南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

猿岩とユキツバキ

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 道草・寄り道・油売り                これって焼石岳ですよね?


 胆沢方面の情報として欠かせないのが、「胆沢まるごと案内所」のブログ。
 それを拝見したら、とっくに栗駒焼石ホットラインが開通してるじゃないですか。
 北は奥州市の胆沢ダム上流部から、南は一関市のマツルベ大橋まで、南北およそ11Kmの快適な高原道路。
 岩手宮城内陸地震以後、崖崩れなどがありしばらく放置されていた道路です。
 途中人家が1軒もないため、放置しておいても誰も困らなかったようです。
 滝見隊は、いままで一度も通り抜けたことがありません。
 ただ一人、同郷の釣り師がバイクのツーリングで走ったことがあるそうです。
 でも、単独では滝探しはおろか滝見すらしない人間なので、ホットラインに沢があるのかどうか、水量はどうか、林道はあるのか、などなど何を尋ねても 「分がんねえ。」 の一点張り。
 聞くだけ無駄でした。

 雪が消えて開通したのであれば、偵察に行ってみようじゃおまへんか、とさっそく総員出動。
 厳密には我々南三陸滝見隊の守備範囲外の場所なんですが、範囲内だけではマンネリになりますから、たまには気分転換というところです。
 途中、胆沢まるごと案内所で情報を仕入れようと考えていたのに、横を通過したまま気付かず、気付いた時には胆沢ダムまで来ていました。
 仲間の誰かが指摘すればいいのですが、思考能力を放棄して金魚のフンのようにくっついて来る隊員ばっかりです。
 くっそー、ソフトクリーム食べたかったなあ。 暑かったからなおさら。
 帰りは一関の厳美渓経由で戻るから、胆沢には行かないし。

 我々の目的は、滝探しですが、まったく初めての場所なんで、滝の気配があるや無しや、その気配を感ずるための索敵が今回の主目的。
 簡単に見れるような滝があれば、当然そばまで行くつもりですが、てこずるような場所なら、次回本格的に入ろうという算段。

 今回は、滝に関してはひとまず置いといて、副産物というか、余禄というか、行ったついでみたいなものを先に揚げます。

 猿岩とユキツバキです。

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 胆沢ダムから眺めた猿岩。
 中央部にポコンとある小山がそれ。
 ここから見ると、ほとんど特徴はありません。

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 近付くと存在感が出てきます。

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 岩が露出した部分は柱状節理なんでしょうかね?
 
 実は、かつてこの山の中をトンネルがくり抜かれていました。
 というか、今もあるはず。
 手彫りのちょっと薄気味悪いトンネルで、 猿岩隧道 といってました。
 胆沢ダムの造成に伴い、現在は湖底に沈んでいます。

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 この猿岩、頂上付近に神社があってただの小山ではないらしいのですが、神仏に縁の薄い我々にはなんのこっちゃです。
 注目したのは、この山とその周辺部に広がるユキツバキです。
 椿の仲間ですが、雪国仕様で、ヤブツバキとはちょっと異なるらしい。
 天然記念物になっているとか。

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 胆沢ダム上流部の赤い橋を渡って、猿岩の神社に向かう参道(?)を登って行きました。

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 どうせこんなこったろうと来る前から思っていたのですが、あにはからんや、ユキツバキの花の時期はとっくに過ぎていました。
 花が無いから分かりにくいのですが、よく見ると山道のあちこちにユキツバキの木が群生していました。

 それでもどっかに花が残ってないかと手分けして探したら、ほんの僅かながら咲いていました。

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 ツツジの花の間にあるちっちゃな赤いのがそれ。

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 ユキツバキの樹高はせいぜい2mほど。 古木になっても幹が太くなることはないそうです。
 積雪の多い地域にあるため、幹がしなって雪の重みにも耐えられるよう進化したらしい。

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 ヤブツバキの花はぽっちゃりした感じ。
 一方ユキツバキの花は、薄くてシンプル。 別な花に見えます。

 見つけた花はたったこれだけですが、それでも見られただけでラッキーです。


           岩手県奥州市胆沢区  胆沢ダム上流  猿岩とユキツバキ



 
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  1. 2017/05/24(水) 20:28:23|
  2. 道草・寄り道・油売り

三交の欅

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 道草・寄り道・油売り


 「三交の欅」って何処?
 と思うかも知れませんが、何、前回と場所がまったく変わっていません。
 東松島市矢本の大明王院の境内から1歩も外に出ていないのです。

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 前回とちょっとだけアングル変えただけの画像。
 対象物は社殿の右側、入口すぐのところにあります。

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 これが三交の欅です。
 若葉が美しい、ケヤキの巨木。

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 枝張りは普通だけど、根の張り方がすごい。

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 整地された神社の境内に植えられたわけではなく、神社になるまえから生えていたと思われ。
 周囲に生えていた樹木を押しのけ、岩をも抱きながらメリメリとたくましく成長したようです。

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 2本のカヤの木が両側にくっつき、根が絡み合っています。
 だから 三交の欅 というわけ。 うまいネーミング付けるもんだ。

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 樹齢1000年の天然記念物。
 樹齢はかなりあやしいと思うが、すごい巨木には違いありません。


           宮城県東松島市矢本    大明王院不動尊  三交の欅

  1. 2017/05/16(火) 17:22:57|
  2. 道草・寄り道・油売り

五葉山の猿

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 道草・寄り道・油売り                            ヤマブキの花


 今、近郊の山はヤマブキの花が満開です。
 南三陸では、「山吹が咲くとカレイが釣れ出す」 という諺があります。
 海水温は5月に入るとようやく温まり始めるので、それまで寒さに耐えて底に張り付いていたカレイがエサを求めて動き始める時期だというわけ。

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 さて、五葉山に生息するニホンザルです。

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 五葉山周辺には数グループいるそうです。

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 この時は十数頭の集団でした。

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 同じニホンザルであっても、日本に住む他の地域のサルとは遺伝子が大幅に違うらしい。
 古い時代に五葉山だけが陸の孤島化してしまい、それ以来交わりがなくなってしまったから。

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 大船渡のニーハオ隊員に聞くと、そう頻繁ではないけれど、珍しくはないくらいの頻度で見るらしい。
 山の中に入って探すこともなく、路上に集団でいることもあるそうな。

 ついでに、ニョロリも。
 路上に長々伸びていると、一瞬ギョッとします。

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 シマヘビですね。
 近付き過ぎると尾を小刻みに震わせて威嚇したりしますが、無毒で臆病なヘビです。
 暖かくなって、最近はかなり見かけるようになりました。
 さて問題。 この縞は縦縞でしょうか、横縞でしょうか?


         岩手県大船渡市    五葉山 ダム近辺にて

  1. 2017/05/09(火) 19:35:18|
  2. 道草・寄り道・油売り

海と桜と

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 道草・寄り道・油売り


 川沿いに並ぶ桜というのはごく普通に見るけど、海とコラボしている桜はほとんど見たことがない。
 なんでだろ?
 もしかすると、桜は塩害に弱くて、海岸の近くにはあまり生えてないのかも。
 突然そんなことが頭によぎって、海の見える場所まで出かけてみることにしました。

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 出かけた先は、大船渡市。
 桜の花は、満開を過ぎて散り始め。
 暖かそうな場所の桜はすでに葉桜になっていました。
 くそ、もう少し早く思いつけばよかった、と思ったものの、後の祭り。

 港の見える高台へバイクを走らせると、

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 葉桜に近い感じですが、ぎりでセーフか。

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 大船渡湾は南北に細長い湾で、現在地は湾の東側にいます。
 右手に白い棒のようなものがあります。
 それは、灯台で、その場所は湾中央部の島です。
 奥の山は、おそらく箱根山。 山を越えると陸前高田市。

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 青空で桜満開なら上出来だったんだろうけど、なぜか桜の写真を撮りに行く日は天気がよくないんです。
 日ごろの行いかなあ。

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 海面に浮かぶものは養殖イカダ。
 カキ・ホタテ・ホヤなど。
 船でイカダに近付くと、仔造り中のウミネコに威嚇されたりして。

 もし来年忘れなかったら、このテーマで再挑戦しようと思います。

                              岩手県大船渡市   大船渡湾と桜


 
  1. 2017/04/24(月) 20:11:58|
  2. 道草・寄り道・油売り

碁石海岸の椿園

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 道草・寄り道・油売り


 大船渡市の碁石海岸にある椿園です。

 近くの 「世界の椿館」 は世界中から集められた椿が主役で、入場料(大人500円)が必要。
 全体が温室の中なので、時期としてはそろそろ終期を迎えています。

 一方、「椿園」 は海岸そばの目立たない野外にあり、日本中から椿が集められています。
 入場料はありません。 誰でも自由に観覧できます。
 時期的にはちょうど今が見頃。
 早生種から晩生種までバラバラで、いっぺんに揃って咲くことがないため見ごたえに欠くかもしれませんが、いつ行っても数種類は咲いているので、空振りすることはないはず。
 水平線が見える玉砂利の海岸がすぐ近くにあり、 散策するにはもってこいの場所かと。

 ネックはちゃんとした駐車場がないこと。
 適当に3~4台停められるスペースはあります。
 東屋有り。 トイレ無し。

 4月2日(日)の開花状況です。
 全体では3割程度の開花かと。
 終わったものもあれば、これからのものもあるし、まったく蕾のない木もあります。

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 これはヤブツバキ。 南三陸ではどこにでも見られます。
 現在最盛期です。

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 椿の1本1本に産地と名前が付いていますが、気にすると花が楽しめないので、参考程度に眺めるだけです。

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 まだまだ咲いてます。

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 天気が良ければ、空と海の青で椿が映えたんでしょうけど、無い物ねだり。 ちょっと残念でありました。

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 ここの最大の特徴は、海の見える植物園ということでしょうかね。
 このまま海岸へ下りることもできるし、なにせ無料なのでまた戻ってくることもできます。
 知名度がないので客もまばらだし、今ならとってもいいデートスポットだと思いますよ。

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 まだまだ咲いてますが、きりがないのでこの辺で終わります。


               岩手県大船渡市 三陸復興国立公園 碁石海岸 椿園




  1. 2017/04/14(金) 16:11:57|
  2. 道草・寄り道・油売り

巌龍神社の湧水

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 道草・寄り道・油売り


 とうの昔に水は枯れ、現在はまったく往時の面影がない。
 そう聞いていたので、期待もせずに立ち寄った場所があります。

 遠野市小友町にある巌龍神社です。
 独特の厳かな雰囲気のある場所です。

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 正面の岩山が神社の名前の由来になりました。
 不動巌というそうです。

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 巨大な龍が岩を這い登り、今まさに天へ登ろうかといったような形状。
 人工でなく、あくまで自然の造形なんで、うむむむと唸ってしまいます。

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 これだけでも見る価値あり。

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 この岩山を横に回ってよく見ると、杉の木にちょうど隠れるような格好で、巨大な割れ目が上から下まで走っています。

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 どうしてこんな具合になったのだろう? うむむむ。

 
 さて、お目当ての湧水といえば、

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 神社の裏側に、僅かばかりの溜り水。
 湧水なのか雨水なのか判断できず。

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 この場所では、流れる湧き水で池を造っていたらしい。 見たかったなあ。

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 もっとも上流側の穴。
 今は水が出る気配もありません。

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 こちらはもっとも下流側の穴。
 浸み出して来ているような感じもするのだが・・・。

 もし湧水が大量に流れていれば、ここからすぐ横の小友川に流れ落ちていたはずです。
 見たかったなあ。

 ちなみに、神社からまっすぐ進んだ突き当たりに、黄金水という湧き水の出る場所があります。
 遠野では唯一無菌の清浄な水だそうです。 当然美味しい。


           岩手県遠野市小友町  巌龍神社



  1. 2017/04/11(火) 19:14:18|
  2. 道草・寄り道・油売り

桜の瀧清水

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 道草・寄り道・油売り


 今回よりしばらく花巻の記事が続くことになりそうです。

 当初、花巻の温泉へ家族で出かける計画でした。
 ところが、当日になって家人が熱を出してしまい、計画は急遽キャンセル。
 珍しくも鬼の撹乱といったところで、家人の世話は子供にまかせ、これ幸いと小隊長はとっとと家を出ることにしました。
 家にいたところで、何の役にも立ちゃあしませんから。
 行き先は、あれこれ悩んだ末に同じ花巻に決定。
 一人であちこちブラブラするだけなんで、非常に気が楽です。

 で、1発目にどこへ行ったかといえば、タイトルの 桜の瀧清水 です。
 時期が時期だし、なんかタイトルだけで興味を引かれませんか?
 それが作戦なんですけど、実際は竜頭蛇尾のようなもんです。

 岩手県花巻市の市街地。
 北上川と豊沢川の合流点近くに桜町という場所があります。
 そこに 瀧清水神社というのがあるらしい。
 滝好きなら名前だけで興味をそそられるじゃないですか。
 滝があるならラッキーだし、無ければ無いでもかまわないし、と、そんなスタンスで訪ねてみました。

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 中央の太い流れが北上川。 川下は右側になります。
 手前の細い流れが豊沢川です。

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 瀧清水神社。
 住宅地の中にあり、木が少なくてこざっぱりした印象。

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 「神社の崖下より清水が瀧のように湧き出ずるところから『桜の瀧清水』ともいい・・・」

 で、清水が瀧のように流れ出る場所が、

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 手前、コンクリートの擁壁の両端部分。

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 向かって左側の湧き出し口。

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 右側の湧き出し口。

 とにかく流れているだけでも来た甲斐はありました。
 さすがに住宅地の中を流れて来ているだけに、飲もうという気にはなりませんけど。

 あくまで個人的な推察になりますが、かつてはもっと水量が多く、1ヵ所から湧き出していたと思われ。
 水圧で土砂崩れを起こしたため、やむなくコンクリの擁壁をあてがったのでは。
 残念ながら現在では当時の情緒・面影が完全に失われています。

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 そばの川の土手には無数のフキノトウが。
 食べられるのに誰も採らないのだろうか。
 それとも衛生面で問題でも・・・。


          岩手県花巻市桜町    瀧清水神社の湧き水



  1. 2017/04/02(日) 19:37:58|
  2. 道草・寄り道・油売り

廿一川 辺辺

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 道草・寄り道・油売り

 気仙沼の廿一川。
 渓相はそこそこ良くて、これなら滝もあるに違いないと入ったものの、今まで1個も見つけ出せない川です。
 傾斜が緩くて、大きな岩盤もありません。
 バイクでチンタラ走って来ました。

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 川を軸にして、周囲に田畑が広がるのどかな田園地帯、といった風景。

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 農家の斜面では 福寿草が花開いていました。

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 道路脇にあったツリーハウス。
 子供たちの格好の遊び場といった体ですが、まだ寒いせいか人っ子ひとり見当たりません。

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 いつの間に建てられたのか、熊山周辺に発電用風車が回っていました。

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 正面に見える徳仙丈山。
 毎年5月になるとヤマツツジの花で真っ赤に染まります。
 これはすばらしいのでお勧め。

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 頂上の平らな山は室根山。
 中学になるまで、気仙沼市の山だと思っていました。
 だれからも教えられず、こちらも聞きもせず。
 実際には一関市室根町にあるんですが、気仙沼市民からすると身近な山です。
 奥の雪を被った山は、東山町の蓬莱山ではないかと。

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 森の中の巨木。
 広葉樹には間違いないけれど、何の木だろう?

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 廿一川源流域まで登って来ました。
 最初の一滴、つーか、岩の間からドバドバ流れ出てます。


          宮城県気仙沼市  廿一川

  1. 2017/03/20(月) 09:05:30|
  2. 道草・寄り道・油売り

撤退 死骨崎

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 道草・寄り道・油売り


 釜石市からの帰途、時間があったので死骨崎へ行ってみようと思いつきました。
 死骨崎は釜石市と大船渡市の境界にある半島で、岬巡りの周回道路はありますが、岬先端部までは通じていません。

  この辺りの半島には、死骨崎の他、首崎や脚崎、そして鬼の名が付いた場所が各地にあります。
 アイヌの悲しい伝説に染められた場所です。

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 岬の先端部に向かって廃道あり。
 4輪ではつらいというか、無理っぽい道ですが、こちらはバイク。
 行けるとこまで突っ込むことにしましたが。

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 途中まではクッションの効いた道。

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 次第にガサガサしてきて、

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 樹間から僅かに望む対岸の首崎。

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 道の両側から樹木が張り出してきて、道路もここで終点となりました。

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 これより山道・獣道まったくありません。
 高度的には、海岸から100m以上はゆうにありそう。
 どうしようと一瞬迷ったものの、何とかなるべと急斜面をヤブコギしながら下りて行きました。

 下りる時はひたすら下りていけば、必ず海岸には出るはずです。
 ただし、断崖になって、磯場にはたどり着けない可能性大。
 ところが行けども行けども海岸線にはなかなかたどりつけません。

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 水平線が見えてきた辺りで不安感が増してきて、とうとう撤退することにしました。

 しかし本当に大変だったのはそこから。
 なんせ思いつきだけでやって来たので、マーキングテープや地図・磁石など持って来てなかったのです。
 しゃにむに斜面をよじ登って行っても、藪だらけでまっすぐ上がれるはずもなく、バイクを乗り捨てたポイントから大きくはずれる恐れがありました。
 悪戦苦闘しながら廃道まで戻ったら、案の定バイクの位置が分からずウロウロ探すハメに。

 結局、死骨崎先端部には行けず仕舞いだったので、せめて遠くからでも見たいと考えて、南側の首崎に回り込みました。

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 海岸部にあったユズの木。

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 この辺の磯はどこでもこんな感じ。

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 首崎側から眺めた死骨崎。 奥は釜石市の大根崎です。

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 無理して死骨崎の先っちょまで行かなくて良かったのかも知れない。
 岬先端部は断崖です。

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             岩手県大船渡市  死骨崎


  1. 2017/03/09(木) 19:30:55|
  2. 道草・寄り道・油売り

綾里 海岸 辺々

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 道草・寄り道・油売り                 綾里崎沖


 岩手県大船渡市三陸町にある綾里の海岸をあちこち。

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 三陸海岸といえば、岬と入江の出入りの激しいギザギザ形状を思い浮かべるかと思います。
 その典型をここからも眺めることができます。
 画像は北から南方向を撮ったもの。
 天候さえ良ければ宮城県の牡鹿半島の先、金華山までくっきりはっきり見えます。

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 綾里地区の人家が途切れた北端に、ちょっとした風光明媚なスポットがあります。
 少し分かりにくい場所。 立石神社が目印。

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 大震災の影響が歴然と残り、樹木が立枯れたままになっています。
名前を聞けば誰でも知っている ある宗教団体の教祖が、この場所で瞑想に耽ったとか。

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 松の木と間違えそうな枝ぶりの杉の巨木。
 立石神社の道路をはさんだ向かい側にそびえています。

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 海のすぐそばに立っていますが、津波はここまで届かなかったので、どうやら無事だったようです。

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 何故か海の色は濁り気味。


                      岩手県大船渡市三陸町 綾里地区の海岸

  1. 2017/02/11(土) 19:45:07|
  2. 道草・寄り道・油売り
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Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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