南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

タモンタワの大滝

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 宮古市川井地区の滝


 積雪がほとんど無いとはいえ 内陸の峠越えは今回がシーズン最後。
 向かった先は、岩手県宮古市川井地区。
 遠野市から川井地区へ入る立丸峠は、周辺がすでに雪。
 でも道路だけは融雪剤を撒いたのかほとんど乾燥しており、バイクで通過しても問題ありませんでした。
 寒さ対策で極寒用の装備で出かけたものの、それでもやっぱり寒く、顔や手足から冷たさが伝わって来ました。

 タモンタワの大滝は桐内(きりない)沢にあります。
 
 タモンタワはどうみてもアイヌ語。
 桐内も、桐が「山」、内が「沢」というアイヌ語だそうです。
 北海道に限らず、岩手県にも「内」を含む地名があちこちにあります。
 「ナイ」と読めばアイヌ語が転化したものだし、「ウチ」と読めば後に入った和人が付けたもの。
 岩手県ではやはり「ナイ」が圧倒的に多い。
 「沢」の意である「内」の後にわざわざ「~~内沢」と付けているところも方々にあります。
 
 川井地区にもアイヌ語源の地名が多そう。
 この近くの よく知られたタイマグラもそのひとつで、「森の奥へ続く道」の意。
 「大麻座」とか「大麻倉」は後に被せた当て字で、なかなか浸透せず、現在も「タイマグラ」と表記するのが一般的。

 桐内沢は、とてもいい沢です。
 川床に岩盤が多くて、見ごたえのある滝が至る所に流れています。
 今回、滝見隊の3名は出発時間が遅かったこともあって、そうした滝はチラ見しただけで、タモンタワの大滝1本に絞りました。
 来年、暖かくなったらもう一度来てみたい沢です。

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 この滝の最初の出会いは崖の上から。
 下流から見上げるようなかたちで出会ったら、感激は倍増するんじゃないでしょうか。

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 桐内沢系の滝では群を抜いた大滝です。
 なのに、未だ我々のブログ以外ではお目に掛っていません。 何でや?

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 滝の横に廃道化した林道があり、ヤブコギは一切なし。
 ただし、崖にはイバラ多数あり。
 気仙沼隊員が滑りそうになって思わずイバラを掴んでしまい、手のひら出血しました。 痛いんだな、これが。
 滝下まで素手で降りようと思えばできなくもありませんが、やはりロープを垂らしたほうが安全確実です。

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 ひと言でいうなら、すばらしい滝。
 落差十分。水量もこれくらいあればノー文句。
 水質にケチのつけようもありません。

tmot6.jpg

 前回も述べましたが、残念なことに、この滝の滝壷は小さくて浅い。
 それはどうやら滝壷の右岸側が関係しているみたい。
 右岸側の斜面はガレ場になっているため、何かと崩れやすいからです。
 我々が足を置いただけでグズグズと崩れます。
 おそらく雨のたびに土砂が崩れ落ちて滝壷に堆積するんじゃないでしょうか。
 それでも今回見ると、前回よりかなり改善されていました。
 まとまった雨が少なかったようです。
 デカイ滝壷あったらどんだけすごかったか。

tomt6.jpg

 直瀑のまとまりある大滝です。
 来て見て満足満足。 満たされた気分で帰ることができました。

 印象度  

             
             岩手県宮古市川井 桐内       不明沢 → 桐内沢 → 小国川 → 閉伊川 → 宮古湾



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  1. 2015/12/20(日) 21:32:22|
  2. 宮古市川井地区の滝

三垂沢の滝

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 宮古市川井地区の滝


 遠野市から峠を越えたとたん宮古市だなんて、いまだに違和感のある小隊長。
 「だったら、高田の山を越える前にもう一関市っつーのもそうとう違和感あるっちゃねえ」 と釣り師。
 そんなことはどうでもいいっすね。

 岩手県宮古市川井地区の小黒にある三垂沢。
 以前偵察にちょっことだけ入ったことがあり、その時は川床に岩盤が多くてとてもいい沢だなと思っていました。
 藪だらけでその時は入れず、落葉期を待ち、今回改めて本格的に滝探しに入りました。
 撮って来た紅葉の画像と合わせて紹介します。

sntr2.jpg
 ブナやミズナラ、カシ類はほとんど葉を落としましたが、カエデ・モミジはまだまだ頑張ってます。

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 三垂沢下流部にある滝。
 前回発見した大きな滝です。
 結果的には、三垂沢最大の滝でした。

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 藪だらけで 道から離れた場所に流れ、車で入ったらちょっと発見できないんじゃないかと思います。

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 滝と滝壷の間に、左右から門のように岩が塞いでいます。
 非常に特徴のある滝。
 名付けるとすれば 両門ノ滝 か。

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 雰囲気を持ったとてもいい滝です。
 水質にも文句ありません。

 ここからどんどん上流に向かって行きます。

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 連瀑帯の一部。 美しい景観。

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 夏だったら葉が邪魔して見られなかったかも。

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 岩盤が露出し、小滝がたくさんあります。 いい沢です。

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 林道はほとんど利用されていないらしく、草が生え、凸凹多し。
 最上流部は沢に突き当たって、バイクでも進めなくなりました。
 そこからさらに奥地へと歩を進めましたが、倒木、泥濘地、藪になってしまい、真昼の死闘 状態。
 傾斜がなくなったところで撤退しました。
 小滝とはいえ数があったため、けっこう楽しめました。

sntr17.jpg


                                            三垂沢 → 小国川 → 閉伊川 





  1. 2015/11/01(日) 19:52:01|
  2. 宮古市川井地区の滝

小国川とクマンナ沢の滝

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 宮古市川井地区の滝                           ムラサキシキブ


 今回は、岩手県宮古市川井地区の小黒周辺に入りました。
 目的は小黒にある小国川支流三垂沢の探検です。

 滝見隊は、住田町のコンビニに集合し、赤羽峠を経て 遠野市から国道340号線立丸峠を越えて川井地区に侵入。
 川井地区へ行くには この経路が最短。
 昨年まで立丸峠では常時道路工事が行われ、日中に通れる時間帯が、午前と午後の15分とお昼の1時間だけに制限されていました。
 だから中途半端な時間に来てしまうと、しびれを切らすほど待たされたもんです。
 迂回しようにも、う回路がありません。 というか、滅茶苦茶遠い。
 現在でもバイパスの工事は行われていますが、道路制限は解除になっています。
 トンネルができたら川井地区へ行くのには相当の時間短縮になるはず。
 
 今回はバイクなので、立丸峠あたりで身体が冷え切ってしまいました。
 冷えと振動で指先の感覚がおかしくなります。

 
 これから登場する滝々は過去登場したものばかり。
 三垂沢だけでは時間が余るので、周辺部の滝も見てきました。
 前回とは季節や水量、天候も違い、それぞれの趣も前とは異なるはず。

 まずは小国川上流部にある斜瀑。

kmnj2.jpg

 道路っ際にある大きな滝。
 面倒なので川へは降りず、道路上から全体が写るように撮ったため 角度がおかしくなってしまいました。
 斜瀑でも見ごたえあります。 名前のある滝かも知れません。

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 途中で撮った、川井地区の紅葉。
 もうそろそろ終わりが近付いているようです。
 でもモミジはきれい。

 次は 小黒の滝。
 前回からさほど日数が経っていません。

kmnj22.jpg

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 ここでニーハオ隊員がバイクのグローブを川に落とすハプニング。
 あわてて拾い上げたものの、濡れて使えず。
 以後、片手はグローブ、片手は軍手でのツーリング。 風を通すから寒くてかわいそす。

kmnj13.jpg



 ここからクマンナ沢(熊穴沢)に入ります。
 地図では 熊穴沢、現地ではクマンナ沢のようです。 ここではクマンナ沢とします。

 入ってすぐの、ドオドオの滝。
 堂々としてるかは見た人の印象しだい。
 小隊長的には、ちょっと名前負けのような気が。

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 次は、知る人ぞ知る、僧呂滝。 川井地区の看板の滝。
 ここもめんどいので、下へは降りず。

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 滝の上流部。

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 いつ見てもいい滝です。

 前回びっくらこいた 僧呂滝から20m程下流の滝は、流れる水を完全に失っていました。 残念。
 このところまとまった雨が降ってないからな。

 クマンナ沢へ流れ込む支流の滝。

kmnj14.jpg

kmnj15.jpg

 やっぱ、水量足らない。

 次は目的のひとつ。
 同じクマンナ沢にあるりっぱな滝。
 でもほとんどの人が知らないと思います。
 以前、気仙沼隊員が耳で発見しました。
 ヤブコギ有り。
 滝の上からならロープ無しで降りられます。
 下流はゴルジュ帯でロープ無しには降下できません。

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 写真撮影では、上から撮っても全体像が分からないので、結局下流の岩盤をロープで降りるはめに。

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 岩盤に囲まれた直瀑のとてもいい滝です。
 苔の貼り具合もいい。
 水質も抜群。 飲めます。
 滝格では、ドオドオの滝より数段上。
 なのに名前がありません。 おそらく。
 まあ人目に付かない場所に流れてますから、それも仕方ありませんが。
 で、我々はとりあえず、沢名のまんま 熊穴滝 と呼んでます。 

 公的機関が設置したのだと思いますが、クマンナ沢にある名所には説明入りの標識が掲げられるようになりました。
 訪問者のためには結構なことです。
 でも、熊穴滝にはありません。
 こんなりっぱな滝があるなんて知らなかったか。
 仕事上いじめられることも多いので、こちらから知らせるつもりもありませんけど。 

 三垂沢の滝探しは次回。


       岩手県宮古市川井 小黒周辺の滝    クマンナ沢 → 小黒川 → 閉伊川 → 宮古湾




  1. 2015/10/31(土) 21:06:35|
  2. 宮古市川井地区の滝

小国の蛇滝

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 宮古市川井地区の滝


 これも新里遠征の途中で撮って来た滝。
 岩手県宮古市川井地区を流れる小国川にある蛇滝。
 隣の遠野市にも同名の滝があるので、ここではタイトルだけ「小国の蛇滝」としました。
 小黒の滝 の下流にあります。

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 説明文はそっけない。 だいいち、滝のことじゃないし・・・。

hbty2.jpg

 道路からは見えにくい位置に流れています。
 ちゃんとした道はありませんが、踏み跡があります。

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 悪くはないですけど、これといってアピールできるものがありません。
 落差のない斜瀑だし、環境的にも平凡で 存在感が薄い滝。
 周辺もう少しさっぱりさせたら見れるかな、といった程度。

                                             小国川 → 閉伊川


  1. 2015/09/27(日) 19:57:00|
  2. 宮古市川井地区の滝

小黒の滝

ogre1.jpg
 宮古市川井地区の滝
 

 これも新里遠征の途中で立ち寄った滝。
  国道340号線、川井地区の小国から大仁田牧場の方向に入って行った所。
 僧呂滝へ向かう道路といった方が分かりやすいか。
 道路脇に標識あり。
 義経伝説にまつわる滝です。

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 道路から滝の見える位置まで 観光用に歩道が整備されています。
 でも川まで降りれるわけでなく、樹木も邪魔して滝の全体が見えません。 おしい。
 通常ではこの程度。

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 崖下までヤブコギすると、

ogre4.jpg

 このくらいまで見えます。 でも危険。

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 安全にもっとよく見たいのであれば、少し下流に対岸へ渡る橋があります。
 民家の庭先を通らなければならないので、ちょっと気が引けます。
 そして滝まで行ったとしても、岩が邪魔してこちら側でも完全には見えません。


         岩手県宮古市川井地区             小黒川 → 閉伊川



  1. 2015/09/26(土) 20:09:32|
  2. 宮古市川井地区の滝

三垂沢の滝

                                             宮古市川井地区の滝


 途中まで入ったものの、時間が足りず引き返した沢です。
 時間がある時にもっと上まで探検しようと考えていますが、撮った画像を忘れてしまいそうなので、貼っておきます。

 岩手県宮古市川井地区、小国川の支流になるのが三垂沢。
 上流には牧場があるようです。
 林道はぴったり沢に沿っているわけではなく、流れを見ようとすると、林に入りヤブコギしなければ見えない箇所があります。

 三垂沢下流の滝

stre01.jpg

 林道をもっと上がって、イバラに引っ掻かれながら見つけた滝がこれ。

mitr02.jpg

 小沢にしては意外に大きな滝で、ちょっと驚きました。

mitr03.jpg

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 水量豊富で迫力あります。
 大きな滝壷有り。水質、普通。
 角度的に僅かなポイントしか見る場所がありません。
 環境的にもイマイチかな。

 印象度  

 三垂沢には岩盤が多く、上流にも期待が持てそうです。
 またいつか近くを通った時には、忘れないで入ろっと。

                                        三垂沢 → 小国川 → 閉伊川


  1. 2014/05/03(土) 19:03:51|
  2. 宮古市川井地区の滝

熊穴沢(クマンナ沢)の滝 2

                                             宮古市川井地区の滝


 熊穴沢のメーンといえば、やはり呂滝僧。

sor01.jpg

 「違うだろ!」って、すんません。
 銘板のいちばん上にあった「僧」がはずれてました。
 道具があれば直したい。
 装備は万全だけど、さすがにクギとトンカチはありません。

 僧呂滝ですね。
 表示は、地図では、曽呂滝、現地名では 僧呂滝 になっています。
 滝見隊的にはどっちゃでもいいんですけど、一応ここでは現地名を使うことにします。

sor02.jpg

 定番の画像。
 楽に写そうとすると撮影ポイントがここ1ヵ所しかないもんで、毎度おなじみのアングルになってしまいます。
 でもまだ草木が伸びていないため、全体像がよく見えました。

sor03.jpg
 僧呂滝の上部。

sor04.jpg
 下部。
 15mとも20mともいわれています。
 おそらく上段の滝を入れるか入れないかの違いでしょう。

 これだけ見えれば十分。
 でもせっかくあるんだからとザイルを断崖へ投下。
 滝下まで降りてみました。

sor05.jpg

sor06.jpg

sor07.jpg

 これぞ滝、といった雰囲気。
 滝としてのまとまり感、佇まいはさすがです。
 川井地区の名勝として名を恥じぬ存在感があります。
 誰もケチの付けようもない小国川の主役です。

 が、
 我々はとんでもないものを見てしまったのです。

 以前から僧呂滝の横にも滝があることを知っていました。画像もUP済み。
 僧呂滝の下流20m程度しか離れていません。
 水量は少ないものの、苔に覆われた美しい滝です。
 山が緑色に覆われる頃訪れても、林道からこの滝は見えません。
 川床に下りるまでは見えない滝でした。
 確か名前があったと記憶していますが、失念。

 この滝は、主役の僧呂滝を引き立てるいい脇役でした。
 その滝が、今回林道からあらわに見えたのです。

sor08.jpg

sor09.jpg

 驚いたのなんのって!
 高っけぇ! 僧呂滝の3倍以上はあります。上が見えないほどの落差。 そして水量もあります。
 これにはびっくらこきまくり。まさかこんなことになっているとは。
 画像では全然大したことないような滝に見えますが、実際は驚くような存在感。
 スケール感がハンパないです。
 脇役であるはずの滝が、主役の僧呂滝をすっかり喰っています。
 まるで下剋上を見る思い。

 もちろんこの滝も下から撮っています。

sor10.jpg

 残念なことに、沢に降りてしまうと滝のごく一部しか見ることができません。
 季節的に限られた時期にしか全体像を見れませんが、わざわざ訪れる価値のある滝だと自信をもって推奨できます。


                                       熊穴沢 → 小国川 → 閉伊川




  1. 2014/04/29(火) 20:15:28|
  2. 宮古市川井地区の滝

熊穴沢(クマンナ沢)の滝 1

                                         宮古市川井地区の滝


 熊穴沢は岩手県宮古市川井地区を流れる小国川の支流になります。
 地図の表記では 熊穴沢 、現地名では クマンナ沢。こだわりはないので、どっちゃでもええです。
 この沢で有名なのが 僧呂滝。
 今回この滝を貼る予定でしたが、熊穴沢には他にも見ごたえある滝があったので、まずそちらから紹介します。
 新たな滝も発見しています。

 熊穴沢に入ってすぐ、誰でも分かる滝がこれ。

qmz01.jpg

 ドオドオの滝。
 熊穴林道のすぐ横を流れているため、いやでも目に付きます。
 ランク的には標準。ありがちな滝で特にどうこういうほどのウリはないです。

 その上流、僧呂滝目指して登って行った途中、すごい滝発見。やったあ!

qmz02.jpg

 おそらくWeb初登場なはず。
 林道から離れた場所に流れ、草木が繁茂したら到底分からなかった滝です。
 気仙沼隊員が音を聞きつけ、ササヤブをかき分けて見つけました。
 

qmz03.jpg

 がっしりした岩盤に挟まれ、豪快に落下しています。
 ほぼ直瀑の端正な滝。すばらしい。うっとり。
 滝下まで岩場を伝い素手で降りれないこともないですが、10mくらいのザイルがあれば安心。
 ドオドオの滝 に名前があるのなら、こっちにもなければおかしいだろと思ってしまうサイズ。
 まだまだこんな未知の滝があちこちに隠れているから、滝探しはおもしろいし止められないわけです。
 本年度南三陸滝見隊大賞リストアップ。
 我々的には名前がないと困るので、仮称 熊滝 としておきます。

 印象度 


 次は、熊穴沢の枝沢にあった滝。
 熊穴林道からチラッと見えますが、それも今だけ。
 草木が萌え出したら姿が隠れてしまうでしょう。

qmz14.jpg

 よく見るタイプの滝。小さからず大きからず。
 水質良好。
 わざわざ遠くから見に来るほどではないけれど、近くを通ったら寄っても損はない感じ。
 印象度 

 僧呂滝はひとまず置いといて、さらに上流へ。
 途中大きな岩盤のある場所を通りました。
 陰になって沢は見えません。
 岩盤を挟んで、上流と下流でやけに水位差がありました。
 これは滝があるに違いないと踏んで、ザイルを投下。
 崖から沢に降りて断崖を回ってみたら、やっぱりありました。

qmz04.jpg

 期待したほどの落差ではありませんが、迫力はなかなかのもの。
 中央の大岩が見どころ。手前に深い釜有り。水量も十分。水質に文句なし。
 ただし簡単には見ることのできない滝だし、見る場所もありません。

 印象度 

                                        熊穴沢 → 小国川 → 閉伊川




 
  1. 2014/04/28(月) 19:05:18|
  2. 宮古市川井地区の滝

小国川の滝

                                             宮古市川井地区の滝


 遠野物語の マヨヒガ 等、数々の伝説を秘めた山、白見山。
 この山を主要な水源に持つ 小国川上流部の滝たちです。
 今回の主要目的は、小国川支流熊穴沢にある僧呂滝を見ること。
 熊穴沢には僧呂滝以外にもいい滝を発見しました。
 それは次回紹介することにして、今回は小国川本流と枝沢の滝だけをUPします。
 
 小国川主流は、岩手県宮古市川井地区を南北に流れる川。
 南が上流方向になり、北で閉伊川に合流します。

 川井地区へ行く場合、遠野から荒川高原を下りてくるか、立丸峠を越えるのがいつものパターン。
 今回我々は立丸峠を越えて川井地区に入りました。
 小国川の上流部から下って行くことになります。

ogg02.jpg

 真っ先に目に飛び込んできたのがこの滝。
 斜瀑で水量多し。
 荒々しさがあります。もう少し角度がほしい。
 滝音というより瀬音といった感じ。
 遠野市の小烏瀬の滝と同規模で形状も非常に似通っています。
 ただしこちらは道路脇の目立つ滝でありながら無名です。

 この滝の道路を挟んだ向かいの枝沢にも出会いの滝があります。

ogg01.jpg

 高さはあっても、水量少なめ。
 これで水量あれば大した存在感だったでしょう。

 小国川本流には、落差がないものの滝はたくさんあります。
 これはほんの一例。

ogg03.jpg

 遠くから眺めると、川の流れの一部になってしまっています。
 独立した存在感を得るには、もっと落差がほしいところ。

 さらに下って来ると、小黒の滝 があります。 2回目の登場。

ogg04.jpg

 源義経が愛馬、小黒号を洗ったと伝えられる滝。
 対岸からも撮影しようと思ったのですが、ずっと下流の橋を渡り民家の庭先を通らなければならないようなので「止めっぺし」。
 どっちみち、全体を写そうとするならこの角度しかなさそうです。
 豪快な滝で、岩盤がしっかりしていて深い釜を持ち、悪くはないです。
 が、全体をちゃんと見られる場所がなく、見栄え的にもうひとつかなと。

 参考案内看板。
P4260050.jpg


 さらにさらに下って行くと、

ogg05.jpg

 蛇滝 があります。
 案内板によれば、すぐ近くに泉があり、その水を蚕室に撒くとネズミが寄って来ないという言い伝えがあったそうな。
 幸いこの滝には名前がありますが、これと同レベルの滝は小国川にまだまだあって、そのほとんどは無名です。

                                    
                                       小国川 → 閉伊川 → 宮古湾



 

  1. 2014/04/26(土) 21:09:49|
  2. 宮古市川井地区の滝

小黒の滝

                                       宮古市川井地区の滝


 宮城県気仙沼市に 源氏の滝 という、名前の割にはあまりパッとしない滝があります。
 源義経の愛馬 太夫黒号 が育った場所であることからこの名前が付けられたそうです。

 似通った伝説が他にもあります。

 岩手県宮古市川井地区の小黒という場所にも、義経が愛馬を洗ったと伝えられる滝があります。
 その名を 小黒の滝。
 この地で生まれたのが愛馬 小黒号 だというのです。

 はたして、太夫黒号 と 小黒号 は同一の馬だったのでしょうか?
 共に 黒 が付けられています。
 義経と黒とは意味深な感じがします。
 源義経 イコール 九郎判官。 九郎が黒に転じているのではないか?

 はたまた、岩手県一関市大東町には 小黒滝 というものがあります。
 この滝と源義経とは、関係有りや無しや???
 この辺、深く探っていったら面白いものが出るかもしれませんね。

 
 ここでは川井地区の 小黒の滝 を紹介します。 初登場。
 早池峰山中にある 両門の滝 が予想外にあっけなく見つかったので、余裕の出た時間を利用して回って来ました。
 場所は、国道340号線からう回路に入って、立丸峠にさほど遠くない小黒という集落のはずれにあります。
 もっと奥に入ると、端正な僧呂滝 があります。
 道路の脇には滝のいわれを記した観光案内板があります。
 滝はその崖下に流れています。

PB090005.jpg

 案内板のある側からだと、崖になって途中までしか進むことができません。
 こちらからは岩が邪魔になって全体像が見えません。
 近付こうと思えば行けないわけではなく、実際、滝見隊は滝の落ち口まで行きましたが、藪と急斜面があり、危険なので観光客向けではありません。
 反対の右岸からなら容易に近付け、全体も見えるようです。
 今回はそこまでの時間がなく、回り込むことを諦めました。

PB090002.jpg

PB090004.jpg

 水量があり、豪快さを感じる滝です。
 印象度  

 日が傾き始め寒さが身に浸みて来たので手早く切り上げました。
 次回訪れた時にはもう少しじっくり見てみたい滝です。
 僧呂滝とセットで見るのがいいかと思います。


                                      小国川→閉伊川→宮古湾



  

 
  1. 2013/11/13(水) 21:21:14|
  2. 宮古市川井地区の滝
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小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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