南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

戸河内川の男滝・女滝

dnjy1.jpg
 平泉町の滝


 岩手県平泉町にある 男滝 と 女滝 を紹介します。 当ブログ2度目の登場。
 どちらの滝も、来て良かった・見て良かった、と思えないのが残念。

 まずは地図から。
dannjyotaki01.jpg

 方向的には、平泉中尊寺の真西。 戸河内川にあります。

 男滝  別名、琴滝 とも。
dnju2.jpg

 平地を流れる滝なので、地形的に何処だか読みにくい。
 すぐ上に男滝橋が架かり、標柱が立っています。案内板も近くにあります。
 車は、案内板のある広場に駐車できます。

 画像見難くて申し訳ありません。
 樹木が邪魔して、上からはこれが精一杯。
 これ以上撮れるポイントがありません。
 崖がえぐれ、前が藪だらけで、うっかり踏み込めない。
 
 だからといって、滝下に降りる気は毛頭ありませんでした。
 何故なら、鑑賞に堪えられる水質ではないから。 ちょっとひどい。
 前回もそうでした。 周辺に田畑や人家があり、汚水が流れ込んでいるようです。
 平野部の滝は、水質に関してはもう諦めモードですね。

dnju3.jpg

 案内板によれば、落差10m。直瀑の滝です。
 前回、滝下に降りて正面から眺めたら、滝の真上に橋が架かり、建物が覗くのでがっかりしました。
 川の流れの中に足を置くと、川床がヌラヌラ滑って非常に恐い。
 さらに周辺の崖が非常に脆そう。
 地盤に亀裂が入って、いつ崩落してもおかしくないような場所。

 悪口ばっかりみたいですが、滝そのものは全然悪くなく、見ごたえあります。
 流れる場所が悪かったということなんでしょう。


 男滝の下流300mくらいの位置に 女滝 があります。
 こちらは観光用に東屋があるので分かりやすい。
 駐車場があり、歩道も整備されています。

dnju4.jpg

 女滝、別名 琵琶滝 とも。
 こちらも流れる川が同じなので、水質も同様。
 しかも周辺に人工物が多すぎてくつろげるような気分にはなれません。

dnju5.jpg

 男滝とは形状が違います。規模もずっと小ぶり。

dnju6.jpg

 伝説があった頃だったら、水はきれいだろうし、周囲は森だろうし、現在とはまったく様相異なっていたはず。

 女滝のすぐ下流にある渓谷。
dnju7.jpg

 どこもかしこも泥色。
 遥か昔の景観を想像するしかないです。

                    岩手県平泉町         戸河内川 → 衣川 → 北上川



続きを読む
スポンサーサイト
  1. 2015/05/26(火) 18:08:30|
  2. 平泉町の滝

男滝と女滝

                                           平泉町の滝

 2つの未知の滝を見た後は、少しだけバイクで移動して男滝(おだき)と女滝(めだき)を見に行くことに。
 男滝・女滝ともに戸河内川にあり、どちらにもそばに白い標柱が立っているので発見しやすい滝です。

 まずは、上流の男滝から。
 男滝橋というのがすぐ上流に架かっています。

DSC05342.jpg

 平野部の滝で、滝を眺めるだけなら容易です。
 でも滝下に降りようとするのはちょっとやっかい。
 川の両岸の崖がどこもえぐれているので安易に近づけません。
 標柱のある側から橋を渡って右岸に回り込み、畑の中を通って崖を降りなければなりません。
 そこから滝下まで川沿いに上がって来なければならないのです。
 川岸近くの田んぼには亀裂が入り、耕作しても底から水がぬけてしまう状態。
 いつ崩れてもおかしくありません。

 DSC05340.jpg

DSC05343.jpg

 こちらの滝も背後の岩盤が大きくえぐられ、完全直瀑になっています。
 でも美しさの点ではちょっとというのが正直な感想。スタイルはとてもいいのですが。
 写真を撮ろうとすると、背景に建物や橋梁、電柱やケーブルが嫌でも入りこんでしまいます。
 人里の滝ですからいくら憤慨してもこればっかりは致し方ありませんね。

 大きな滝壷が広がっています。
 水質はよくありません。
 画像で見る以上に大きな滝ですが、平野部が陥没してできた滝なので、遠くからはその存在が分かりにくいです。
 周囲の空間が大きく開いて、明るい滝です。



 男滝から300mほど下流には女滝が流れています。

DSC05336.jpg

 こちらは男滝とは構造が違い、岩盤の間を抜けて流れる滝です。
 スケールもかなり小さい。
 南三陸で見慣れているせいか、こういったタイプのほうが個人的には好きです。

DSC05335.jpg

 ただ、水量が十分にあるという以外、マイナス要因が多くてあまりお勧めできる滝ではありません。
 良くも悪くも人里の滝なのです。周辺には人家があり、田畑があります。
 目の前に橋がありますからどうしたって目に入ります。
 すぐ上流にはコンクリートの護岸が壁になっています。
 かつては滝のある岩盤ぎりぎりに東屋でも建っていたのか、岩盤の何か所かに柱を立てる穴が開けられていました。
 完全な観光滝で、滝の上には東屋が建てられ、案内看板と滝まで降りる階段が整備されています。
 目前まで舗装路があるし、駐車場も完備。訪れるのに逡巡するようなものはありません。
 誰もが簡単に眺められる滝。それはそれで結構なことですが、それだけの情緒や見たことの満足感があるかといえば、残念ながらあるとはいえず。
 せめて水質が良かったらなあ。
 伝説のある滝らしいので、とてももったいないと思ってしまいました。

                            男滝・女滝ともに 戸河内川⇒衣川⇒北上川


  1. 2013/04/07(日) 18:09:47|
  2. 平泉町の滝
  3. | コメント:0

東ノ沢の滝

                                           平泉町の滝


 荒い息が止まらないまま鼠沢を降りて来た滝見隊は、近くで農作業をしていた人から情報を仕入れ、次の沢に入りました。
 ターゲットは鼠沢のすぐ横にある東ノ沢です。歩いて数分の距離。
 ここにも滝マークのある場所が沢の奥にあります。
 ネットで探した限り滝の画像や情報は載っていませんでした。

 東ノ沢は林道はおろか山道すらまったくない藪の中。
 「またかよ・・・。」
 「勘弁してくれ・・・。」
 ぶつくさ言いながらヤブの中に突入。
 しかし鼠沢と違って平地から登って行くため急峻な崖の昇り降りがなく、その点だけは楽でした。

 登って行くに従い、藪の間から次第に滝音が高くなり、ついに現れた滝。
 これも本邦初登場だと思います。

DSC05272.jpg

 これまた高い。でも鼠沢ノ滝より、見た目若干低いです。
 えぐられた巨大な岩盤など、形状的には鼠沢と非常に似通っています。双子の滝といってもいいような。 水質も同様でこちらもよろしくありません。
 沢が隣同士だし、滝の位置も同じようなもの。
 地質的に同じ構造線上にある滝で、岩盤の隆起あるいは陥没によって2つの滝は同時にできたのかもしれません。

DSC05270.jpg

DSC05274.jpg

 滝のそばまで行くと、えぐれた岩盤がいつ崩落するか分からずちょっと緊張します。

 印象度は鼠沢ノ滝と同じです。

                                 東ノ沢⇒戸河内川⇒衣川⇒北上川





 
  1. 2013/04/07(日) 11:12:22|
  2. 平泉町の滝
  3. | コメント:0

鼠沢ノ滝

                                           平泉町の滝

 南三陸滝見隊 始動 !!

 隊員達に総動員令のメールを送り、長いオフシーズンがようやく開けたことを告げました。
 いよいよ南三陸滝見隊の出陣です。

 当初の計画では、日曜日に岩手県山田町のまだ入渓したことのない沢へ向かう予定でした。
 が、天気予報では大荒れの模様。
 しかも滝見隊には 「北へ向かえば雨が降る」 という強固で逃れ難いジンクスがあります。
 総員出動でいきなり雨というのは幸先悪い。
 よって計画を変更し、土曜日、平泉町へ向かうことにしました。
 帰宅するまで雨が降らないよう祈るのみ。

 土壇場での計画変更に関しては各隊員とすったもんだのやり取りがありました。
 「そりゃねえべ」とグズりまくるのを何とか説得して全員参加。
 バイク4台で走るのはひさしぶりで、ツーリング中話せるわけもないのですが、なんともうれしくなります。

 行き先を平泉に決めたのは、気仙沼隊員が指摘したように、これまで当地に入ったことが無いからでした。
 小さな面積で高い山もないことから、大した滝もあるまいと軽んじていました。
 衣川の滝と混同して行った気になっていたこともあります。
 しかしネットで調べてみれば平泉に滝が無いわけではないし、地図にマークの付いた滝もちゃんと載っています。

 今回の大きな目的は、滝マークがありながら、いまだにWebにUPされていない滝を見ることです。
 そこで目を付けたのが、戸河内川に流れ込む2つの支流にある滝。
 内陸の滝好きの人たちなら当然訪れているはずで、すでに掲示しているだろう、と思いきやどこにもありません。
 なんでだろ? なんで画像がないの? という疑問を解かなければ。

 まず入ったのが鼠沢。
 平泉中尊寺の裏山といってもいいような位置にあります。東北自動車道平泉トンネルの西側近辺。
 世界遺産に指定された中尊寺の横を通過しましたが、ウスラバカ揃いの我々は何の興味も示さず。
 鼠沢の林道を登って行き、耳のいい気仙沼隊員が音で滝を発見しました。
 少しばかりヤブコギをし、川へ降りてみると、何とそこは滝の落ち口。
 恐る恐る覗きこむと思った以上の高い滝です。
 滝下へ降りようと周囲をうかがうも、高い断崖に阻まれ降下地点が見つかりません。
 正面に降りなければどこからも写真は撮れないのです。
 Webに載っていないのは、誰も下まで降りていないから。おそらくこれが理由。
 
 どうにかして滝を正面から見たい我々は、2班に分かれそれぞれの方法で降りることにしました。
 体力のある気仙沼隊員と釣り師隊員は、ハーネスを装着して近くの断崖からザイルでダイレクト降下。
 そして、気力・体力には人一倍自信の無い、しょぼくれオヤジの小隊長とニーハオ隊員は、はるか下流の堰堤部分から沢登りすることに。
 この沢登りがもうホントに大変でした。
 ウェーダーを着込んだまま崖をヤブコギして沢に降りたものの、堰堤に溜った堆積物にズボズボ足をとられなかなか前に進めません。
 さりとて岸に上がっても、ヤブコギと倒木・流木だらけで進行速度はほとんど変わらず。
 ようやく滝下に到着した時には2人とも汗でドロドロでした。
 草木が繁茂するようになればおそらく侵入は不可能だと思います。

 そして対面した鼠沢の滝がこれです。初登場。 おそらくWebでも初UPではないかな。

DSC05266.jpg
 
 高い!
 岩盤が中ほどからえぐれ、直瀑の滝になっています。
 最初、我々4人は上部のバルコニー状になっていた落ち口に立っていたわけです。コエ~~~!

DSC05264.jpg

DSC05260.jpg

DSC05258.jpg

 水量が少ないせいか滝壷がありません。
 滝の下部、えぐれて洞になった空間には人が楽々入れます。
 洞に入って内側から滝越しに外を撮ろうとしましたが、ニーハオ隊員が横になって喘いでいるし隊員の持ってきた荷物が散乱しているので止めました。あまりみっともない画像はUPできません。
 
 この滝は周囲を岩壁に囲まれ、独特の世界観があります。
 水質に関しては、一応透明ではありますが到底飲める水準ではありません。
 濡れた岩は考えていたほど滑ることはありませんでした。
 えぐれた岸壁から崩落した岩があちこちに散乱していました。

 水質を考慮しなければ  

 下流の民家でこの滝の名を尋ねたら 「無い!」 とのことだったので、そのまま「鼠沢ノ滝」でいいと思うのですが、どうでしょうか? って俺は誰に聞いてんだ?

 探検はさらに続く!

                                  鼠沢⇒戸河内川⇒衣川⇒北上川




 

 
  1. 2013/04/06(土) 22:28:32|
  2. 平泉町の滝
  3. | コメント:0

姫待瀧

                                           平泉町の滝


 ども! 気仙沼隊員です。
 南三陸滝見隊、オフシーズン開けて再始動期待しておりやすよ。どこ行くのかなあ?

 このブログよく見たら、平泉の滝が抜けてますね。
 てっきり行ってるとばかり思ってました。

 で、日曜日に親戚の観光案内がてら、平泉の姫待瀧を撮ってきました。
 達谷ノ窟に近いのと、滝の名前につられて。
 
 感想は、ダメ滝でした! 以上。

DSC05252.jpg

 って、これでは説明不足なんで、少し書きます。

 まず何がダメって、水が汚い。濁ってあぶくが川下に浮かんでました。
 滝の周りにゴミが散乱してるし。夏になったら臭ってくるんじゃないすか?
 これじゃあどんなに姿がりっぱな滝でも幻滅しますって。どうしようもありません。
 水が悪いとそれ以上書きようがないんですけど、さらに説明すると・・・。

 画像を見れば分かる通り、景観が悪いです。
 滝の真上にコンクリ橋が架かっているじゃないですか。
 護岸工事した壁も目に入るし。
 観光の町とは思えない仕打ちだと思いませんか。
 橋を架けるなら他の場所でもいいような所だし、どうしても滝の上に架けなきゃならないとしたら、和風の造りにして赤く色を塗るとかできそうなもんだけどね。
 滝の横に平泉と厳美渓を結ぶ道路があって車が行き交っています。かなり気になります。
 「姫待瀧」のどでかい看板が画像左上に立っています。目立ち過ぎでしょ。

DSC05253.jpg

 滝だけなら悪くないな。大きいし見栄えもするし、伝説のある滝みたいです。
 でも平地の滝って全然落ち着けないです。長居無用、見ただけでもういいやって感じ。

DSC05249.jpg

DSC05246.jpg

 岩盤の色が独特。
 岩というより、土を塗り固めたようで、見た目が非常に悪いです。なんか気持ち悪い色。
 強度的にもいかにも脆そうな岩で、実際崩壊している個所もあります。
 
 総じて、滝の良さを他のものがぶち壊しにしているようで、これでは滝が気の毒。
 情緒なんてどこにも無くて、わざわざ遠くからのお客さんを連れて行けないですよねえ。
 観光滝なんだから姫待瀧の名にふさわしい環境整備してほしいと思いました。
 あ、車は川向こうに停められますし、ちょっと離れたところに東屋もあります。トイレ無し。

 印象度 

                              (記:M.M)    太田川⇒北上川




 
 
 
 
 
  1. 2013/03/29(金) 20:46:33|
  2. 平泉町の滝
  3. | コメント:0

自己紹介

小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

カレンダー

02 | 2017/03 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

最新記事

カテゴリ

はじめに (1)
道草・寄り道・油売り (134)
巨樹・古木 (66)
野の花々 (29)
八幡平市の滝 (1)
普代村の滝 (1)
田野畑村の滝 (1)
岩泉の滝 (1)
宮古市内の滝 (10)
宮古市田老地区の滝 (2)
宮古市新里地区の滝 (9)
宮古市川井地区の滝 (20)
花巻市の滝 (6)
花巻市大迫地区の滝 (10)
花巻市 東和町の滝 (5)
北上市の滝 (2)
金ヶ崎町の滝 (1)
奥州市衣川地区の滝 (16)
奥州市水沢地区の滝 (3)
奥州市江刺区の滝 (7)
奥州市胆沢区の滝 (5)
平泉町の滝 (5)
一関市の滝 (24)
一関市花泉地区の滝 (1)
一関市東山地区の滝 (6)
一関市川崎町の滝 (6)
一関市大東町の滝 (21)
一関市藤沢町の滝 (2)
一関市室根地区の滝 (4)
山田町の滝 (15)
遠野市の滝 (69)
遠野市宮守地区の滝 (5)
大槌町の滝 (40)
釜石市の滝 (78)
住田町の滝 (100)
大船渡市の滝 (91)
大船渡市三陸町の滝 (62)
陸前高田市の滝 (119)
気仙沼市の滝 (26)
南三陸町の滝 (13)
女川町の滝 (1)
石巻市の滝 (17)
登米市の滝 (9)
栗原市の滝 (13)
大崎市の滝 (2)
加美町の滝 (1)
色麻町の滝 (1)
秋田県 東成瀬村の滝 (3)
秋田県 湯沢市の滝 (3)

ご来場者数

リンク

このブログをリンクに追加する