく動かず目をそらさないことがいちばんのようです。
 あわてて逃げだすのがもっとも危険なんだとか。

 クマが遠くからこちらを認識している場合は、ほぼ安全です。このパターンは何度も経験済み。
 こちらをうかがうようなそぶりは見られますが、だいたい何事も無く去って行ってくれます。

 目と鼻の先でバッタリ会ってしまったら、運を天にまかせて戦うしかありません。自信はまったくありませんが、クマだって人を襲いたくて襲うわけではないので、殺されはしないだろうという気持ちはどこかにあります。

 さて問題は、30mくらい先にいたらどうするかです。実に中途半端な距離。
 この画像の状況ですね。この時はもっと近かったような気がします。
 これは住田町の山の中で発見したクマです。
 分かりにくいかと思いますが、画像左手の黒い物体がそれ。
 同じ黒いものなら、黒毛和牛だったらいいんだけど、どう見たってツノはないよなあ。
 緊張状態でなんとか3枚撮影。後で見たらブレブレでこれ1枚しかモノになっていませんでした。
 これでもやっとやっと、いっぱいいっぱいの精神状態です。

 相手はこちらを認識しているし、こちらも相手が何者か当然知っています。
 相手が坂の上から突進すれば、おそらく数秒で飛びかかられます。
 へたに動いたらやばいことになるので、不動のまま必死に考えます。
 今身に付けているものは、杖がわりの木の棒。そして腰には護身用に刃わたり20センチの山菜ナイフがあります。とりあえずはこれでなんとかなりそう。近くに手ごろな石があればなお結構。
 第一撃だけは木の裏に回れば避けられるかも。
 そう考えている一方、こんな機会はめったにないから、なんとか写真を撮りたいと、ポケットからじりじりとコンデジを取り出し、クマから目を離すわけにはいかないので、腰の位置で撮影。今この瞬間突進されたらアウトだなと思いました。
 さあ、来るのか来ないのか、どっちなんだとジリジリする時間の長いこと。

 そんな気持ちを知ってか知らずか、クマはこちらを窺いながらゆっくりと山を登っていきました。
 ホッとしてヘナヘナと腰が崩れ落ちそうになりました。

有住のクマ


 クマの場合は特別ですが、山の中で動物に遭遇し、それを撮るのは非常に難しいことです。
 滝探しが第一の目的ですから、常にカメラを手にしているわけではありません。
 被写体を発見して撮ろうとしても、そう思っている間に逃げられてしまうことがほとんど。
 望遠レンズもないので、動かないからといって遠くのものは撮れないし。
 ほんと、どうにもならないですね。



  1. 2012/05/29(火) 00:37:39|
  2. 道草・寄り道・油売り
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小仁倉沢の滝

                                           住田町の滝

 住田町から遠野市に向かう国道107号線荷沢峠で、ほとんど期待もせずに沢へ入ったら、びっくりするような滝がありました。これだから滝探しはおもしろい。

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 倒木や流木などで荒れた印象のする場所。
 それらを取り去ってしまえば素晴らしい滝になることうけあいです。
 なにより、ここには周囲と切り離された滝を中心とした世界があります。
 滝壷は広いながらもかなり浅く、欠点はそれぐらいののも。
 名前のないのがふしぎなほどいい滝です。

 印象度は                     小仁倉沢⇒小股川⇒大股川⇒気仙川


  1. 2012/05/28(月) 19:04:41|
  2. 住田町の滝
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大荒川の滝

                                           山田町の滝

 行く前に地図を眺め、実際に現地に立ち、水量や地質・地形を確認して、よし、ここならいい滝があるに違いないと入渓しても、その期待通りにならないことがしょっちゅうあります。

 山田町の大荒川(地図上では北ノ沢)がそうでした。
 ある程度の滝は次々現れるのですが、これこそ大荒川を代表するという滝がありません。
 どこまで行っても同じパターン。
 我々は非力なヘタレ隊ですので、安全と体力温存を考え途中から諦めざる得ませんでした。

 はじめから、入渓する川に大滝がある、と分かっていれば体力的にきつくても気は楽です。
 目標があるのはとてもいいことです。がんばりさえすれば目的地に到達できるのですから。
 しかし、あるかどうかさえ分からない大滝を求めて川を登るのは、行き先見えない人生と同様、正直つらいものがあります。
 登れば登るほど、この先にあるのだろうか、徒労になるのではないかと不安感が増していきます。
 
 短い川なら源流までたどれば結果が分かり、それはそれで納得できます。
 けれど山道も無いような長い川で、思ったような結果が出ないと、体力以上に気持ちが萎え、流れが続いていてもどこかで止め時を考えざる得ない場合が出て来ます。こんな時は思った以上に疲労します。
 諦めかけていた川に大滝を発見した時の喜びはなかなか一般には分かりづらいかも知れませんが、思わず舞い上がってしまうほど。気分が高揚し爆発しそうになります。この喜びを何度も経験しているからこそ我々は未知の川に踏み込んでいるのです。
 一方、これといった結果が得られないままスゴスゴと川を下って来る時の気分は敗残兵そのもの。ネガティブな考えにとりつかれたまま帰途につかなければなりません。
 いい滝を見つけられないほうが多く、その都度落胆していますから、いい加減落胆することには慣れていますが、慣れてしまっているだけで、落胆そのものが消えてしまうわけではありません。
 
 今の世の中、人の入っていない川なぞあるわけはなく、一般的には知られていない大滝もそうめったに出現しないのは十分承知。
 でもこの超片田舎、三陸沿岸部の山の中だったら、まだどこかに人に知られずひっそり隠れている大滝が存在するのではないか、そういう夢をいまだに追っているのが我々南三陸滝見隊であります。

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 印象度はどれも                         大荒川⇒荒川川⇒大川⇒津軽石川


  1. 2012/05/28(月) 11:29:13|
  2. 山田町の滝
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甫嶺大滝 再訪

                                       大船渡市三陸町の滝

 甫嶺大滝は今出山東側を流れる甫嶺川にある滝です。
 第二次世界大戦が終わってからもなおしばらくは今出山で金が採掘されたそうですが、現在では石垣だけがその名残をとどめ、千人坑に続く山道は崩壊しつつあります。
 その山道の途中に甫嶺大滝はあります。
 海から数キロしか離れていないのに、雰囲気は深山そのもの。さすが三陸。

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 滝を支える岩盤はほぼ垂直。滝もほぼ直瀑で、もう少し水量があれば岩盤から離れて完全な直瀑になるはず。
 ここには周辺と切り離された空間があります。とても雰囲気のよい滝です。
 大滝とはいえ、実際はミドルクラスの規模で、小さな滝壷しかありません。
 落ち着いた景観で、気分がとても安らぎます。

 甫嶺大滝の下流にもいくつか滝が流れています。

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 忘れ去られた場所なので、ほとんど見に来る人はいないでしょう。
 熊の生息地域のため、鈴や笛を鳴らしっぱなしでした。
 遭遇したのは1羽のヤマドリと2匹のアナグマだけ。

                               甫嶺川⇒越喜来湾 (記:ニーハオ)


  1. 2012/05/26(土) 21:15:45|
  2. 大船渡市三陸町の滝
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清滝

                                           遠野市の滝

 清滝は、又一の滝・長瀞の滝・不動滝・小烏瀬の滝・白滝・オガセの滝・藤沢の滝などと並んで遠野ではけっこう名の知られた滝です。
 だから滝まで簡単に行けるかといえばさにあらず。
 猿ヶ石川源流部の林道をたどって登っていくと、七郎沢との分岐点で林道は突然終わり。
 滝のありかを示す看板などどこにもなし。殺風景な車止めになっています。
 その先ははっきりした道がないので、堰堤を越えてから沢登りするか、ヤブコギするしかありません。
 沢登りするには長靴では到底無理。ウェーダーが必要になります。
 一方、ヤブコギは丈の高いクマザサがびっしり生えているから歩きにくい。
 ただどちらを選んでも、林道終点からあまり距離は無いのでうんざりするほどではありません。

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 滝は上段から緩やかに滑り下りてきて下段で一気に落下するような構造。
 落差は目視で7~8mくらいか。滝壷もしっかりあります。イワナが数匹いました。
 大きな岩盤の端っこを窮屈に流れ落ちています。
 真ん中を流れていたらカッコ良かったのにと思っても、こればっかりはどうにもなりません。

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 けっしてスタイル的にはいい滝とはいいかねますが、大きな滝だけにそれなりの迫力は感じさせる滝です。そして、これが大事な要素、見ていて気持ちの良い滝です。

 印象度                猿ヶ石沢⇒猿ヶ石川⇒北上川  (記:ニーハオ)


  1. 2012/05/25(金) 21:39:25|
  2. 遠野市の滝
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大洞沢の滝

                                           遠野市の滝

 大洞沢は、住田町へ向かう荷沢峠の途中にあります。
 今まで、ここに沢が有るというのは知っていましたが、いい滝があるとは思えないし、いつでも行ける場所なので通過するばかりでした。

 一見するとこんな小さな沢にホントに滝があるの?といった風情。
 ダメモトで沢に入ってみると、ザラ瀬ばかりで大きな岩などは見当たりません。
 けっこう急斜面で、そのためかあちこちに堰堤が造られ人の手が入っています。
 こういった沢はまず大きな滝は期待できないのが常。
 諦めかけていたら、ひとつだけ滝らしい滝を発見しました。

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 浅いながらも広い滝壷があります。
 滝自体はそんなに悪くないです。

 杉林に囲まれているのと、20m下流に堰堤があり、環境的にはいまひとつ。

 印象度                     大洞沢⇒長野川⇒小友川⇒猿ヶ石川⇒北上川   (記:ニーハオ)




 

 
  1. 2012/05/25(金) 17:20:59|
  2. 遠野市の滝
  3. | コメント:0

大松沢大滝

                                         陸前高田市の滝

 気仙地方で幻の滝といえば、この大松沢大滝にとどめを指します。
 何しろ地元の我々でさえ探し当てるまでに2年間要したのですから。
 大松沢を下流から源流部に至るまで探査してその姿はなく、枝沢を1本残らず登ってもどこにもありませんでした。
なんでやねん?
 地図にはちゃんと記載されています。
 ということは、地図通り進めば必ずあるはず。なければ地図の誤記載ですよね。
 そう考えて現地に何度足を運んだことやら。
 しかし現地に立って見るとあら不思議、何がどうなっているのか、川は地図のようにはなっていないのです。本当にキツネにたぶらかされているようで、ずいぶん徒労な時間を過ごしてしまいました。
 地元住民に尋ねてみると、あるとは聞いているけれど、行ったことは無いからどこだか知らない、という返事ばかり。
 あるのはまず確実。でもどこにあるのでしょう。
 これだけ探して無いということは、あるいは地震や洪水で崩壊してしまったのでしょうか。

 その謎が解決したのが昨秋(2011年)。まさに目からウロコでした。

 実は、我々が大松沢に入った最初の日から、川ではずっと大規模な堰堤の工事が行われていました。
 そこだけは侵入禁止だったので我々は入ることができずにいました。
 しかしその先にも川はまっすぐ伸びていたため、何の疑問も抱かず、その川が大松沢本流だと思い込んでいました。
 ところが、堰堤の工事がようやく終わってその場に行ってみると、何と何と、まだ見たことのない川が北に向かって伸びているではありませんか。その川こそ大松沢本流だったのです。

 というわけで、話が長くなってしまいましたが、いよいよ大松沢大滝大公開です。

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 上下2段構造。まるで天上から降り注ぐような見上げるばかりの滝です。

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 上段の滝。

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 下段の滝。これよりまだ下に続いています。

 落差は30~50m。傾斜がきつく、全体を見渡せる場所がないので実際の高さはよく分かりません。
 とにかくひと言でいえば素晴らしい滝としかいいようがないのですが、欠点がないわけではありません。
 まず、はっきりした釜がないこと。
 下段の滝の下部は次第に傾斜がゆるやかになっており、地盤への当たりが弱いせいなのか、それともかなり土砂が堆積しているので、それを取り除けば釜が現れるのか。
 そして水量が不足気味。これは枝沢のためにしかたのないところ。
 こんなことぐらいか。
 この滝へ到達するためには、廃道から急斜面をヤブコギの連続。堰堤も越えねばなりません。人でもケモノでも歩いた形跡がまったくないので、まさに秘境といった場所。
 藪だらけで前がよく見えないために、何時なんどきクマが現れるとも限りません。
 行き難さは、一般的にはマイナスですが、我々にとってはプラスの高得点になります。
 
 深い山の中でひっそり流れ落ちるこの滝は、神秘性において気仙地方では最上級の滝に間違いありません。

 印象度は            枝沢⇒大松沢⇒生出川⇒矢作川⇒気仙川



 
  1. 2012/05/24(木) 21:55:03|
  2. 陸前高田市の滝
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大松沢の小滝集 その2

                                         陸前高田市の滝

 大松沢本流の滝。続きです。

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 次は的場の大滝がある沢のさらに枝沢の滝。

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 大松沢大滝の所在があまりにも分からず、一時はこの滝ではないかと疑った滝です。
 この滝も見つけるまでが大変でした。
 画像で見る以上に落差があり、神秘的な感じがします。
 しかし決定的に水量不足。
 ご覧のように倒木が散乱し荒れた印象。
 周辺環境を整え、水量があれば、相当見ごたえのある滝になるのでは。


                              枝沢⇒大松沢⇒生出川⇒矢作川⇒気仙川



  1. 2012/05/23(水) 13:48:23|
  2. 陸前高田市の滝
  3. | コメント:0

大松沢の小滝集 その1

                                         陸前高田市の滝

 大松沢本流とその枝沢から流れる小滝ばかりを集めました。

 まずは、大松沢の最下流にある馬洗淵。
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 名前の通り主役はきれいな淵です。滝自体は本当に小さなもの。景観のよい場所。

 次は本流の滝。
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 滝の前が開けているため、休憩するにはいい所。
 ここで2回ほど食事を摂りました。流れる水でそばを洗ったり、コーヒーを沸かしたり。
 滝を眺めながらの食事はこんなことしていいんかいと思うほどぜいたくな気分になります。
 この辺りでは数少ない明るい滝です。

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 枝沢から大松沢に流れ込む五月雨型の滝。

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 これは本流の滝。苔の貼りつきと滝壷がきれいです。

                                 大松沢⇒生出川⇒矢作川⇒気仙川
  1. 2012/05/23(水) 13:13:05|
  2. 陸前高田市の滝
  3. | コメント:0

火ノ沢大滝

                                         陸前高田市の滝

 大松沢の支流、火ノ沢にあるゴツくてでかい滝が火ノ沢大滝(仮称)です。

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 初めて見た時は言いようのない驚きでした。
 幻の滝といわれる大松沢大滝を発見するまで、この滝がそうだとばかり思っていました。
 無骨なスタイルが逆に迫力を生んでいます。
 もっと水量があればさらに感嘆するような滝になるでしょうが、枝沢なのでそれも仕方ありません。
 大雨の後なら怪物級の滝になると思います。

  印象度は                       火ノ沢⇒大松沢⇒生出川⇒矢作川⇒気仙川


  1. 2012/05/21(月) 19:08:07|
  2. 陸前高田市の滝
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越猪沢大滝

                                         陸前高田市の滝

 生出川の支流、越猪沢(おっちょざわ)にもすごい滝があります。

 まずは下流から。

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 上の2つの滝はまあまあのクラス。

 次がすごい。「越猪沢大滝」です。

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 迫力と幽玄な気配を漂わせる大滝です。存在感抜群。
 これだけの落差と水量があれば、相当な滝壷があってもおかしくないのですが、それらしいものはありません。
 土砂の流入によって埋められてしまった可能性があります。

 印象度は  

 
 越猪沢大滝より少し上流には、これも一種独特なムードを漂わすミドルクラスの滝があります。

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 印象度                               越猪沢⇒大松沢⇒生出川⇒矢作川⇒気仙川



  1. 2012/05/21(月) 11:07:25|
  2. 陸前高田市の滝
  3. | コメント:0

白糸ノ滝

                                           大崎市の滝



 鳴子峡を流れる不老ノ滝を撮りたかったのに、大震災で崖が崩落し全面通行止めになっていました。
 熱帯植物園も閉鎖されてたし、鬼首の地獄谷くらいしか見どころがなかったというのが正直な感想。
 なんか、昔に比べると賑わいが減っているし、大丈夫か鳴子温泉。

 で、撮ってきたのは川渡温泉近くの「白糸ノ滝」。

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 巨大な岩盤から静かに流れ落ちていました。
 よく見ると、その上にも小さな滝があります。
 若葉に映えてとてもきれいなんですが、どういうわけか、岩盤には苔がほとんど生えていません。
 北上山地系の滝なら、こうした岩盤があれば苔が放っておかないので、やはり内陸の滝なんですね。
 滝を見るとついつい登ることを考えるので、こうしたヌラヌラして引っかかりのなさそうな壁はあまり好きではないです。
 巨大な1枚岩とサラッと描いたような白い流れ。構成はそっけないほどシンプル。
 良くも悪くも三陸沿岸ではこういった滝ほとんどないですね。

 印象度                             枝沢⇒江合川⇒北上川  (記:M.M)


  1. 2012/05/20(日) 22:24:52|
  2. 大崎市の滝
  3. | コメント:0

樋の口沢の滝

                                          南三陸町の滝

 「陸前高田市の滝」、まだまだ終わらないようですが、ここで南三陸町の滝を差し込みます。

 一度紹介した「蜘蛛滝」です。

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 豪雨の2週間後に訪れました。
 その爪痕があちこちに残っていました。
 2段の滝で上下合わせて10mくらいあります。
 画像で見ると上段と下段の滝が離れているように見えますが、実際はすぐそばです。
 下滝には小さな滝壷があります。
 滝壷の下には岩が堆積しています。
 これを取り去ったらあと3メートルは高くなります。
 その昔、修験者の通った道で、とても雰囲気のいい滝です。
 気仙沼以南でなかなかこんな滝はありません。


 蜘蛛滝の下流部、神社横にも滝があります。

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 こちらもいい雰囲気の滝です。
 
 
  印象度は                           両滝とも 樋の口沢⇒伊里前川⇒伊里前湾


 次は新たに発見した滝。
 滝の片側が護岸工事されていました。
 そこそこの滝なだけにちょっと残念。

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 山間地の開けた場所にあり、周辺は田んぼや畑。まばらに民家もあり、環境としてはあまり良くないです。

 印象度                                      秋目川⇒八幡川⇒志津川湾  (記:M.M)


  1. 2012/05/20(日) 21:48:33|
  2. 南三陸町の滝
  3. | コメント:0

ホロタイの滝

                                         陸前高田市の滝

 生出川から支流の大松沢に入ります。
 人家が過ぎ、川に沿った林道をひたすら登って行くと、最初に現れるのがホロタイの滝です。
 見に行くのは簡単ですが、林道から直接見えない位置にあるため、うっかりしていると見落とします。

PC070054.jpg

PB270028.jpg

 滝の良し悪しを判断する方法のひとつは、滝を中心としたそこだけの世界ができているかどうか、ではないでしょうか。
 滝を取り囲む環境が、他とは切り離された空気感に包まれていると、たとえ小さな滝であっても気持ちが安らぎます。
 このホロタイの滝もまさにそんな空気感に満たされた空間にあります。
 直瀑の滝、深くて広い滝壷、取り囲むような岩盤、決して大きくはない滝ですが、存在感と風格があり、滝格上位に入ると思います。
 
 印象度は                         大松沢⇒生出川⇒矢作川⇒気仙川


  1. 2012/05/19(土) 20:55:50|
  2. 陸前高田市の滝
  3. | コメント:0

二ノ沢の滝

                                         陸前高田市の滝

 引き続き生出川系の沢を紹介していきます。

 二ノ沢は岩盤があちこちに露出した沢で、各所に滝が流れています。

DSC02287.jpg

DSC02293.jpg

DSC02297.jpg

DSC02300.jpg
 
 上の4滝は規模が小さいながら、滝壷がしっかりあり、岩盤に囲まれたいかにも滝らしい滝。
 どれも 


DSC02278.jpg
 
 二ノ沢に入って最初に目に飛び込んでくる大きな滝。
 2段構造のどっしりとした風格のある佇まいです。
 広い滝壷もみごと。
 周辺が流木などでやや雑然としていますが、片付けたら素晴らしさが倍加するはず。
  印象度  

DSC02323.jpg
 
 こちらは二ノ沢へ流れ込む枝沢の滝。
 高さは十分。滝壷はありません。
 水量が不足なのと、暗い環境がおしい。
  印象度  


DSC02319.jpg

DSC02311.jpg

 発見した瞬間「やったあ~っ!!!」と叫んだ滝。
 川に入り、藪だらけの斜面を登り、たどり着いた先にこんなすばらしい大滝が待っていました。
 進むのに危険個所がいくつかあり、途中何度も引き返そうと弱気になりました。
 しかし、水量や地形、岩盤の様子から、この先にも滝はありそうだし、このまま引き返したのでは後悔することになりはしないか、と必死こいて先に進んだのが大正解。
 隠れていたんですねえ、こんな大滝が。
 水質は当然最良。水量、落差、滝幅、傾斜角、岩盤、滝壷、苔の貼りつき、景観、周辺環境などとりたてて文句のつけようがありません。
 あえていうなら陽性な滝で、神秘性があまりないところくらい。
 名前も無いようなので、とりあえず「二ノ沢奥滝」ということに。
  
  印象度は 
                                 二ノ沢⇒生出川⇒矢作川⇒気仙川







  1. 2012/05/18(金) 16:45:23|
  2. 陸前高田市の滝
  3. | コメント:0

白糸の滝

                                         陸前高田市の滝

 大滝小滝とならび、高田を代表するもうひとつの滝が白糸の滝です。

 とにかく行きやすくて見やすい滝。
 市街地からそれほど離れているわけではなく、山道を登るというわけでもありません。
 ちょっと狭いですが、ちゃんとした舗装路になっています。
 道路の前にあるため、車に乗ったままでも見ることができます。
 ただし、カーブの突端部分にあるので、車を停めるスペースがなく、むやみに停車するのは危険です。
 200メートルほど上流側の空き地に停めるか、同じく200メートル下流の大滝小滝の駐車スペースに停めて歩いた方が安全です。水清く眺めのいい渓流なので歩くのは苦にならないはず、
 誰が見ても、遠くからでも分かるその姿。このポピュラリティこそ代表する理由。

DSC01817.jpg


P4300019.jpg

 生出川に流れ込む枝沢ゆえ、水量は季節や天候に大きく左右されます。
 通常はまさしく「白糸」といった流れで、貧弱にさえ感じる量しか流れていません。
 そのため、すぐそばの大滝小滝が水量ドバドバの男性的な印象に対して、白糸の滝は女性的な印象。

P3040002.jpg

DSC01814.jpg

 残念なのは、これだけの大滝でありながら滝壷らしい滝壷がなく、落下した水はそのまま生出川に流れていってしまうことです。
 滝壷は滝を構成する重要な要素で、これがあると無いとでは風格が違ってきます。
 白糸の滝に滝壷がないことで、どっしりとした落ち着きにやや欠ける面があるのは否めない処。

PC230032.jpg

白糸の滝02

これは真夏を過ぎた渇水期の流れ。
DSC03417.jpg


 印象度は       下流の大滝小滝と印象度は一緒です。

 ですが、好みでいえば、大滝小滝のほうが断然好きですね。一般的にはこちらの白糸の滝に目がいくのでは。

                                                      枝沢⇒生出川⇒矢作川⇒気仙川


  1. 2012/05/15(火) 13:40:31|
  2. 陸前高田市の滝
  3. | コメント:0

大滝小滝

                                         陸前高田市の滝

 当初の予定では、4月いっぱいまでに陸前高田市の滝をすべて終え、その後は順次訪れた先の滝を紹介するはずでした。
 それがなんだかんだあって間に合わず、あちらこちらの町の滝が割り込んできてごちゃごちゃの展開になってしまいました。

 で、再び高田の滝に戻ります。

 今回から、我が地元高田を流れる気仙川、その支流の矢作川、そのまた支流の生出川にある滝を集中して紹介していきます。
 地元だからといって身びいきするわけでもなんでもなく、生出川は正真正銘滝屋にとって宝の川です。
 すごい滝があっちにもこっちにもあります。
 先に紹介した「萌黄滝」もそのひとつ。山深く、人に知られずひっそり流れている大滝がまだまだありそうな気がします。

 まずはこの滝。
 高田市民なら知らない人はモグリといわれるほど(言わない、言わない)有名な滝のひとつ、「大滝小滝」であります。

PB090012.jpg

 名前だけだと「大滝」と「小滝」の2つの滝のように聞こえます。
 しかし、別沢の滝ではなく、ひとつの流れを巨岩(岩盤の一部)が2つに分けているだけで、滝壷も1か所ですから、正確には「大滝小滝・滝」というべきでしょう。
 地元民はそんなめんどくさいことはわざわざ言わないし、ひとつの滝として認識しています。

DSC02457.jpg


大滝小滝03

P3040005.jpg


PC230039.jpg


PB090007.jpg

 道路からあまりに近すぎることを除けば、これといって不満のないすばらしい滝です。

  印象度は                          生出川⇒矢作川⇒気仙川


  1. 2012/05/14(月) 21:58:09|
  2. 陸前高田市の滝
  3. | コメント:0

有住の滝

                                           住田町の滝

 気仙川最上流部にある箱根沢から気仙川本流にかけての滝を紹介します。

 まずは箱根沢に流れる滝。
P5130002.jpg

P5130004.jpg

滝のある場所は道路からおよそ50メートル下がった谷底。
これ以外にもありますが、どれもあまり落差がありません。
水質は驚くほどクリア。そのままボトルに詰めても売れそう。


 次は金ノ倉の滝。
P5130009.jpg
 こちらは気仙川本流になります。
 荒瀬といったほうがぴったりするような流れ。
これだけ撹拌というかもみくちゃにされていながら、滝壷を過ぎると泡が全くありません。
 つまりそれだけ不純物が混じってないということなんでしょうね。
 道路から見える位置にあり、よく目立ちます。


 次は寒倉の滝。
寒倉沢
 気仙川の枝沢寒倉沢は、傾斜はありますが地質的に固い岩盤がなく、滝のできにくい沢。
 小滝が数えるほどしかありません。

 次は葉山水公園。
葉山水公園
 ご覧の通り、非常に美しい場所です。気仙川本流。
 上方に見える滝は、傾斜瀑といえるかどうか、ぎりぎりのところ。
 深い川底まですっきり見える水質の良さにはあらためて感心します。

 おしまいは槻木淵。
P5130021.jpg
 気仙川本流。
 ここでは滝は完全に脇役、見どころは淵の広さと深さです。
 唖然とする水深。いったいどれほどあるのか、ハンパありません。
 これ以上ないくらい透明な水が流れているというのに、底が見えないのですから。


  1. 2012/05/14(月) 19:05:57|
  2. 住田町の滝
  3. | コメント:0

小烏瀬川の滝

                                           遠野市の滝
 
 3打席3三振の滝探しになりました。

 我々は、初めからこの辺だと場所が分かっている滝を見に行くことより、あるかどうか分からない滝を見つけ出すことを楽しみにしているわけで、いくら分け入っても何も見つけ出せず、すごすごと引き返すこともしょっちゅうあります。
 1本2本ダメだったからといって、いちいちめげてられません。
 その分発見したときの感激は大きくなるのですから。
 でも今回は3打席空振りでちょっとがっかり度が大きい。
 
 入渓したのはいずれも小烏瀬川系の沢。

 まず入ったのが小烏瀬沢。
 スコーンと空振り。

 次に入ったのが石ワラビ沢。
 バットをブンブン振っただけで、1発も当たらず。

 3打席目は広股沢。
 あの「白滝」のある琴畑沢支流にあたるので期待度は高かったものの、ここも大コケでした。

 何か戦果だけは残したいと、撮ってきたのが小烏瀬川本流の滝。

P5120002.jpg

P5120003.jpg

P5120015.jpg

 どの滝も水量十分で幅があります。
 ただ、流れの一部になってしまっており、滝として独立した存在感には欠ける気がします。

 最後に小烏瀬ノ滝。

P5120009.jpg

P5120010.jpg

 前に記したように、「小烏瀬ノ滝」は「小烏瀬川」本流にはありません。




 
  1. 2012/05/14(月) 12:48:04|
  2. 遠野市の滝
  3. | コメント:0

松ノ倉沢の滝

                                         陸前高田市の滝

 松ノ倉沢を入ってすぐ砕石工場があるため、稼働しない休日しか入れない沢です。

 ここにも滝はあるにはありますが、そうたいした滝ではありません。

DSC02461.jpg

 これは砕石工場を過ぎ、中流域にある滝。
 落差約4メートル。
 崖が急だし、わざわざザイルを垂らす気になれませんでした。
 この日、2本目の川でちょっと疲れ気味。


DSC02468.jpg

 この滝は思いのほか高く、7~8mありました。
 その割に迫力イマイチで存在感が薄い感じ。
 流されてきた岩や倒木などが散乱し、見栄えがよくありません。
 これらをすっきり片付けたら、けっこう見ごたえある滝になりそうな。
 環境は杉の植林に覆われ暗いです。


DSC02472.jpg

 こちらには滝壷もあり、滝らしい感じがします。
 暗い森の中に流れており、陰気。
 水質に関してはいうことなし。

 印象は3つ合わせても                                 松ノ倉沢⇒矢作川⇒気仙川


  1. 2012/05/11(金) 20:38:14|
  2. 陸前高田市の滝
  3. | コメント:0

紅葉の滝

                                           釜石市の滝

 先に「片岸川の滝」の中で紹介した「紅葉滝」の再訪です。実際は4度目になります。
 
 「紅葉滝」といえば、釜石では主軸となる滝です。著明滝だから「紅葉滝」でどこでも通っています。
 が、本当の名は「紅葉の滝」だ、と小隊長から聞かされました。
 なんでも、滝の右岸にある廃道には、滝の前に「紅葉の滝」とはっきり記された木製の看板があり、その昔誰かが命名したとまで記されているのだとか。「誰か」が誰なのかは、看板が腐食して読めなかったそうです。小隊長は、場所が特定できれば滝の名前はなんでもかまわないのです。

 そういうわけで、何年かぶりに現地へ行ってみました。
 結論から言わせてもらえば、その通りでした。
 崩壊しつつある丸太橋を細心の注意を払って渡り、対岸の廃道を少し下りてみたら、その通りの看板がからくも建っていました。相当古い看板のようです。なので、ここでは「紅葉の滝」と呼ぶことにします。
 「紅葉の滝」は「こうようの滝」と呼んだ方がすっきりします。現地で観察してみると、ヤマモミジの木はそう多くは見られませんでしたから。

DSC02347.jpg
 片岸川右岸から見た紅葉の滝・上滝です。

DSC02344.jpg
 同じく右岸から見た下滝です。
 上下合わせると、20mほどの堂々たる大滝です。

DSC02350.jpg

DSC02366.jpg
 上2枚は、よくある左岸からの上・下滝。

 全体像は、こうなります。
DSC02359.jpg

DSC02360.jpg

いつ来ても水量豊富ですばらしい滝です。                (記: M・M)


  1. 2012/05/10(木) 20:46:22|
  2. 釜石市の滝
  3. | コメント:0

鍋倉沢の滝

                                         陸前高田市の滝

 滝の宝庫、生出川支流の鍋倉沢にも滝が流れています。

 下の2枚の滝は、連滝です。
 流れがくの字型に曲がっているため1枚には収まりませんでした。

DSC02441.jpg

DSC02443.jpg


 林道に入ってすぐ鹿除けネットの扉があります。
 扉を開閉して進むと、間もなく崖下に連滝発見。
 ザイルを使えば滝のそばまではどうにか行けそうでした。
 ところが林道に沿って延々と鹿除けネットが張り巡らされて、降下できる場所が見つかりません。

 仕方なく、再び沢の出口まで戻り、川沿いに登って行きました。
 その途中から山道らしき道が続いているのを見つけ、その通りに進んで行くと、腐りかけた橋がありました。骨組みは鉄骨ですが、敷き板はブヨブヨした木製で、敷かれている部分より、腐ってできた穴の方がはるかに広い状態。
 渡るには小隊長一人でも危ないのに、のこのこ釣り師隊員がくっついてくるではありませんか。
 「このバカ、俺が渡りきるまで待て!」の「この・・・」といった瞬間、床板がメリメリ音を立てて割れました。幸い2人とも欄干にすがって無事。というか、脛を鉄骨に嫌というほど打ちつけましたが。
 ここでのののしりあいは毎度のことなので省略、さらに進むと、またネット。
 すぐにシカが壊したと思われる穴を発見してくぐっていくと、ついに滝の場所に到着。
 しかし、えぐれた深い谷底に滝があり、どこをどう探しても安全に降下できるような場所がありません。
 無理をすれば下りられないこともないのですが、先ほど危うく橋から落下しかけただけに、今回は自重しました。
 したがって、滝の画像は崖上からで、樹木がじゃまをしてしまいました。

 印象度は  


 さらに上流にも滝があります。

DSC02446.jpg

DSC02449.jpg

 2枚は同じ滝です。崖上からと、滝の正面から。
 上から見た方がカッコよかったですね。

 印象度は  

 これより上流にはいい滝がありませんでした。          鍋倉沢⇒生出川⇒矢作川⇒気仙川




  1. 2012/05/09(水) 21:27:45|
  2. 陸前高田市の滝
  3. | コメント:0

馬越沢の滝

                                         陸前高田市の滝

 そこに沢があると分かっていても、他の場所の方にかかりきりになっていて、なかなか手が回らずにいる。そんな沢が方々にあります。
 小さな沢だし、どうせ滝なんかありゃしないだろうという思い込みや、近くに滝の気配濃厚な沢が存在する場合です。
 しかし、一見ダメ沢でも、登ってみると意外や意外結構な滝があったりするから滝探しはおもしろい。

 生出川系馬越沢もそんな沢です。
 下流はザラ瀬ばかりで何の面白みもなく、上流域に入るといつの間にか流れが細くなって消えてしまいます。大きな岩もないし、川底も岩盤ではありません。川の側面は土がむき出し。
 こういった川には滝ができにくい。
 しかし中流域にたったひとつだけそこそこの滝がありました。
 あなどるべからず、ですね。

DSC02453.jpg

DSC02454.jpg

 上の2枚は撮った日付が違っても同じ沢です。
 馬越沢唯一の滝らしい滝。
 環境的には、周囲の杉林を伐採中で決してよくありません。

 印象度は                                       馬越沢⇒生出川⇒矢作川⇒気仙川


  1. 2012/05/07(月) 20:03:05|
  2. 陸前高田市の滝
  3. | コメント:0

萌黄滝

                                         陸前高田市の滝

 気仙川支流のそのまた支流、生出川は、滝に関しては「すごい!」としか言いようのない川。
 何がすごいのか。
 下流の「大滝小滝・滝」、「白糸ノ滝」から始まって、ちょっとオーバーにいえば、適当にどこかの枝沢に入ってみるだけで、そこにはびっくりするような未知の滝が待ち構えているからです。
 支流だけならともかく、分流の枝沢にまであちこち滝がある川というのはそうそうありません。

 
 今回はその生出川の不明沢にある、超幻の滝、いや幻にさえなっていない、一般人の誰も知らない滝をご紹介します。

 一見したところ水量が少なく、山道は無く、藪だらけ。苦労する割には小滝があるのがせいぜいではないか。
 音を出さなければ熊に御対面しそうな場所で、谷底の湿った場所を登らざるを得ずマムシさえ出て来かねません。
 他の川なら「やめっぺ」のひと言で片づけられる小川なのですが、ここは生出川水系。
 どんな滝があるか分からないので、我々はとりあえず確認のために入渓することにしました。

 ところが、登れど登れどこれといった滝はなし。
 期待はずれのままさらに上流へ進んで行くと、目の前には巨大な岩盤。よじ登るのはあまりに危険。
 さりとて川を遡上するにも、両岸がゴルジュになって深く急流なため、あきらかに無理。
 「どうする?止めっか?」
 「高巻きして、滝がなかったら引き返すべ」
 先行した隊員のザイルに身を預けながら、喘ぎ喘ぎ登ってみると、なんと下に白い筋が見えるではありませんか。

DSC02337.jpg

 今度は足を踏み外すと谷底まで転落しそうな急斜面にザイルを垂らし慎重に下りて行きました。

DSC02334.jpg

DSC02329.jpg

 決してスタイルのいい滝ではありませんが、ごくごく一部の人を除いては誰も知らないであろう大滝です。
 「小隊長、名前付けたらいいんでねえか?」
 「んじゃ、時期的に葉の生え出す頃だから、若葉滝」
 「もう少し深みのある名前が想いつかんのかよ、学がねえなあ」
 「そういうんだったら、おめえが考えろや」
 「萌黄滝はどうだ。若葉滝よりいいっちゃ」
 といったやりとりがあって、この滝を「萌黄滝」と呼ぶことに。

 谷底にありながら、光が射し明るい雰囲気の滝です。
 それこそ若葉・青葉の季節になれば、もっと素晴らしい滝になるでしょう。
 ただし、草木が茂る頃になれば、来るのがよりいっそう困難になるでしょうが。

  印象度は                               不明沢⇒生出川⇒矢作川⇒気仙川



 
  1. 2012/05/06(日) 21:43:06|
  2. 陸前高田市の滝
  3. | コメント:0

沢桧川の滝

                                           釜石市の滝

 鵜住居川系沢桧川へ入りました。
 以前訪れた時、クマとばったり遭遇してしまった川です。
 今回は準備万全。

 沢桧川といえば、瀧澤神社奥の院が景勝地として(一部の人に)知られています。
 神社を取り巻く景観にちょっと独特なものがあります。
 神社の前には広い淵があり、その前に小滝が流れています。
 今回それも撮影するつもりでしたが、圧倒的な水量のまえに、その存在すら分からなくなっていました。

DSC02426.jpg
 
本来であれば画像左側に滝が流れ、水位ももっと低くなっています。


 沢桧川でもっとも滝らしい滝がここ。沢桧川を代表する滝です。ヨドマワリの滝(淀廻りの滝?)というらしい。

DSC02429.jpg
 
 落差数メートル。通常は幅がこの2/3くらいです。
 今回は溢れるほどの水量。
 まとまり感のあるいい滝です。
 印象度  

 この他にも滝は数々あるのですが、最上流部まで登っても、目立って滝らしい滝というのは発見できませんでした。

DSC02432.jpg
 
 これは枝沢から本流に流れ込む滝。印象度 

 幸いなことに、今回はクマに出会わず、タヌキに遭いました。

                                        沢桧川⇒鵜住居川



  1. 2012/05/06(日) 19:02:39|
  2. 釜石市の滝

布引の滝・白糸の滝 その後

                                           釜石市の滝

 「陸前高田市の滝」を展開中ですが、釜石市の「布引の滝」および「白糸の滝」を見て来たので、ここに差し込むことにします。

 いつも水量不足でまともな姿を一度も見たことのない「布引の滝」と「白糸の滝」。
 ずっと気になっていたので、大雨の翌日、隊員1名と急遽出かけてきました。

 いつも通りバイクで山道に入ったものの、道半ばで倒木だらけになってしまい、さすがのバイクでも通行不能。
 残りは徒歩で目的地まで向かいました。
 崩れた土砂の様子から、どうも前日の大雨で地盤が崩れたようです。
 地盤はまだたっぷり水を含んでおり、倒木をくぐったり乗り越えたりするたびに、また崩れてくるのではないかとヒヤヒヤしました。

DSC02423.jpg
 左側手前が「布引の滝」、見難くて申し訳ありませんが、右手奥が「白糸の滝」です。
 このように、2つの滝はごく近い場所にあります。

DSC02409.jpg

 こちらが布引の滝。
 残念なのは、林道を通すために、滝の上部に導水孔(というのか、要するに土管です)を設置してしまったこと。
 ちょっと人工滝風になってしまいました。
 さらに、今回気付いたのが、滝下に堆積した石や土砂の多さ。
 この堆積物を取り除いたら、あと数メートルは高い滝になるのではないか。
 昔の人は、今よりずっと高い布引の滝を見ていたに違いありません。


 そして次は、歩いて30秒先にある白糸の滝。

DSC02415.jpg

 落差、雰囲気、見栄えともに、こちらの方が布引の滝より上です。
 ただし、通常は滴が垂れる程度しか水量がありません。
 だから、雨後に限ってのこと。

 それにしても、なんで滝の真正面に標柱なんぞ建てたのでしょうか。
 撮影のじゃまになってしようがありません。
 「とりあえず建てときゃいいんだろ」といういい加減さがミエミエ。

 ともかく、水量があればけっこう見ごたえのある滝になることが分かりました。
 いつ訪れてもこうじゃないので、印象度は前回のままにしておきます。

                                枝沢⇒鵜住居川



 
 
  1. 2012/05/05(土) 21:21:47|
  2. 釜石市の滝
  3. | コメント:0
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自己紹介

小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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