南三陸滝見隊

********** 岩手県沿岸南部から宮城県沿岸北部を中心に、滝を探し回るへっぽこ探検隊の自然派ブログ。 **********

栃川の大滝

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 奥州市胆沢区の滝                99.9% なめこ だと思いますが・・・


 南三陸滝見隊には、今年叶えたい夢がありました。
 
 岩手県奥州市胆沢区の深山幽谷の川に、2つの大滝がひっそり流れています。
 どちらも、胆沢川支流小出川のそのまた支流、別沢にそれぞれの大滝はあります。
 ひとつは30mを越えるという栃川の高滝。
 もうひとつは小出川系は言うに及ばず、胆沢地区全体でも最高の景観ではないかといわれる柏沢の大滝です。
 存在感に秀でた滝なのに、どちらの滝にも、正式な名前がありません。
 それだけ一般人が目にする機会のない滝なのでしょう。
 奥羽山脈の奥の奥、山を1つ2つ越えれば秋田県という位置。
 WEBを探ると、2つの大滝の画像はちゃんと載っています。
 だから滝見隊のアホバカ連中がそれらの滝をUPしたとしても、今さら何の自慢にもならないのですが。
 でも、見たいものは見たい。 画像ではなく、本物が流れている様をこの目で見たいのです。
 
 地図を穴が開くほど見つめても、安々と行けるような場所ではありません。
 というより、我々のようなド素人集団が入ってはいけないような危険いっぱいの山深い場所にあり、距離が遠過ぎてテント設営が当たり前の場所のようでした。
 山で宿泊なんて、うちの山の神は決して許してくれるはずがないのです。

 「チャンスがあったら行ぐべし」 と皆で語り合っていましたが、簡単にいかないのは誰がみても明らか。
 地図上では山道すら記載されていないし、隊員の誰一人入ったことのない未踏の地。
 奥羽山脈のド真ん中で迷ってしまったらアウトです。 電波だって届かないかも知れません。

 通常なら、それが分かった段階で諦めるはずですが、我々は根っからのウスラバカ集団。
 最奥にある胆沢NO.1といわれる柏沢の大滝はどう考えても無理っぽいとしても、もうひとつの栃川の大滝の方なら若干距離も短くてすむし、何とかなるんじゃねーの、と浅はかにも考えてしまい、あろうことか今回実行に移してしまったのでした。

 半年前から、それなりの研究をし、準備をしてきたのですが、問題はいつ行けばよいのかということでした。
 滝探しのゴールデンシーズンは、草木の葉が落ち、雪が降るまでの短い間。
 この期間内なら、見通しが効くし 音が遠くまで響くので滝を見つけやすくなります。
 気温が下がって汗をかき難くなるし、うるさい虫が減り、山道も分かりやすいといった利点があります。

 というわけで、10月中旬からチャンスを窺っていました。
 ところが2週続けて台風の襲来やら、隊員各自の諸事情によって、延期に次ぐ延期。
 実行したのは11月も半ばになってからの今回ようやくであります。
 タイミングとしては、ギリギリ。 というよりむしろ遅すぎました。
 おいおい出てきますが、時期を逸したことにより悲惨な状況が我々を待ち受けていたのでした。
 胆沢に向かうとどうしてこうなるのか。

 予定より1時間余り遅れて全員集合。 これが第1の誤算です。
 遅れた原因は、あろうことか小隊長の深酒。
 集合時間には、ひとりいびきをかいて寝ていたと思われ、まったく面目ない。
 隊員達から集中砲火を浴びながらも、ひとつの夢が叶うと浮き浮きしながら胆沢に向かって車を走らせました。
 あ、今回は遠距離と寒さで さっさとバイクをあきらめ、車での出撃。 さすが根性無しの滝見隊です。

 途中、昼食を買おうとして、最後のコンビニをうっかり通過。
 10分以上戻るハメに。 第2の誤算。 
 コンビニ通り過ぎたって誰も何も言わねえんだもんなあ、こいつら。
 こうして貴重な時間ばかり浪費してしまいました。 これが後になって響くことになろうとは。

 日頃当ブログを紹介していただいたり お世話になっているからと、「胆沢まるごと案内所」 へ寄ってみると、何と店が閉まっているではないですか。 第3の誤算。
 「シーズンオフで店を閉めたんだべか?」
 「今日が定休日だったりして」
 「客が来ないんで、中で寝てんじゃね?」
 どれもハズレ。 何と失礼な。
 答えは 時間が早過ぎて開店前だったのです。
 今までこんな早い時間に来たことなかったからねえ。 時間感覚ずれてました。
 情報得たかったのに残念。
 「隊長が入って行ったらクマが来たって大騒ぎになるから、閉まってたほうがよかったんじゃね。」 と気仙沼の滝バカ。


 巨大な胆沢ダムを過ぎ、栗駒焼石ほっとラインを通り、4キロ余りある大寒沢林道を登って行くと、見たくないものが眼に入って来ました。
 雪です。 まさか降ってるとは思わなかったんで こっちはノーマルタイヤなんですけど・・・。 第4の誤算。
 林道終点の駐車場まで来ると、ふざけていられない積雪状況に変わっていました。
 我々以外の車や足跡はまったくありません。 帰りは大丈夫だべか?
 胆沢来るたんびに計算外のことが起こるんだもんなあ、なんでや?
 
 遅くなりました。 ようやく画像です。

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 ここが出発点となります。 
 大寒沢林道終点の駐車場。 車数台停められます。
 昨夜から今朝にかけて雪が降り積もったようです。
 ここだけでも10センチ程度の積雪があります。
 この先 積雪で山道が分かるだろうか。
 いくら念入りに研究してきたといっても、いわば図上演習みたいなもんで、現地入りは今回がはじめて。
 偵察すらしていないんですから。
 迷ったらとんでもないことにになってしまう、と不安いっぱいのまま山に向かって歩き始めました。

  のっけからバラしてしまいますが、下の図が今回の行程でした。

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 大寒沢林道終点から大胡桃山を経て、カメノコ岩のある栃川落合までは、江戸時代、秋田と岩手をつなぐ仙北街道の一部だったそうです。
 しかし現代になって新たな道路が開通し、この道は失われた道になってしまい、地図上からも消えてしまいました。
 近年になって有志の方々が古の道として復活させたそうです。
 ただし人一人がやっとの峻嶮な山道で、道をよく知った人をガイドにしないと遭難する恐れさえある超危険な道でもあるそうな。
 今でもこの道は地図に掲載されていないので、どこをどう通っているのかはっきりとは分からない状態。
 この辺の詳しいことは、WEBに関連記事がいくらでも載っていますので参照していただければありがたいです。

 赤い線は我々が辿ったであろうルート。 帰りも同じルートでした。
 上に書いたように、山道は地図に載っていないので こんなところでなかんべかという大雑把な推定です。
 予定では 1000m近い大胡桃山を1日に2度登り降りしなければなりませぬ。
 そんなこと今までしたことないけど、大丈夫か俺・・・。

 駐車場を出発すると、しばらくは緩やかなはっきり分かる道を進み、次に急登になります。
 笹の葉や木の枝に雪が積もり、道を塞いでいるので非常に登り難く、ヒーヒーハーハーいきなり苦戦。
 どうにか小胡桃山と大胡桃山の稜線まで登ると、道はゆるい傾斜になりました。
 しばらくは狭い尾根筋を辿ります。
 しかし強風に晒された上に 深いところでは30センチ以上の積雪があり、壷足を強いられました。

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 正直、この時点で早くも戦意喪失気味。 根がヘタレなんで仲間がいなければさっさとUターンしてました。
 
 当初の計画では、大胡桃山山頂まで登って そこから反対側へ下る予定でしたが、強風と今まで以上の積雪の恐れがあるため、う回路を通ることにしました。
 ところが、ここでも倒木が多く、四苦八苦。 簡単には進めないのです。

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 これでも道です。 たぶん・・・。 雪が多くて道がはっきりしません。
 枝を振って雪を払ったり、邪魔な枝を伐採したり・・・。
 ホントこんなのが続くとゲンナリして 先へ進むのが嫌んなりまっせ。

 さらに、驚愕の光景が眼前に!
 我々の前に恐るべき先行者が現れたのです。

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 「おいおい、これってもしかしてアレか? どうみたって人じゃあねーよな・・・。」
 「アレ以外何があるっつーのよ? クマに決まってっぺ。」
 よく見ると、周辺あちこちにたくさん跡があります。 そこらじゅうといった感じ。
 「なんかヤバイとこ来たんじゃねーのか、俺たち・・・。」
 もう幾つ目の誤算なんだか訳わからん。
 何度も繰り返しますが、滝見隊が胆沢来ると、なんでこうなるの?

 雪は前の晩から今朝にかけて降ったようですから、明らかにその後にここを通過した跡です。
 さらにクマのオレンジっぽいオシッコ跡も発見しました。
 驚いたことに、その液体はまだ凍っていなかったのです。
 背筋がゾックゾク。 クマ親父はいったい何分前にここを通ったのか? 
 この先、いつどこに潜んでいるか分かったもんじゃありません。

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 試しにクマの足跡に手をかざしてみると、あっけなく入ってしまいます。
 どんだけデカいんだべ・・・。
 しかも1頭や2頭ではないんですよ、これが。

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 クマの足跡全てが下へ下へと向かっていました。
 急な積雪で、まだ冬眠準備が整っていなかったクマたちが、雪のない場所へエサを求めていっせいに斜面を下って行ったのではないか。
 クマたちの大移動。
 その光景を想像すると、ワクワクするようなゾクゾクするような、たまらないものがありました。

 しかし、そんなクマに遭遇でもしたら ただでは済まないのは容易に察しが付きます。。
 我々は身に着けているベルを鳴らしまくり、ホイッスルを吹きまくり、大声で話しまくり、時に音痴な唄をがなりたて、クマの姿を見なくて済むように願いました。
 幸いなことに、滝バカと小隊長はその姿を見ることはありませんでした。
 ニーハオ隊員と釣り師は 遠くを歩き去るクマを目撃したらしい。
 「小さい。おそらく去年生まれたぐらいの奴」
 気付くのが遅れ、カメラを取り出す暇もなかったらしい。

 雪で笹などが塊になっていると、その影にクマが潜んでいるんじゃないかとビビリまくり。
 疲れて「先頭代ってくれ」といっても、 「いちばん最初に食われるのはまっぴらごめん。」。
 「隊長喰われている間に俺達逃げっから。」 今さらだけど、なんちゅう奴ら。

 大胡桃山を迂回し、マタギ坂と呼ばれる急な斜面を下りました。
 積雪の登りはどうにかグリップが効きますが、下りになると滑りまくりです。
 木の枝などに掴まると、大量の雪が落ちて来るし、常にクマの足跡を見ながらの歩行なんで、神経が疲れます。
 行けども行けどもクマが先行しているので、まったく気が休まりません。

 えぐれた急斜面の溝のような道を下り続けて、ようやく谷間のツナギ沢にぶつかりました。
 途中の滝。
 けっこう大きいけれど、これといった名はなさそう。

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 滝壷にある巨岩が特徴的。

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 もっと人の目に触れるような場所にあれば、いやでも名前を付けられるんでしょうが。 

 それから何度もツナギ沢を渡渉しました。 山道と沢が絡み合っています。
 暑い時期なら、渓流シューズ持参で来たでしょうが、この時期沢に入るのは凍死しそうになります。
 いろいろ考えた末、今回は全員がスパイク長靴でした。
 なるべく水位の低い場所を選んで慎重に渡って行きました。
 トレッキングシューズでは沢を横断できない水深です。
 
 ツナギ沢を縫って行く山道は、下流になると、沢を離れ、急傾斜を降りて行きます。

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 ようやく栃川との合流部。
 「栃川落合」 の標柱。
 他のWEBにも載っていますが、思っていたより小さく、うっかりすると見過ごしそうでした。
 他のブログを見ると、夏場はここまで2時間程度で到着するようですが、我々は3時間以上かかっていました。
 道の不案内と、積雪と、倒れた枝払いと、クマへの警戒と、何より小隊長の体型が登山向きじゃないのが大きな理由。
 山を登らないと滝を見れないのがつらい。 帰途もまたここを登り返さないと駐車場に戻れないのがさらにつらい。

 合流部にあるまとまりのよい滝。

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 小さく見えるかもしれませんが、落差4mくらいある大きな滝です。
 

 そして、名物というかランドマークにもなっている カメノコ岩 (亀の子岩? 亀ノ甲岩?)。

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 WEBで画像を見ていましたが、想像していたよりずっとデカかった。 (画像の表示がおかしいです。御免なさい)

 仙北街道はこれより下流へ向かい、最終的には秋田県に抜けます。
 しかし滝見隊はここから逆に上流へ向かいました。
 道はまったくありません。 ほとんどヤブコギになりました。
 前述したように、今回の滝探しが夏であったなら、それほど苦労もなく川を登ったはずです。
 しかし今は冬。 そう安々と川を登る訳には行きません。
 できるだけ川から離れないように藪をかき分け進んで行きました。
 毎年の積雪で樹木が横に這っているため足にからむし、濡れた斜面だし、滑りそうな場所にはロープを張ったり、非常にきつい歩行でした。 まったくはかどらない難儀な行程です。
 せめてもの救いは、高度が下がって積雪がほとんど見られなくなったこと。

 要所要所に出て来る滝。
 気分がホッとすると同時に、濡れた斜面が滑るので気が抜けません。

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 なあーんて言ってる間に、滑ってしまうバカが現れるのが滝見隊の常。
 今回も、長靴の中に水を入れてしまったのがニーハオで、釣り師はズリズリ滑って奇声を発しながら滝壷へ。
 太ももから下がビショビショに濡れ、その場でパンツからズボンまで履き換え。 換えを持っていてよかった。

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 滝の斜面を登る時なんか、スパイクが岩場でカリカリ滑るので、かなりの緊張。
 で、こんな時は、身の軽い滝バカに先に登ってもらい、ロープで登攀ということに。

 進むにつれ、谷は深くなり、絶壁のようにそそり立ってきました。

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 もういい加減着く頃なんだけど、とコーナーを曲がったとたん。
 袋小路の奥に、

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 で、出た~~~~っ!!!

 でっけえ! かっけえ~~~っ!

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 いったい、どれほどの高さがあるんだろう?
 他のブログでは30m以上とかいわれています。
 正確には分からないけれど、相当の高滝には違いありません。

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 スタイルも整って文句なし。
 夏場ならもっと神秘的な雰囲気が漂っていたはず。
 背後の岩盤の中央部がえぐれているので、中から裏見の滝ができそうだけれど、登れそうなルートがない。

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 滝を取り囲む断崖。 柱状節理になっています。
 ここを越えて上流へ進むのはデンジャラスの一語。
 そんなスキルも根性も体力もないヘタレな滝見隊は もちろんこれ以上登るはずもありませんけど。 
 画像滲んでいるのは、舞っている雪がレンズに付着するせいです。 ご勘弁を。
 疲労のせいで レンズをいちいち気にする配慮がなくなっています。

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 これだけの大滝でありながら、ちゃんとした名前がありません。
 栃川にあるので、そのまま 栃川の大滝 とか呼んでいるようです。
 「胆沢まるごと滝」 とかなんとか 誰か地元の人が適当に名前付けてくれないかな。
 名前付けないのは罪なレベルの滝ですよ。
 存在感は無茶苦茶すごいですが、道がないし遠いし、クマの足跡だらけだし、観光滝にはなり得ません。宝の持ち腐れ。

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 滝の上部。

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 深く広い滝壷。
 これ以上魚が登れず、魚止めになってウヨウヨいそうだけれど、山釣り師のブログを見ると まったく釣れなかったらしい。
 我が隊の釣り師は、もっぱら海釣り専門で、川の魚にはほとんど興味を持っていません。
 といっても、いれば後先考えず釜に飛び込むくらいのバカですけど。

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 ただただすばらしいのひと言。
 これ以上何が必要なんだろう?
 ヘロヘロになりながらもここまで来て良かった。 見れて幸せです。
 やっと望みのひとつが叶えられました。

 しっかしまあ、胆沢の川は底なしにすごい。 探せばこんなのがまだまだあるらしい。
 ちょっと古いけど、どんだけえ~~~?! であります。
 
 いまさらですけど、印象度は    

 この滝の横、すぐそばにも岩盤を流れ落ちる滝があります。

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 単に高さだけなら100mを超えるのではないか。 はるかな高みから落ちてきます。
 でも水量が少な過ぎて滝としてのまとまり感がない。


 この場所でクマを警戒しながら休憩し、遅いメシを食べ、コーヒーを沸かし、おもむろに帰途となった滝見隊でありましたが、往路以上に難行苦行を強いられました。
 来た道を嫌でも戻らなければ家には帰れません。 
 またあそこを通るのかと、復路を考えただけでも心底ゲンナリします。
 身体を引き上げてくれるドローンでもあればなあ。
 しかし、不思議ですけど、つらい思いをすればするほど、いつの間にか楽しい思い出に変わってしまうことも事実。
 登山するっちゅうのは結局これなんだろうなあ、と思います。 小隊長はできればやりたくないクチですけど。
 
 靴の中が濡れているニーハオ隊員と釣り師は、「足が凍傷になる。」 と道中わめき倒しておりました。
 小隊長も、斜面を滑る というより転落すること数度。
 雪がこたえて足が上がらなくなっていました。
 何かに掴まろうとしても、寒さで指がかじかんで思うように動かなかったのであります。
 ちょっとしたものにけつまずいて 自分でも笑ってしまうほど簡単にコケまくりました。
 
 いろいろ冗談ぽく書きましたが、今年最悪の行軍だったのは間違いありません。
 戻りは早く帰りたいという思いばかり強くなって本当に辛かったです。
 鼻水垂らしながら ヨロヨロ・ドロドロ・クタクタ・ガクガクになって登山口まで戻ったときには、4時半になろうかという時刻。
 辺りはすでに暗くなっておりました。
 車の前まで来ても、誰が運転するかで仲間同士がののしり合うていたらく。
 誰がいちばん悲惨なのかを自慢し合いました。
 皆疲れて運転したくなかったんです。
 傍で見ていたら、こいつらどんだけ仲悪いんだ、って思うでしょうねえ。
 とにかく最初から最後まで泣き事ばっかりで、これじゃあ南三陸泣き事隊に改名したほうがいいくらい。

 温泉にでも浸かって帰ればすっきりするかもしれませんが、それ以上動きたくなくなるのは分かりきったこと。
 帰宅時間が遅くなればなるほど家人の顔が鬼の形相に変わってしまいます。 へたすりゃ我が家に入れてもらえない。


 最後に、戻りの道で見つけたキノコのかたまり。

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 雪をかき分けたら、巨大な倒木にびっしり付いていました。
 レジ袋1杯分くらいたやすく採れたはず。
 はず? 
 そうです。 我々は採らなかったのです。

 色、形、匂い、ぬめり、そして傘を割っても黒い滲みがない(猛毒のツキヨタケではない)ことから、十中八九大型なめこに間違いないと思いました。
 十中八九どころか、99.9%なめこです。 なめこ汁にしたらどんだけ美味いか。
 しか~~し。 その中に1本でも毒キノコがまじっていたら・・・。
 残念ながら、我々にはそれを判断する知識が決定的に欠けております。
 何も知らずに美味い美味いと食ってしまうかもしれません。
 自分だけならともかく、家族まで食べたら・・・。
 そう考えるとうかつに採取するわけにはいかないのです。
 どんなに美味しそうなキノコでも それを判断できる知識を持たない悲しさ。
 つくづくアホは損ですねえ。

     岩手県奥州市胆沢区    栃川大滝   栃川 → 小出川 → 胆沢川 → 北上川

 
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  1. 2017/11/17(金) 19:18:42|
  2. 奥州市胆沢区の滝

さらば 黄葉

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 巨樹・古木


 黄葉の代表的樹木といえば イチョウ です。
 うんにゃ、違うべよ、と思われる方もおられましょうが、話が進まないのでとりあえずイチョウということにしといてください。

 すでに散ってしまったんじゃないかという一抹の不安を抱えながら、気仙地方の由緒ある寺院のイチョウの巨樹・古木を巡ってまいりました。
 実は、この記事も 名ブログ 「ハイキングさ あべじゃ」 からインスパイアされたものであることを初めに記しておきます。
 後追いばかりで申し訳ござりませぬ。

 4か所ばかり大急ぎで回って来ましたので、一挙にUPします。

 まずは、大船渡市の 安養寺。
 山門にある巨木から。

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 残念。
 まだ少しは残っていますが、ほぼ終わりかけでした。

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 この巨樹は国道45号線からよく見えます。
 大船渡市でも奥の方なので、この辺まであまり来ることが無く、黄葉を見過ごしてしまいました。


 次は、長安寺。
 まずは参道近くにある巨木から。

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 やたら風の強い日で、色付いた葉が吹雪のように飛び散っていました。
 強風が吹くたび風を避けることに気がいってしまい、後から考えたら、この飛び散る葉を何で撮らなかったのかと後悔することに。
 アホやねえ。 せっかくのシャッターチャンスだったのに。

 そして長安寺境内の巨木。

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 今がちょうどピークではなかんべか。

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 すばらしかあ。

 今度は住田町の浄福寺。
 伊達正宗以下、歴代の伊達藩主が来訪した折 宿にした由緒ある寺院です。

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 ここの参道には10本のイチョウが並び、鬱蒼とした雰囲気がありました。
 ところが、1昨年だったか、伸びた枝を一挙に切られてしまったのです。
 なんとも殺伐とした雰囲気になってしまいました。

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 人家が接しているので、枝が折れたら大事になると予防的措置を取ったと思われ。
 致し方ないことだけれど、かつての豪華な光景を知っている身には非常に残念としかいいようがありません。

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 これらの木を植樹した年ははっきり記されています。
 1536年。 現在から481年前です。

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 並木の1本だけが雌木です。
 そこだけ銀杏がたくさん落ちていて、周囲にあの特有な臭いを漂わせていました。
 踏んだら大変。


 再び大船渡市に戻り、西光寺。

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 ここも終わり加減でした。
 このイチョウはちょうどいい時に見たことがありません。

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 以上、バイクで走り回って撮って来た黄葉のイチョウでした。
 全体的にちょっと遅かったでんなあ。 来年こそ。




  1. 2017/11/11(土) 20:06:15|
  2. 巨樹・古木

ほっちゃれ

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 道草・寄り道・油売り


 岩手県大船渡市に流れる某河川。

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 河口近くでも川幅5mもない、ほんとに小さな川です。

 この川に毎年鮭が昇ってきます。

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 ざっと観察しただけでは十数匹しか数えられませんが、1シーズン通すと何百匹という単位で遡って来るのではないか。

 人工孵化させている河川ならあまりにも少ない数でしょう。
 しかし、この川の鮭は人工繁殖ではありません。
 川には孵化場がなく 自然繁殖した鮭なのです。

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 川の最大の特徴は、河口から数百mも進むと、流れる水がなくなる、という点。
 つまり、昇って来た鮭は、それ以上先には物理的に進めないのです。

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 海岸からあまりにも近いし、そこは海水ではないのか? とお思いかもしれませんが、れっきとしたきれいな真水が流れています。
 
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 どういうことか、というと、 上流から流れてきた水は、下流に行くといったん川底に吸い込まれてしまうのです。
 上から見ると、干上がった川にしか見えません。
 ところが、さらに下流に下って河口近くになると、再び水が湧いて来て川に戻るという構造になっています。
 川の水は、もともときれいなのが地下で濾過されるためか、さらににきれいです。

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 しかし可愛そうなのが昇って来た鮭たち。
 昇るに昇れず たった数百mの川で産卵する他ないのですから。

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 前述したように、この川には人工の孵化場がなく、漁業権も設定されていません。
 だれも商売として鮭を獲ってはいないのです。
 法律的にどうなのかは分かりませんが、獲ろうと思えば誰にでも獲れます。
 にも関わらず、この川で鮭を獲っている人を見たことがありません。

 現在、周辺は大震災の復興途中で工事車両が動き回り、殺伐とした印象。
 しかしかつては周辺住民が昇って来た鮭を守り育てようという気持ちで見ていたのかもしれません。
 そしてこれが大事なところですが、川に昇って来た鮭は、画像でごらんのように傷だらけで、脂っけが抜けてしまい、食べようにも食べれるようなシロモノではなくなっています。
 繁殖するためのなけなしのエネルギーしか残されていない状態。
 食べてもくそ不味いから摂らないというのが本当のところかも。
 繁殖してしまうと余命は尽きてしまいます。
 こういった鮭を ネコマタギとかほっちゃれといいます。

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 人の手によらず鮭が命のサイクルを自然の中で回せる川は全国的にみても貴重だと思います。
 だから獲ってやろうなんてよこしまな事は考えず、ただ黙って見ているのがいちばんいいのかもしれませんね。




  1. 2017/11/10(金) 19:53:26|
  2. 道草・寄り道・油売り

紅葉の 紅葉乃滝

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 釜石市の滝

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 我々の住んでいる地方ではコロ柿とか小枝柿などと呼んでいる小ぶりな柿です。
 その辺歩いただけでどこにでも生えてる感じ。 秋になるとなじみの風景で、なーんも珍しくありません。
 ためしに一口かじってみると、口に入れた途端ペッペッと吐き出してしまうくらい渋い柿です。

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 昔ならそのままにしておくはずもなく、干し柿にしたり渋抜きをして食べていました。
 現に、釜石の道の駅では渋抜きをして熟した小枝柿をたくさん並べて販売中。
 でも、今では収穫されずに放置されていることが多く、ほとんど野生動物のエサになっているようです。

 
 さて、釜石の滝シリーズ その4は、いよいよ 紅葉乃滝 です。
 この滝へは何度か訪れています。
 紅葉の時期を狙って何度か行きましたが、いつも絶好の時期を逃してばっかり。
 今度こそ紅葉の紅葉乃滝をねらっているのですが、今回はどうなるでしょうか?

 通常、滝見隊は、国道45号線の唐丹から入り、楢ノ木平を越えて紅葉乃滝へ行きます。
 沿岸部に居住しているので、その方が近いからです。
 今回は仙人峠を下りて来たので、283号線の甲子町大畑団地から入りました。

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 やったあ~。 ジャスト・タイミング。

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 ただし、紅葉乃滝とはいえ、周辺それほどモミジが多いわけではなさそう。

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 2段構造の上段。

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 下段の滝を上から。

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 上段・下段とも大きな滝壷を持ち、三陸では規模の大きな滝です。
 すばらしい、というランク。

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 水質上等。
 上流に数軒の民家がありますが、気にする必要はなさそう。

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 滝の下流。
 甲子川へは合流せず、そのまま唐丹湾へ流れ込みます。

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 観光滝ではなく、それ用にはいっさい配慮されていません。
 滝の下段まで安全に降りようとするなら、30mくらいのロープ2本は必要です。
 なければないで降りられないこともありませんが、特に雨の降った後などは急斜面がやたら滑って危険。
 
 紅葉乃滝のすぐ横には、別沢の滝があります。
 白糸の滝 というらしい。

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 水量は僅かだけれど、100m以上はありそうな長い滝。
 これはこれで見ごたえあります。


         岩手県釜石市唐丹町 鍋倉   紅葉乃滝   片岸川 → 唐丹湾

  1. 2017/11/10(金) 16:47:31|
  2. 釜石市の滝

大畑団地上流の滝

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 釜石市の滝


 釜石の滝シリーズ その3.
 新たな滝ですけど、そんな大した滝ではないのでチョコッとだけ。

 釜石の 大畑不動の滝 は名の知られた滝です。
 発見した滝はその上流部にありました。
 沢のそばの道路は何度か通過していますが、時期的に草木が繁茂して沢の様子が分からず、いつも素通りしていました。
 沢の名は分かりません。 鍋倉集落へ向かう途中の崖下に流れています。

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 実際の滝は画像よりずっと見てくれの良い滝です。
 崖の上の道路から見下ろすと、滝の中間部にある巨岩が邪魔になって、上下2つの滝に見えます。

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 上段の滝。
 落差は低いものの直瀑です。

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 下段。 斜瀑。

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 この下流には大畑団地という住宅地があります。
 もう少し下流にこの滝があったら、住民憩いの場所になりそうな雰囲気がありました。
 印象度   




 
  1. 2017/11/08(水) 18:37:48|
  2. 釜石市の滝

加美野不動滝

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 釜石市の滝                   陸中大橋駅からの遠望


 釜石の滝シリーズ その2は、加美野不動滝です。

 仙人峠を下って来て、旧釜石鉱山の敷地へ入ったとたん目に飛び込むのがこの光景。

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 製鉄のことは分からないのだけれど、何かの施設跡には違いありません。
 いろんなところにこの場所の画像は使われていて、ある意味鉱山のシンボル的存在になっています。

 さて加美野不動滝です。
 同じく釜石鉱山施設内にあります。

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 この石橋が目印。
 車では渡るのが恐いような古ぼけた橋の下に 目指す滝は流れています。
 ちょこっと歩けばいいだけの話で、車でいちいち渡らなくても何も困らないんですけど。

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 滝の上にはお不動さん。
 誰も訪れる人はいないようです。
 せめて我々だけでもと、ちょこっとお掃除をば。

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 ちょうど紅葉時期と重なって美しい光景を見ることができました。

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 滝そのものは全然大したことないんです。
 でも滝壷がえらく深くて、青く澄んでいます。

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 仙人峠では紅葉が末期でしたが、ここではまだきれいでした。

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 滝の上流部。
 構内奥へ入る道路がゲートで閉じられ、通常ではこれ以上入ることはできません。

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         岩手県釜石市   陸中大橋    加美野不動滝   支流? → 甲子川


  1. 2017/11/07(火) 19:56:56|
  2. 釜石市の滝

仙人峠の滝

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 釜石市の滝


 散り行く紅葉の名残を惜しもうと出かけたら、これまで見たこともない滝を発見。
 ルートは、陸前高田市→住田町→遠野市→釜石市→大船渡市→陸前高田市。
 メーンは、釜石市の仙人峠と 紅葉の滝 でした。
 紅葉の滝は次回UPするとして。

 まずは遠野側から登って行って仙人峠トンネルを目指します。
 釜石自動車道が開通してから旧283号線は閑古鳥が鳴いています。
 が、時おり交通量の少ないのをいいことに工事用のダンプが傍若無人に吹っ飛んでくるので注意が必要。

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 水面上に立枯れた樹木が並ぶトンネル近くの堰堤の湖。
 しばしばいろんなWEBに登場する有名な場所です。
 有名な割には、ここの名前を知りませんけど・・・。

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 さらに登って、片岩。
 カラマツの黄色が鮮やか。
 紅葉はほぼ終了といった印象。
 あとは木枯らしに枯葉が舞い散るシーズンに向かいます。
 ああ、やだやだ。 寒いの苦手です。

 そこから峠の仙人トンネル突入。
 暗くて狭く長いトンネルを抜けると、釜石市です。

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 展望台付近からの俯瞰。
 下方に仙人大橋が見えます。
 せっかく峠を越えて来たのに、釜石側でも紅葉は峠を越え、一時の輝きが失われつつあります。
 なんて韻をふんだりして。

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 仙人峠釜石側出入り口にあるパーキング(展望台?)から写真を撮った後、釜石に向かって降りようとしました。
 そこで同行のニーハオ隊員が 「水音が聞こえる。」 とバイクを停止。
 ガードレールから崖下を覗いたら、なんと、道路の下から水が流れ落ちているではありませんか。
 車で来たのでは到底分かり得ない場所だし、その場から下を覗いても、ほとんど何も見えません。
 しかしすごい高さの崖です。反対側に回りこんだら見えるに違いないと、再び展望台までUターン。
 が、展望台からも岩場が邪魔になって見えず。
 で、結局急傾斜のガレ場を恐々降下する羽目になったのでした。

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 上に見えるガードレールが国道283号線仙人峠線です。
 左へ行くとすぐに展望台からトンネルへ。
 右は釜石市街地へ降りて行きます。

 ここに4段になって流れ落ちる滝を発見。
 ひと言で言って 「すげ!」

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 上2段。
 最上部が道路っつうのが玉に傷ではありますが、落差がハンパでない。

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 2段目のアップ。

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 3・4段目。
 どういうわけか、滝の直近に植物が生えていないので全体がバッチリ見えます。
 これで水量があったら、絶景になっていたのでは。 

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 遠目に眺めると、これよりさらに急なガレ場になって深い谷に落ち込んでいます。
 近付こうにも超危険なロケーション。 ガレ場を踏んだら大事故になりそう。

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 こんなすごい滝があるなんて見tことも聞いたこともないもんで、もしかしたらこの画像がWEB初登場になるかもしれません。
 バイクで来たからこそ見つけられた滝でんなあ。

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 仙人峠を釜石方向に下って来て振り返った画。
 中央やや上、ガレ場の上がトンネル出入り口の展望台です。
 滝は、そこから向かって右の陰にあります。
 滝を見るためには、ガレ場を下る他なく、道路上からはどこからも見えません。
 難儀な滝です。
 印象度   

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 仙人峠付近は紅葉がほとんど終盤、というより終末に近い感じ。
 下に降りるとまだなんとか鑑賞に耐えられる状況か。


    岩手県釜石市  仙人峠の滝

  1. 2017/11/04(土) 19:14:41|
  2. 釜石市の滝

大沢渓流の紅葉と中甲子の滝

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 大船渡市の滝

 大沢渓流は岩手県大船渡市の五葉山を源とした沢です。
住田町方面から来た場合、 国道107号線から入って五葉山登山道の赤坂峠を目指して行けばOK。
 途中、ダムや五葉温泉があります。
 近隣の沢と比較すると、水量があります。 本流の鷹生川より多いです。
 
 案内書などを見ると紅葉の名所というふうになっていますが、車で気軽に見れるようなシチュエーションではないし、渓流沿いの道もあちこち傷んで、決して安心して歩けるような状況ではございません。
 かつてはきれいに遊歩道を整備したようですが、現在はほとんど崩壊しています。
 だから名前はある程度知られているものの、訪れる紅葉見物の客はわずかなもの。

 紅葉の状況。
 今年の大沢渓流の色付き具合は、昨年よりよくありません。
 冷夏のせいなのか、台風のせいなのか分かりかねますが、例年深紅に色付くモミジが、黄ばんだ状態からそのまま枯葉色になって落下してしまう状況も見られます。
 ともかく今回もまた、撮って来た画像を貼り付け職人と化して ぺたぺた貼っていきます。

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 昨年は、濃くて鮮やかな赤が見られたモミジ。 、今年は何かモヤッています。

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 これらは、大沢渓流のほんの入り口です。
 源流部はすでに葉が落ちて冬の気配濃厚。
 こちらは今が最盛期か。

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 ブナなどの黄葉が鮮やか。

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 山の上から徐々に葉が落ち始めています。

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 こんな赤い葉はそう多くありません。

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やっぱり昨年より赤が少ない印象。

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 大沢渓流は鷹生川と合流し、ダム湖に流れ込みます。
 そのダムの直下にあるのが 中甲子ノ滝。

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 南三陸にある滝の規模からすると、そうとう大きい滝で、見ごたえあります。

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 しかしすぐ上にダムができて景観が悪くなったし、ダム湖のおかげで水質まで悪くなり、さらに近所に養鶏場があるといったいろいろな悪条件が重なってしまった滝です。
 形状だけならすばらしいものを持っているんですけどねえ。
 来る度に、人工物のない時に見たかったと思う滝です。


   岩手県大船渡市日頃市町   大沢渓流    中甲子ノ滝

  1. 2017/11/01(水) 19:31:47|
  2. 大船渡市の滝

生出川 秋 大滝小滝など

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 陸前高田市の滝


 2週続きで休日の雨。
 ただの雨ではなく、台風。  まさかこの時期2度までも台風にやられるとは。
 軟弱な隊ゆえ、予定していた出撃計画は取りやめ。 
 来週こそ行けるんだべか?

 家の中でグダグダしてるのも面白くないので、雨の中 ひとりで出かけることにしました。
 家の中では生きた監視カメラ(家人のことです)がこちらの動静をうかがっているため、時間的にそんなに遠くまで行けません。
 そこで今回も我が家からそれほど遠くない大滝小滝です。

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 これまで百回以上は確実に見ているので、とうに目新しさはありませんが、見ればやっぱりほっとします。

 ついでにセットものの白糸の滝。

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 雨が降り続き 霞んだ画像になってしまいました。
 所々に小さな白い玉が写ってしまうのも御愛嬌。
 雨粒です。 心霊現象でも、滝探しに行けない小隊長の涙でもございません。

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 ついでに紅葉を眺めながらちょっとだけ上流へ向かいました。

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 陸前高田市の宝、生出川(おいでがわ)。
 相当の洪水にでもならない限り濁らないすばらしい川です。
 上流には数々の滝が隠されています。

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         岩手県陸前高田市矢作町   生出川   大滝小滝  白糸の滝


  1. 2017/10/30(月) 19:03:51|
  2. 陸前高田市の滝

毎度おなじみ 鹿鳴ノ滝

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 大船渡市三陸町の滝


 もう何度目になるのか数える気もしない、毎度おなじみの 鹿鳴ノ滝 です。
 紅葉の時期にほとんど外すことなく訪れています。

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 きれいな水と、大きな岩盤、広い滝壷と 鑑賞するにはうってつけの、実に景観の良い場所。
 大船渡市三陸町の吉浜川にあり、大窪渓谷の一部に入っています。
 最後に崖を降りなければいけませんが、何、見るだけなら降りなくても十分堪能できます。
 アクセス容易。

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 鹿鳴ノ滝のすぐ横にある別沢からの流れ。
 直線状に流れ落ちていたら見ごたえあったはず。
 これはこれでいいですけど。

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 残念ながら、紅葉の状態は昨年より劣る印象。 台風の影響かもしれない。

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 落ち口から眺めた画。

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 紅葉は、ここまで来る途中の木々の状態もけっして良いとはいえない色付き。
 でもまあ、これくらいであれば満足。 かな?

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 こちらは鹿鳴ノ滝から上流へほんの少し進んだところ。
 やはり好景観。

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 間もなく日が落ちようとする頃で、しかも曇天。
 全然光量が足りない。
 AI付きのコンデジだからどうにか撮れたようなもの。 
 ウソです。 1万しない、安っすい奴やん。
 明るい青空であればもう少し赤が冴えたのでは。

         岩手県大船渡市三陸町吉浜  吉浜川 鹿鳴ノ滝

  1. 2017/10/28(土) 20:16:15|
  2. 大船渡市三陸町の滝
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Author:小隊長

遠くの有名滝より近くの無名滝。 隠れた素晴らしい滝を探すのが楽しみ

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