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南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

秋宿ノ滝 夏

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 大船渡市の滝


 炎天下、わざわざバイクで遠くまでいって、天を仰ぐような汚れた滝を見せられて来ました。。
 何もいいことがないと分かっていながら、何しに行ってきたのか。
 いつまでも頭の中にこびりついているのは勘弁してほしいので、どうにかこれをデリートしなくてはいけません。
 どうするか?
 簡単です。 
 脳の容量が乏しいので、新しい情報を入れると、その分古い情報が押し出されます。
 地元の美しいクリーンな滝を見に行って、頭の中の悪いイメージを放り出せばよいのです。
 幸いにもそんな滝は地元にたくさんあります。

 で、向かった先は、岩手県大船渡市の 秋宿ノ滝 です。
 事実上、滝見隊が掘り出したオラホの自慢の滝です。

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 上流に人家や田畑はまったくありません。
 けちのつけようがない水質。

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 大船渡を代表する滝のひとつ。
 ただし、ほとんど無名。
 僅かな地元民だけが辛くも知っている程度。

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 大船渡市で最も名の知られた滝、といえば三陸町にある雄滝・雌滝の不動の滝。
 誰でもが簡単に見ることができる観光滝です。
 一方こちらは、滝格では不動の滝より上回っているに関わらず、踏み跡すらないほど知られざる滝。

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 これぞ滝といった印象。 すばらしか~ッ。

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 基本的に水が良ければちっこい滝でも和めるんですが、それに加えてこの景観。
 何の文句もありません。 リラックス効果満点。

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 秋宿ノ滝 の頭部分。
 ここからドーンと下へ落っこちていきます。

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 いつ訪れてもほとんど水量が変わらない滝。
 見ているだけで気分が洗われます。


 秋宿ノ滝からほんの少しだけ上流へ行けば、

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 ここにもきれいな滝が流れています。
 深くて広い滝壺。 今なら入浴可能です。

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 秋宿の滝を見つけた安ど感から、これより上に行こうとせず、上流にあったこの滝に何年も気が付きませんでした。

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 滝壺を見ると 水に色が付いているように見えます。
 これは周囲の葉影が水に映り込んでいるせいで、実際はすばらしい水質をしています。

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 滝にとって水は命。 きれいな水が流れているからこそきれいな滝ができるんですね。
 おかげで我々もそれを眺めながら和むことができるというわけです。


 これよりずっと上流にもいくつかの滝がありますが、それはまたの機会に。


  岩手県大船渡市   秋宿ノ滝    大野川 → 盛川 → 大船渡湾

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  1. 2019/08/22(木) 19:20:48|
  2. 大船渡市の滝

中甲子の滝 (第二の滝)

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 大船渡市の滝


 当ブログ常連さんにはお馴染みの滝です。
 何度目の登場か数えたことはありません。
 まだ見ぬ滝を探しに行きたいのは山々。
 でも、悪天候だったり用事があったりでなかなか遠出できず、近場の滝ばかりで申し訳ないことです。

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 中甲子ノ滝。
 川幅いっぱいに流れる南三陸では大型の滝です。
 中甲子ノ滝 は滝の名称ではありません。
 岩手県大船渡市日頃市町の中甲子地区にある滝という意です。
 正式名称は、第二の滝 といいます。 県の出版物に載っています。 でも誰もそうは呼びません。

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 複合的な斜瀑です。
 滝だけ見たら素晴らしいと言える景観。

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 大して大きな川ではないですが、滝は水量があってそこそこ迫力もあります。

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 しかし、いろいろ問題を抱えた滝でもあります。
 滝のせいではなく、人為的なものです。

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 まず、滝のすぐ上にデカいダムの堤体がのっそり建っています。
 滝からあまりに近くて、不用意につーか、普通に滝を正面から撮っただけで、当然のようにダムが写ってしまいます。
 自然の滝と人工の滝。
 対比させるように撮るのならいいかも知れませんが、なるべく人工的なものを排して撮りたい場合はやっかいなシロモノ。

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 ダムが出来ると、自ずと水が淀みます。
 ダム湖に長時間滞留するので 水質悪化は避けられません。
 滝の水は決して濁っているのではないですけど、川底には藻が発生しています。
 浄化はしているはずですが、上流に温泉施設があるのも水質悪化の要因かも。

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 滝の落ち口から下流を眺めた画。

 実はこの画の左手、林の中に養鶏場が何棟か建っています。
 季節や時間帯によっては、養鶏場から鼻が曲がりそうなくらい臭いにおいが漂ってくることがあります。

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 滝の下流部。 雰囲気いいです。

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 滝自体に何の罪もないんですがねえ・・。
 周辺、人工的なものがなければ相当見栄えのした滝ではなかったでしょうか。
 交通至便手間いらずで、大船渡市の名勝になれた滝だと思います。


  岩手県大船渡市       中甲子の滝    鷹生川 → 盛川 → 大船渡湾





  1. 2019/07/05(金) 19:06:55|
  2. 大船渡市の滝

リベンジできたか天ノ御滝 今度こそ

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 大船渡市の滝


 南三陸滝見隊がそうだと思っていた 天ノ御滝(アマノミ滝 )が実はそうではなかったことが判明し、それでは本当の 天ノ御滝 はどこだべやと探しに出かけたものの、たやすく見つかるものと安易に出かけたせいか、結局滝を探し出せず、トボトボと下山するハメになったのが前回。
 そのまま放っておくのは気になるし、どうしても心残りなので、ほとんど時間を置かず再度滝探しに山へ入りました。

 岩手県大船渡市の後ノ入川にあるという 天ノ御滝 。
 名前から察するに、天から水が降り注ぐような高い場所にあって、神聖さを感ずる滝ではないだろうか。
 とすれば、相当の急斜面にあるに違いない、と推理。
 これまで、あまりの急登に辟易し源流部までは行ってなかったのです。

 前回は登る沢を間違えたか、あるいはさらに上流部・源流部にその滝はあるのか未発見のまま。
 再び4名のアホバカ部隊が集結し、沢の上部を目指しました。

 後の入川の上流部は 小さい川にも関わらず流入する沢が意外に多くて複雑です。
 滝見隊はこれまでおおよそ目につく沢には入りましたが それらしき滝には巡り会えていません。
 残った部分は、上の上、源流部しかなくなりました。

 地図を精査し、ニーハオ隊員の持っている画像をにらんで登る沢の候補を絞りました。
 この辺り、山のかなり上まで杉の人工林で占められています。
 しかし画像には杉林が見当たらないので、自然林だけの最上部ではないかと。
 子連れのクマさんに出会ったら大ごとなんで、腰に熊ベル、首からホイッスルをぶら下げていざ出発。

 はじめは沢に沿って廃道があります。
 堰堤を造るために造成した作業道のようです。
 しかし堰堤が完成してしまうと用無しになり それから何十年と経ってしまったようで現在は放置され荒れ放題。
 堰堤を3つ越え、そこからは道が消えたので沢に入りました。
 といっても、流れる水はほとんどありません。

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 水の無いのは予想通り。
 低山で春の雪解け水はないし、最近目立った降雨もないからです。
 洪水によって流されてきた浮石が多く、安定しないので歩くのに非常に厄介。
 不用意に踏むと、グラついて足首がねじれそうになります。
 おかげでまだ4月だというのに大量の汗をかくハメに。

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 途中にあった小滝。 水量が多ければ良さげな滝です。

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 登るに従い、斜面はいよいよ角度を増してきました。
 ガレ場が多くて、足を取られます。
 
 釣り師が先に登ると 後続に気を遣わずやたら石が転がって来るので危なくてしょうがない。
 「このアホ・ボケ・カス・クソ! おめえはうっかり野郎なんだから いちばん後ろからついて来いっつーの!」 と滝バカ。
 「あらら、うっかり事故起こして泣いてたあんたがそんなこと言うの。 あ~あ、世も末だ。」
 「そりゃそうだっちゃ、もうすぐ令和になんだから。」

 と、下からニーハオ隊員の叫びが。
 「山ダニがいるぞ!」
 ニーハオ隊員はその時、頭に何もかぶらず登っていました。
 すると、何やら頭がモゾモゾ痒くなり、手でひっかいたところ、爪の間に赤い小さな虫がいたというのです。
 言うまでもなく山ダニです。 春になり活動を開始していたんですね。
 山ダニは、家ダニとはまったく違います。
 体長が2mmから5mmもあるので、肉眼でもはっきり分かります。
 こいつに皮膚に食いつかれると容易には取れず、死に至る病原菌を媒介されることもあるそうです。
 ある意味クマと同等かそれ以上に恐ろしい存在。
 「やべえな。 もう出たのかよ。」
 ダニのことはまったく考えていなかったので、虫除けがありません。
 慌てて頭にタオルを巻きました。
 こんな時に限ってヘルメット持って来ないし・・・。

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 登って行く途中で見つけた、石を抱く大木。
 なんか 股間が痛そう。
 山に入ると このテのものはよくあります。

 登っても登ってもそれらしき滝が現れず 本当にこの沢に目指す滝はあるんだろうか、と次第に疑心暗鬼に。
 なかなか足が上がらず、息だけが上がります。 疲労が溜まる。
 いつの間にか高度が上がり、彼方に陸前高田市との境界になっている氷上山が確認できるまでになりました。

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 足場をしっかり確保しないとズルズル滑ってしまうほどの傾斜に四苦八苦。
 木に掴まり四つんばいになりながらそれでもどうにか登って行くと、

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 「ん?」
 沢(単なる凹み・溝にしか見えませんが、これでも沢の源流部です。) の上流に何やら巨岩の構造物が見えて来ました。

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 「あれじゃねーの?」
 「んだ、んだ。 あれだ、あれだ!」
 「やっとか~!」
 当初我々が推察していたような場所にあったのです。

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 あと2~300mもよじ登れば山の尾根にたどり着くといった高い場所に滝はありました。
 ニーハオ隊員の持っている画像と比較しても ここが天ノ御滝 に間違いありません。
 ただし、持参した画像とは相当の時間経過があるため、土石流の影響なのか 細かい部分では違いが出ています。
 しかしこれが本物の 天ノ御滝 であることは100%確実。
 遂に発見しました。

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 2本足だけで登るには不可能な急傾斜。 のけぞり、転落しそうなほど。
 岩盤の中央部分に僅かな水の流れが確認できますが、通常ではただの岩盤にしか見えません。
 かつてはその名に値するような水量があったのかもしれませんし、現在でも降水量があれば、すばらしい滝に一変するかもしれません。
 それにしても いったい誰がこんな山深い場所まで登ってきて滝を発見し、名前まで付けたのでしょうか。
 こんなところには10年に1人もやって来るとは思えないのだが。
 (そう思っていたら、古の時代には三陸町へ通ずる峠道がこの付近を通っていたと 後に知りました。 その頃は 信仰の対象にされていた滝なのかも。)

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 流れる滝の水でコーヒーを沸かそうとわざわざ道具を運んで来たのですが、あまりの少ない水量にがっくり。
 堆積した枯葉をどけないと見えない程で、とても飲めたものではありません。

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 こうしてみると、滝の3要素 傾斜・岩盤・水 のうち、肝心の水がほとんど流れていないので、滝の姿は想像で補うほかありません。
 尾根が目の前にあるので、常時流水があることを期待しても無理というものです。
 見上げるような威容感のある滝。
 ただここだけの世界観があるかといえば、ちょっと乏しい。
 周辺を含めた景観もいまいち。
 やはり、何といってもドバドバ流れる水が欲しいです。

 印象度  おまけして 

 それでも今シーズン初めての滝を発見して満足でした。

 帰りがけ、急傾斜をそろりそろりと降りて行く最中、浮石に乗っかってしまい、大量の岩石がガラガラと落下。
 どこまでも止まる気配がなく落ち続ける石を眺めながら、滝バカが 「ローリングストーンズ」 とつぶやき。


     岩手県大船渡市赤崎町   後の入川    天ノ御滝 アマノミ滝







  1. 2019/04/30(火) 21:03:02|
  2. 大船渡市の滝

ズルズル始動、すごすご敗退 アマノミ滝

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 大船渡市の滝


 陸前高田市に用事があったとかで、ニーハオ隊員が我が家に顔を出しました。
 あれこれ話しているうちに、 「そういえば・・・」 とある滝についての話題に。

 岩手県大船渡市赤崎町というところに、後の入川というさして大きくない川が流れています。
 上流ではそこそこの水量があるのに、河口付近では流れが消滅してしまうちょっと変な川。
 そのせいで、秋になって昇ってきた鮭が上流には遡れないという可哀そうなことが毎年繰り返されている川です。

 そのかなり上流にアマノミ滝という目立たない滝があって、我々滝見隊では2~3度そこに行ったことがありました。
 「それがどうやら違うらしいんだ。」
 「ちょ、ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん(古) 違うって、何が?」
 「滝だよ、滝。 アマノミ滝。 最近、アマノミ滝といわれる画像を見つけたんで、我々が探した滝と見比べてみたら、なんかちょっと違うんだな、これが。」
 彼の話によると、どうやら本来のアマノミ滝は ほとんど水量がなくて岩盤の目立つ斜瀑のような姿をしているとのこと。
 その画像なるものをスマホで見せられました。
 水量さえあれば、相当見ごたえのありそうな滝に見えました。
 確かに我々がそうだと思っていた滝とは形状が違うような気がしました。

 そしてもうひとつ明らかになったのが、「アマノミ」 という言葉。
 一見、当地に多いアイヌ語のような意味不明さのある言葉。
 なんだか、アマゾンのヤノマミ族だとか サンゴ礁に隠れ住むクマノミだとかを連想する言葉で、あるいは亜麻の実のことかと思ったりしたんですけど。
 これ、「天ノ御滝」 ということだったのです。 こんな言葉があったなんて 今まで知らなんだ知らなんだ。
 「実は他に滝までの略図も手に入れたんだけども、実際の地図と照らし合わせると大雑把過ぎて 何が何だか合わないから、全然参考にならない。」
 「そうすると俺らがアマノミ滝だと思っていた滝とは別の滝(本来のアマノミ滝)がどっかに存在するわけか・・・」
 「んだな。」

 といったやり取りがあり、そうなると本日まだまだ時間はあるし、天候もさほど悪くはないし、距離的にも遠くないし、ちょっくら行って探してみっぺか、ということになりました。
 試しに滝バカに連絡すると、たまたま大船渡にいることが分かり、残りの釣り師にも連絡がついて、どちらも参戦OK。
 いきなりそんなことになったので、準備らしい準備もなく、ズルズルと今年はじめて全隊員(4名しかおりませんが)揃っての滝見隊始動!になったわけでございます。
 この辺やっぱ南三陸滝見隊らしいいい加減っぷり。

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 途中で見つけたスイセン畑。 これだけ量が多いと花の香りが辺りに漂います。
 管理しているようには見えず。
 本来の耕作地が放棄されたのをいいことに,侵食して勢力拡大を図っているようです。

 おっと、我々は花見隊じゃなく、滝見隊です。

 早速結果から述べますと、余りにもテキトーに登って行ったせいか、真正アマノミ滝を見つけることができませんでした。
 当初、行けば見つかると安易に考えていましたが、やっぱし現実は甘くない。
 釣り師などは、バイクのライダーブーツのまま山登りしてるんだからお話になりません。
 後の入川は小さな川だけれど、上流に支流・枝沢がいくつもあって、ひとつひとつ潰していくのは骨の折れる作業。
 あるいは、全く水量がなくて ただの岩盤と見誤って越えて来てしまった恐れも無いとはいえず。
 しかし小隊長の感覚では、相当沢を登らなければ発見できないのではないかという気がします。
 「天ノ御滝」 のイメージからも、勾配のきつい上流部に見上げるような感じであるのではないかと。

 というわけで、哀れ滝見隊初動からすごすご撤退するハメになってしまったのでございます。
 そのまま無収穫で帰るのもムナクソ悪いので、かつて知ったる源内畑の滝を見に行くことに。
 前回訪れた時より明らかに林道は荒れていました。
 あと数年で崩壊しそうなほど道路の状態が悪い。
 バイクでも崩れた石にタイヤを取られて転倒しそうになるので 歩かざる得ないハメに。

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 岩盤しっかりしているし、滝つぼもちゃんとあってコンパクトに整った滝。
 画像で見た感じよりずっと映える滝です。
 写す人間に問題ありそう。

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 滝バカの画像を眺めると、高級機を使ってスローシャッターなんぞ駆使しているだけあってさすがに綺麗に撮れてます。
 だからって 「画像をくれ」 と頼んでも絶対にくれるような奴じゃないし。 品性下劣。

 ともかく、未発見の滝をこのままにしておくつもりはさらさらなく、年内前半には必ずちゃんとした装備を持ってリベンジする決意はしております。


    岩手県大船渡市   後の入川 支流   源内畑の滝



  1. 2019/04/20(土) 20:15:18|
  2. 大船渡市の滝

上小通の滝

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 大船渡市の滝

 大船渡市日頃市町の上小通という所にある小さな滝です。
 
 その前に、今貼っておかなければいつ貼るんだという紅葉の画像をチラッと。

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 こちらは岩手県沿岸南部なんで、紅葉は全体的にほぼ終盤といった感じでも、まだあるところにはあります。

 さて、滝。

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 大分前に紹介したことがあります。
 もしかすると、当ブログに引っ越す前のブログにUPしたのかもしれません。 それほど以前です。

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 ちゃんとした釜を持った、ほっこりできる滝です。
 規模は非常に小さい。
 何という沢なのかは分からないのですが、この沢で滝らしいのはここくらい。

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 滝壺のそばには桂の巨木が生え、今でもそこはかとなく甘い匂いが漂っています。

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 水質にまったく問題なし。
 見ごたえなどとは程遠い滝ですが、眺めていれば気分も落ち着いてくるような気がします。

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      岩手県大船渡市日頃市町 上小通の滝




  1. 2018/11/12(月) 18:17:43|
  2. 大船渡市の滝

大沢渓流と滝

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 大船渡市の滝


 岩手県大船渡市。
 五葉山を源とする大沢は紅葉が美しいところ。
 大沢渓流 または 大沢渓谷 としてまあまあ名前が知られています。
 少し下には、五葉温泉とかダムがあります。
 そこから歩いて来ようと思えば歩ける距離。
 にもかかわらず、訪れる人は少ないようです。
 なぜなら、遊歩道がいたるところで崩壊しているから。
 沢沿いの遊歩道は洪水で流され、もうどこがどこやら状態です。
 道が分かりません。
 登山者が迷わないように、ピンクテープがあちこちに巻き付けられているほど。
 クマの生息地域だし、サルも出没します。

 そんな渓流を 紅葉と、避難小屋の近くにある滝の様子を眺めに行って参りました。
 入ったのは1週間前なので、これから行っても紅葉は落ちてしまった状態かもしれません。

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 釜石市との市境、赤坂峠に向かう途中の県道には、黄葉樹の美しい林があります。
 光を浴びると黄金色に輝いて紅葉に負けないほどきれい。

 大沢沿いの紅葉をべたべた貼って行きます。

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 横川橋という、大沢渓流入り口のモミジ。
 渓流入り口は他にもありますが、沢沿いにあるので我々はいつもここから。

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何が違うのか 赤くならず、真っ黄色になるモミジもあります。

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 沢を何度か渡って上流を目指します。
 渡らずに行くこともできますが、蛇行していてかなり効率が悪い。

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 この穴、動物が利用しているかもしれない。

 道なき道を進み、ようやく大沢小屋に到着。

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 大沢渓流入り口から1.5kmほど。
 距離的には大したことがなくても、まともな道じゃないんで 時間がかかります。
 整備されてた頃はすんなり来れたんでしょうけどね。

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 確かちょっと上に滝があったはずと、さらに歩いて行くと、

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 清冽な滝が現れます。
 水量豊富。
 スタイルはイマイチ。

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 大沢の最上流部には、幻のと形容詞がつく滝が流れています。
 見たものはほとんどいないのでは。
 滝見隊が登ったのはいつだったか。
 確か足が攣ってえらい目にあった記憶が。
 登って行くには半端なくしんどいし、パートナーもいないし、時間的余裕もないので 今回はパス。

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 ここは県立自然公園です。
 つーことは管理しているのは岩手県ということになります。
 遊歩道や橋などは壊れる一方で、公園としては見る影もありません。
 もう修理や新設などする気はなさそうですね。
 足腰丈夫な健常者じゃないと、ここまで来るのはおそらく無理です。


   岩手県大船渡市日頃市町     鷹生川上流 大沢渓流の紅葉 と 滝

  1. 2018/11/10(土) 20:00:35|
  2. 大船渡市の滝

山馬越大滝

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 大船渡市の滝                        よく見れば・・・。


 7月に入ったとたん 思いもよらないことばかり立て続けに起こって、呑気にブログなんぞやってられない状態になってしまいました。
 隊員には迷惑かけ放題で、現在になっても片付いていないものが多いのだけれど、それでもどうにか目途が立ってきており、少しづつ再開することにしました。

 といっても、家からあまり離れられません。 なので、近場でとりあえず御勘弁を。
 今回は大船渡市街地からあまり離れていないのに、市民にはほとんど知られていない滝。
 かなり立派な滝です。 もったいない。

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 須崎川上流の 山馬越大滝 。 いい滝です。

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 行くのに難儀をするような個所はありません。
 ダート道をしばらく上り、急な崖を下らなければなりませんが、たかが知れてます。
 特別な装備は不要。

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 特に欠点らしい欠点はありません。
 どころか、とてもいい滝です。
 大船渡では5本の指に入る名瀑だと思います。

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 前衛滝まで含んで撮ると格好いい。

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 この滝、流れの途中で前面に膨らんだような形状をしています。
 そのため 正面から撮影すると実際よりかなり短い感じがして損してます。

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 周辺やや薄暗い環境。
 それ以外は、水質がいいし、岩盤がしっかりしているし、水量だって河口付近以上にあるし、釜も備わっているし、苔の張り付きもいいし、どこをとってもりっぱな滝だと思います。

 市街地から近いという利点をフルに発揮して、名勝にどうにかなんないもんだろうか?

  
 岩手県大船渡市大船渡町   山馬越大滝    須崎川 → 大船渡湾



  1. 2018/07/14(土) 19:42:36|
  2. 大船渡市の滝

大沢渓流の紅葉と中甲子の滝

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 大船渡市の滝

 大沢渓流は岩手県大船渡市の五葉山を源とした沢です。
住田町方面から来た場合、 国道107号線から入って五葉山登山道の赤坂峠を目指して行けばOK。
 途中、ダムや五葉温泉があります。
 近隣の沢と比較すると、水量があります。 本流の鷹生川より多いです。
 
 案内書などを見ると紅葉の名所というふうになっていますが、車で気軽に見れるようなシチュエーションではないし、渓流沿いの道もあちこち傷んで、決して安心して歩けるような状況ではございません。
 かつてはきれいに遊歩道を整備したようですが、現在はほとんど崩壊しています。
 だから名前はある程度知られているものの、訪れる紅葉見物の客はわずかなもの。

 紅葉の状況。
 今年の大沢渓流の色付き具合は、昨年よりよくありません。
 冷夏のせいなのか、台風のせいなのか分かりかねますが、例年深紅に色付くモミジが、黄ばんだ状態からそのまま枯葉色になって落下してしまう状況も見られます。
 ともかく今回もまた、撮って来た画像を貼り付け職人と化して ぺたぺた貼っていきます。

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 昨年は、濃くて鮮やかな赤が見られたモミジ。 、今年は何かモヤッています。

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 これらは、大沢渓流のほんの入り口です。
 源流部はすでに葉が落ちて冬の気配濃厚。
 こちらは今が最盛期か。

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 ブナなどの黄葉が鮮やか。

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 山の上から徐々に葉が落ち始めています。

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 こんな赤い葉はそう多くありません。

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やっぱり昨年より赤が少ない印象。

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 大沢渓流は鷹生川と合流し、ダム湖に流れ込みます。
 そのダムの直下にあるのが 中甲子ノ滝。

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 南三陸にある滝の規模からすると、そうとう大きい滝で、見ごたえあります。

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 しかしすぐ上にダムができて景観が悪くなったし、ダム湖のおかげで水質まで悪くなり、さらに近所に養鶏場があるといったいろいろな悪条件が重なってしまった滝です。
 形状だけならすばらしいものを持っているんですけどねえ。
 来る度に、人工物のない時に見たかったと思う滝です。


   岩手県大船渡市日頃市町   大沢渓流    中甲子ノ滝

  1. 2017/11/01(水) 19:31:47|
  2. 大船渡市の滝

中井沢の滝

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 大船渡市の滝


 登山道のすぐ下に流れる滝で、見るつもりなら何の苦労もなしに見ることのできる滝。
 にもかかわらず、滝とはほとんど認識されていない滝でもあります。

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 岩手県大船渡市猪川町。 盛川支流の中井沢にある滝です。

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 アクセス簡単で、斜瀑ですが落差もあり、水質も良好。
 欠点は、周辺杉林で暗く、岩盤の規模に比べて水量がまったく足りないこと。

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 もし水音激しく流れていたならば、誰もが注目するであろう大きさがあります。

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 杉の植林を滝のそばギリギリまで行ったため、暗いし、杉の枝が落ちて来て堆積します。

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 大雑把には3段構造の滝。

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 水量さえ多ければ皆から注目される滝なのに、それが無いのが非常に残念。


      岩手県大船渡市猪川町  今出山登山道  中井沢 → 盛川 → 大船渡湾



 
  1. 2017/08/09(水) 19:01:10|
  2. 大船渡市の滝

秋宿ノ滝

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 大船渡市の滝


 大船渡市で名爆といったらこの滝が筆頭じゃないでしょうか。

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 秋宿ノ滝。
 規模・景観ともすばらしい滝です。

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 その割には、いいんだか悪いんだかほとんど知られていない滝でもあります。

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 渇水期でも水量は十分あるし、深くて広い滝壷も持っています。

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 以前はもっと神秘性の高い滝でしたが、周辺の杉林が伐採され、少し解放感のある滝に変わってしまいました。
 直近の回りはそのまま広葉樹の林が残っているので、どうにか景観は維持されています。
 10年くらい放っといてもらえば、再び2次林が形成されて、神秘性が戻るはずです。


          岩手県大船渡市        大野川 → 盛川 → 大船渡湾

  1. 2017/03/26(日) 16:44:42|
  2. 大船渡市の滝
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小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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