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南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

中川目沢の滝

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 釜石市の滝

 釜石市へ用足しのついでに、日向ダム上流へ行ってみました。

 ダムを通り過ぎ、さらに上流へ向かうと、廃屋になった大きな建物が3棟ほど見えて来ます。
 小川温泉の施設です。
 地中からの暖かい温泉ではなく、冷泉を沸かしたものらしい。
 かつて、製鉄所が華やかかりし頃、従業員たちが保養のために盛んに利用した施設らしいのですが、現在では無人の廃墟そのもので廃れ具合がハンパなく、夜間に訪れたら相当ビビりそうな雰囲気です。

 そのそばに、これまた寂れてはいるものの、東屋のある庭園があり、滝が流れています。

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 中央やや上に白い筋が見えると思います。

 近付いてみると、

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 何か変ですよね。

 それもそのはず、 実は、

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 パイプで引いてきた水を放流しているのです。
 人工滝といってもいいかも。
 観光というか、癒しのためにあえてここまで水を引いてきたようです。

 それにしても、断崖の上には小屋みたいなものもあるし、余りにもやることが雑過ぎるのでは。
 もし仮に、この滝の設計を任せてくれたら、絶対人工とはバレないようにするんだけどなあ。


 日向ダムの上流には何本かの沢が流れています。
 そのうちの、中川目沢に入ってみました。
 時間が取れなかったので、お目当てはこの沢最大の滝だけです。
 もっと上流へ行けば、さらに滝らしい滝もあるのですが、今回はこれだけ。

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 まだ未完成な滝。
 岩がゴロゴロして、洪水のたびに形が変わっている感じ。

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 滝らしい雰囲気を獲得するまで まだまだ時間が必要と思われ。

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 粗雑な印象ながら、規模は大きいし、これだけでも迫力は十分あります。
 水質も文句ありません。


  岩手県釜石市 日向ダム上流  中川目沢の滝




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  1. 2019/09/16(月) 18:49:33|
  2. 釜石市の滝

熊野川の秘滝

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 釜石市の滝


 当ブログですでに2回か3回載せた滝ですが、世間一般には、まったく知られざる滝。
 これまでこの滝を見た人は、渓流釣り師とか山菜取り程度ではないかと。
 
 ちゃちな滝ではありません。
 そりゃあ岩手内陸の名だたる滝から比べたら、規模こそたかが知れてますが、景観的には引けを取らないものを持っているのではないかと内心思っとります。

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 無名滝です。
 岩手県釜石市唐丹町を流れる熊野川にあります。
 五葉山が水源です。
 水量に不安のない川で、いつもこれくらいはあります。

 我々が行く場合は、唐丹町からは登らず、大船渡側の五葉山登山道から、赤坂峠を越えて行きます。
 その方が近いもんで。

 唐丹町側の登山道から、藪だらけの急傾斜を降りて行きます。
 どこからも見えない滝ゆえに名前もないのでは。
 滝格からすれば、あって当然だと思います。

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 ごく大雑把にいえば、3段滝になろうかと。

 この日、岩場が雨で濡れ、ロープも持参しなかったせいで、最下段まで降りることができませんでした。
 なので、画像は2段目と3段目しか映っていません。
 ちなみに、3段目は3mほどの落差があります。

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 これが1段目。
 それぞれにちゃんとした滝壺が備わっています。

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 広葉樹が空を覆い、冬を除くとだいたいいつも暗めな環境。
 岩盤むき出しで、あまり苔はありません。

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 水質は抜群にきれいです。
 水音かなりやかましい場所ですが、不思議と落ち着く環境です。


   岩手県釜石市唐丹町   熊野川    無名滝



  1. 2019/06/28(金) 21:49:30|
  2. 釜石市の滝

外山不動滝

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 釜石市の滝


 画像倉庫からの引き出し。
 岩手県釜石市の北方、外山にある外山不動滝に出かけてきました。

 途中出会ったホンシュウジカ。
 痩せて毛艶があまりよくありません。
 病気なんかな。

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 不動尊の鳥居を潜り 奥に進んで行くと

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 社の崖下に滝が流れています。

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 一言で言えば、雰囲気のあるとてもいい滝。

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 滝から社を挟んだ反対側の崖には剣がたくさん。

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 連瀑でもなく、段瀑でもない。 五月雨型といっていいのか。
 苔が多くて、独特な世界観を持っています。 存在感有り。
 不動尊の滝にふさわしい、ちょっと霊的な感じさえ漂います。

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 落ち口から見た画。
 手前が上流になります。

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 水はすこぶる綺麗です。
 透明度が高く青っぽい色をしています。

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 惜しいのは、やはり水量のなさ。
 できれば倍、欲を言えば3倍くらい水が欲しい。
 高さがあるので迫力を増し 相当雰囲気が違ってくると思います。
 ま、無ければ無いでそれなりに美しい滝ではありますが。

 とてもマイナーな滝で、もしかすると地元民しか知らないかもしれませんね。
 もっと知られてもいい滝だと思います。


  岩手県釜石市外山    外山不動滝     不動沢 → 外山川 → 大槌湾

    


  1. 2019/06/03(月) 20:42:28|
  2. 釜石市の滝

滝見隊始動! のはずが・・・。

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 釜石市の滝


 今年は春の訪れが早く、気温が思った以上に高くなって積雪もほとんどありません。
 なので 4月を待たず 「南三陸滝見隊始動!」 の号令を各隊員に発しました。
 冬眠している間に地図をにらみながら探検したい沢をあれこれ考えてあります。
 「いつもより1週間早いんでない?」 と隊員。
 「大丈夫、大丈夫。 もう雪の心配ないから。」
 
 ところがそう言った舌の根も乾かぬうちに、土曜日から気温が急降下。
 もう降ることなかんべと考えていた雪までがモソモソ降って来るではありませんか。
 それは日曜日になっても変わりません。
 チラチラと雪が混じった 震えるような寒風が吹き続けました。
 とてもバイクで走り回れるような状況ではありません。
 まさに三寒四温の典型。
 
 「中止だ、中止。」
 「だべなあ。 な~んか、今年も幸先良くないねえ。」 と気仙沼の滝バカ隊員。
 「悪かったな。 だったら今年こそ隊長職代ってくんねえか?」
 「いやいやいや、隊長のせいだなんて一言も言ってねえってばよ。」

 予定がなくなって、そのまま家人と家でにらめっこするのも勘弁してほしいので、とっとと出かけることにしました。
 行先は釜石。 どこでもよかったので単なる思い付きです。
 つい最近三陸自動車道と釜石自動車道が接続になったばかり。
 三陸道は現在気仙沼市街地でモタついていますが、ここが開通すれば盛岡へ行くより仙台のほうが時間的に近くなります。
 来月になれば大島も陸路で結ばれるし、どんどん交通状況が良くなって来ていることは確か。
 陸前高田へのJR乗り入れが無くなったことだけはつくづく残念ですが。

 何とびっくり、一度三陸道へ乗ってしまえば、陸前高田市から釜石市へはダイレクトに行くことができるようになりました。
 一般道へ降りることがありません。 しかもどこまで行っても無料だし。 えらい早くなったもんだ。

 釜石でちょこっと買い物をし、釜石ラーメンを食べ、帰りは一般道で帰還することに。
 途中寄りたい滝があったからです。

 下荒川の滝。
 荒川といっても、川ではありません。 地名です。 釜石市唐丹町にあります。
 同所には熊野川という五葉山を源にするきれいな川が流れています。
 ただし、この滝は熊野川にはなくて、直接海に流れ込む小さな沢にあります。

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 いつの間にか環境が大きく変わっていました。
 周辺の樹木が広く伐採されています。
 辺りがスカスカになって、趣が大きく損なわれてしまいました。
 経済活動とはいえ、何でこうなってしまうのか・・・・。 
 良いほうに変化することは滅多に無いのに、がっくりすることばかり多いのが滝環境。

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 滝そのものには変化がありません。
 しかし森が消え、土がむき出しになった分 水質は確実に劣化していると推定されます。

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 上から見た画。 滝壺は申し訳程度の大きさ。

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 このような滝でも、三脚を立て1秒くらいのスローシャッターで撮影すればもう少しかっこよく写せると思います。
 しかし、年々ズボラになって来て、重いデジイチやらスタンドを運ぶのがおっくうになって、ここ3年くらいは山へ持って行ってない気がする。
 本人は、当ブログは記録メーンだから芸術性にはこだわらないと内心言い訳。
 家人と同様、滝への愛情が年々薄らいでいる、ってことじゃないんですけど。
 あ、家人も大丈夫です。 心配ありません、って、何がだ?


   岩手県釜石市唐丹町    不明沢(無名沢?) → 唐丹湾     下荒川の滝




 
  1. 2019/03/24(日) 21:04:52|
  2. 釜石市の滝

紅葉といえば、紅葉の滝

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 釜石市の滝         カラマツ林の黄葉もいいもんです。


 そうなんですよ。
 紅葉といえば、紅葉の滝 じゃないですか。
 連想するも何も、ダイレクトにそのままなのに、何でかすっかり忘れた存在になってます。
 で、遅ればせながら、やっとこさ出かけて参りました。
  同行はニーハオ隊員だけです。

 岩手県内にはいくつか 紅葉の滝があるようです。
 県南には確か2つほど。
 東山町の滝と、釜石市の滝。
 大きさ・水量・迫力・見栄え、ほとんどの点で釜石市の紅葉の滝のほうが上回ります。
 滝格では比較になりません。
 だからというわけじゃなくて、単にこっちのほうが近いからという理由で 釜石の紅葉の滝へ向かいました。

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 部分的にどうにか紅葉の名残がある程度で、周辺はほとんど葉を落としております。

 いつもの通り、国道45号線から楢ノ木平を越えて、崖崩れで通行不能箇所までバイクで進み、残りは徒歩。 
 といっても、5分くらい。 すぐ着きます。

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 出た。 ワイヤー貫通の木。 紅葉の滝の傍にあります。
 この木がまだ若い時、誰かが何かを支えようとしてワイヤーを巻いたのではないか。
 木が成長するにつれ、そのワイヤーを飲み込んでいった、と推察します。
 こんなものには負けねえぞ、という不屈の闘志を感じる樹木ですね。
 ちょっとホラーっぽくもありますけど。

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 まだモミジが若干残っていました。

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 これは一応 白糸の滝 という名前があるらしい。
 紅葉の滝の滝壺に流れ込む枝沢の滝。

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 画像だけだとあんまし滝っぽくないんですけど、実際目にすると、1枚岩盤を滑り降りる100m以上の流れがあって、これはこれでありだなと思います。

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 なければ無いでかまいませんけど、30m程度のロープがあれば盤石。
 上り下りが断然楽で安全です。
 急傾斜を降りて行くと、

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 堂々たる滝。
 紅葉の滝の上段です。

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 水量豊富。
 上流に数軒の人家がありますが、水質はまず問題ないでしょう。

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 少しは紅葉の滝らしくと葉っぱを並べたら、やっぱヤラセ的雰囲気ありあり。
 「並べるだけウソくせえ。」 とニーハオ隊員。 確かに。

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 もう少し早めに来れば、紅葉の映える滝が見れたはず。
 毎回同じこと言ってます。 そして毎回ハズしてます。
 いつになったらドンピシャで来れるのか。

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 手前が下段の滝。

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 全体で15~20mくらいの落差になるか。
 立派な滝です。
 ただし、道路事情が悪く、観光滝には無理っぽい。 滝元までの道もないし。
 昔は対岸に道路がありましたが、現在は廃道になっています。
 上流の橋も完全崩壊で橋げたしか残っておらず渡れません。

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 滝の下流側。

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 以上、釜石の紅葉の滝 でした。



 ここから大きく寄り道・道草します。
 実は、この紅葉の滝の近くに、不思議な物体が放置されているのです。
 初めて来たときから驚き、首を傾げてしまったのですが、現在になるまでどういうことなのかさっぱり分からないまま。

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 樹間に見える、チョコレート色したバンガローのような小屋のようなもの。
 近付いてみると、

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 かなり古そうな、レトロというかノスタルジックというか、客車なんですよ、これが。

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 トロッコ列車とか森林鉄道とか、違いがよく分からないのですが、何だかそのようなものです。
 1両の長さが短いので、旧国鉄の車両ではないと思います。
 鉄道オタクでもないニーハオ隊員に尋ねても、当然ながら「???」。

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 改めて言いますが、ここは人家があるとはいえ、こんなものを運んで来れるような場所ではないんですよ。
 一言でいえば、何処を見ても山・山・山の山の中です。
 かつて近くに鉄道が走っていたなんて聞いたこともありません。

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 それが何故このような場所に列車があるのか? なぜ持ってきたのか? どうやって持ってきたのか?
 いつの時代のもので、どこから運んで来たのか? すべてが謎で不思議でたまりません。

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 バンガローとかコテージのようなものを作りたかったのかも、と考えても、この場所は谷間のような場所で、風光明媚さのかけらもない場所なんですが・・・。 夜になったら魑魅魍魎が跋扈して空恐ろしいのではないか。
 何なんでしょうね?  訳分らん。


        岩手県釜石市     片岸川上流   紅葉の滝



  1. 2018/11/21(水) 19:14:47|
  2. 釜石市の滝

首折れの滝 秋

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  釜石市の滝


 え?え?え~~~~っ!
 国道397号線、平七沢ゲート閉鎖ですってえ。
 胆沢へいつ行けるかいつ行けるかと夏場からずっと思案してました。
 しかし行こうとするたびにいろんな障害が現れて、いつになっても行くことが出来ず 地団駄踏んでいたんです。
 この度ようやく本当に今度こそ胆沢川上流へ行けると、ウキウキ計画練ってたのに、そげなアホな!
 入る沢も決まっていたのにィ。
 結局今年は胆沢には1回も行けずじまいかよ。 
 せっかく行けるようになったのに ゲート閉鎖とはなんとイケズでありましょうや。
 「胆沢まるごと案内所」 様、 今回ばかりワシ等だけ特別待遇でゲートの隅っこのほうからちょこっと通してもらうわけには・・・・・・・・・・・・・     
 いくわきゃないですよねえ。
 そんな権限ないですもんねえ。  ○| ̄|_   ぅ(@゚Д゚)@。Д。)わぁぁぁ~~~~ッ!!!!!!


 取り乱して、大変失礼をば。
 気を取り直して、釜石の滝をご紹介させていただきます。

 釜石から住田町上有住まで、舗装はされているものの狭くて曲がりくねって断崖だらけの道が通っています。
 落石はあるし、すれ違い困難だし、絶えず注意を払わなければいけない道。
 箱根峠線といいます。 冬季は通行止めになります。
 峠道の入り口から出口まで、人家や田畑はまったくありません。
 なので、林業作業者以外には、登山者か途中にある電波中継所等の保安管理者が使用するくらい。
 めったに車は通りません。
 無理にここを通る必要もなく、下には釜石道路の立派な道が通っています。

 この道、対向車が恐いので車では1度も通過したことはありせんが、バイクでは何度も経験あり。
 高い場所だけあって景色がいいし、この時期なら紅葉もそこそこきれいです。

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 おっとお、車が通らないと、こんなものが通っているんですね。
 プーさんの糞です。

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 枝でツンツンしたら まだ柔らかなまま。
 おそらく昨晩か今朝のものではないかと。

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 釜石側から登ってきて、間もなく頂上という辺り。

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 高っか~い滝が流れています。

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 ずっと見てると首が痛くなるところから、滝見隊では 首折れの滝 と命名しました。
 公式な名はないと思います。
 水量はだいたいいつもこんなもん。
 渇水期には水の流れがかなり細くなりますが、消えることはありません。

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 上部。
 これよりさらに上にも滝がありそうです。
 いつかは登ってみたいけれど、難易度高そう。

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 下部。
 ちゃんとした滝壺はありません。

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 水量さえ十分にあれば迫力ある流れになるのでしょうが。

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 樹木を伐採した後、一面を埋め尽くしたササ。
 住田町側に降りてきてからの光景。

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 今年は鮮やかな赤が少ないような気がします。


 岩手県釜石市 箱根峠  首折れの滝



  1. 2018/11/07(水) 18:53:36|
  2. 釜石市の滝

唄貝の滝 秋はまだ

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 釜石市の滝

 釜石市甲子町の唄貝という所に、とても佇まいの良い滝が流れています。
 いい滝なんですけど、地元ブログにも載ったことがない ほとんど無名の滝。
 これまでUPしたのは当ブログ以外では「ゆるゆるブログ」だけでは。
 どちらも地元民でないことは確か。

 釜石鉱山の滝を見た後、国道を市街地方面に下ってきた滝見隊は、唄貝地区から右折して山に入りました。
 元々素晴らしい滝が紅葉に彩られて、ますます美しくなっているのでは、と期待してのこと。

 林道に入ってみたら、かなりの荒れっぷりになっていました。
 崖の崩落を直した形跡があり、ゴロゴロの砂利というには大きすぎる石が敷き詰められて、走りにくいったらありゃしない。
 バイクのシートにケツを付けられないほど跳ね上がり、右に左に揺す振られました。
 それでもなんとか登って行って、駐車スペースまで到着。
 後はほんの少し歩いて、ロープを沢に向かって放り投げれば準備OK。

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 登っていく途中でいつも気になる穴。
 クマ穴かも知れません。 冬眠するにはちょうどよさそうな大きさ。
 触らぬ神に祟りなしで、あえて覗こうとは思いませんが。

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 雨量が少なく、前回よりやや見劣りします。 しかし世界観のあるいい滝です。

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 滝元に降りるには、急斜面を降りる必要があります。
 一見簡単そうに見えますが、実際は岩がもろく かなり危険。
 ロープがあれば、危険を軽減できます。

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 狭いけれども深い滝壷があり、深山を思わせる雰囲気を持った滝です。

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 仙人峠では終盤に差し掛かっていた紅葉は、ここに来るとまだわずかに始まった程度。

 錦の色に彩られているのでは、というあてが外れてがっかり。

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 どこを見ても、黄色味もなければ赤味もありません。
 紅葉している場所からそんなに離れてないんだけどなあ。

 ここからの帰途。
 とある回転寿司の駐車場で事件は発覚しました。
 滝バカが自分のバイクの収容BOXを開けたら、何と中が真っ赤に染まっていたのです。
 原因は、道の駅で買った 甲子柿のパックにありました。

 ご存知の方もいると思います。
 甲子柿は、通常スーパーで売られているような固い柿ではありません。
 特殊な処理をして渋を抜いた、柔らかな柿です。
 触ってみるとタプタプして、中はゼリー状、あるいはトロトロしています。

 それを道の駅で4個か5個入りのを1パック買って、バイクのBOXに入れていたんです。
 そのまま凸凹の荒れた山道を往復したからさあ大変。
 パックはBOXの中で暴れ回り、柿はパックからこぼれて潰れ、グズグズ・ドロドロになって中に収容していた衣類やレインギアを柿まみれにしてしまいました。
 柿の汁は、ビニールに入ったバイクの保険証まで濡らしてしまったようです。
 「柿の和え物になっちまったな。」
 「クッソ~!」 と叫んでも後の祭り。
 「バイクで来てるのに そんなの買ったオメエが悪い」」
 「たまに家族にいいことしようなんて考えたからそうなったんだよ。 俺みたいに徹底して何も買っていかないのが一番だっちゃ」
 「はああ~あ~あ・・・・」 周辺に落胆の叫びが響きました。

   

              岩手県釜石市甲子町   唄貝の滝



 
  1. 2018/11/03(土) 22:20:06|
  2. 釜石市の滝

仙人峠の紅葉と鉱山の滝

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 釜石市の滝

 行けばあるのに、物理的になかなか見れない滝というものがあります。

 この日、釜石市は仙人峠マラソン大会の当日でした。
 我々は前々からこの日を狙っていたので、いそいそと出陣。
 狙いはマラソン大会に参加すること、ではありません。
 
 隊員の中で、マラソンに興味を持っている奴は誰もいません。
 滝バカと釣り師は、走れば早そうですが、何の関心もなさそう。
 ニーハオの走っている姿は誰も見たことがありません。
 小隊長は、どう見てもラガーマン体型でマラソンランナー体型とは無縁。
 家人からは、カバとかゴリラとかクマとかいわれています。そんな体型。 
 というわけで、我々の目的はマラソンなどではなく、すばらしい滝なのです。

 実はこの日、マラソン大会の会場として釜石鉱山の構内が使用されるので、一般客にも構内が解放されていました。
 その構内に滝が流れているのです。
 こうした機会でもなければ一般人の我々は見ることができません。
 ほぼ100%の人たちがマラソン関連で来ていたと思われますが、その中にどう見ても異質な連中がまぎれこんでいたとは大会関係者も気付かなかったのでは。
 あるいはまともな人生を送っているようには見えない連中だから、被害が及ばぬよう相手にしなかっただけか。

 時間をちょっと戻します。
 滝見隊は予定時間より若干早く釜石に到着してしまいました。
 会場のある陸中大橋へ向かう道路はマラソン大会で使用するため通行止めになっていました。
 大会が終わる12時まで、道の駅に立ち寄ったり、その辺をブラブラして時間潰し。
 滝バカは、道の駅で名物の小枝柿を1パック買いました。
 これが後にえらいことになろうとは。(次回へ)
 路上で時間待ちをしていたら、胡散臭い連中に見えるのか、警備の警察官がチラチラこちらを伺っています。 
 な~んも悪いことやってないのに、居心地悪し。

 ようやく時間が来て道路封鎖が解除になり、まずは仙人峠に向かいました。
 せっかく来たのだから、滝見の前に、紅葉の峠を眺めるつもり。
 仙人峠周辺は県内でも名の知られた紅葉スポットです。

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 仙人道路から眺める山々は、今がピークではないかと思える紅葉状態。

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 ただ、やはり台風の影響か、鮮やかさがもうひとつといった印象でした。
 これでも十分綺麗ですけどね。

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 中央付近が、仙人トンネル釜石側出入口で駐車場兼展望台になっています。
 画像のガレ場を降りて右側に、見ごたえある滝が流れています。
 降りなければ見えません。
 多くの観光客がいる中で、注目されながら降りるのはまっぴらごめんなんで、今回はパスしました。

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 まあ、これだけ見れれば十分満足です。

 そして、峠を下ってきた我々は、マラソン大会見物人を装って、釜石鉱山構内へ入って行きました。
 中では盛大に表彰式らしきものを行っていましたが、もとより我らの関心の外。
 狙いは、滝なんですから。

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 水量は前回より少なめ。
 でも紅葉が花を添えて絵になります。

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 こうしてみると、人工的なものは滝の下部にしかなくて、どう見ても自然滝にしか見えませんよね。
 でも人工滝なんです。
 あえて写しはしませんが、落下口をよくよく見れば、水を引っ張ってきたトンネルが見えます。

 滝の上は、鉱山で排出した土砂の巨大な堆積場になっています。
 鉱山として稼働しなくなった現在は、広い平地に太陽光発電のパネルがぎっしり並んでいます。

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 しかしいくら人工滝と分かっていても、自然滝に負けないきれいさがありますね。
 規模も大きいし、見ごたえ十分です。
 鉱山の構内に入る機会がないと 見ることが出来ないすばらしい滝です。


          岩手県釜石市甲子町大橋 釜石鉱山の滝





  1. 2018/11/01(木) 18:41:36|
  2. 釜石市の滝

雨の鷲ノ滝

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 釜石市の滝              マルバダケブキ 地味な花だけど群生すればそれなりに美しいです


 前回、滝見隊には、北に向かえば雨が降るといったジンクスがあると書きましたが、ジンクスもくそも今回は初っ端から雨です。
 
 家人が釜石のショッピングモールに行くというので、ありがたくも毎度毎度の運ちゃん役を仰せつかり行ってまいりました。
 てめえだって車持ってんだから俺を引きずり込まずに勝手に行きやがれ、などと腹では思っていても絶対口に出さない、いや、出せない心優しき、いや気の弱い、虐げられっぱなしの小隊長であります。
 ちなみに家人の体重は小隊長の半分しかないんですけど・・・なんでこうなんねん。
 店内に入ったが最後、なかなか出てこないのを見計らい、我ひとり滝見に抜け出すことにしました。
 行先は、鵜住居川上流部に流れる 鷲ノ滝。 最近行ってないなと、とっさに決めました。

 ずっと雨が降り続いていました。
 滝を見る予定はなかったので、長靴やレインコートなどはなく、500円のビニール傘1本だけです。
 観光滝のように安全手軽に見れる滝ではありませんが、それでもなんとかなりました。

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 ドデカい滝です。
 画像では分かりにくいですが、釜石では最大級の滝です。

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 さすがに迫力あります。
 反面、情緒的なものは希薄。
 ゆったりと滝浴みをする、といったカテゴリの滝ではないです。
 なんか、相撲の関取の逸ノ城を思わせる佇まいです。(どんなんや?)

 今回は鷲ノ滝ひとつきりで、しかもどれも似たような画像が続きます。 申し訳なす。

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 水量はいつ来ても十分。
 しかし水質はいつも濁り気味。 
 上流に何かあるというわけではないけれど、なんでだろう?

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 それにしても、滝の下流に堆積した巨岩はどこから来たんだろう?
 実際見たら驚くような巨岩がゴロゴロしてます。
 まさか降ってくる訳はないんだけど、前からこんなのあったっけ? 記憶には一切ないんだけどなあ

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 見に来る場合は、鵜住居川上流の 鷲ノ滝発電所 を目指してください。
 住所的には、釜石市鵜住居橋野町になるかと。
 この先には、世界遺産の橋野製鉄所跡があります。
 鷲ノ滝発電所は 鵜住居川にありますが、やっかいなことに 鷲ノ滝 は鵜住居川ではなく、発電所ちょっと下流の赤柴川にある滝です。
 発電所から数百メートル下流に、脇道があり、看板も掛かっています。
 脇道に入ると先は行き止まり。 狭くて、草木が道路に覆いかぶさっていますから、車を大事にされる方には通行をお勧めしません。
 橋のたもとに車を置いて、歩けば1.2kmほどです。
 クマは要警戒。 以前 付近の道路を悠然と横切るデカいクマと遭遇したことがあります。
 バイクだとどうしたらいいかと一瞬ビビります。

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 この後、発電所上流に流れる本流の大滝を見に行くつもりだったのが、家人からの電話で不可能に。
 鬼の頭から角が出てくる前に戻らねば。


     岩手県釜石市   鷲ノ滝     赤柴川 → 鵜住居川 → 大槌湾 

  1. 2018/08/02(木) 20:10:40|
  2. 釜石市の滝

花露辺不動尊の滝

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 釜石市の滝        花露辺から唐丹湾をはさんで死骨崎を望む


 「花露辺」 という地名は何と読めば良いのでしょうか?
 答えは、「けろべ」です。 アイヌ語で 「いつも削られている場所」 の意らしい。
 ちなみに、花露辺の先の 佐須 や 唐丹 もアイヌ語だとか。

 釜石市唐丹町、花露辺地区の上方、県道249号線の横に小さな祠があって、お不動さんが祀られています。

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 今年発見した場所で、それまで何度かこの横を通過していましたがまったく気付かずにいました。

 お不動さんがあるということは、たいていすぐ近くに滝がある ということを我々は経験上知っています。

 すぐ下にある滝。 規模的には高さ3mくらいの小滝です。

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 「どこに滝があるんだ。 ただの濡れた岩場じゃないか。 カネ返せ。」 とご不満の方もおられましょう。
 実際に滝を見に出かけた我々は、それ以上の落胆をしたのであります。
 しかし、ここしばらくまとまった雨のない当地域。
 小沢1本だけではどうにもなりませぬ。
 水のない滝は滝といえるのか、という問題はひとまず置いといて、ここはシャラシャラ流れているつもりでおおらかにご覧ください。

 ここより100mほど上流まで登れば、さらに滝らしい岩盤が現れます。
 現在水がないので、川底を登って行けば簡単に見れます。
 厳密にはごく僅かの水は流れていますが、それを知らなければただの岩盤。

kkrrbb6.jpg

 倒木・枯枝・枯葉が堆積し、滝の体をなしていなかったのを、これでも掃除したんですけど。
 水が流れていないんで、ゴミが溜る一方です。

kkrrbb7.jpg

kkrrbb8.jpg

 水さえ流れていれば雰囲気のある場所に変貌するはずです。
 雨の降った後、機会があればまた訪れてみましょう。

          岩手県釜石市唐丹町 花露辺不動尊の滝



  1. 2017/12/16(土) 18:41:17|
  2. 釜石市の滝
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小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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