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南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

碁石海岸 ユリ情報

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 野の花々


 遠野シリーズの途中ではございますが、ここで岩手県大船渡市にある碁石海岸のヤマユリ開花情報をお届けします。
 本日(2019年7月17日)、撮れたてホカホカです。
 仕事帰りに、もう咲いてるかもと期待して寄り道しました。

 まずは、碁石海岸に向かう道すがら、咲いていたハスから。

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 中尊寺ハスといって、平泉中尊寺に眠る藤原泰衡の棺に入っていた古代ハスを復活させたもの。
 県内各地にあろうかと。

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 咲いてはいるものの、数は少なめ。

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 これからかな?

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 この場所は、環境的にイマイチなんで、わざわざ見に来るまでもないような気がします。
 道路に挟まれ、面積も小さい。 雑然として落ち着いた鑑賞ができません。
 植えた人には申し訳ありません。
 ここが咲いているということは、遠野の附馬牛のハスも咲いているのか???
 宮城県登米市の長沼のハスも咲いているのか???


 そして碁石海岸。

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 この日、海はヤマセの深い霧がたちこめて視界不良でした。
 ヒンヤリというか、肌寒い気象条件。
 霧に巻かれると一挙に気温が下がります。

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 来て見てがっくり。
 ヤマユリはどれもこれも固い蕾です。
 フライングして咲いている花なぞ1本もありません。
 昨年よりかなり遅れています。 2週間は遅いような気がする。
 やはり日照不足がたたっているんでしょうかね?

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 霧で沖がまったく見えません。
 航行する船舶は大変。


 ヤマユリがこのような状態なので、代わりに目についた花々をスナップショット。

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 遠目、ヤマユリかと期待したんですが。

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 綺麗だからと触れたらえらいことになります。
 ツタウルシです。
 子供の頃 こいつに触ったおかげで、チンチン腫れあがってしまいました。

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 ユリはユリでもスカシユリ(ハマユリ)です。
 こちらは今時分がピークか。
 碁石海岸には少ない花。

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 霧に霞む断崖。

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 アヤメ科の花(多分ノハナショウブ)も残り僅か。

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 アジサイは今が見ごろ。
 碁石海岸にはあまり多くありません。
 レストハウス周辺くらい。

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 今年、ヤマユリの最盛期は7月の月末になるのではないか。
 もしかすると8月初旬までは余裕で見ることができるかもしれません。
 小隊長の見立てなので、あまり自信ありませんが。


   岩手県大船渡市 三陸復興国立公園 碁石海岸




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  1. 2019/07/17(水) 21:20:13|
  2. 野の花々

広田崎のゼンテイカ

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 野の花々


 岩手県陸前高田市にある広田半島。
 太平洋に面しているだけに、春は一足早くやって来るけど、夏はヤマセの影響で肌寒く感じることも多い場所。
 その突端部にある広田崎へ行って来ました。

 タイトルではゼンテイカ主体ですけど、決して多くはありません。
 むしろまばらに生えて目立たないくらい。

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 ゼンテイカ (禅庭花) = ニッコウキスゲ。

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 ハナショウブ?
 アヤメ?
 カキツバタ?
 毎年のように違いを確認するけれど、毎年スコーンと忘れてしまいます。
 覚える必要性がないから忘れるのか、 単に記憶力の問題なのか?

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 広田崎の最先端、灯台のある椿島。

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 いちめんに漂うスイカズラの甘い匂い。

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 船があった頃は、この辺にも釣りに出ていました。
 島には一度も上陸せず。
 環境保護のため上陸禁止だったせいもありますが、付近一帯は岩礁が多く非常に危険であったため。

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 ハマユリ。
 オレンジの大型の花を咲かせます。
 まだまだこれから。

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 右が椿島、左が青松島。

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 ハマギク。
 こちらもこれからの花。
 岩礁を白く飾ります。

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 手前が広田湾。
 対岸の細長く突き出した半島が宮城県の唐桑半島。

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 特に撮って来るべきものがなかったので、どうでもいいような画像集でありました。
 
 これで3週連続雨にやられております。
 近場でお茶を濁してばかりいます。
 いつになったら滝探しに行けるんだか・・・。


    岩手県陸前高田市 広田半島 広田崎






  1. 2019/06/22(土) 19:49:08|
  2. 野の花々

唐桑半島のゼンテイカ (ニッコウキスゲ)

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 野の花々

 「唐桑半島」 と風呂敷を広げましたが、実際にゼンテイカを見に行ったのは2箇所だけです。

 宮城県沿岸部の最北の地、太平洋に長く突き出た半島が気仙沼市の唐桑半島です。
 はじめに半造へ行ってみました。
 半造は、折石で名の知られた名所 巨釜 の隣にあります。
 巨釜に客を取られ、その半分も観光客が来ないのではないか。
 いくら雨天とはいえ、訪れてみると、駐車場には1台も車がありません。

 駐車場の階段から岬先端部に向かって歩いて行くと、

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 一見しただけで被害深刻な様相。 かつての姿はありません。
 東日本大震災で松がなぎ倒され、弱った木にマツクイムシの被害が重なり、立っているのがやっとといった状態。
 松林が消えて 非常に痛々しい限り。
 ここは三陸復興国立公園の一部ですが、観光客が少ない分、予算の投入が遅れているようで、ほんのわずかな補修がされているだけです。

 ざっと眺めただけでは、どこにゼンテイカがあるのか見えません。
 しかし南側斜面には、

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 あちこちゼンテイカが咲いていました。

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 スイカズラも多い。
 甘い香りが周辺に漂います。

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 海面は泡立ち、荒れ気味。
 低気圧が近付いています。
 弱い雨が降りっぱなし。

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 背丈の低いマメ科の植物。

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 手前のこんもりした植物は、ハマギク。
 夏の終わりから秋にかけて白い花が海岸の岩礁地帯を彩ります。

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 これ、何か分からんけど、この時期海岸でよく見る花。

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 半造の駐車場の辺りからは、対岸の巨釜が見えます。
 先端部の折石。

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 チリ地震津波で途中から折れてしまったから、折石。 そのまま。
 その前までは、確かロウソク岩とか筆岩とか呼ばれていたらしい。(ちょっと記憶曖昧)


 場所を移動して、唐桑半島突端の御崎まで来ました。
 ちょっと確かめたいことがあって、岬の先端部には向かわず、東側へ。

 ネットのGoogle Map には、岬近くにニッコウキスゲ群生地と記された場所があります。
 そこへ行くつもりでした。
 ところがいくら探してもそれらしき場所がありません。
 多少なりともゼンテイカが咲いていれば、ああここなんだな、と分かるのですが、その周辺1本もないのです。
 どうゆうわけ? どゆうのう? Do You know?
  そこで遊歩道のある所を歩き回り探してみた結果、

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 MAP の群生地から北へおよそ500mほど離れた海岸部に 別な群落があることを発見しました。
 赤星のポイントです。
 御崎野営場のある場所から海岸へ下って行きます。
 ということは、MAPの群生地は、どこぞの国の大統領みたいにフェイク・ニュースなのか?
 いやいや、記入ミスで単に赤星の場所と間違えただけか、もしくはかつては確かにその場所に群生地があったものの、震災などによって消滅してしまったのか、どちらかだと推定しますが。

 赤星の地点。

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 群生というより、もう少しまばらに生えています。

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 密に生えていると思って近付いたら、

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 マルバダケブキ でした。
 色はオレンジで同じですが、少し陰気な感じがします。

 

   宮城県気仙沼市唐桑半島   半造  折石   ゼンテイカ (ニッコウキスゲ)




  1. 2019/06/15(土) 22:16:38|
  2. 野の花々

碁石海岸のゼンテイカ

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 野の花々


 画材豊富でいつも何かとお世話になっている碁石海岸。
 今回は、今が見ごろのゼンテイカ(禅庭花)です。
一般的には、ゼンテイカよりニッコウキスゲで知られている花。
 どっちでも構いませんが、ここではゼンテイカにしときます。

 今月初めからストックはあったのですが、そのうちUPしょうと別口に手を出していたところ、盛岡の大先輩に先に持っていかれてしまいました。 さすが腰が軽い。 その機動力を見習わなければいけません。
 別にこんなものに先も後もあるわけじゃないですけどね。

 とにかく、肝心の画像。

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 碁石海岸名所のひとつ。 乱暴谷と雷岩。

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 ゼンテイカは大海原がお気に入り。
 いつも海の方ばかり見つめています。
 おかげで写真を撮るのに苦労します。
 花を正面から撮ろうとすると、海が映らず。
 海と一緒に撮ろうとすれば、後ろ姿ばかりになります。

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 ゼンテイカは一日花。
 朝開くと夕方には閉じてしまいます。
 蕾はまだたくさんあるので当分楽しめそうです。
 花の匂いは特にしません。

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 展望台。
 小さな面積で、ガラス張りの床があります。
 でも地面が見えるだけ。
 どうせなら、ガラス張りの床を海に突き出して建てたら もう少しお客さんが増えるかもしれまへん。

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 黄色い花の時期が終わると、いよいよ碁石海岸に白い花が咲く季節になります。
 ヤマユリです。 毎年7月中旬から海岸全体に咲き始めます。
 碁石海岸といえば椿というイメージが強いですが、個人的にはヤマユリこそ海岸を代表する花ではないかと思っています。
 薄暗くなった夏の夕暮れ、一帯に漂う百合の芳香。 たまりませんわ。


 岩手県大船渡市  三陸海岸復興国立公園 碁石海岸   ゼンテイカ




  1. 2019/06/10(月) 19:23:28|
  2. 野の花々

カタクリ もひとつ追加

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 野の花々


 岩手県の沿岸南部、気仙地方にもとうとう春がやってまいりました。

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 ソメイヨシノが開花です。

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 早いところでは5分咲きほどになっているものもありますが、全体的にはやっとこれからといった印象。
 好天が続けば、次々に開花し始めると思います。
 見ごろは今週末のような気が。 雨降らなきゃいいけど・・・。


 前回3カ所ほどカタクリの群生地をご紹介しました。
 今回もう1カ所追加します。 赤星印のポイント。

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 岩手県大船渡市の下船渡という地区。
 旧国道45号線にひっついた公園ですが、丘になっているので見つけにくいかもしれません。
 国道の山側、下船渡公園という とても雰囲気の良い場所です。

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 地元紙に記事が載ったりします。
 これまで場所が分からず行くこともなかったのですが、前回のカタクリついでに、こちらも探してみようと本日出かけました。
 地元で犬を散歩させていた女性に尋ねたら、あっという間に場所が判明。
 この公園だったのです。
 北側の斜面一帯がカタクリの群生地。

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 大船渡湾の中央に浮かぶ珊瑚島が望めます。

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 見ようと思わなければ、ただの草地の斜面にしか見えないのですが、よく見るとあちらにもこちらにも大量に生えてます。

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 特別カタクリだけを増やそうと管理しているようには見えません。
 雑草もけっこう生えてます。

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 近くにある桜の木は3分咲きくらい。

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 公園には東屋とか展望台とか、トイレも完備。
 周辺には車を止められるし 落ち着いたとてもいい公園です。

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 椿が並木になった小道なんかもあります。

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 三陸自動車道 大船渡碁石海岸インターから近い場所で アクセスは容易。
 インターを降りたら、市街地に向かって北へ進みます。 右手には大船渡湾。
 3分ほどで到着。 国道沿いなのに ちょっと分かりにくい位置。
 近くを通ったら 休憩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
 カタクリは今が見ごろ。
 桜は咲き始めだし、椿は最盛期に入っています。


 岩手県大船渡市大船渡町下船渡  下船渡公園 カタクリの群落




  1. 2019/04/14(日) 21:00:02|
  2. 野の花々

カタクリ求めて3連チャン。

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 野の花々


 今こそ時期じゃないの、と早春だけ姿を見せるカタクリの花を求めて 岩手県南部3カ所を通しで走り回ってきました。
 一挙にUPします。
 撮影日は、2019年4月13日(土) です。

 まずは、ほぼ地元の碁石海岸から。
 
 現場に来てみたら昨年より明らかに場が荒れています。
 場所を知られて、観光客が一帯に踏み込んだのでは。
 地図を載せようと思っていましたが、こんな弱小零細ブログでもアリの一穴、ちょっとした記事からさらに被害が広がるおそれもあります。
 なので、碁石海岸の公園内というだけに留めておくことにしましょう。

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 碁石といえば椿を連想することが多いかも知れませんが、探せばひっそりカタクリの花も咲いているんです。

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 時期的にはちょうどいい頃かと。

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 ここの最大の特徴は、海が真近にあること。
 樹間から海が見えます。
 こんなシチュエーション、他になかなか無いのでは。
 花と海を一緒に取り込もうとカメラのアングルをああでもないこうでもないと動かすのですが、カタクリは背が低くてなかなか思い通りにはなりません。
 カタクリで肩凝る。なんて。

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 群生しているわけではなく、まばらに斜面に広がっている感じです。
 群生しようにも、現場は割と急な斜面で、落ち葉が厚く 笹薮が多いし、上を見れば木に囲まれている場所。
 決して条件として恵まれた場所ではなさそう。

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 来年どうなってるか少しばかり不安を残したまま後にしました。



 次は、一関市の室根なんだか藤沢なんだか はたまた千厩なんだかよく分からない場所。
 赤星の辺りです。

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 詳細図では、

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 黄金山の中腹。 「おうごんざん」 と読むらしい。 間違ってたらスンマヘン。
 なんせ、あまり来ることのない場所なんで、土地勘がなく地名もよく分かりません。
 走っている最中ですら、ここが宮城県なのか岩手県なのか???状態でありました。
 その道路の峠付近にキャンプ場があり、ヒュッテというのかレストハウスというのか、とにかく木造の大きな建物が建っており、そこから100mも離れていない場所です。
 道路際なので、迷うことはありません。

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 藪のない斜面。

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 残念。 あからさまに時期が早かった。

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 来るときも道路に雪が残っていたから、やっぱ高度的にも、ここは春が遅れているようです。

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 よく見ると、あちこちにカタクリの葉が出ています。
 花弁こそ開いてないけれど、蕾はたくさんあります。
 相当の密度であるので、咲いたら見ごたえある景観となるはず。
 天候に恵まれれば花が咲くまで、あと1週間程度、満開には10日程ではなかんべか。

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 ちょっとがっかりしながら周辺を歩いてみたら、白い可憐な花が咲いています。

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 アズマイチゲか、キクザキイチゲではないかと。 どちらだろ?どっちでもいいけど。

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 さらに、超ラッキー。
 何と、ミズバショウが咲いているではないですか。

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 カタクリの花の群落を見ることはかないませんでしたが、思いがけずミズバショウを見られたのには大満足。


 さて次。
 
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 一関の国道4号線沿いに蘭梅山という低い山があります。 標高100mあるかどうか。
 一関市の中心地といってもいいような場所。
 周辺かなりやかましいにもかかわらずクマが出没するという話。

 やや狭い舗装路を登って行って、頂上近く。
 白くて丸くて大きな浄水タンクが目標物。
 管理所の建物が見えたら、その周辺にカタクリの群落があります。

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 今がジャストタイミングでした。 見事。

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 薄紫の絨毯とまではいえませんが、それでも十分に広い面積で咲き誇っています。
 
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 ここを見るなら今すぐでしょ。
 見ごろとしては いい按配だと思います。

     岩手県南部のカタクリ

  1. 2019/04/13(土) 21:31:11|
  2. 野の花々

スカシユリとナンバンギセル

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 野の花々          碁石海岸


 題材に事欠くようになると 何かと重宝する碁石海岸。
 三陸町の夏虫山と合わせて よく利用させてもらってます。
 陸前高田にもこんな場所があればなあ。

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 ヤマユリはほぼ終了した印象。
 咲いてないわけではないですが、数がめっきり減りました。

 未だに存在を誇示しているのが スカシユリ(ハマユリ)
 元々の数はそれほど多くはありません。
 でもヤマユリが衰退してしまっても、しぶとく咲き続けています。

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 同じユリ科でも ヤマユリとスカシユリはイメージが大分違います。

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 花の大きさは、同じ程度かやや小さいスカシユリ。
 茎は短く、花はオレンジ色で空を向いてます。
 匂いはほとんど無し。

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 咲く場所が海岸付近に限られるスカシユリに対して、ヤマユリは山間地ばかりでなく海岸付近でも平然と咲いています。
 色もスカシユリのほうが派手っぽいけど、実際見ると、ヤマユリのほうが断然目立つ。

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 頑健なのはスカシユリか。
 土がろくにないような岩の隙間でも健気に咲いていますね。
 ただ、種としては徐々に衰退しつつあるような気がします。
 もしかすると地球温暖化の影響かも。

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 碁石海岸には数えきれないほど来ていますが、今回初めて目にした植物があります。

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 ナンバンギセル。
 ただのナンバンギセルなのか、オオナンバンギセルなのか、どっちだろ?
 こんなのこれまで比較対照したことなかったもので。

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 よく見ると 群生している場所があちこちにあります。 
 思った以上にあり ちょっと驚きました。

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 イネ科の植物に寄生し、葉はありません。
 イネに寄生すると嫌われるし、邪魔なススキに寄生すると枯らしてしまうので喜ばれたりするんだとか。
 碁石海岸なら歓迎されるくちでは。
 イネはないし、ススキが生えると、場所が荒れた感じがするから。

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 公園内を毎日ジョギングしているというおばちゃんが、「こんなの初めて見た。なんだべ? 気持ち悪いね」 などと言って去っていきました。
 もしかすると高温が続く今年だけの限定品なのかもしれません。


     岩手県大船渡市  三陸復興国立公園   碁石海岸



  1. 2018/08/04(土) 22:59:06|
  2. 野の花々

碁石海岸の山百合の花

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 野の花々


 国立公園内なので、厳密には完全な野の花ではないんですが、管理されてるようには見えないので、一応このジャンルにしました。
 毎年恒例、碁石海岸のヤマユリです。
 今年もこの季節がやって来たんだなあ。
 自分には珍しく、ヤマユリの画像は毎年律義に撮り続けています。
 ブログ題材は他にも在庫がありますが、花は鮮度が命。
 旬が過ぎないうちにさっさと貼ってしまいます。

 と思って碁石海岸を目指したら、途中で今までまったく気付かなかった意外なものを発見しました。

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 ハスの花です。
 だいたい田んぼ1面くらいの広さ。
 碁石海岸入り口のこんなところにあったとは。

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 田んぼの脇にあった説明看板によると、2015年、平泉の中尊寺ハスを譲り受けて育て、栽培面積を広げてきたたものらしいです。
 元々は、平泉第四代当主藤原泰衡の遺骸脇にあったハスの種らしい。 
 どれほどの年月経ったか知らないけれど すごいもんですねえ。

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 まだ蕾は残っているものの 花としては最盛期を越えたような気がします。
 覚えていたら、来年こそ。 自信ありませんが。

 この田んぼの近くには熊野神社があり、日本で最長寿といわれる三面椿の巨木があります。

 で、碁石のヤマユリです。

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 行くと何だか撮ってしまう碁石の灯台。 岬の先端部。
 恋人の聖地だとかPRしとります。ケッ。

 他の地域の人たちが猛烈な暑さででヒーヒーハーハーしてんのに申し訳ありません。
 この日、碁石海岸はヤマセが襲来していて、ヒエ~ッ、冷やっこい!といった天候でした。
 ヤマセとは、主に夏発生する北東からの寒冷な気団のことで、水平線がどこだか分からないくらい分厚い霧を伴い、これが沖合からやって来ると、いきなり気温が急降下します。
 ヤマセが続くと、冷害をもたらすものとして、三陸では忌み嫌われている存在です。
 現在は冷害対策が行われ、温暖化も進んでいるので、昔ほどの恐怖対象にはなっていないと思いますが。

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 ヤマユリはあちこちで咲き始めていました。
 ヤマユリは碁石海岸の公園内どこでもあります。

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 今日の典型的風景。 全体的には、まだこんなもの。
 3部から4部咲きといったところか。

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 これでも、周辺には芳香が漂い、十分に楽しめます。

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 碁石海岸のヤマユリのいいところは、一般の百合園と違って、放置されているところかと思います。
 除草などなされず藪をかき分けるように百合の花が咲いて出ているのです。

 管理され過ぎていると、整然とした美しさはあるものの、ヤマユリの花にはどうもそぐわないような気がします。
 もっとも似合いそうなのは、山の少し薄暗い林の中に鮮やかに咲き誇る花といった感じかな。

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 霧のため沖はどこが水平線なのか判然としません。
 箸休め的な画でした。

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 肥料なぞ与えていないはずなのに 毎年よくこれだけ花を付けるもんですねえ。

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 数は多くないものの、岩場にはハマユリもミラーレス、じやなかった、見られます。
 
 因みに小隊長はここ3年くらいコンデジ1本でやりくりしちょります。
 なんでかっていうと、めんどくさいってことに尽き万年。
 綺麗に撮れればそれに越したことはありませんが、センスとか技術の限界を露呈しまくっていますので、あえて邪魔っけなデジイチ担いでまで野山を歩こうとは考えなくなりました。 
 ついでに三脚も最近はほとんど持ち歩きません。 多少のブレはドンマイですわ。
 美しく撮るのは他人にまかせ、こちらはもっぱら芸術より記録・スナップ写真がメーンです。

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 ハマユリと似たようなヤブカンゾウの花も咲いています。

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 碁石海岸のヤマユリの花は咲き始めたばかりなので、あと10日間程度は十分に楽しめるんでないかと思います。
 お近くへお寄りの際は、ちょっとだけ足を延ばして断崖やヤマユリの花を眺めにお越しください。


   岩手県大船渡市 復興国立公園 碁石海岸のヤマユリ




  1. 2018/07/20(金) 21:57:07|
  2. 野の花々

碁石海岸の禅庭花

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 野の花々

 こんな時期になったんだ。
 小隊長がよく行く場所なのに、岩手県内外の自然や施設など余すことなく伝え続けている名ブログ「ハイキングさ あべじゃ」の友蔵さんに先を越され、完全に後追い記事となってしまいました。
 しかも少々鮮度が落ちて、今行っても後期高齢化の花しか見れないかもしれません。

 岩手県大船渡市にある碁石海岸の禅庭花です。
 ゼンテイカといってもあまりなじみがないと思います。
 一般的にはニッコウキスゲと呼ばれている花。
 高原のイメージが強い花ですけど、海岸付近でもけっこう咲いています。

 撮って来た画像を無闇やたらとペタペタ貼っていきます。

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 右上のヤグラみたいなのは、碁石海岸の展望台です。

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 ゼンテイカの花はほとんどが海を向いて咲くため カメラでは撮りにくい。

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 ゼンテイカの花は1日花。
 朝開花すると夕方には萎んでしまいます。

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 ウミネコはそれほど多くはいませんでしたね。

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 ゼンテイカ以外に目に付いた花々。

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 近付くと甘い香りのするスイカズラ。

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 丈の短いカシワの木。

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 碁石海岸にはツタウルシが非常に多く、藪に足を踏み入れるときは要注意。

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 ヤマユリが開花するまであと1カ月。

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 正面の白く長く写っているのは、広田半島付け根の大野海岸。
 今年、8年ぶりに海水浴場として開放されるそうです。 長かったねえ。

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 乱暴谷。

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 碁石海岸には、目立たないながらも潮吹き穴があります。

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 オレンジ色の花が白色の花に変わるのももうすぐ。

  1. 2018/06/20(水) 20:41:21|
  2. 野の花々

碁石海岸のカタクリ

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 野の花々


 南三陸滝見隊の各隊員それぞれがそれぞれのワケありで、今シーズンの始動がなかなかできない状況であります。
 へたすると春の大型連休あたりまでズレ込むかもしれません。 う~~ん、困ったもんだ・・・。

 そうした個人の悩みとはまったく関係なく季節はズンズン進んでまいります。
 気がつけば、南三陸にも桜前線がやって来て、早いところではもう満開に近い桜も現れました。

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 桜は画像をすぐにUPしないとたちまち旬が過ぎます。
 こんなに開花が早いと なんでか気ばかり焦る。

 もちろん里の椿は満開。
 こちらは開花期間が長く、焦る必要はまったくなし。

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 隙をみて碁石海岸までバイクを走らせました。
 カタクリの花が最盛期を迎えているとの情報。

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 カタクリといっても、どこでも咲いているわけでなく、広い海岸のごく一部だけです。
 海が見える、こんな傾斜地に、カタクリの群生地があります。

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 近年知られるようになった場所で、遊歩道などはなく、大勢の観光客が入るとたちまち押しつぶされてしまいそうな場所に はかなげに咲いています。

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 スプリング・エフェメラル=春の妖精とか言われていますね。
 1年のうち春だけしか地上に姿を現さない花を そう呼ぶそうです。

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 数本程度咲いているのは、時々見るけど、これだけ群生している場所はそうそうないです。
 ましてや、こんな海岸にあるのは全国的にも数少ないのでは。

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 カタクリが終わると いよいよ本格的な暖かさの到来です。
 バイクで動き回るにはまだ少々寒いので、早くポカポカの陽気が訪れてほしいもんです。


        岩手県大船渡市  碁石海岸のカタクリ


  1. 2018/04/07(土) 16:10:27|
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小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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