FC2ブログ

南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

小坪川の滝々

kotr1.jpg
 陸前高田市の滝


 貧乏暇なし。
 相変わらず年の瀬も忙しく、南三陸から出られない状況が続いています。
 そんな中、どうにか時間を見つけて市内の小坪川へ行ってきました。
 今年の滝見はこれで最後になるんでないべか。

 因みに市内に雪はなく、小坪川の林道では日陰にちょこっとあるきり。
 ただ気温は低く、林道の水たまりはことごとく凍っていました。
 2輪で来たので、かなりの注意が必要でした。
 
 小坪川にある主だった滝を 下流から上に向かって貼っていきます。
 四十八滝というにはちょっと少ないですが、それでもけっこう数があって雰囲気持っている滝も多く、見る者を飽きさせません。

 まずは、最も下流にある多藝神社の滝から。

kotr2.jpg

 右上の社が多藝神社。

kotr3.jpg

 雰囲気持ってる滝です。

kotr4.jpg

kotr5.jpg

 崖を登って、神社の横から。
 見ごたえある滝ですが、鑑賞場所がないのが難点。

 その上の滝。

kotr6.jpg

 その上の滝。
 お気に入りの滝です。

kotr7.jpg

 気分落ち着くなごみ系。

kotr8.jpg

 その上流にある、この川の主役、小坪大滝。

kotr9.jpg

kotr10.jpg

 南三陸地方では大型に入る滝。
 滝の横にある黒いホースがどうにも気になります。
 使用しているとは思われないが。

kotr11.jpg

 マイナスポイントはそれぐらい。
 滝の規模に比して、穏やかな雰囲気です。


 さらに上流の滝。

kotr12.jpg

kotr13.jpg

 さらに上流。

kotr14.jpg


 さらに上流。

kotr15.jpg

 ご覧のように水質抜群。
 上流には人家なし。

kotr16.jpg


 もっと上流。

kotr17.jpg

 この川の滝に共通するのは、どの滝も苔の貼り付きが美しいこと。
 水のきれいさが証明されています。

 これより上にもまだまだ滝はありますが、凍結による道路状況の悪化でバイクではヤバくなり、やむなく引き返しました。

 
 南三陸滝見隊、いよいよ30日の忘年会をもって、今年の活動は終了します。
 例年3月いっぱいまでは隊としての行動は休止。
 でもどこへも行かないわけではなく、天候を見ながら単独や2人程度で出かけることもあるはず。
 その際はできるだけブログにも載せるようにします。
 滝関連より「道草・寄り道・油売り」関連のほうが載せる割合が多くなるかなあ。


    岩手県陸前高田市横田町  小坪川の滝々



スポンサーサイト
  1. 2018/12/24(月) 19:02:05|
  2. 陸前高田市の滝

いつもの大滝小滝と白糸ノ滝

otcty1.jpg
 陸前高田市の滝


 年末が近付き クソ忙しくなってどこへも行けやしません。
 隊員から週末に 「?」 と問い合わせがあったものの、
 「・・・・・」 と答えたきり。 
 行きたいのは山々。 
 だけど仕事が詰まって、これを放り出したんではオマンマの食い上げになっちまう。

 こんな時に助かるのが市内の滝。
 コンビニエンスな滝が近くにいくつかあります。
 その中で、今回は毎度毎度の大滝小滝へ。
 まだ雪がないので気楽に行けます。
 近くに滝があるのは ホンマにありがたい。

otcty2.jpg

otcty4.jpg

otcty5.jpg

 厳寒期になると、時として右岸に直径1mくらいの氷柱ができたりします。
 滅多にあることではありませんが。
 さて今シーズンはどうなることやら。

otcty6.jpg

 水質はご覧の通り。 底までくっきりはっきり。
 冬になるとより透明度が増してきます。
 ここまで登ってきた魚はどうすんだろ?
 この滝を登れるんだろうか?

 大滝小滝前に車を置いたまま、 上流の白糸ノ滝へ。
 そばに車を置けるスペースがないわけではありませんが、急カーブで他の車が追突する恐れ有り。
 大した距離じゃないので歩いたほうが無難。

otcty7.jpg

 画像左側に不動明王の石像が建っているのが分かりますかね?
 ということは、白糸ノ滝は不動の滝 でもあるわけで。

otcty8.jpg

otcty9.jpg

 こちらは周囲に緑があったほうが見栄えがいいです。
 逆に緑が多すぎると、上半分が見えなくなることも。

 南三陸滝見隊としての活動は、30日の忘年会で終了ということになります。
 となると、あと1回家人の隙を見てどこかへ行けるかどうか。
 でも遠くへは行けないので その辺の滝でお茶を濁すことになりそうです。


   岩手県陸前高田市     生出川 → 矢作川 → 気仙川




  1. 2018/12/17(月) 19:22:53|
  2. 陸前高田市の滝

重湍渓

cctt1.jpg
 遠野市の滝           火渡の石碑群  遠野を代表する風景



cctt2.jpg

 遠野といえば、やっぱこれだね。
 道路際から猿ヶ石川を眺めております。 何を話しているのやら。

 「だんだん肌は荒れてくるし、頭の皿には苔が生えるし、いいことねえな。 やっぱ歳だべか?」
 「んだ、んだ。」
 「めんこい姉っ娘でも通んねか・・・」

 重湍渓は遠野市の名勝のひとつ。
 その割には訪れる人は少なく、新緑や紅葉の頃でもほとんど観光客を見ません。
 ましてや、こう寒くなってくると聞こえるのは水音ばかり。
 色の落ちた重湍渓はうっすら雪を被り 水墨画の世界になりつつあります。

cctt3.jpg

 重湍渓を滝とはまず言いませんけど、落差が足りないものの滝に違いありません。

cctt4.jpg

cctt5.jpg

 花崗岩を幾重にも重ねたような流れだ、といったところから重湍渓と付いたそうな。

cctt6.jpg

cctt7.jpg

 淵はそれほど深くはなく、夏だったら子供たちの格好の遊び場になりそうです。
 でも遊んでいるのを見たことないなあ。

cctt8.jpg

cctt9.jpg

 重湍渓の人気がもうひとつ伸び悩んでいるのは、全体に平坦でダイナミックさに欠けるからでは。
 確かに風光明媚でありますが、一様で変化に乏しい。 のっぺりした感じ。
 どこか一カ所でも瞠目させるようなポイントがあれば随分違う気がする。

 帰りがけに出会ったニホンカモシカ。

cctt10.jpg

 近付くと、邪魔くさそうでもあり、警戒しているようでもあり。
 しかし、こちらが離れるまで動こうとはしませんでした。
 鬱陶しくてごめんな。


    岩手県遠野市附馬牛町    重湍渓   猿ヶ石川



  1. 2018/12/05(水) 18:57:53|
  2. 遠野市の滝

ジロイシ沢の滝 2

gori1.jpg
 遠野市の滝          遠野名勝地のひとつ 荒神神社  後方は早池峰山


 遠野の附馬牛に行ったら、早くもあちこち凍結路になってました。
 南三陸に住んでると、冬季ほとんど積雪がないもんで、ちょっとのアイスバーンでもビビッてしまいます。
 タイヤ交換は例年12月中旬までしたことなかったんですけど、何をトチ狂ったか 今年は早くからしといて良かったなあ。

gori2.jpg

 勿論早池峰は雪を被っておりました。 手前は薬師岳で、こちらはまだ雪がありません。


 さて滝です。
 枚数が全然ないので、サッと行きます。

gori3.jpg

 猿ヶ石川の枝沢、ジロイシ沢にある滝です。

gori4.jpg

 あまり滝らしい雰囲気も存在感もありません。
 周辺掃除したら もう少し見られると思うんですが。

gori5.jpg

 物理的に滝、というだけ。
 見どころなくてすみません。

 実はこの沢に入ったのは別の目的があったから。
 ジロイシ沢のジロイシというのは、次郎石 の意味だと思います。
 この沢のどこか上流のほうに、世にも奇怪な岩があるはずなのです。
 その名が、次郎石。
 人間の立ち姿そのままに石に窪みがあるという にわかに信じられないような物体。
 他のWEBの画像を見ると、本当に人がそのまますっぽり入る形に凹んでいます。
 地元では、ここから人が生まれたという伝説もあるそうです。
 その石を探して入ったのですが、見つけ出せず、くやしまぎれに滝だけを撮ってきたというオソマツでありました。
 一人で行くとからっきし根性がなくなって、ちょっと疲れるとたちまちやる気が失せてUターン。
 今回はダメでも、願っていればそのうち見つけ出せるさ、と楽観的に考えておきましょう。


    岩手県遠野市附馬牛   ジロイシ沢の滝



  1. 2018/12/04(火) 19:39:47|
  2. 遠野市の滝

浪板不動滝

kjry1.jpg
 大槌町の滝


 岩手県大槌町に、滝は数々あれど、もっとも高名な滝といえば、ここをおいて他にありません。
 浪板不動滝。
 おそらく最大の理由は行きやすさ。 そして見ごたえ感。
 浪板海岸近くを走る国道45号線から、鯨山を目指して山手に入って行きます。
 途中、巨大な採石場を通り過ぎちょっと進むと、鯨山登山道との分岐があり、右手に入ると間もなく不動尊の境内に入ります。
 ここまで車でOK。 国道から5分くらいか。
 ただ、採石場を過ぎると道路の状態が極端に悪くなります。
 また砕石を運ぶダンプが行き交うので要注意。

kjry2.jpg

 杉の大木が立ち並び、厳かな雰囲気が出てきます。
 ちゃんとした駐車場はないので、車はこの辺の空き地に適当にどうぞ。
 確かトイレもあったはず。

kjry3.jpg

 正面が不動尊、と思ったら、鳥居には鯨山神社と。
 合祀されているんだろうか? それとも不動尊が鯨山神社なのだろうか? ま、どんなでも こだわりませんけど。
 この社殿の裏に滝は流れています。

kjry4.jpg

kjry5.jpg

 世界観のある 味わい深い素晴らしい滝です。
 滝を取り巻く岩盤がいい味出してます。

kjry6.jpg

 この滝の周辺は、東日本大震災で手痛い打撃を受け、さらにその後の豪雨によりさらに被害を被りました。
 その影響は大きく、未だに傷跡があちこちに残って修復を待っています。

kjry7.jpg

 覆いかぶさるようにそそり立つ岩塊。
 この下部の岩も剥離してしまいました。
 いっとき、金属ネットなどで修復を試みたようですが、そんなものではもたなかったようです。

kjry8.jpg

kjry9.jpg

 上流から流れ込んだり、周囲の岸壁から落下した岩石によって、滝壺が確実に小さくなりつつあります。
 このままでは消滅してしまうかもしれません。
 釜のある無しは、滝格に重大な影響を及ぼします。 
 基本観光滝なんだから、見てくれ第一。
 釜に堆積した砂利を除去するとか何とかならんのか。

kjry10.jpg

 落ち着きがあり、まとまりがあって、本当に滝らしい滝だなあと思います。

kjry11.jpg

 おそらく水質にもまったく問題ないはず。

kjry12.jpg

 滝は自然のものだから短い年月ではそうそう変わらないんじゃないの、と思う方もいると思います。
 しかし同じ滝を何度も見ていると、その短い期間でも徐々に変わりつつあるのが分かります。
 中には自然災害で急激に変化する滝もあれば、2度目に行ったらもう影も形も無かったという滝さえあります。
 いい滝はできるだけ変化して欲しくないですけど、こればっかりはどうにもならない訳で・・・。


      岩手県大槌町    浪板不動滝



  1. 2018/12/03(月) 19:13:24|
  2. 大槌町の滝

穴滝・蜘蛛滝・不動滝

akfr1.jpg
 南三陸町の滝           ムラサキシキブ   セイショウナゴンという花菖蒲の品種もあるそうな。


 我々は南三陸滝見隊を名乗っています。 誰も知りませんけど。
 当然宮城県南三陸町もホームグラウンドですが、当地にはこれといった滝がないのが泣き所。
 気仙沼市以南では北上山地が低山化してしまい、ほとんど良い滝がありません。
 なので、どうしても素晴らしい滝の多い陸前高田市から北側の地ばっかり出かけることになってしまうのが現状。

 そんな南三陸町で、唯一滝らしい滝のある場所が伊里前川支流の荒沢。
 田束山を源にした川で、勾配があるのでいくつか滝があります。
 以前にも紹介してますが、石巻からの戻りに改めて行ってみました。

 伊里前川上流の樋の口集落から登って行きます。
 田束山へ登る登山道があり、そのまま車で頂上まで行けるようです。
 しかし、沢からは離れるので、麓に車を置いて旧道を歩くことにしました。

akfr2.jpg

 登山道に入ってすぐ現れるのは 荒沢不動尊。
 まずはここで登山の安全を祈願。 登山といっても全然大したもんじゃないです。
 考えてみると、我々が手を合わせる神は、お不動さんか自然物をご神体にした神社ばかり。
 社殿の横、がけ下に滝が流れています。 荒沢不動滝。

akfr3.jpg

akfr4.jpg

 真下に流れているので、見るのは簡単。
 しかし滝元に降りようとすれば、けっこう面倒くさくて道具が必要。

 周辺、モミジ少なく、黄葉が目立ちます。

akfr5.jpg


 ここからしばらく登って行くと、「行者の道」 といわれる昔の登拝道への分岐点に行き当ります。

 誰もいないのに視線を感じると思ったら、こんなところにもモアイが。
 知る人ぞ知る、南三陸町はモアイの郷。 あちこちにモアイ像が立っています。
 日本で唯一、正真正銘本物のモアイがある町です。

akfr6.jpg

 行者の道はかつてはちゃんと整備されていましたが、現在ではあちこち破損が目につきます。
 ロープで補修したり とりあえずの安全対策は施されています。
 沢を渡ったりするので、長靴だと便利。

akfr7.jpg

 木橋の架かった上流に滝。

akfr8.jpg

 蜘蛛滝。
 かつてこの辺りに土蜘蛛がいて、通る人を襲ったという伝説から。
 土蜘蛛というのは、朝廷に帰順しない人々のことで、日本各地に散らばっていたそうです。
 どういう人々なのかその正体はいまだに詳しくは分からないらしい。

akfr9.jpg

 岸壁に摩崖仏が彫られていると聞いてますが、一度も確認できたことなし。
 長い年月のうちに風雨で崩壊してしまったのでは。

akfr10.jpg

 2段構造の滝で、南三陸以南、石巻以北ではもっとも落差がある滝です。
 水量が少なくて、見ごたえ・迫力という点ではイマイチな。
 周辺整理すれば かなり良さげな滝になるはず。

 滝の上には、南三陸で指折りの巨杉がそびえています。

akfr11.jpg

akfr12.jpg

akfr13.jpg

akfr14.jpg


 ここから少しばかり登ると、穴滝が見えてきます。

akfr15.jpg

 画像だけ見ると10m以上もありそうな高滝に見えます。
 小隊長も最初それで騙されました。
 しかし実際は3mもないような小滝です。

akfr16.jpg

 滝の背後の岩盤に穴があるので、穴滝。
 高僧が滝の前で座禅したとか、古くから知られている滝です。

akfr17.jpg

 意外に小さい、というか、肩透かしを食らうほどの大きさ。
 歴史ある滝に対してこんなこと言うのも何ですが、画像だけのほうが、雰囲気あります。


      宮城県南三陸町    荒沢不動滝  蜘蛛滝  穴滝     荒沢 → 伊里前川 → 伊里前湾

  1. 2018/12/02(日) 10:38:36|
  2. 南三陸町の滝

京津畑四十八滝

kyoi1.jpg
 一関市大東町の滝


 前回の砂鉄川を遡ると、分岐して一方は興田川になります。
 その興田川の支流にあるのが 京津畑四十八滝。

 南三陸滝見隊の守備範囲にはいくつもの四十八滝があり、ここもそのひとつ。
 発見したのはわりと新しめ。 WEBには当ブログ以外載ってないはず。 ほぼ無名です。

 上ノ山という集落を過ぎてさらに登って行くと、畑の前にこのような標柱が立っています。
 ここまで舗装路。 駐車はその辺に適当に。 車が通るような場所ではありません。

kyoi2.jpg

 ここから山の谷沿いに10分程度登って行きます。

kyoi3.jpg

 小沢で水量は少ない。
 すでに冬のはじまりで、谷沿いはうっすら雪化粧していました。

kyoi4.jpg

 四十八滝といっても、正味それほどあるわけじゃありませんが、そこそこの滝は10本くらいはありそう。

kyoi5.jpg

 段瀑となって続いています。

kyoi7.jpg

 前にある木が鬱陶しい。 草木が繁殖する時期はなおさら。

kyoi8.jpg

 これより上流は傾斜が緩くなって、滝も消えてしまいます。

 立派な標柱は立っているものの、肝心の滝のほうまで手を入れかねている感じ。
 滝は、上から下まで300mあるかないか。 傾斜はけっこうあります。
 撮りたい滝があっても、樹木が邪魔になったり、ちゃんとした道がなく、うっかりすると崖下に転落しそうになったりと、このあたりまだまだ改良の余地があります。
 整備したら少しは見物客が来るかも。
 現状では、本当のもの好き(つまり 我々みたいな) じゃないとわざわざここまでは来ないんじゃないでしょうか。

       岩手県一関市大東町上ノ山   京津畑四十八滝   支流 → 興田川 → 砂鉄川 → 北上川



  1. 2018/11/28(水) 19:53:13|
  2. 一関市大東町の滝

魚集の滝 のはずが・・・

ymts1.jpg
 道草・寄り道・油売り


 こんなはずでは・・・・ (ノ_<) 
 よくある失敗例です。

 11月某日、地図を眺めていたら、まだ入ったことのない川に気付きました。
 川そのものは何度か入っているので、正確には川の一部分だけ潰していないというべきか。
 両岸が崖で、川に沿った道がなく、いかにもといった感じ。
 航空写真でその部分をじっくり眺めてみると、何やら大きい白いものが見えるではないですか。
 堰堤やダムには見えないし、これは滝ではないか。
やったー、求めよ、されば与えられんだなや。
 ただ、拡大すると画像が荒くなって、確実に滝であるとまでは断言できません。
 というわけで、出撃することに。
 最近新滝に巡り合ってないもんで、ちょっとワクワクした気分。

 場所は、岩手県一関市大東町摺沢というところ。
 ここには砂鉄川が流れ、滝見隊がまだ入ったことのない場所がありました。

ymts2.jpg

 現地にあった石碑。
 「魚集」 これで「よまつべ」 と読むそうな。 読めねえ。

ymts3.jpg

 なるほど、アイヌ語に漢字を当てたからか。
 北海道や、ここ三陸地方によくあるパターンですね。

 とりあえずは川沿いに道があるので進んで行くと、

ymts5.jpg

 廃屋が何軒かあり、かつてはこの辺りに水力発電所があったそうな。
 現在は影も形も無し。 古い時代のことらしい。
 ここから道が消え、川岸沿いに歩いて行きます。
 水深が深くなったり、岩が多くなって乗り越えたり、ヤブコギも少々ありますが、それほどひどい行程ではありません。
 スパイク長靴で十分。

 次第に瀬音が高くなってきました。
 さあ、いよいよだ、と気持ち高ぶって進んで行くと、

ymts6.jpg

 え、ええ!!!  堰堤じゃねーかよ!

ymts8.jpg

 「隊長が今度こそ絶対だっつーから付いてきたのに、またこれかよ。」

ymts7.jpg

 くっそーっ! 騙された。

 堰堤の両端に魚道が造られ、中央部には岩石がたくさん転がっているので、上空から撮影した画像だけでは滝にしか見えなかったのです。

ymts9.jpg

 堰堤の上流部。

ymts10.jpg

 湖のように深く淀んだ川。
 何か大物が潜んでそうな雰囲気。
 「河童でもいたら来た甲斐あるんだけどなあ」 と隊員。
 しかし、滝は無かった。

 今年はこれといった新滝を発見してないので、かなり期待して来たのですが、まったく残念な結果になってしまいました。


       岩手県一関市大東町摺沢  砂鉄川



  1. 2018/11/27(火) 19:33:59|
  2. 道草・寄り道・油売り

王滝 (鹿鳴ノ滝)

bygt1.jpg
 大船渡市三陸町の滝

 名前が分からず発見以来 鹿鳴ノ滝 と呼んできた 王滝 です。
 この名も公式なものか、実は定かではありません。
 とりあえず確認できるまでは、王滝(鹿鳴ノ滝) としておきます。

bygt2.jpg

 しぶとく残っていたモミジも、寒さ厳しくなって残り少なくなってきました。

bygt3.jpg

 紅葉の時期を完全に外して来てしまった王滝です。

bygt4.jpg

 先週だったと思いますが、地元の新聞にこの滝の画像が掲載されました。
 滝の名は無し。 記者も分からなかったようです。

bygt5.jpg

 大船渡市ではトップクラスの背景のきれいな滝ではないかと思います。

bygt6.jpg

 毎回言ってますが、いつ来てもほとんど水量の変わらない滝。
 上流の森が自然のダムの役割をしているのでは。 
 県立自然公園内で、人工の杉林はなく、ほとんど広葉樹林です。

bygt7.jpg

 水の色がわずかに茶色味を帯びているのが惜しい。
 そう見えるだけで、本当に濁っているわけではないんですけど。

bygt8.jpg

 下流の流れ。

bygt9.jpg
 
上流の流れ。

bygt10.jpg

 春夏秋冬、いつ訪れても雰囲気の良い滝です。

bygt11.jpg

   
         岩手県大船渡市三陸町 大窪山自然公園  王滝(鹿鳴ノ滝)




  1. 2018/11/23(金) 18:59:38|
  2. 大船渡市三陸町の滝

紅葉といえば、紅葉の滝

koij1.jpg
 釜石市の滝         カラマツ林の黄葉もいいもんです。


 そうなんですよ。
 紅葉といえば、紅葉の滝 じゃないですか。
 連想するも何も、ダイレクトにそのままなのに、何でかすっかり忘れた存在になってます。
 で、遅ればせながら、やっとこさ出かけて参りました。
  同行はニーハオ隊員だけです。

 岩手県内にはいくつか 紅葉の滝があるようです。
 県南には確か2つほど。
 東山町の滝と、釜石市の滝。
 大きさ・水量・迫力・見栄え、ほとんどの点で釜石市の紅葉の滝のほうが上回ります。
 滝格では比較になりません。
 だからというわけじゃなくて、単にこっちのほうが近いからという理由で 釜石の紅葉の滝へ向かいました。

koij2.jpg

 部分的にどうにか紅葉の名残がある程度で、周辺はほとんど葉を落としております。

 いつもの通り、国道45号線から楢ノ木平を越えて、崖崩れで通行不能箇所までバイクで進み、残りは徒歩。 
 といっても、5分くらい。 すぐ着きます。

koij3.jpg

 出た。 ワイヤー貫通の木。 紅葉の滝の傍にあります。
 この木がまだ若い時、誰かが何かを支えようとしてワイヤーを巻いたのではないか。
 木が成長するにつれ、そのワイヤーを飲み込んでいった、と推察します。
 こんなものには負けねえぞ、という不屈の闘志を感じる樹木ですね。
 ちょっとホラーっぽくもありますけど。

koij4.jpg

 まだモミジが若干残っていました。

koij5.jpg

 これは一応 白糸の滝 という名前があるらしい。
 紅葉の滝の滝壺に流れ込む枝沢の滝。

koij6.jpg

 画像だけだとあんまし滝っぽくないんですけど、実際目にすると、1枚岩盤を滑り降りる100m以上の流れがあって、これはこれでありだなと思います。

koij7.jpg

 なければ無いでかまいませんけど、30m程度のロープがあれば盤石。
 上り下りが断然楽で安全です。
 急傾斜を降りて行くと、

koij8.jpg

 堂々たる滝。
 紅葉の滝の上段です。

koij9.jpg

 水量豊富。
 上流に数軒の人家がありますが、水質はまず問題ないでしょう。

koij10.jpg

 少しは紅葉の滝らしくと葉っぱを並べたら、やっぱヤラセ的雰囲気ありあり。
 「並べるだけウソくせえ。」 とニーハオ隊員。 確かに。

koij10k.jpg

 もう少し早めに来れば、紅葉の映える滝が見れたはず。
 毎回同じこと言ってます。 そして毎回ハズしてます。
 いつになったらドンピシャで来れるのか。

koij12.jpg

 手前が下段の滝。

koij11.jpg

 全体で15~20mくらいの落差になるか。
 立派な滝です。
 ただし、道路事情が悪く、観光滝には無理っぽい。 滝元までの道もないし。
 昔は対岸に道路がありましたが、現在は廃道になっています。
 上流の橋も完全崩壊で橋げたしか残っておらず渡れません。

koij13.jpg

 滝の下流側。

koij14.jpg

 以上、釜石の紅葉の滝 でした。



 ここから大きく寄り道・道草します。
 実は、この紅葉の滝の近くに、不思議な物体が放置されているのです。
 初めて来たときから驚き、首を傾げてしまったのですが、現在になるまでどういうことなのかさっぱり分からないまま。

koij15.jpg

 樹間に見える、チョコレート色したバンガローのような小屋のようなもの。
 近付いてみると、

koij16.jpg

 かなり古そうな、レトロというかノスタルジックというか、客車なんですよ、これが。

koij17.jpg

 トロッコ列車とか森林鉄道とか、違いがよく分からないのですが、何だかそのようなものです。
 1両の長さが短いので、旧国鉄の車両ではないと思います。
 鉄道オタクでもないニーハオ隊員に尋ねても、当然ながら「???」。

koij18.jpg

 改めて言いますが、ここは人家があるとはいえ、こんなものを運んで来れるような場所ではないんですよ。
 一言でいえば、何処を見ても山・山・山の山の中です。
 かつて近くに鉄道が走っていたなんて聞いたこともありません。

koij19.jpg

 それが何故このような場所に列車があるのか? なぜ持ってきたのか? どうやって持ってきたのか?
 いつの時代のもので、どこから運んで来たのか? すべてが謎で不思議でたまりません。

koij20.jpg

 バンガローとかコテージのようなものを作りたかったのかも、と考えても、この場所は谷間のような場所で、風光明媚さのかけらもない場所なんですが・・・。 夜になったら魑魅魍魎が跋扈して空恐ろしいのではないか。
 何なんでしょうね?  訳分らん。


        岩手県釜石市     片岸川上流   紅葉の滝



  1. 2018/11/21(水) 19:14:47|
  2. 釜石市の滝
次のページ

自己紹介

小隊長

Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

カレンダー

12 | 2019/01 | 02
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最新記事

カテゴリ

はじめに (1)
道草・寄り道・油売り (182)
巨樹・古木 (88)
野の花々 (42)
八幡平市の滝 (1)
普代村の滝 (1)
田野畑村の滝 (2)
岩泉の滝 (1)
宮古市内の滝 (10)
宮古市田老地区の滝 (4)
宮古市新里地区の滝 (11)
宮古市川井地区の滝 (27)
花巻市の滝 (8)
花巻市大迫地区の滝 (11)
花巻市 東和町の滝 (5)
北上市の滝 (3)
金ヶ崎町の滝 (1)
奥州市衣川地区の滝 (17)
奥州市水沢地区の滝 (4)
奥州市江刺区の滝 (8)
奥州市胆沢区の滝 (8)
平泉町の滝 (5)
一関市の滝 (25)
一関市花泉地区の滝 (1)
一関市東山地区の滝 (7)
一関市川崎町の滝 (6)
一関市大東町の滝 (23)
一関市藤沢町の滝 (2)
一関市室根地区の滝 (4)
山田町の滝 (16)
遠野市の滝 (84)
遠野市宮守地区の滝 (7)
大槌町の滝 (43)
釜石市の滝 (93)
住田町の滝 (109)
大船渡市の滝 (96)
大船渡市三陸町の滝 (67)
陸前高田市の滝 (140)
気仙沼市の滝 (28)
南三陸町の滝 (15)
女川町の滝 (1)
石巻市の滝 (17)
登米市の滝 (9)
栗原市の滝 (19)
大崎市の滝 (7)
加美町の滝 (1)
色麻町の滝 (1)
東松島市の滝 (1)
秋田県 東成瀬村の滝 (3)
秋田県 湯沢市の滝 (3)

ご来場者数

リンク

このブログをリンクに追加する