南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

飛猿の滝

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 大槌町の滝


 「前略、小隊長、滝見隊の皆さま、ポンコツバイク君。毎度毎度お疲れ様です。
 私の こころにもない風景は、岩手県大槌町にある 飛猿の滝です。
 どうか見て来てください。」
 なんて手紙が届くわけもなく、ただふと思い出しただけで計画性もないまま、行ってみることにしました。
 参加したのは3台。
 宮城県の鬼首で、崖を登っている最中に岩で足の指を潰したという気仙沼隊員は不参加。
 「親指が痛くて歩けねえ。」
 「俺達に黙って行くからそんなことになるんだっちゃ。」 
 「天罰だな。」 いないことをいいことに、楽しい悪口のオンパレード。

 バイクなんでチャリのように登り坂をヒーヒーハーハーいうことはないですが、沢に入って登れば同じこと。
 あーだこーだいいながら、どうにか沢の入口までと~ちゃこ。
 岩手県大槌町を流れる大槌川の支流、大飛内沢です。
 何年か前、1度だけ入ったことがあります。
 沢に入るなり、ここは有る、と思わせる沢。 他とは雰囲気が違う。
 川底に岩盤が多く、小滝が連続します。

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 枝沢から流れ落ちる滝。 落差があります。
 もう少し水量あれば相当見ごたえあったはず。
 悪くない滝です。 

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 まあまあな滝。 これといったセールスポイントがない。 

 あちこちえぐられた林道を歩きながら覗きこむ沢は、前回来た時よりずいぶん荒れた感じです。
 やはりここも台風の影響が濃く、滝の形が変わってしまったところが多々見受けられました。

 途中から山道が消え、沢に降りて登って行くと、突然前方の藪がガサガサ。
 クマか! と一瞬身構えたら、竹かごを腰に吊るしたキノコ採りの老人でした。
 「上流の大滝は健在だべか?」 と尋ねると、
 「あっけど、滝壷に岩が落っこってるぞ。」
 ちょっとがっかりしながら、さらに沢を登って行きました。
 「あのじっちゃん、一人でベルもラジオも持ってなかったな。」 とニーハオ。
 クマに襲われたらしばらく発見されないだろうなあ。
 笛をピーピー吹き鳴らしながらなおも登って行くと、遂に目当ての滝に到達。

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 滝見隊が勝手に名付けた 飛猿の滝 です。
 先程の老人も、滝に名前はないと言っていたので、これで通すことにします。
 老人が言った通り、滝壷には巨大な岩石が落下していました。

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 岩盤を2段になって流れ落ちるバランスのいい滝。
 形状を見ると、滝壷にある巨岩は、どうやら右岸の岩盤が崩落したようです。

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 水質はクリア。 滝壷が青く見える程。

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 分かりにくい画ですいません。
 右側が上流、左が滝壷です。

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 ちょっとしか見えてないですが、上に上段の滝があります。 上段・下段とも落差は似たようなもの。

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 上段の滝を落ち口から見た画。 今度は左が上流になります。
 どこかの探検隊が残していったのか、滝壷へ降りるための捨てロープが結んでありました。
 我々だったら貧乏揃いなんで、よほどのデンジャラスゾーンでない限り、ロープは回収するんですけどね。

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 落石はありましたが、滝の形状は前回と変わっていないように思えました。
 水量があればさらに見栄えのする滝になるでしょう。
 水量がなくても十分満足のいく滝です。 

 滝壷の空いたスペースをベースにして昼食。
 汲んできた水を沸かし、カップラーメンとレギュラーコーヒーの味見。 うまあ~!

                
               岩手県大槌町      大飛内沢 → 大槌川 → 大槌湾

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  1. 2016/10/18(火) 20:48:40|
  2. 大槌町の滝

美しさに陶然 神美滝

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 大槌町の滝


 小隊長がこれまで見て来た滝の中で、もっとも美しい滝。
 それが神美滝(かみだき)です。
 年に1度は必ず訪れる滝見隊の聖地みたいな滝。
 何回訪れてもその神秘的な佇まいに陶然となってしまいます。

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 理想がそのまま現実になったような滝。
 滝の流れだけでなく、背後の岩盤、周辺環境合わせてパーフェクト。
 杉の人工林なぞどこにもありません。
 びっしり苔に覆われ、落葉する頃になってもその印象は変わらず。
 行くまでのアクセス、到達した時の出現の仕方なども心憎いばかり。

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 発見した瞬間は、あまりの完璧さに言葉も出ませんでした。
 唖然とするほど高いわけではなく、びっくりするほどの水量もありませんが、すべてがまとまって、何の欠点もないのです。
 三陸沿岸部にこんな美しい滝があったのかと絶句。

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 滝探しをしてヒーヒーハーハーあえいでいる我々にに、不動明王が手招きして教えてくれたんじゃないか、とさえ思います。
 神が創造した美しい滝、といったイメージから 神美滝 と名付けました。
 誰かに尋ねようにも人里離れた深山に流れており、滝に名があるとは思えません。
 我々のブログでしかUPされたことのない正真正銘幻の滝です。

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 水質の良さは言うまでもありません。
 深くて広い滝壷があり、底にはイワナが潜んでいます。

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 滝の規模は、同じ大槌の浪板不動滝と同程度。
 あちらは行きやすいし、観光滝として整備されていますが、こちらには踏み跡も含めて人工的なものは一切ありません。
 時折聞こえてくる鳥の鳴き声、尾根を渡る風の音、そして滝音とせせらぎの音だけがこだまする谷間に流れています。
 人間世界から切り離された別世界がここにあります。
 巨大さで人を威圧したり、存在を誇示したりする滝とは対極にあるような滝。
 人の心に沁み入って来るようなおだやかさ・美しさがあります。

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 これまでの滝探しの中で、頂点に君臨する滝で、これから先滝探しを続けても、これ以上の滝に出会うことはまずあるまい、という確信を我々は持っています。
 それでもなお滝探しを続けているのは、逆にこの滝を発見できたおかげでもあります。
 頂点を見つけることができたという達成感があります。
 滝探しで惨敗続きになっても、我々には神美滝ありと心の支えになっているのです。
 

  1. 2016/06/17(金) 21:12:57|
  2. 大槌町の滝

若宮八幡の滝

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 大槌町の滝                       タニウツギ


 大槌町の大槌川上流にある中山沢に入りました。
 すごい滝の数々が並ぶ折合沢の尾根を挟んだ反対側の沢。
 となれば、いやがおうにも期待するじゃないですか。
 ところが大惨敗。いやはや。
 これといった滝は皆無でした。
 うなだれて沢を降りてきましたが、これじゃあいけん、どっかで埋め合わせせにゃあと、入ったのが折合沢。


 岩手県大槌町の町中(復興中)から、県道26号を大槌川に沿って登って行くと、やがて折合地区の分かれに辿りつきます。
 そこには、折合沢が流れ、奥には幻の滝といわれる高滝があります。
 その折合沢を大槌川の合流部から200mほど入った地点に若宮八幡という小さな神社が道路沿いに建っていて、裏に滝が流れています。

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 滝は神社の裏の崖の下。

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 落差はあまりない2段の滝。

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 岩盤の造形がいいです。
 夏になったらウォータースライダーみたいに遊べそう。

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 滝の上流。

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 下流。
 長い淵になって、ゆったり流れています。 好景観。

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 水は非常にきれい。
 でも上流には何軒かの民家があります。
 この川のはるか上流に高滝がありますが、中山沢で期待感の砕け散った滝見隊には、見に行く時間も気力もありませんでした。
 印象度  


                  岩手県大槌町         折合沢 → 大槌川 → 大槌湾

  1. 2016/06/02(木) 20:49:46|
  2. 大槌町の滝

浪板不動滝

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 大槌町の滝


 岩手県大槌町を代表する滝、それが浪板不動滝です。
 不動滝の3倍くらい落差のある 高滝 も少しずつ知られて来てはいますが、アクセスの悪さと、健脚向けなのが災いして、まだまだ観光客向けではないようです。

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 場所は、国道45号線、大槌町の浪板海岸から川沿いに鯨山へ向かうだけ。
 途中、採石場までは舗装路。 そこからは若干狭くなったダート。
 滝への標識があるので右手に入ると突き当たりにあります。
 多少凸凹していますが、マイクロバス程度なら問題ないのでは。
 滝は不動尊の裏手に流れています。

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 いつぞやの集中豪雨により、どこもかしこもガタガタにされた一帯も、どうやらとりあえずの修復はされた様子。
 一部崩落した右手の岩塊もネットで補修してありました。

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 周囲を見上げるばかりの岩盤に取り囲まれ、実に雰囲気あります。

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 世界観のあるすばらしい滝。
 ほとんど欠点らしい欠点がありません。
 欲をいえば、滝の上流に架かる橋を見えないようにしてくれればよかった。
 目立たないので、そう気になりませんが。

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 このくらいの水量がもっとも美しく見えます。
 周辺環境といい佇まいの良さといい完璧に近い滝で、さすが大槌の名勝だけの品格があります。
 印象度   

 が、美しさでいったら、この浪板不動滝を上回る滝が 同じ大槌町内に流れているのをほとんどの人は知らないのでは。

               
                              岩手県大槌町          不明沢 → 浪板海岸



  1. 2015/11/26(木) 20:46:14|
  2. 大槌町の滝

大貫台の滝

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 大槌町の滝

 
 夜10時を回った頃、家の前に車が止まり、ドアをバシバシ開閉する音が聞こえました。
 くそやかましい!いったい誰やねん?とカーテンの隙間から覗いたら、黒人のように日焼けした同郷の釣り師がこちらに来るではないですか。
 「アナゴ釣って来た。まだ生きてる。喰ってけで。」 夜釣りに行って来たという。
 見ると、ポリ袋の中で60センチはあろうかというでかいアナゴが2匹 ガサゴソうごめいていました。
 家人はヘビとアナゴの見分けがつかない人間で、こんなの見ると毎度ギャーギャーわめきちらすばっかり。
 なのでアナゴの調理は小隊長担当と決めつけられています。
 
 ウナギとアナゴ、どっちか選べといわれたら、迷わずアナゴです。
 ウナギのブニュブニュした皮の食感が好きではなく、脂っこさも苦手。
 「安いウナギしか喰わねえからじゃないすか。」 といわれれば正にその通り。
 それにいくら安いからといっても、なんとなく中国産ウナギには手を出しにくい。
 ウナギ一品しかなかったら、もちろん喜んで食べますけどね。

 そこで滝見の話が出て、翌日も出かけることに。
 小隊長は連チャンでお出かけ。
 となると問題は我が家人。 2日続けての家事放棄を許すはずがない。
 休日だと大抵昼前は家にいるので、こちらはなかなか抜け出すチャンスがありません。
 へたすりゃ用事をいいつけられてその日一日パー。
 そこで 「昼近くになったら隙みて家出るから、俺からの電話待ってろ。」 と釣り師をお見送り。

 さて当日。
 思いのほか早く家人が外出したのを見計らい、テキパキと戸締り・火の用心をしてバイクにまたがり大脱走。

 向かった先は、岩手県大槌町、大槌川源流部。
 大槌から県道26号線を西に向かって走ると、宮古市川井地区に至る峠の手前に大貫台という集落があります。
 大槌ではもっとも奥まった場所かもしれません。
 この場所へは何度か足を運び、未知なる滝をいくつか発見しています。
 暑さきびしく、今回もヤブコギしてまで山の中に入るつもりはなく、容易に見れる滝だけがめあて。
 
 上流部で大槌川は金沢川と名を変えます。

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 2本とも金沢川本流の滝。 どちらもきれいな滝。 水も澄んでいます。
 道路上から見えます。そうとう高い位置。
 目的の滝じゃないのと、メンドかったので上から眺めただけ。

 お目当ての滝がこれ。
 大貫台の滝。 って、大貫台周辺には滝があちこちあるけど。 ま、とりあえず。

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 おそらく公式の名前はないと思います。
 黒々とした岩盤を落下するとても景観のよい滝。

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 2人で夢中になって写真を撮っていたら、突然ガサゴソと後の藪。
 ギョッとなって振り返ったら、やはりびっくりしたように立っていた渓流釣りの男。
 お互いクマと勘違い。
 「写真撮りですか・・・・。」 と上流に去って行きました。
 「あの人、隊長一人しかいなかったら、ぜったいクマと思ったべね」 と釣り師。  ほっとけ。

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 もう少し水量が多いと3条の流れになり、宮古市和井内の平片ノ滝に似てきます。
 周辺の雰囲気もよく、和める滝です。 水質も上等。

 これより少し上流、枝沢からの出会いの滝があります。

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 これもまとまり感のあるいい滝。
 よく見えないのは、小隊長の腕と、水量が少ないせいです。

 そして恒例の動物遭遇シリーズ。 って、だからそんなのありませんって。

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 トカゲなんだかカナヘビなんだか、とにかくそのたぐい。
 どっちか分からなくても、俺の人生困らない。

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 ミンミン鳴いてたからたぶんミンミンゼミ。 ほんとかね?

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 シカ科ではなく、ウシ科のニホンカモシカ。 これほんと。

 
 自宅に帰ったら、「なんでいつもコソコソ逃げ出すわけ?」 とお迎えのことば。
 意訳すれば、「よくぞ御無事でお帰りになられました。」 だと思うことにしています。
 さらに 「トイレの窓は開けっぱなし、エアコンは点けっぱなし、部屋の明かりも点けっぱなし。 さすが高給取りは違うっちゃねえ。」 などと毒舌波状攻撃のはじまりはじまり~。
 いたたまれなくなった小隊長、言葉を返す気力もなく、ビールもどきをがぶがぶ飲んでひたすらやり過ごすしか手はないのでした。

                                              金沢川 → 大槌川 → 大槌湾



 
  1. 2015/08/03(月) 20:16:52|
  2. 大槌町の滝

小鎚川 枝沢の滝

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                                                                大槌町の滝

 前回に続いて、岩手県大槌町の小鎚川です。
 荒磯ノ滝からさらに上流へ向かいます。
 100~200M(この辺大雑把) も林道を登ると、川の右岸に、本流へ流れ落ちる滝が見えて来ます。
 ここが今回の最終目標でありました。

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 おそらく滝に名前はありません。 直瀑のきれいな滝です。

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 ここに来る時はいつも通りすがりで、おざなりにしか写真を撮ったことがありません。
 おざなりではあまりにもったいない滝なので、今回はじっくり眺めることにしました。

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 大雨の後、滝の見える林道を通ったことがあります。
 滝の形状が分からないくらいの水量で、大迫力でした。
 それはそれで見ごたえありましたが、この滝にはこれくらいの水量の方が似合っているし美しい。

oott04.jpg

 この上流にも滝はいくつかあります。
 中には、小鎚川で2番目に大きな滝も。
 我々は今回ここで打ち止めにして、大槌方向に引き返しました。
 
 林道は通り抜けられます。
 金糞平から白見牧場の風車群を通り、釜石・遠野方面へ下りることができます。


                                                           枝沢 → 小鎚川





 
  1. 2014/09/13(土) 19:17:26|
  2. 大槌町の滝

荒磯ノ滝

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                                                           大槌町の滝

 岩手県大槌町を流れる小鎚川。
 前回の 長井不動明王の滝 から上流へ向かいます。
 道は途中からダートに変わります。すれちがいさえ気をつければ、車でも大丈夫。
 やがて、左の道端に 岩手県北交通 と描かれたバスの廃車が置かれた場所に出ます。
 すぐ前に橋。その名も 滝見橋といいます。 ということは, ということですね。
 滝見橋の真下、下流側に滝が流れています。
 ここが今回の滝見行の目的地のひとつ、荒磯ノ滝(仮称) です。

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 滝を下流側正面から眺めると、左手が直瀑、右手が荒々しい流れの複合滝です。
 一部がヒョングリのように跳ね上がっています。
 この荒々しさが、まるで海岸の岩場に打ちつける激しい波のように見えることから命名しました。
 ま、我々だけでしか通じない名ですけど、固有名詞がないと会話するにも面倒なもんで。
 これだけの滝だし、もしかするとちゃんとした名前がついているかもしれません。

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 見事な滝です。
 けっして整った滝ではありませんが、佇まいがとてもいい。

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 上流に人家なく、水質上等です。

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 すぐ下流にも枝沢からの滝が合流しています。
 落差あるものの水量が足らず、ちょっと残念。
 これを含めての全体の雰囲気はとてもいいと思います。
 変化があって見飽きない滝です。
 唯一イタいのが、頭上の橋。 見えない位置にあったらなあ。
 もちろんハズして撮ってます。

                                                 小鎚川本流 → 大槌湾


  1. 2014/09/11(木) 19:27:03|
  2. 大槌町の滝

長井不動明王の滝

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                                                         大槌町の滝

 岩手県大槌町を流れる小鎚川で、滝といったらここ。
 長井不動明王の滝。
 小鎚川を代表する、この川最大の滝です。

 大槌町中心部から小鎚川に沿って、およそ10Kmも入ったところ。
 遠過ぎて少し不安になる距離です。
 道路脇右手に赤い鳥居と長井不動尊の社殿がありますから見逃さないように。
 道は完全舗装されていますから不安はありません。

 上流へ行く前に、まずはご挨拶。

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 落差・滝幅・水量いうことなし。水質も上等。
 存在感のある堂々とした滝です。

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 りっぱな滝です。
 が、不満な点も。
 第一に、滝下に降りる道がありません。
 藪だらけの崖を下りなければ全体像が見えないのです。
 もし小隊長の自宅近くにこの滝があったとしたら、暇をみながらコツコツと道を造りたいところ。
 崖の途中に展望できる個所もあるので、このままではなんとももったいない。

 第二に、滝の横にある水を引き込むための塩ビ管。
 これは初めて訪れた時からありました。もう数年は経過しています。
 水が流されず、繋ぎ目ははずれ、放置されたままになっています。
 みっともないし、使っていないのは分かっているんだから、どうにか撤去してくんねえかなと来る度に思います。

                                                     小鎚川本流 → 大槌湾


  1. 2014/09/09(火) 19:34:48|
  2. 大槌町の滝

種戸川のナメ滝

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                                                           大槌町の滝


 何年か前、岩手県大槌町の小鎚川支流、種戸川の上流部を探検した際、帰り路に発見していた滝です。
 もし大きな滝であれば、無理してでもその時行っていたはずですが、チラッと見た限りではそんな大したもんじゃないような感じを受けました
 藪が深いし、時間もないし、気力もないしで、 「めんどいから今度にすっぺ。」 と放っておくことに。
 
 今回、小鎚川本流に入ったついでにその滝へ行ってみることにしました。
 種戸川中流域で、道路の近くにある滝です。
 ところが思いのほか藪が深くてなかなか所在が分からず、右往左往してしまいました。

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 これがその滝です。
 傾斜はごく緩やか。斜瀑というよりナメ滝に近いです。
落差がなく他の瀬音にまぎれてしまい、探しだせなかったんです。
 意外だったのは、ひとつの滝ではなく、3段の連滝で、非常に雰囲気が良かったこと。

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 周辺を森に囲まれていても暗くはありません。
 景観が美しいので、その場にしばらくいると平穏な気分になってきます。
 道路からのヤブコギが難点。 小道さえあれば。
 印象度  

                                            種戸川 → 小鎚川 → 大槌湾



 
  1. 2014/09/08(月) 20:11:21|
  2. 大槌町の滝

神美滝 

                                                                     大槌町の滝

  
 我々南三陸滝見隊は、創造の主に感謝しなければいけません。
 信仰心のまったくない奴が何を言っているのかと思われそうですが、この滝を目の前にするとそう思わざる得ないのです。

 これまで見てきた中でもっとも美しい滝、それが 神美滝(かみたき) です。  前にUP済み。
 名前が分からないし、名前があるかどうかさえ分からない滝で、我々が勝手に命名しました。
 もし本当の名を知っている方がいれば、ぜひとも教えていただきたいところ。
 今回その滝を再訪。つーか、もう4回目になりました。
 もう何べん見てもその美しさは変わりません。
 我々が考える最高の滝、それがこれです。

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 川の流れを遡り、カーブを曲がって現れるその姿。
 その佇まいだけでため息が出るほど美しい。

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 どんなりっぱな滝であろうと、些細な欠点をあげつらおうとすれば、なにかひとつぐらいあるものです。
 しかしこの神美滝に関して、我々が何かいえるようなところはひとつもありません。

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 滝だけでなく、水の透明度や滝を取り囲む世界も秀逸。

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 神美滝以上に落差のある滝はいくらもあるし、水量豊富な滝だっていくらでもあります。
 しかし総合的にこの滝にかなうものはこれまで見たことがありません。

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 大きすぎて人を威圧することもなければ、小さすぎて落胆することもない。
 何もかもがちょうど良い。この居心地の良さ。

kmtt07.jpg

 何も不足がなく、何も過剰がない。 すべてが高次元でまとまって、まさに完璧。
 ただただ見とれるばかり。

 これまでこれ以上美しい滝を発見したことがないし、もしかしたらこれからもこれ以上の滝は発見できないだろうという気持ちがどこかにあります。
 滝探しをしてきて、最高到達地点に立ってしまい、あとは降りるばっかりという気持ちを抱えながらも、今後滝探しを続けて行くのだと思います。





  1. 2014/05/26(月) 18:15:14|
  2. 大槌町の滝
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小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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