南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

御滝 川崎

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 一関市川崎町の滝


 一関市東山町の紅葉ヶ滝を見終え、次は川崎町の御滝に向かいました。
 この間移動距離は5Kmほど。
 砂鉄川沿いの県道は見通しの良い広い道路。
 なのに制限速度40Kmの表示。 なのにバイクのケツをパトカーにぴったり貼りつかれるとは。

 門崎小学校の横から山に向かっておよそ700mばかり行くと、左側に瀧山神社があり、右手崖下に御滝が流れています。

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 滝を覗きこむのは道路から容易にできます。
 滝を御神体にしたと考えられる瀧山神社があり、滝にも名前があります。
 かつては禊行も行っていたようです。
 にもかかわらず滝見隊が当ブログにUPするまで公にならなかった滝。
 地元ブログに載っていてもおかしくない滝ですが、忘れ去られた感があります。

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 道路から見えるので、何も無理して滝下まで降りる必要はありません。
 だけど滝好きの性で、なるだけ近くから見たい。
 そうするとかなりやっかいな滝になります。

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 護岸工事され高くなった道路から川に降りるには、かつて鉄製の階段が設けられてありました。
 年月が経過して、現在はボロボロ。 いつ崩れるか分からない代物で、通行止めのロープが渡されてあります。

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 なので、持参したロープで道路からダイレクト降下。

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 今回で3度目の訪問になります。
 今回がいちばん水質良好でした。 
 上流での畑仕事が終わったんでしょうね。
 といっても飲めるような水ではありませんが。


                岩手県一関市川崎町     御滝

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  1. 2016/11/20(日) 19:17:54|
  2. 一関市川崎町の滝

瀧山神社の御滝

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 一関市川崎町の滝


 仕事の都合で一関市へ行った帰り、ちょっと寄り道をして川崎町門崎(かんざき)にある滝を眺めに行きました。

 地図で紹介します。

かんざき1

 JR大船渡線、いわのした駅と陸中門崎(かんざき)駅のだいたい中間のあたり。
 砂鉄川に架かる門崎橋から門崎小学校を目指し、さらに道なりに坂道を登って行ったところにあります。
 地名は宮畑という処らしい。

 こんなところに滝があるなんてまったく知りませんでした。
 WEBにも全然載ってなかったし。
 滝見隊が地図とにらめっこし 推理して探し当てた滝です。
 こんなところが滝探しのおもしろさのひとつ。

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 滝の上流から眺めた画。 進行方向とは逆です。
 すんなり来るなら、道路の向こうから登って来ることになります。
 車は路駐でもだいじょうぶ。 十分な余裕があります。 なんなら、少し上にスペースがあります。
 右手に瀧山神社の社殿が見えます。
 滝は神社から道路を挟んだ崖下にあります。
 手前は東屋。 滝はこの下に流れています。

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 瀧山神社。

 神社の由来が書かれた板がありました。

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 びっしり書かれ、しかも高い位置にあって、非常に読み難い看板。
 それでもなんとかがんばって読んでみたら、初めてここの滝の名が 御滝 ということが判明。
 神社に参拝する際、この滝でミソギを行ったそうです。

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 上から見下ろした御滝。
 今回、小隊長は用事のために身に着かないスーツ姿で来てしまいました。
 ビジネスシューズでは滝下まで降りることはできなかったので、途中までで失礼します。

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 バランスの取れたいい滝です。
 落差もそこそこあり、滝壷もあります。
 惜しむらくは、水質があまり良くありません。 そうひどくはないですが、濁りが入っています。
 上流に人家点在し、田畑があります。

 印象度  


                                   不明沢 → 砂鉄川 → 北上川



                        
  1. 2015/12/15(火) 19:56:40|
  2. 一関市川崎町の滝

萱行の滝

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  一関市川崎町の滝


 前回に引き続き、門崎(かんざき)滝見行の後半戦です。

 瀧山神社の下の道をそのまま登っていくと、さほど走らないうちに右手の沢の横に小さな社が見えました。
 沢の状態は見えないけれども、地形的・雰囲気的に非常にあやしい。
 勘が働き、道端にバイクを停めて神社に向かいました。
 そうしたら、滝がやっぱあったのですよ。

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 流木や枯れ枝などが流れを妨げ、乱雑な印象。
 トタン板やらポリ袋やらゴミがあちこちに。 あまりにひどいのは撤去しました。
 人里の滝は得てしてこんな状態になりがちですが、元は全然悪くない滝です。

 水質は、 瀧山神社の滝 があるのと同じ沢なのであまり良くありません。
 沿岸部から内陸部に入って行くと、人家や田畑が滝の周囲に多くなってきて、どうしても水質が悪化する傾向に。

 滝の横にある神社は滝とセットものの不動尊ではないかと思いますが、確認できず。
 萱行の館跡 という標識を神社の前で見つけたので、とりあえず 萱行の滝 と呼ぶことにしました。
 所在地は、岩手県一関市川崎町門崎の所萱(ところがや)の辺りかと。
 それにしても、北上川を越えて宮城県気仙沼市の境目まで一関市っつーのは、未だに違和感あるなや。

 印象度  


 ここから地名に魅かれて 滝の沢 へ入ってみました。
 林道を登って行ったものの、まったくの枯れ沢で、あえなく撤退。

 さらに千厩川上流を目指し、室根山へ進行。
 途中、ニーハオ隊員に電話が掛り、急遽大船渡へ戻らねばならないとかで離脱することに。
 「くっそーっ。今日はよくよくツイてねえ。」 とニーハオ隊員。
 今朝、気仙沼隊員の自宅へ集合する途中、一時停止違反で捕まったらしい。
 前を走るダンプから細かな砂がひっきりなしに降りかかるのにイライラして、一時停止を怠り、ダンプごと御用になったとか。
 震災後、沿岸の国道ではやたら復興関連のダンプカーが増えて、バイクで追尾すると砂や石が飛んできて災難になることが多くなりました。 前は見えなくなるし、泥は飛んで来るわ、排ガスは臭いわで、いいことがありません。
 「こんな時こそ気イつけて帰んねえと。」
 「んだ、んだ。」 と2人でお見送り。

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 室根山です。標高894mの独立峯。
 頂上部には、天文台や展望台があります。
 ツツジの名所とともに、ヤマユリの名所でもあります。
 車で頂上部まで登れます。展望良し。
 小隊長は子供の頃、気仙沼市内の山だとばっかり思っていました。
 実際のところ、境界線はかすってもおらず、完全に岩手県内の山です。

 室根山の西側にはあまり入ったことがありません。
 道を走っていても、どこがどこやら地理不案内。
 しかしどっしりした室根山の姿が視界に入るため、方角としては迷うこと無く、安心して走れました。

 向かった先は、室根山中腹の飛ヶ森森林公園にある 荒沢不動。
 お不動さんには滝がつきもの。 だからここにも滝がある可能性が高い、と踏んでのこと。

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 ありました、荒沢不動。 千厩川最源流部になります。
 残念なことに水がありません。
 最近だけでなく、もう何年も前から水の流れが無くなっているようです。
 かつては石像の横を滝が流れていたような雰囲気だけはうっすら残っています。

 傾斜がきつくて土石流が頻発するためか、付近には3段に亘って砂防堰堤が造られていました。
 昭和30年代、台風による洪水で石像が流され、首の部分が欠けた状態で下流から見つかったそうです。
 それが画像いちばん左の石像です。
 少し下流には流れ込む水を溜めておく人工の池があります。
 タイトル画像がそれ。
 千厩川はお世辞にもきれいとは言い難い川ですけど、さすが源流部、ここだけは実に澄みきった水を湛えていました。

 帰途、笹ノ田峠のループ橋付近で出会ったニホンカモシカ。

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 あまり機敏さはみられず、おっとりした性格のようです。
 まるで小隊長そっくり。 てか。




  1. 2015/03/31(火) 20:20:47|
  2. 一関市川崎町の滝

瀧山神社の滝

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 一関市川崎町の滝                   西から見た室根山。 こちらは岩手県、 山の向こうは宮城県。


 今回の参加者は、気仙沼隊員、大船渡隊員、そして小隊長の3名。
 釣り師隊員が 「おら、他の用事があるもんね。」 と欠けてしまい、今シーズンの滝見隊始動はもうしばらくおあずけ。
 しかも途中から大船渡のニーハオ隊員が離脱して、帰途は2人だけになってしまいました。

 行き先は、岩手県南部、北上川東側から室根山西側にかけて。一関市川崎町から室根町の範囲になります。
 この辺、あまり入ったことのない地域です。
 大きな滝は、千厩川の 色ノ御前滝 くらいしか知りません。
 滝があるといった情報皆無で、はっきり行き先が決まっていたわけでもないし。
 ただ、ここを選んだのには理由があります。
 地図を眺めていたら、手掛かりになりそうなものを3つ見つけたのです。
 
 1. 瀧山神社 という社殿。
 2. 滝の沢 という地名。
 3. 荒沢不動 という場所。
 
 これらの処に行ってみて、あればもうけもの、無ければないでいいやといったスタンスで出掛けました。
 室根山の画像でお分かりのように、すでに雪はほぼありません。

 道の駅かわさき から砂鉄川沿いに北上し、門崎(かんざき)橋からまっすぐの山に向かう道に入りました。
 舗装路で車で通行しても何の問題もなし。

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 山道の入口にある伊吹神社からさらに奥に入って行くと、道路の左手の小高い場所に 瀧山神社の社殿が現れました。
 道路横の崖下を覗きこんだニーハオ隊員から 「あったあ~!!」 の声。

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 下の沢に見事な滝が流れていたのです。
 住所的には、岩手県一関市川崎町門崎千手堂あたりになるかと。
 「どーだ、どーだ、俺様の推察力は大したもんだべ。 2人とも、おそれいったと言うべし。」 と小隊長がいえば、
 「言うかアホ。 ここに来るまで滝がなくても文句言うなってさんざん保険掛けやがったくせに。」 と滝バカ隊員。

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 固有の名前があるに違いない滝ですが、どこにもそれらしき表示が見当たりません。
 だからとりあえず 瀧山神社の滝 としておきます。
 社殿の方に行ったら神社の由来や滝の名称が分かるものがあるかもしれません。
 でも面倒くさがって誰も行かず。

 道路からは滝の落下口まで降りられるように鉄の階段があります。
 しかし、ボロボロに錆びて骨組があらわになっているシロモノ。通行禁止のロープが張られています。
 また、滝の上方、道路脇にはちょっとしたスペースがあり、休憩できる小さな東屋があります。痛みがあちこち。
 これらのことから、かつては観光滝であったような。
 現在は、忘れ去られた存在で、うら寂れた印象。 杉林で暗いせいでもあります。

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 滝はバランスがいいし、苔の貼りつきも良好。深い釜を持っています。 
 いい滝です。 わざわざ見に来たとしても納得できるのでは。
 ただし、水質はお世辞にもいいとは言いかねます。 気になるほどのレベルではないですけど。
 上流に人家や田畑があるせいか、うっすら濁った状態。 これだけの滝なのにもったいない。

 印象度 

 後で気が付きました。
 この滝の北方には、一関市東山町松川に 紅葉ヶ滝 が流れており、距離的にはさほど離れていないのでセットで見るのが効率良いかと。
 水量はこちらの方が多いです。

 つづく

                           岩手県一関市川崎町門崎      不明沢 → 砂鉄川 → 北上川



  1. 2015/03/30(月) 20:10:33|
  2. 一関市川崎町の滝

色ノ御前滝 2

                                        一関市川崎町の滝

 「色ノ御前滝」です。2回目のUPになります。
 たまたま傍を通りかかったので、ついでに撮影してきました。
 何かのついででなければ、あまりお勧めできるような滝ではございません。

 大きさだけなら、岩手県南部では落差・幅・水量どれもトップクラスの規模。
 見たら、誰もが認めるデカイ滝です。
 交通の便が良く、国道沿いから眺めることができます。
 少し歩かなければなりませんが、大型車数台が停められる退避場所もあります。
 にもかかわらず、知名度が低く、名前まで知っている人はあまりいないのではないでしょうか。

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 観光地化されても何の不思議もないくらいビッグな滝ではありますが、そうならないのは、やはりそれなりのワケあってのこと。
 問題の第一は、水質が非常に悪いこと。
 市中から出る生活排水や田畑からの泥水などが流れ込み、常時濁った色をしています。
 川底には汚泥のような藻が繁殖し、歩くとヌルヌル滑ります。
 問題の第二は、周辺環境の悪さ。
 国道沿いで交通量が多いし、展望できるスペースもなく、景観的にも良くありません。
 滝の背後に東屋が見えるので、てっきり観光目的だとばかり思っていましたが、そこは建設会社の私有地でした。
 とにかくゆったりのんびり鑑賞できるような場所ではありません。風光明媚とは言い難いイメージ。

 滝を見に行く理由のひとつとして「気持ちよさ・心地よさ」があるからではないかと我々は思っています。
 森閑とした中にある、澄みきった水の流れる滝を眺めていると、自然に気持ちが安らいで来ます。
 マイナスイオンやミストを浴びる効果もあるだろうし、森のフィトンチッド(最近この言葉を聞きませんね)を嗅ぐのも気持ちいいことです。
 しかし、町の中を流れ、平野部にあるこの滝にそれを求めるのは酷というもの。
 この滝が山中にあったらどんなに良かったろうと思わずにはいられません。

 積極的にお勧めできる滝ではありませんので、近くを通る機会でもあればついでにご覧になってください。
 位置的には、一関・気仙沼間の国道284号線、川崎町と千厩町のほぼ中間地点。一関市川崎町薄衣字砂子田という場所にあります。国道のすぐ横を流れています。
 中央分離帯にある「割山のケヤキ」という大木が目印です。そこから上流200メートルほどにあります。

DSC04194.jpg

 この画像は、一関側から気仙沼方向を撮ったもの。この奥、右下に滝があります。
 
 画像でも分かるように、今日(2013年1月12日)現在、相変わらず南三陸一帯の路面には積雪がありません。
 しかも、何故か、周辺の雪は、南三陸町から気仙沼、気仙沼から陸前高田、高田から大船渡と北に向かうほど少なくなっていました。

                                         千厩川⇒北上川



  1. 2013/01/12(土) 21:19:57|
  2. 一関市川崎町の滝
  3. | コメント:0

色ノ御前滝

 デカイ滝ですよ。
 国道からクルマで走っていても見えます。
 近くに無料パーキングもあります。
 岩手県では、平地にある滝ならトップクラスの大きさ。
 存在感十分。水量ドバドバ、豪快な感じ。
 高さも横幅もあります。
 誰でもが見れる滝。
 なのに、知名度が異常に低い滝です。なんでだ?

 それなりに欠点もあります。
 まずは、滝の横が護岸工事されてて、コンクリートの側壁があからさまに見えること。
 滝下に消波ブロックが無造作に置かれていること。
 国道沿いにあるため、クルマの往来が激しく、ガチャガチャ落ち着かないこと。
 千厩川本流のため、水質があまりよくないこと。
 
 要するに、町中の滝なんで滝をのんびり見るような雰囲気じゃないんですね。
 景観として、もう少し何とかならんもんかとは思います。

千厩 色ノ御前滝

 「色の御前」という名前についてですが、この滝に身を投げて亡くなった悲しい伝説の主人公がこの人だからという説。
 他に宮城県多賀城市に「色の御前社」という神社があり、何らかのつながりがあるのかもしれません。

 水質がもう少しよくなったらという条件で、印象度は            千厩川⇒北上川     (記:釣り師)

  1. 2012/01/25(水) 15:55:35|
  2. 一関市川崎町の滝
  3. | コメント:0

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遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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